まえがき
どうもこんにちは。
クーラーがあまり効かない中、扇風機で命を繋いでいます。
今回も、また映画関連の話です。
進撃の巨人、当ブログでもさんざん紹介してきました。ネットでも前田有一さんの酷評が監督の樋口さんを怒らせたことで、話題になっていますよね。
前田有一さんは映画評論家の中でも少数派な、「辛口」、「否定的」なコメントをされることで有名な方です。個人的には、しっかり考えて評論をされていて勉強になる部分も多いので、適宜ブログをチェックさせて頂いています。
映画「進撃の巨人」は、原作者による意図的な原作改変、キャラクターの大変更、Made in Japan ならではの凝った特撮表現などで、原作信者の人やハリウッドのアクション映画をよく観ている人には違和感があるでしょう。スタッフも酷評も織り込み済みのようでしたが、予想以上に叩かれてもう我慢できなくなったのでしょうね。
なんせ今回の映画は、TV局スポンサーなしで、制作に関わっている人が600人やら700人いるみたいですからね。それだけ責任を感じていたのでしょう。
タマフルにて評論されることが決定!
さて、本題ですが、そんな本作が宇多丸さんのラジオで評論されることとなりました!!
TBSラジオ ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフルより
https://www.tbsradio.jp/utamaru/
評論に至った経緯
ヘビーリスナーの方には常識ですが、念のためどうして進撃の巨人を評論することになったのか、経緯をお話します。
まず、進撃の巨人の脚本に関わった町山智浩さんは、宇多丸さんとは雑誌「映画秘宝」を通じて旧知の仲。
番組にも多く出演しており、準レギュラーといった感じです。過去にはアメリカ映画「ハート・ロッカー」や「ブラックホーク・ダウン」の評価を巡り、生放送中に大喧嘩したことでも有名です。
今回は町山さんが番組に進撃の巨人の評論を持ちかけて、企画が成立したわけです。
町山さんと宇多丸さんの関係
また、町山さんは10年ほど前からTBSラジオのお昼の番組で映画評論のレギュラーコーナーを持っており、大変わかりやすいコメントと映画資料の深い分析などで、映画ファンから厚い支持を得ています。宇多丸さん的には、映画評論の大先輩です。
そして放送中にさんざん自分の映画評論を否定されてきた宇多丸さんとしては、今回の進撃の巨人でどのような辛辣なコメントが生まれるのか、ラジオファンとしては目が離せないのです!!
また、他の見どころとして、進撃の巨人の監督を担当した樋口真嗣さんは、宇多丸さんに過去作を酷評されまくっています。
宇多丸さんも辛口のコメントをすることで有名ですが、その理由に嫌いな監督が複数いることが挙げられます。
樋口さんは完全に嫌いというわけではありませんが、意欲的な作品を作っているからこそ、宇多丸さんも本腰を入れて厳しく評論しているのでしょう。
念のため言っておきますが、宇多丸さんと町山さんは決して仲が悪い訳ではありません。宇多丸さんの番組方針として、仲の悪い奴は呼ばない、という掟がありますので。映画が好きすぎるあまりぶつかってしまうのでしょうね。
宇多丸さんと町山さん、ネットで色々調べてもらえれば過去の討論内容も分かると思います。興味のある方は、放送前にいろいろ聴いてみてはいかがでしょうか。
それでは、8月8日にTBSラジオ22:00- ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフルをお聞きください。進撃の巨人に審判が下ります。
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