こんにちは! machinakaです。
今回批評するのは、「ズートピア」
はい。全世界中で大ヒットしているディズニー映画です。
日本未公開の時点、4/22の時点で、8億ドル稼いでいたと思います。ディズニー作品なのに、お金の話してすみませんね笑
1.劇場鑑賞情報
TOHOシネマズ新宿で鑑賞して参りました!
めちゃくちゃ混んでましたよ、、
予約表を見てください。黄色が△、赤は満席です。
TOHO新宿は新しくできた映画館で大きい座席数にも関わらず、満席に近い状況になってるんですよ!!
これ、まだ11時ですからね! グッズ売り場も地獄絵図でしたよ!
席はほぼ満席でしたねー、、プレミアシートに座ったのですが、両隣に人がいました。
客層は、本当にバラエティに富んでましたねー。子供からお年寄りまで。男女のバランスは半分半分ですよ!
というわけで、、公開前から期待大の映画の感想は、、、
2. 映画の感想 「予想の100倍良かったぞ!!」
もうねー、、出来が良すぎて怖いですよ、怖い。
観る人全員が楽しめる映画って作れるのかって思いますけど、作ってしまいましたねー。もうこれ以上良いの作れないでしょ!? ってくらい最高の出来栄えでした。
これから具体的に良かったポイント挙げてきますけど、話が分かりやすすぎるんで、批評必要なのか? ってか俺がオススメしなくてもみんな観に行くでしょ?って思ってますが、、、
まぁいいや、書こう!笑
3. とにかくキャワイイーーー動物たち!
映画に出てくるキャラクター達、全員可愛い! あえて言う必要もないですが、今までのディズニーの中で1番可愛くデザインされてると思いました。
だって本当に、、カワイイーーーーー!!!!!!
グッズ爆買いしそうで怖いですよ笑
全体的に2頭身、ないしは3頭身の頭デッカチで、大人なのに幼いキャラデザでした。動物の特徴をおさえているのでリアルなテクスチャが貼り付けられているのですが、仕草が可愛らしい!
リアルながらも、仕草で可愛さを演出するあたり、ディズニーさん流石です!!
4. 手際の良さとギャグセンスの高さ。シーンとシーンを紡ぐミルフィーユのような脚本!!アカデミー脚本賞をあげたいね!!
ストーリーは驚くくらいテキパキと進みます。ハリウッド映画の特徴かもしれませんが、これぞ職人芸だなぁ、、。例えるなら、寿司職人のシャリ握りを見てるかのごとく! ツッコミ所がないなぁ、、ディズニー恐ろしい!!
なんか、倍速で映画鑑賞しているようなカンジ。
エンドクレジット見て分かったんですけど、主要脚本家だけで7人居ますからね!!
どんだけ手が込んでんだよ!!
ミュージカルシーンはほとんどない、、というかキャラクターが歌を歌うことはありませんから、アナ雪とは全然違うモノになってます。
ただ、その代わり台詞回しが面白い!!
ギャグセンスの高さが、今回は異常です!
もう、最初から最後まで笑いっぱなし。ディズニー映画でこんなに笑ったの、久しぶりじゃないかなぁー
今までのディズニー映画と差別化出来てますね!なんたって、ディズニー作品をいじるという自虐ネタに挑戦してるのが本当に偉い!!
なので、過去作はチェックしてほしいですねー、、予告編だけ観るのもいいかも、、、
絶対に、アナ雪は見てほしい! 特に、英語版の歌を、、、憶えてね! LET IT GO!!
あそこが1番の爆笑シーンでしたから、、、ああ、これ以上言えねぇ笑
5. ズートピアは、現代世界の縮図
1番驚いたのが、痛快エンタメムービーに見えて、実は社会的なメッセージを伝えてるという、大変真面目な仕事もしてます。
ズートピアの世界は、高層ビルにジャングル、砂漠地帯や湿地帯、雪の街などあるのですが、明らかにこの世界を縮図にしたような街なんですよ!
その証拠に、雪の街ではモスクワの大聖堂がちょこっとだけ写ります。
劇中の画像が見つからずすみません。
でも本当にありますから、チェックしてみてください! ロシアンマフィアもいます笑
個人的には、無理やり中国を舞台にしなくてよかったなぁと思いました。最近流行ってますからねー。
で、世界の縮図というのは単なる絵面だけじゃなくて、人間社会そのものを象徴してるんです。
ズートピアの世界。つまり動物世界ですね。弱肉強食と呼ばれるくらい、動物の世界も上下関係がしっかりしてますよね。
つまり、肉食動物が1番偉くて、草食動物は相対的に下の地位になってると。
ズートピアは、その弱肉強食の関係を人間社会に当てはめてるんですよ!
例えば警察だったら、トップの捜査官は全員肉食動物、なんたって市長が雄ライオンですからね! こんな分かりやすい権力の象徴はない笑
で、主人公のウサギのジュディは草食動物で女性なんですよ。もう言いたいことお分かりですよね?
ジュディは昔の(イスラム世界なら、今も変わってないですが)社会的弱者を象徴して、草食動物と重ねてるんですよ!!
話の途中で草食動物が肉食動物に対して排斥運動をするシーンがあるのですが、あそこのシーンはまるでパリのイスラム教徒排斥運動を見ているかのようでした。
かなり似せてきてるなぁと感じました。
そして、様々な動物が出てくるのは、人種を象徴してるのは明白ですよね?
動物が1匹1匹違う通り、人間も一人一人違うのだ。そして、型にはめられて生活するより、夢を掴んで生きてこうよ! と普遍的なメッセージまで伝わるのだから恐ろしい。
さらに、今回タッグを組んだニックとジュディ。キツネとウサギですが、キツネは肉食動物、ウサギは草食動物です。
しかも、ニックは草食動物に、ジュディは肉食動物にいじめられてた過去があるのです。その2人がタッグを組んで、草食動物と肉食動物同士仲良くやって行こうよ、という結末で終わるんですよ。単に友情とか愛情を謳ってるんじゃなくて、人類の平和ん祈ってる映画なんです。
6. 必ず自分が見つかる映画
いろんな動物の種類があり、いろんな性格の動物がいるので、必ず自分に似たキャラクターを見つけることが出来ます!!
ちなまに私は、チーターのクロウハウザーにそっくり。体型も、性格も笑
というわけで、大変オススメです!!
私が批評するまでもないですが、、、
決して動物と人間を切り離して見ちゃいけませんよ!!
動物がさも人間も、同じ生き物ですれ!
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