こんにちは! Machinakaです。
今回は映画批評ではなく、99.9に関する記事になります。
毎週楽しく見させてもらって、ブログに記事を書いて、それがファンの方に多く閲覧頂いて、99.9のおかげでとても良い循環が生まれている気がします!
ツイッターで多く拡散して頂いている人には本当に感謝です! また、毎回ブログにリンクを貼ってくださる方も、いつもお世話になってます。
ツイッターにも書いたんですが、「99.9」が共通言語となって、嵐ファン-特に松本潤さんのファンの方と交流出来たことが本当に嬉しいです。だって、普段は絶対交流ないですよ、映画ファンと嵐ファンって笑
最初記事を書いた時は、「嵐」に関して門外漢の私がドラマ批評するなんて、何を言われるんだろうと怯えてましたが、思った以上にウェルカムだったので、ホッとしています。これからも記事を書き続けますので、よろしくお願いしますね♪
さて、本題に入ります。
本ブログを拡散して頂いた方のツイート等を拝見していると、99.9に関して楽しいつぶやきばかりと思いきや、ネガティブなモノも多くあって驚きました。
箇条書きにしますと、
・批判的な視点で書かれたネットニュース
・作品に対して故意にアンチな立場を取って、つぶやきまくっている人
・ドラマの感想サイトで、攻撃的なコメントをしている人
いわゆる「叩き」ってやつですね。
これは映画の世界でもよくある話なんですが、基本的に「無視」すればいいだけです。
何故なら、こういう手合いは「作品自体」の批判ではなく、「作品が好きな人たち」を批判することを目的としているからです。
99.9の場合は、嵐ファンだったり松本潤ファンだったりしますけども。つまり、批判の目は作品には何の関係もないわけで、気にする必要もないのです。
しかし、こういうアンチの情報を真に受けたり気にする人が多くいるのも事実で、私はとてもショックでした。
また、よっぽど作品を傷付けられたのが許せなかったのでしょうか、批判的なコメントをする人に注意をする人もいたり。。
とても残念に思います。本当に気にしなくていいのに。
映画批評の場合は、スター・ウォーズみたいな超大作でない限り、こんな事態は起きないんですよね。。
そこで今回は、映画批評の経験を活かして、99.9の世間の批判や叩きに対して、どう捉えるかについて考えていきたいと思います。これを読んで、アンチがいても気にならないように、作品にだけ集中できれば幸いです。
1.「根拠なき批判」
第一に、批判に対するリテラシーを上げることが大事だと思います。
ネット上ではいろんな否定的な意見やつぶやきが多くありますが、ここで覚えて頂きたい点が一つあります。
「根拠なき批判は意味を成さない」
はい、以下のサイトでも多くの「批判もどき」のコメントが多くありました。
「つまらなかった」、「酷すぎる」、「主役を変えろ!」など、言語化するのも辛い言葉が多くありますね。
単に叩きたいだけですから、気にする必要はありません。何故なら、「根拠が無いから」です。
前述の通り、作品を叩くフリをして作品を観ている人に攻撃したい人たちだからです。もしかしたら、ドラマを観ていない人もいるかもしれません。
私も映画批評の中で「酷評」をする時もありますが、根拠なく批判したことはありません。
どこが悪いのかを明示していない否定的意見は、ただの悪口です。気にしないように!
あと、これ余談ですけど、、、
言葉には、物理法則と同じく作用・反作用の力があることをご存知でしょうか?
https://takkku.com/884/image22.jpg
悪口を言った分だけ、自分にも悪口や悪いことが跳ね返ってきます。
悪口をつぶやくのはご自由ですが、自分で自分の首を締めていることを自覚された方がいいと思います。ネットだろうが、言葉は言葉。
2.「HEROパクリ?」は本当か?
さて、「根拠なき批判」は除外したところで、、、
ネットを見ると、「HEROのパクリ?」
という意見が非常に多いです。
https://special.aucfan.com/wp-content/uploads/2014/07/hero_main.png
確かに、型破りな「検事」のHEROと、型破りな「弁護士」の99.9では似通っている部分があります。
しかし、これは「パクリ」ではありません。
正しくは、同じ「裁判コメディドラマ」のジャンルなのです
謎解きに重きを置くのではなく、キャラクターの人間関係やストーリーに関係ないギャグシーンなどが多く入っているドラマなのです。「リーガルハイ」などもこのジャンルですね。
https://madao-lifehack.com/WP/wp-content/uploads/2013/12/kensuke-komikado-04.jpg
ジャンル化されたドラマなのに、パクリというのは不適切・誤りです。
新作のゾンビ映画でゾンビが出てきたら、「ゾンビが出てるなんてパクリじゃん!!」って言っているようなもんですよ笑 いかにお門違いなことを言っているのか。。。
ただ、この「裁判コメディ」ジャンルが、HEROの大ヒットで生まれたため新しいジャンルなんです。だから、まだ「ジャンル」としてあまり浸透していないんですね。
それに加えて、HEROでは主演にジャニーズの俳優の木村拓哉さんを使っているのが松本潤さんとの「共通点」となり、「パクリ」と勘違いしてしまったんでしょうね。
つまり、まだ時代がこの手のジャンルドラマに対して理解がない、と。
もちろん、HEROのドラマも非常に面白いですし、「裁判コメディ」ジャンルを発明したという点で大変尊敬すべきです。
でも、「99.9と比較する」というのは愚かな行為! むしろ、比較の対象になってしまったHEROのファンが可愛そうです。
3.「作風が合わない」という批判
最後に、根拠を持って意見されている方の批判。
コメントの中で多かったのは、、、
・無駄なギャグパートが多すぎる!
・トリックが古い!
・こんな検事と弁護士いるわけ無い!!
など。
これに関しては、単にその人の「肌感覚」に合わなかったんだと思います。
このようにしっかり作品を鑑賞して、根拠を持って批判している人達は、何も悪くありません。
何故なら、人それぞれの「作品の見方」は千差万別で、最も尊重されるべき意見だからです。
なので、こういう人達に対しては「あ、合わなかったんだね」と肯定してあげましょう。間違っても、「絶対に面白いから見て!! 損してるー!!」なんて圧迫しないでくださいね。ドラマに限らず、全ての映像の価値観というのは、その人の人格形成に大きく関わるもの。下手すれば人格否定ですよ!笑
むしろ、一見否定的にみえる意見も、非常に貴重な「クレーム」になることもあります。このクレームを元に、次の作品が劇的に良くなることもありますので、、、
根拠のある批判をされている方には、「ありがとう!」と言いましょう笑
私も映画批評で酷評しますけども、それは「作品が改善してほしいから」の一心でやってるんですよ。
4.一人でも肯定派に転身できるように、、
ただ、「予想していたものと違っていた」という意見に関しては、残念と言わざるをえません。こんなに面白いドラマなのに。
おそらく、製作者が意図する「ドラマの見方」が出来なかっただけで、つまらないと判断してしまったんではないでしょうか?
映画も同じなんですけど、本当に面白かったと感じる作品というのは、製作者と観客とのシンクロ率が非常に高いんですね。
松本潤さんのファンが99.9を最初から好きなのは、松本潤さんとのシンクロ率が非常に高いからなんですね。
では、ファンじゃない人が何故ハマるかというと、作風と自分の「ドラマの見方」がマッチしていくからなんですね。
つまりですね、個人の評価において作品の良し悪しを決めるのは、「いかに作品とコミュニケーションが取れたか」にあるんですよ。もちろん作品の質の高さが大きく影響しますが、大きくは作品とのコミュニケーション力なんです。
私は99.9肯定派ですから、否定派の方にもオススメしたいんですね。一人でもドラマを見てくれれば、と願っていつも記事を書いてます。
過去の記事で、「作品とのコミュニケーション力」を高めるために、一話の批評を書きました。まだ未読の方で、99.9に否定的、という方はコチラの記事をご覧ください。
www.machinaka-movie-review.com
それでもご納得頂けない方は、以下で解説をさせて頂きます。
・「無駄なギャグパートが多すぎる!」という批判
このドラマは「裁判コメディ」ジャンルであり、さらに大きくジャンル分けすると「コメディ」なんですよ。なので、片桐仁さんやエレ片が出演させて、「笑いを目的とした」シーンを多く入れようとしてるんです。
コメディドラマは、「笑い」が目的ですから、「ギャグが無駄だ!」と言っているのはお門違いな気がします。。。
・「トリックが古い!」という批判
前述したとおり「コメディドラマ」なので、トリックの巧妙さがウリのドラマではありません。さらに、トリックは色んな小説やドラマ・映画で使われるため、見れば見るほど「既視感」が強くなってしまうのは当然です。
否定的なコメントの中に「名探偵コナンと比べてトリックが雑!」って言っている人がいました。 いやいや、あっちは探偵だから。。。笑
https://charaletter.com/highchara/wp-content/images/conan/callname.png
・こんな検事と弁護士がいるわけ無い!!
この作品のテーマは、「例え0.1%の勝率でも頑張る」ことです。そのため、現実(99.9%)のような人が主人公だったらテーマに合わないですよね笑
それに、これはドキュメンタリーではなく「エンタメ」ですから。現実に脚色をしてこそ初めて「エンタメ」に昇華するんですから。それは目をつむってあげてください。
ただ、99.9に出てくる丸川検事は、非常に現実的なキャラクターだと思いますよ。
www.machinaka-movie-review.com
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5. 「客観的に」面白い理由
最後に一つだけ伝えたいんですが、このドラマは本当に必死にドラマ作りしているのが「客観的に」分かるんですよ。
何故なら、他のドラマと違って明らかに「画面の情報量」が違うからです。一回観ただけでは分からない美術の小ネタがあるのはもちろん、編集にもその「必死さ」が伝わります。
https://blog-imgs-96.fc2.com/t/o/k/tokyo999888/ChX2qVWUUAAnP4G.jpg
例えば、普通のドラマなら一つのカメラを長回しして、シーンが固定されることが多いんですが、この「99.9」の場合は次々と画面が切り替わって、様々なシーンが早送り感覚で流されるんですよ。つまり、あまりにも撮影を頑張りすぎたため、限りなく全てのシーンを入れてるんです。
映画に例えると、今年アカデミー編集賞を獲得した「マッドマックス 怒りのデスロード」に似ている感覚なんですよねー。
この映画は撮影でなんと480時間もの撮影を行ってしまい、最終的に2時間に収めるために、動きだけを「早送り」して、「セリフはそのまま」という恐るべし編集力を見せつけた映画でした!
99.9の話に戻りますと、、、
つまりですね、作品及びスタッフへの本気の愛情がないと、あんな情報量の多い画面にならないんですよ。
美術のスタッフの努力を知ってるから、カメラマンはカメラの焦点を全体に向け、背景はぼかさない。編集者はカメラマンの努力を知ってるから、1シーンでも多く画面に入れようとする。
そういう、「努力に対する気遣い」の循環が、面白いドラマを作っているんだと思います。
もしかしたら、主演の松本潤さんの「スタッフへの気遣い」が他のスタッフに好循環を与えたのかもしれませんね!
本気で面白いドラマを作ろうとしている姿勢が見えて、たまに感動してしまうのが、このドラマの一番良いところなんですよね!
以上です。色んな批判や否定的意見があると思いますが、批判に対するリテラシーを高めて、楽しくドラマ視聴しましょう!!!
以上です!
過去の99.9はコチラ!!
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