Machinakaの日記

新作映画の情報・批評を、裏ネタ満載で包み隠さずお届け




祝! 累計アクセス数50万突破記念記事 「アイドルと映画の関係」

おはようございます! Machinakaです。

今回は、先日読者の皆様にお答えいただいたアンケートに基づいて、記事を書いていきたいと思います。

先週に本ブログは累計50万アクセスを突破し、その記念記事を書く、というお話でした。

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投票数は、、、、なんと! ツイッターで30票、ブログ内の投票で1票! 合わせて31票もご応募いただきました( ^ω^ )!!!

皆様、たくさんのご応募ありがとうございましたm(_ _)m

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さて、投票の結果ですが、、、一番多くの票を獲得したのは、「今こそやるべき? アイドルと映画の関係」でした!!!!

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こちらの記事にご投票いただいた方、おめでとうございます!

他の記事も、いずれ書いていけたら良いな思ってますので、お楽しみに!!

さて、「アイドルと映画」についてですが、、、、実はこのアンケート結果こそ、今の日本映画界の現状を物語っているんですよ!!!

詳しくは後で説明します。

1. こんなにいっぱい! アイドル映画

映画の舞台挨拶の一コマ。文字を見る限り、TBSテレビで製作した「劇場版 ATARU」の舞台挨拶のようです。

真ん中に中居くんがいますもんね。

他の映画の舞台挨拶と比べて、非常に派手ですね。あと、女性も多い(舞台挨拶・試写会全般に言えることですが)

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https://stat.ameba.jp/user_images/20130915/01/hirorin818/8d/97/j/o0640048012683782976.jpg

事実、純粋な俳優ではなく、アイドルが出演している映画は非常に多いです。例えば私の映画批評の記事でも、ジャニーズだけを切り取ってみても、これだけの映画を批評しています。

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私の邦画の批評は30本くらいなんですが、そのうち7つがジャニーズのアイドルが主演を務めている映画、ということになります。

この事からも、いかにジャニーズのアイドルが映画に貢献しているかがわかります。

一般の映画ファンではない方が劇場に足を運んでくださる。しかも相当な数が。TOHOをはじめとした大手映画館は、ジャニーズ出演の映画で下支えしてもらってると言っても過言ではありません。

2. アイドルファンの購買意欲・積極性が映画業界に与える影響

ワタシ的に、一般の人だったり映画ファンの人より、アイドルファンの人の方が、特定の映画に対して非常に積極的な意欲を見せていると思います。特定の映画とは、もちろんアイドルが主演している映画です。ファンなら一度ではなく二度も三度も観ますから、映画に対して非常に積極的なんですね。

さらに、前売り券やグッズなどを大量に購入したり、映画の一般的な収入(一般チケット+飲食代)に加えて、アイドルファンの方が一人あたりの消費単価は高いと言えるでしょう。

私の知り合いのジャニーズファンは、好きなアイドルが出ている映画の場合、特典のために前売り券を7枚購入し、グッズもほとんど買い占めたみたいです。

私も映画好きでグッズを購入することも多いですが、ここまで一つの映画にお金を使ったことはありません。

私は余った前売り券をもらって得したんで悪いことは言えません笑

ただ、あまりにも前売り券を買いすぎて、フリマアプリで販売してる人もいるみたいですね。

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アイドルファンにとっては、映画よりも前売りの特典が目的という人もいるでしょうね。私も、プロ野球◯ップスを大量に買ってポテチを捨てたことがあるのでお気持ちは分かります笑

つまりですね、普通の観客より映画館での消費単価が高く、映画館にとっては上客なんですね。

都内ならまだしも、地方のシネコンには全く人が入らないので、、、。

なんせ、日本は先進国の中でも最も映画館で映画を観ないんですから、、、

https://rpr.c.yimg.jp/im_siggTAbTo.CYKFbFd.g8wOxdQg---x600-n1/amd/20140811-00038154-roupeiro-003-6-view.jpg

ちなみに、今世界で一番映画館で映画を見てるのは、韓国と言われています。韓国映画は質が良いモノが多く、みんなこぞって映画館に押し寄せるんですね。あぁ、毎回初日公開とか盛り上がるんだろうなぁ、、、

top.tsite.jp

つまり、日本ではアイドルが出ないと映画館なんてとっくに潰れてると思うんです。

ですので、日本の映画界を下支えしているのは、一般人、我々のような映画ファンに加えて、アイドルファンが映画業界に多大な影響を与えていると思うんですね。

このアンケート結果が今の映画界の現状を表していますよ。私のフォロワーの中でアイドルファンは約3割、映画ファンは5割、その他2割くらいだと思いますけど、アンケート結果はアイドルファンが望む内容になりました。アイドルファンの方は、アイドルに関する情報感度や積極性が非常に高いからなんだと思います。

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3. 映画ファンVSアイドルファン in 映画館

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同じ映画を観ていても、映画ファンとアイドルファンの考え方は異なっていて、映画ファンは映画、アイドルファンはアイドルが第一目的なんだと思うんです。映画を第一に考えない人に対して、映画ファンはアイドルファンに怒りをぶつけたりすることもよくあります。

特に、同じ時間と場所を共有する映画館の場合だと、そのいざこざが多いみたいで、、、

例えば、嵐の二宮さんの舞台挨拶つき上映では、以下のツイッターが話題になりましたね。

二宮さんファンが「母と暮らせば」の舞台挨拶に参加したのですが、舞台挨拶終了直後、総座席の約半分の観客が映画を見ずに途中退席したそうです。おそらく二宮さんの「出待ち」が目的なのでしょうか。。。

matome.naver.jp

このニュースについては、こちらの記事で詳しく書いてます。

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このニュースは映画ファンにとっては大変ショックでした。映画ファンとあまりにも思考が違うからです。

舞台挨拶は普通の劇場とは違って、出演者や監督がわざわざ映画館に来て一般の人に挨拶をするというものです。それだけ労力をかけて映画館に来てくれるのですから、そこにいる観客は映画に対して誠実でなければならない。

つまり、映画祭のようなマナーを持って参加した方がよいのです。国際映画祭といっても良いかも。

鑑賞前の舞台挨拶が終わったら、エンドクレジットが終わるまで座席を立たない。会場が明るくなったら、上映された映画を称える意味で拍手を送る。個人的に面白かったら席から立って拍手する。いわゆるスタンディングオベーションというヤツですね。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/dc/Sicko_at_the_Cannes_FF_by_tangi_bertin_on_May_19,_2007.jpg/250px-Sicko_at_the_Cannes_FF_by_tangi_bertin_on_May_19,_2007.jpg

舞台挨拶付き上映と映画祭での上映を一緒に考えるのは無茶かもしれませんが、もう少し映画に対して真摯な気持ちを持ってもらいたいものです。色んなニュースでも既に言及されてますが、どんな事情があるにしても、映画を途中で退席するというのはスタッフ及びキャストに対して、とても失礼な行為です。

ちなみに私は、あの「テラフォーマーズ」や「ヒーローマニア」でも途中退席したことはありません。事前にトイレも済ませて体調を整えるほど、途中退席に敏感です。

もちろん、途中退席される方はファンのごく一部なんでしょうけどねー、、、

まとめなんですが、こういういざこざのせいで、映画ファンとアイドルファンの間に、少なからず軋轢が生じてるのかなーと思うんですね。

同じ映画を見てるんですがねー。。。

ここからは私の個人的意見、、、というか不満です笑

また、アイドル映画は大きなスクリーンがあるシネコンで上映される事が多く、我々が足繁く通うミニシアターは、座席もスクリーンも小さいので、ちょっと不公平だなーと思うこともあります。映画ならアイドルファンより俺達の方が好きなのに!!って。でも、より集客力の見込めるファンをマス層にして上映するのがシネコンの戦略でしょうから、しょうがないんですが、、、

我々が好むようなマイナー(世界的には有名なんですよ!)映画を大きいスクリーンで観るためには、映画祭とかに限定されるので、大きなスクリーンで一番好きな映画を観れるのは羨ましいなぁーと感じるわけです笑

4. まとめ 映画ファンとアイドルファンの関係改善のためにできること

映画ファンにもアイドルファンにも交流がある私から、一言述べさせて頂きます。

日本の映画業界は、アイドル映画を観に来るアイドルファンが下支えしてることは先にお伝えしました。これは揺るがない事実です。むしろ、映画ファンの方がよく知っているでしょう。

映画ファンの私はこう考えています。

「アイドルファンが映画館でお金を使ってくれるから、映画館や配給会社も儲かる。そして、そのお金で我々が好むようなマイナー映画も公開してくれるのだ!」と。 超ポジティブな発言ですけど笑

配給会社はともかく、映画館はアイドル映画の恩恵を受けていると思います。特に地方のシネコンは、、、

全国の映画館を守るためにも、アイドル映画はこれからも必要なんだと思います。

アイドル映画をバカにしたり忌み嫌う映画ファンも多いと思うんですけど、、、そんなの観に行かなきゃいいだけだよ笑 アイドル映画のおかげで俺らの観たい映画も観れている、そう考えをチェンジしましょう、映画ファンの皆さん!

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だから、映画館がどんどんフランチャイズ化されるのも仕方ないんです。映画館が昭和の全盛期を取り戻すのはほぼ不可能ですから。。。

韓国映画みたいに、全国民が共感できるようなエンターテイメント映画が日本にも作れるといいんですがね、、、

例えば「国際市場で会いましょう」は、韓国の歴史を振り返っている真面目な映画なんですが、、、笑って泣けて、ドキドキする映画に仕上がってるんですよ!! 


映画『国際市場で逢いましょう』日本オリジナル予告編

テレビも映画も保守に傾いている日本では、映画は作りにくくなっているのでしょうか。。。一方、韓国ではバリバリのリベラルで、社会風刺が効いた面白いエンタメ作品が量産されています。どんだけ政府に恨みあるんだよっていう笑

すいません、脱線しましたね。

一方でアイドルファンの人は、舞台挨拶がある時には退席するのはやめて頂きたいと思います。ただ、それだけ言い放っちゃあ共感してくださる方もいないと思うので、条件付きで。

チケット代に自分のお金を払っている場合は、途中退席もやむ無しかなぁと思います。自分のお金で買った権利を、他人の私がとやかく言うアレはありません。

ただ、試写会や招待など無料で映画会社から招待された時は、映画業界のルールに従って、出来るだけ退席しないようにしてください。

映画ファンがアイドルファンのことを、アイドルファンが映画ファンのことをお互いに尊重しあって、お互いの世界でのマナーを守れば、とても良い関係になると思っているんです。

同じ映画が好きなのに、ケンカしてるっておかしいでしょう笑

以上です! ありがとうございました!!!

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