よぉ元気かマザファッカァァァァ!!!!!!!!!!
ヤッターマンコーヒーライター!!!!!!!!
いやぁ、もはや儀式のように下ネタをぶっ込んで申し訳ないですね。男子校みたいにはてブロを使ってすいませんね。
どうもMachinakaですよ。もう今日で二回目のブログ更新ですよ。アメブロと合わせると3回ブログ更新してるんですよ。
暇なんですよwwww
暇なときには映画を見るってのは誰でもやることなんですが、せっかくなら普段見ない映画を見よう、ということで今回批評するのはこちら!!
「ニューシネマ・パラダイス」
映画「ニュー・シネマ・パラダイス完全オリジナル版」日本版劇場予告
はい、なぜ今なんだというツッコミはやめてくださいね。俺にとっては新作と一緒なんですよ。
まだ見たことがないんですよ、実は。。「ショーシャンクの空に」と並んで、世界中の人が生涯ベストに挙げる大傑作となっている、もはや神格化された映画となっていますね。
案外ですね、傑作と言われる映画は見づらいんですよ。見るのにすっごくハードルがいるんですよね。映画評論家の中にも、「実は7人の侍見てません」とか、そういう奴も中にはいると思うんですよね、、、、
なぜこの映画が異様な評価を受けてるのか?その理由を探るためにも鑑賞してきました〜!
それでは映画の感想でっす!!
[映画の感想]
最初のシーンから号泣号泣大号泣、、、
俺もこんな環境で映画見たいなぁぁ、、、、技術は進歩しても映画ってダメなんだよ。
ガヤが聞こえる映画館が一番いいんだよ!日本の観客も静かに過ごすのやめろよ!葬式かよ!!!!
誰も敵を作らない、美しいハッピーエンド!!! こりゃ売れますわ、、、
やはりと言っていいのか、大大大傑作ですね。なんですか、これ。
正直、こういう映画って映画ビギナー向けが喜んで見るようなもんだと思ってたんですよ。なんとなく評価高いから見ようぜ、って考えてる人向けというか。。
でもこの映画は違う。映画を見ればみるほど、知ってれば知ってるほど面白く出来ている。特に映画館に毎日通う人にとっては、最高の映画になってる!!
映画館と映画をここまで褒め称えた映画はないですよ! なんですかこれ、俺を褒めてくれてるんですかwみたいなwwww
さすがタイトルに「シネマ」がついてるあたり、最初から最後まで映画の話でしたね。映写技師と少年の友情の物語で、戦時中でムッソリーニ政権、アメリカとは敵対関係にあるはずのイタリアで「ジョン・ウェイン最高!!」って叫んでる映画館は最高にロックだよwww これ、日本なら憲兵隊が黙っちゃいないよwww
教会に映画館の施設を作り、まさに街の「パラダイス」として機能する映画館。娯楽が映画しかない。戦争中だからこそ、映画を見る。映画が娯楽の中心で、人々の拠り所になってるところとかね、もう涙なしでは見られませんよ。
だって、俺たちが生きてる今は映画は娯楽の一部になってるし、日本映画の黄金時代はとっくに終わってる。映像はYouTubeでアップできる時代になってる。娯楽が分散してる。
そんな時代に映画ファンでいるってのは、マイノリティでもあるんですよ。映画マニアって十分マイノリティじゃない?
だから映画ブログを立ち上げて感想書いて、オフ会して仲良くなったり、まるで密教のようなコミュニケーションをしてるんじゃないのかい?!
ニュー・シネマ・パラダイスの映画館だったら、俺は絶対に映画ブログなんかやってない。上映終了後に隣にいたやつと話してああだこうだ言うよ! だって劇場がガヤで埋まってる雰囲気なんだから、非常に話しやすい雰囲気なんだよな!
なぜ今はみんなだんまりを決め込むんだ? なぜスマホばかり向かうんだ? なぜカップルでデートしてるのに、ファミレスで向かい合ってるのに、イチャイチャせずに黙ってスマホ触ってるんだよ!? ちんまん触りあえよ! だから日本は少子化なんだよ! って関係ないこと話してすいませんwww
とにかく! 俺はニュー・シネマ・パラダイスの映画館が大好きだ! シチリアという住民性も影響してか、ガラは悪いがみんな楽しそうだ。
映画を見て笑顔が出来ていく、泣いていく、怒っていく、映画を心から楽しんでるから、上映中にガヤも飛ばすし爆笑する。
これだよ映画って。感情が動かない映画なんて映画じゃないよ。感情が動いて笑ったり泣いたりしてんだから、正常な映画の見方でしょうが。
日本の観客は静かすぎて感情を殺してるんだよ! もう江戸時代じゃないんだからさ、感情を出してもいいんだよ!ニューシネマパラダイス好きな人は劇場で笑えよな!!!!
静かな映画館ばかり経験してる俺としては、イタリアのガヤガヤ映画館が何よりも美しく見えました。。。。
ただし、いくらエロいからって上映中にオナニーはいけませんw あと子供がタバコ吸うのもいけませんw あれCG?じゃないよね?肺から思いっきりタバコ吸ってるよね?
あと、映画見てる時のトトの嬉々とした表情ね。あんなの見せられたら泣くよ。映画がなければこの少年はDVマザーファッカーに殴られて死んでたかもしれないんだよ。
映画という非日常的な空間に逃げられて、本当に良かったよ! だから映画を見てる時はあんなに面白そうにしてるんだよね。スピルバーグはこのシーンを見てどう思ったんだろうな、、、
最後に! ラストの解釈ですけども、、、、トトがおじさんになって、アルフレードが保管していた映画を見るシーンがありますね!
トトが子供のころ集めていた、当時は放送禁止だったキス・エロシーンの切れ端フィルムを集めて一本の映像にしたオムニバスキス&おっぱいシーン。
一度は消失したフィルムなのに、アルフレードがせっせと集めてもう一度フィルムを集めて、トトの約束を守ったという解釈がまず一点。
次に、エレナの恋心を諦めさせるために、「キスは大人までお預けだぞ」という、アルフレードなりの教示だったという話もあります。これも理解できる。
最後に、これが私なりの解釈。
キスやセックスシーンばかりを集めてトトに見せるというのは、アルフレードなりの愛情表現のメタファーだったんじゃないかな? 男同士だからキスはできないし、そういう関係じゃないけど、映画のキスでトトへの思いをぶつけたんじゃないの? キスしたいくらい大事にしてんだぞ、お前のこと! みたいな^ - ^
あと、キスやセックスシーンというのはアメリカでいうところのヘイズ・コード(自主規制)に抵触する部分。
アルフレードが現役の頃はヘイズ・コードがバリバリ掛かっていて、表現が規制されていた時代。
でも、トトの時代ではまさしく「ニューシネマ」的な映画表現を目指して欲しい、という気持ちが入っていたんじゃないでしょうかね?
だからニューシネマってタイトルなんじゃないのかな?