こちらのブログが初めての方、ご訪問いただきありがとうございます!
「映画のタイトル+解説(感想)」で検索してくださってこちらにいらっしゃった方には大変申し訳ないんですが、できれば第1回目の記事をご覧いただいて、私の自己紹介と本ブログの趣旨をご理解いただければと思います。
Twitterもやってます!
普段はハリウッド俳優の超一流の演技、映像演出、音楽を体感している自分としては、その逆も感じたくなるのかもしれない。
「事実は小説より奇なり」という言葉もある通り、時としてリアリティ溢れるドキュメンタリーは、ハリウッドの超一流映画よりも深く心に突き刺さることがある。時として、エッジが効きすぎたドキュメンタリー作品はトラウマになることもある。
トラウマは一般的にネガティブな言葉だが、映画としてはむしろ褒め言葉にもなる。
これまでに絶対に見たことのない映像、音響、設定。その全てがトラウマになる可能性を秘めている。トラウマは、心に刺激を与える。
退屈な日常を変えてくれる。
そんな期待をしながら、僕はトラウマになりそうなドキュメンタリー映画を探し続けている。
トラウマになるから
これまではブログでも語ってないし、映画仲間にも語ってなかったのが不思議なくらい、自分の中では大好きなジャンルだった。
多分、ブログに書いてもPVが上がらないし、映画友達と話しても盛り上がらないから、今まで話さなかったのかも。
社会問題を扱ったドキュメンタリー映画は、話すときに真面目になりがちだから、という理由もあるだろう。
これまでは語らなかったジャンルではあるが、あまりにも暇ということもあって、ゆっくり書いていきたい。
この記事をきっかけに、もし僕と同じようなドキュメンタリー、ノンフィクションものが好きな人がいれば、コメントを残して頂けるとありがたい。
今回は、「見るとヒリヒリする社会派ドキュメンタリー作品のオススメ3選」と、少し気をひくようなタイトルを作って紹介することにする。全部書いたら、キリがない。。
[キャットフィッシュ / 映画]
今やアメリカのテレビ番組「Cat Fish」になり、Netflixで見られるようになっているほど有名になっているが、まだ日本での知名度が低い。
もともとは2010年のドキュメンタリー映画であり、兄弟二人で撮られた超低予算、小規模な作品である。
ネット上のなりすましを徹底調査する『キャットフィッシュ』を町山智浩さんが紹介
言わば「ネット上のなりすまし」を調査する、ネット探偵団みたいな映画であるが、この映画、前半と後半で実に作風がガラリと変わってくる。
スタッフ(兄弟)のうちの弟がSNSである一人の女性と出会い、交流をするところから始まる。彼女から送られてくる写真は美人で、セクシーで、男にとっては生唾ものの画像ばかり。
よくよく考えればそんな美人がわざわざネットで出会いを探すはずもないのだが、弟はすっかりその女性にハマる。
気になった兄は、女性のことを調べ始める。すると、女性から送られてきた写真や動画は、すべて既にネットにアップされているものであった。彼女はネットで適当に見繕った美女になりすまし、弟を騙していたのである。
その後兄弟は、彼女がなりすましていた理由、本当の姿を探しに調査することになる。ここから、ドキュメンタリーがミステリーになる。
最後に彼女の正体を突き止めるのだが、ここで衝撃の事実が発覚する。
彼女の正体が何かは絶対に言えないが、おそらく観客の予想の斜め上をいく、予想もつかない展開が待っている。
その瞬間、ミステリーからホラーへと様相が変わる。
彼女の正体が分かった途端、兄弟は言葉を失い、なんとも言えない気持ちになる。
出会い系サイトなどで騙されたことのある人には、ぜひとも見て欲しい作品。
[ヤクザと憲法 / テレビ]
[ザ・ノンフィクション / テレビ]
・地下アイドル「きらら」さんに密着した「しっくりくる生き方」