Machinakaの日記

新作映画の情報・批評を、裏ネタ満載で包み隠さずお届け




映画「お熱いのがお好き」ネタバレ感想と解説 コメディ映画を撮る時のお手本的名作


[はじめに]

 
こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 
 

こちらのブログが初めての方、ご訪問いただきありがとうございます!

 

「映画のタイトル+解説(感想)」で検索してくださってこちらにいらっしゃった方には大変申し訳ないんですが、できれば第1回目の記事をご覧いただいて、私の自己紹介と本ブログの趣旨をご理解いただければと思います。

 

うさぎクッキー第1回目の記事はこちら!

 

Twitterもやってます!

 

セキセイインコ青@Blog_Machinaka

 

 

今回公開する映画はこちら!

 

 

 

 

 

「お熱いのがお好き」

 
 
 
 
 

はい、またもやビリー・ワイルダー作品です。

 

飽きないんですよ、ビリー・ワイルダー。面白くて。。

 

www.machinaka-movie-review.com

 

 

www.machinaka-movie-review.com

 

 

www.machinaka-movie-review.com

 

 

 

今更ながらビリーワイルダーにはまってしまった俺、もう止まりません。

東京国際映画祭の「お熱いのがお好き」も予約しましたよ!!

 

もう予約開始まで時間経ってたから、ラス1でしたけどwww

 

f:id:Machinaka:20181018201057p:plain

 

 

 

 

 

目次

 

 

 

 

 

[あらすじ]

 

 

・禁酒法時代真っ只中のシカゴ。ギャングの抗争に巻き込まれ、聖ヴァレンタインの大虐殺を目撃した二人のバンドマン、ジョー(カーティス)とジェリー(レモン)は、ギャングの追っ手をかわすため女ばかりの楽団に紛れ込む。女装した二人はそこで歌手のシュガー(モンロー)と知り合い、ジョーは彼女に熱を上げるが女装のままではどうしようもなく、楽団を乗せた寝台車は一路マイアミへ。しかし、そこにはギャングの親分コロンボ(ラフト)一行も現れた……。

movies.yahoo.co.jp


  


EXCERPT FROM 'SOME LIKE IT HOT"

 

  

[映画の感想]

 ジャック・レモンが「稀代のコメディアン」と呼ばれる理由が分かる大大傑作! 

この演技をどれだけの俳優が真似したのか。。。

会話劇、スラップスティック、仮装変装・・全てのコメディのお手本となる映画であるっ!!

 

 

[クオリティが高杉晋作]

 

おかしいです、このクオリティ。。

 

私は今の映画を追いかけ続けているため、コメディ映画も2000年代や2010年代のものばかり見てるんですよ。

 

昔のコメディ映画は、どうしても今のテイストと違うし、正直あまり面白い作品に出会えることが少なかったんです。なんか、昔のコメディって仰々しいんですよ。

今みたいにシュールでオフビートなギャグはないんです。

なんたって、昔の映画はヘイズコードが掛かったものが多いですからね。下ネタなんて使えないわけですよ。僕下ネタ好きなんで。。

 

そんな時にビリー・ワイルダー監督の作品と出会い、ジャック・レモンの表情一つで笑うことができて、お話もよくって、大満足だったんです。

 

ただ、既に「アパートの鍵貸します」を見ていた私にとって、もうこれ以上の作品はないと思ってました。

が、今作でビリー・ワイルダー作品ナンバーワンが決定しました。これほど笑える映画も珍しいです。

しかも、私がいつも見てるような下ネタお下品な「安い笑い」ではなく、徹底的にコントロールされた演出とジャック・レモンの名演が、ヘイズコードの時代なのに非常にユーモアに富んでいる、非常に技術レベルが高い笑いが体験できたんです。。

 

ジャック・レモンの表情一つで、セリフを言わなくても何を伝えたいか分かる。女の子が着替えるシーンの直後にジャック・レモンがニタニタしてるシーンが映ると即爆笑。こんなのコメディだと当たり前だけど、ジャック・レモンのあのニタニタ感は、他の俳優では真似できない。

ジャック・レモンは、ただ着替えに興奮してるだけじゃない。着替えのその先を妄想してニタニタしてるのだ。。

普通のコメディ映画なら、着替えシーンを見てる男子は黙ってマジマジと見ている光景を移すだろう。でも、ジャック・レモンはニタニタしてるのだ。

 

 

 

[ヘイズコード全盛期の時代に、よくやった]

 

 時代は禁酒法のシカゴ。

 

ヘイズコードだけならまだしも、禁酒法のシカゴを舞台にしたのが見事。

 

ヘイズコードでキスシーンもまともに写せない(唇と唇の接触は写せない)し、お酒もダメだし、大人のロマコメとしては八方塞がりの状態なのだ。

 

でも、今作ではあえて禁忌とされていることを映画の中ですべてやってしまう。

 

当時の観客からしたら、さぞかしストレス発散されたにちがいない。

 

 

 

 

[あの名曲はこの映画がルーツだった!]

思わず泣いてしまったシーンがある。

 

マリリン・モンローが歌うこの曲。

 

CMでよく聞くこの曲。

 

この映画がルーツだったんだね。。

 

マリリン・モンローの歌、上手かったよ。。

 

でも、それ以上にこんな有名な曲が、この映画がルーツだったなんて思いもしなかった。

 

 


Marilyn Monroe - I Wanna Be Loved By You (HD)

 

 

 

 

 

読者登録で私の映画レビューをすぐにお届け!

「気になる映画が公開されたけど、面白いか不安。。。」

そんな時は私のブログへGO!  

新規に公開された映画を後悔せず見よう!なんちゃって。。

 

 

 

 

© 2015,machinaka.hatenablog.com