Machinakaの日記

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映画「アナと世界の終わり」ネタバレあり感想解説 ミュージカルは二重説明であってはならない

 
こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 
この記事では、「アナと世界の終わり」のネタバレあり感想解説記事を書いています。
 
 目次
 

はじめに

 
こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 
Twitterもやってます!
 
 

 

今回批評する映画はこちら!

 

「アナと世界の終わり」

 
 

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(C)2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.
 
 
ありの〜〜〜〜ままの〜〜〜〜〜〜自分で生きるの〜〜〜〜よ〜〜〜〜〜
 
ありの〜〜〜ままの〜〜〜〜ゾンビで〜〜いいの〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
 
 
はい、アナはアナでもアナ雪ではありません。
 
アナケンドリックでも、アナハイムでもありません。
 
普通の女子高生、アナとゾンビの戦いを描いた、なんとも不思議な映画のご紹介でございます。
 
 
なんとゾンビとミュージカルの融合が行われた珍しい映画ということで、公開前からワクワクしておりました。
 
何するんでしょうね。ゾンビがハラワタちぎりながら歌うんでしょうかね。
ガイコツになったゾンビがロックを歌って、「これが本当のロックやで!!」とか息巻き映画なんでしょうか。
 
とにかく、数多いゾンビ映画の中でも非常に珍しいミュージカルとゾンビの組み合わせ、楽しみにしています。
 
 
 

それでは「アナと世界の終わり」、感想・解説、ネタバレありでいってみよー!!!!  

 

 

 

 

 

 
 

あらすじ

  
・ゾンビが蔓延した町で戦う高校生たちの葛藤と成長をミュージカル形式で描き、世界各地のファンタスティック映画祭で話題を呼んだ青春ゾンビミュージカル。イギリスの田舎町リトル・ヘブン。幼い頃に母を亡くした高校生のアナは、現在は父トニーと2人で暮らしている。夢も希望もないこの町にうんざりしている彼女は、父に内緒でオーストラリア旅行を夢見てバイトに励む日々を送り、幼なじみのジョンは、そんな彼女の夢を応援しながら密かに思いを寄せている。しかしクリスマスイブに旅行の計画がバレてしまい、アナと父は大ゲンカに。翌日、いつも通り学校へ向かっていたアナとジョンの前に突如として血まみれの男が現れ、ジョンに襲いかかる。アナは咄嗟にシーソーを使って男を撃退するが、なんと男の正体はゾンビだった。クラスメイトたちと合流したアナとジョンは、学校に取り残された学生たちを救出しに向かうが……。

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それでは映画の感想でっす!!!
 
 
 

映画の感想

ハイスクール・ゾンビ・ミュージカル!! 
 
ショーン・オブ・ザ・デッドのオマージュが光る! 
 
世にも珍しいミュージカル映画だっ!!! 
 
ゾンビが襲ってきてもお構いなし!
 
退廃した世界の中でアナの歌声は響き渡る! 
 
べらぼうに上手い歌唱力と素晴らしい歌曲に、もはやゾンビなんかどうでもよく・・・ってあれ? 本当にゾンビとかどうでもよくなってきて、なんだかミュージカルもあまり感動しなくなって。。。 
あれ? どんだけ上手い歌を聞いても気分がアガらないぞ? 
ミュージカル、いらなくね? 前半の盛り上がりから大失速、映画の出来栄えが次第にアポカリプスと化していく、とても勿体ない映画でございました。。

 

 

 

 

歌のクオリティが高いだけに、勿体ない

 

ゾンビに襲撃される高校を舞台に、高校生アナとクラスメイト達がサバイバルする様子をミュージカルで描いた、なんとも奇妙な映画でございました。

 

歌のクオリティは本当に高いんです。これだけは、大きく声を上げておきたい。

 

まるでハイスクールミュージカルに流れるような非常にクオリティの高い歌曲、そして俳優の歌唱力。どれを取っても一級品です。これは間違いない。

 

そのクオリティに、最初は誰もが心を奪われるでしょう。

 

次第にゾンビが蔓延するイギリスの街で、アナはゾンビに気づかずに普通の高校生活を送っています。

学校へ向かう通学路にて、後ろでゾンビが人を襲っている惨状をものともせずにノリノリで歌っている姿は、まるでショーン・オブ・ザ・デッド。

 

ここら辺までは大笑いで映画を楽しんでましたよ。

 

でも、アナがゾンビを認識してからは、急に失速。高校に閉じこもって以降は、モタモタした話運びにウトウトしてしまいました。

 

アナ以外のキャラクターの魅力が十分に伝わらないまま話が進み、学校内のイザコザに全くノレない展開に。そして何より、肝心のミュージカルシーンでイライラしてしまったのが大きい問題かと思います。

 

面白い設定、確かなミュージカルの実力だけに、非常に勿体ない映画だと思ってしまいました。

  

 

 

ショーン・オブ・ザ・デッドを彷彿とさせるシーンがてんこ盛り!

 

配給の宣伝でも触れられている通り、ゾンビものでミュージカルコメディということで、ショーン・オブ・ザ・デッドを彷彿とさせるシーンが多くありました。

 

・アナが背後に違和感を感じ、思い切って振り返ると同時に効果音が「ドーーン!」と流れる。ゾンビと思いきや、ただのクラスメイトだったという外しギャグ。

 

・アナの通学路で、後ろでゾンビに襲われている人を見て見ぬ振りをして彼氏とミュージカルに興じる。

 

・車に乗り込む時に、非常にテンポよく「カッ!カッ!カッ!」とカットが切り替わる。

 

などなど、ショーンオブザデッドと類似した点が多く、好きな人にはたまらないシーンがてんこ盛りでした。

 

観客の人ももちろんショーンを知ってる人が見ているらしく、ちょっとしたギャグでも大きく笑ってらっしゃいました。

さすが武蔵野館の観客。。。

 

 

ミュージカルは二重説明であってはならない

 

今回、途中から映画が面白くなくなってしまった原因、それは、くしくもミュージカルシーンにあったと思います。

 

ゾンビが出てからのミュージカルシーンがあんなにも退屈であったのは、単純明快。

 

既にこれまでのシーンで説明してきたことや、既に分かっているキャラの心理状態を、ミュージカルでもう一度説明してしまっていること

 

なんです。

 

生徒に高圧的な憎たらしい教師が自分の心情を説明するミュージカルがあると思うんですけど、、、

 

こいつが生徒に対してどんな感情を持っているのか、これからどうしたいのか、

 

全部知ってるんですけど

 

という気分になってしまうんです。

 

あと、アナ達のチームが毛嫌いしている体育会系のチームが「俺たちはハンターだ!」と「蠅の王」ばりに終末世界を楽しんでいるミュージカルシーンも

 

いや、分かってたよ

 

としらけてしまうんです。

 

ミュージカルで伝えたいメッセージが既にこれまでのシーンで説明されているから、ミュージカルの前と後で情報量が変わらなくなってしまうんですよね。

 

ミュージカルはあくまで新たなメッセージを伝える重要なパート。ミュージカルが、二重説明であってはならないと思います。

 

 

個人的には、またショーンオブザデッドのオマージュになってしまうんですけど、華麗で美しい歌を歌いながらゾンビを倒すシーンとか、対位法的なゾンビの倒し方を見せて欲しかったと思います。

 

ゾンビが出てから、ことごとく映画がつまらなくなってしまうんですよね。。

 
 
 
 
 
 
設定自体は面白いし、ミュージカルのクオリティも異様に高いだけに、途中からの失速は大変残念でした。
 

最後に、好きな曲のリンクを貼って、終わりにしたいと思います。

歌には罪はない!!!

 

Christmas Means Nothing Without You

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  • Shonagh Murray
  • サウンドトラック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

Break Away

Break Away

  • Ella Hunt, Sarah Swire & Malcolm Cumming
  • サウンドトラック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

Hollywood Ending

Hollywood Ending

  • Cast From Anna And The Apocalypse
  • サウンドトラック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 
 
 

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