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映画「ブライトバーン 恐怖の拡散者」ネタバレあり感想解説と評価 「こんな反抗期はイヤだ!」部門第1位

 
こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 
この記事では、「ブライトバーン 恐怖の拡散者」のネタバレあり感想解説記事を書いています。
 
 目次
 

ネタバレありで感想と解説を始めます

 
 
こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 
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今回公開する映画はこちら!

 

「ブライトバーン 恐怖の拡散者」

 
 

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(C)The H Collective

 

ジェームズ・ガンならとりあえず見るっしょ! 的な安易な発想で鑑賞。

 

だって、今週何もないんだもの。もう仕事しかしてないよ。

どうなってんだよ世の中、社会。

 

もうどうなっってんだよ!!!!

 
 はぁ、、もはや自暴自棄。
 
鬱憤がたまりきっているこの私に、今作は何をもたらしてくれるのでしょうか?
 
 

それでは「ブライトバーン 恐怖の拡散者」、感想・解説、ネタバレありでいってみよー!!!!  

 

 

 

 

 

 
 

あらすじ

  
・「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のジェームズ・ガンが製作を務め、SF、ホラー、サスペンス、ドラマなどさまざまなジャンルをミックスして描いた一作。母親になる夢を抱いているものの、なかなか子どもができずに悩んでいたトーリのもとに、ある時、謎めいた赤ちゃんがやってくる。赤ちゃんはブランドンと名づけられ、聡明で才能にあふれ、好奇心旺盛な子どもへと成長。トーリと夫カイルにとっても、かけがえのない存在になっていく。しかし、12歳になったブランドンは、普通の人にはない異常な力を発揮し始め、やがて米カンザス州ブライトバーンの町をかつてない恐怖に陥れていく。脚本はジェームズ・ガンのいとこのマーク・ガンと弟のブライアン・ガン。監督は「インバージョン 転移」のデビッド・ヤロベスキー。トーリ役に「ピッチ・パーフェクト」「ハンガー・ゲーム」シリーズのエリザベス・バンクス。

eiga.com

 

 
 
 

 

それでは映画の感想でっす!!!
 
 
 

映画の感想

 
ドッキドキでビクビクな90分!短い時間に面白さをギュギュッと凝縮! 
 
ベタなのはわかってる。でも来る?来ない?いつ来るか分からない絶妙な「音」の演出がお見事!おかげさまで、何度も何度も驚かされました。。 
 
まるでスーパーマン?スターロード?
サイクロプス?DCコミック映画をホラーにしたらこうなる? 
ヒーロー映画への「アンチテーゼ」かどうか分かりませんが、残酷&暴力描写多めでサービス要素もたっぷり!
 
ヒーロー映画が好きな人も嫌いな人も、楽しめること間違いなしっ!!思春期&反抗期な子供が、本当に怖いよ。おじさん、嘘つけなくなったよ。。

 

 

 

 

90分に面白さがギュギュッと凝縮!

決してハードルは高くなく、金曜仕事終わりという最悪な体調の私を、見事に楽しませてくれました。

 

上映時間は90分と短いんですが、一つ一つのセリフの重み、ホラー演出の切れ味に、ストーリーに引き込まれながらも最後までドキドキして鑑賞できました。

 

また、お腹いっぱいの残虐描写などもタップリで、実にサービス精神旺盛でした。

 

主人公の少年ブランドンがなぜ他の人間と違うのか? なぜ強いのか? なぜ宇宙船の破片で初めて傷がついたのか? そもそも、ブランドンの生まれ故郷はどこなんだ?

 

設定など気になるところばかりなんですが、どうでもよくなる位ホラー演出がお見事でした!

 

ホラー映画なので暗い画面構成が基本なんですけど、ビックリさせるシーンでも役者のズームにせずに、ある程度距離を置いて撮っているのが素晴らしくて。役者をズームして撮らない構図だと、ビックリできるシーンでも驚かなくなるんですよね。だって、どんだけいきなり現れてもロングショットだとビックリしないですよ、普通。

 

ただ、今作はそんな構図でも何度も何度も驚けるシーンがあって、ホラー目的で来た人も十二分に楽しめると思います!クローズドショットで撮らず一見して怖くない画面に見えるんですけど、特徴なのは「窓」の配置。

 

画面の中心に必ずと言っていいほど窓があって、カーテンとガラスがはだけている状態に。これにより、いつお化けがやってくるのか、と言う不安をあおることに成功しているんだと思います!

 

 

 

 

こんな反抗期はいやだ!

 

ネタバレありなので言いますけど、ブランドンは主人公でもありヴィランでもあるんですよね。

 親や友達に嘘をつかれ、誰も信じれる人がいなくなる。そして夜になると嘘をついた人に正義?の鉄槌を下す!

 

ブランドンがやっていることは超個人的な報復行為なんですけど、子供が復讐を企てることで意外性が出る印象があります。そこが魅力なんですよね。

 

つまりはこれ、反抗期だと思うんですよ。ブランドンは12歳で男の子と大人のちょうど境にいる自分で、まだまだ自分中心に世界が回っている。

少しでも自分を否定したらムッとし、与えられた力を存分に発揮する様子は、反抗期のストれを発散したかったのかな?

 

 

 

 

DCコミックヒーローでホラーを撮ったら

 

あとは今作の特徴である「ヒーロー」との関係。ヒーローなんて誰もいないじゃないか!と怒るかもしれませんが、主人公のブランドンはどう考えてもスーパーマンでしたよね?

 

赤のマントを羽織り、超高速と超怪力で周りを圧倒する力。何よりスピードの出し方だったり空高く飛び上がる様子も、スーパーマンと重なります。

 

あと、目のビームはサイクロプスっぽくもあったし、ヒーローが使うガジェット・技をふんだんに使ってるんですよね。

 

 

 

マークの真意

 

勘の良い方ならわかると思いますが、今作で象徴的に出てくる以下のマーク。

最初は数字の「8」だと思ってたのですが、そうではないんです。

 

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© Brightburn

 

 

私としては、「B」と「Bを反転させた」図形を合わせることによって、「8」のような映像を写していたんだと思いました。

ここで、「B」は主人公ブランドン・ブレイヤーの苗字・名前の頭文字をとっているんだと思います。

 

ちなみに、苗字と名前の頭文字が同じってのはヒーロー映画の主人公にはおきまりらしんですよ。ピーター・パーカーとかクラーク・ケントとか。
 

 

 

鑑賞中に思い出した作品

 

 

 

・「ザ・ボーイズ」

 

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・「RAW 少女のめざめ」
 
 
 
・「ガーディアンズオブギャラクシー」

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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