- はじめに
- あらすじ
- 映画の感想
- 1幕目は死ぬほど退屈
- 嘘くさい演出はマジで嫌い
- 有村ちゃんの告白シーンは神シーン
- 2幕目は究極のイキ我慢選手権が開催
- 3幕目はミスターガラス
- 神木隆之介=アンドリューガー・フィールド
はじめに
今回公開する映画はこちら!
「フォルトゥナの瞳」
それでは映画「フォルトゥナの瞳」、感想・解説、ネタバレありでいってみよー!!!!
あらすじ
・他人の死が見えてしまうという不思議な力を持ってしまった青年が、最愛の女性の「死」に立ち向かう姿を描いた百田尚樹の同名小説を、神木隆之介と有村架純の共演、「僕等がいた」「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の三木孝浩監督のメガホンで映画化。幼少期に飛行機事故で家族を失い、友人も恋人もなく仕事にのみ生きてきた木山慎一郎。しかし、慎一郎が「死を目前にした人間が透けて見える能力」=「フォルトゥナの瞳」を持っていることに気づいてしまったことから、生活が一変。なぜこのような力を持ってしまったのかを自問自答する苦悩の日々が続く。そんな日々の中で慎一郎は桐生葵という女性に出会い、互いに惹かれあった2人は幸せな日々を過ごす。慎一郎の孤独な人生に彩りを与えてくれた葵という存在。しかし、葵の身体が突然透け始めてしまう。慎一郎役を神木、葵役を有村がそれぞれ演じるほか、時任三郎、斉藤由貴、北村有起哉、志尊淳、DAIGO、松井愛莉らが脇を固める。
映画の感想
神木くんが超能力を使って、強きを砕き、弱きを助けるスーパーヒーローに!!!!
1幕目は死ぬほど退屈
もうねぇ、最初は本当に辛かったですよ。
有村架純ちゃん特有なんですけど、他の俳優と並べて演技すると、とにかく「浮く」っていうね。
まぁぶっちゃけ、あまり演技がうまくないわけです。神木くんの声量や演技の質と比べると、どう見ても下手になってしまう。なにこれ。なんでこんなに不自然なの?
まるでAVの本番前のシーンみたいな、クソダサ演技よ。。 やめてくれ。。
有村架純ちゃんの言ってること全てが嘘くさいんですよ。
携帯ショップの店員なんですけどね、不自然なんです。
どう見ても神木くんは変な客なのに、うろたえること一つない。まぁそこがプロって言われたらそれまでなんですがね。
「秘密ですよ、これ」なんて修理に金を取らないってのも、ちょっと納得がいかないです。
神木くんのデートのお誘いにも、ひょいひょいついて行っちゃって。。
まぁそうやって脚本に書いてありますからぁ!? それに従ってるだけですけどぉぉ!?
何かぁ!? みたいな、芝居がかかってるんですよ。
嘘くさい演出はマジで嫌い
神木くんの周りもすげぇ芝居やってます感が出てるんですよ。神木くんをいじめる同僚たちの、あの嘘臭さ。
神木くんをいじめる役ですからね、我々はぁ。仕事だからいじめてるんですよぉ。
って演技が透けて見えるような取り方とセリフ。
すごく抽象的で、取ってつけたようで、記号的で。
おまけに神木くんの職場の社長夫人。なんなんですか? 神木くんがヒーロー的役割をするからって、メイおばさんみたいな役どころなんですかね。
もう名前調べるの面倒臭いからメイおばさんでいいですよ。
メイおばさんのセリフがねぇ、神木くんの将来を暗示する発言ばっかりで、これがまた嘘くさいんですよ。
「誰かを救う」とか、「運命が見えるって、死神じゃない?」とかね。
そもそもさぁ、神木くんは「運命」が見えるんじゃないだお。「死のサイン」が見えるだけなんだって。言葉の使い方、おかしくない?
でも「死神」って言っちゃうと、神木くんのイメージが悪くなったり、もしくは「デスノート」のイメージが強いから? 原作で「運命」って言ってるのかもしれないけども、どうも乗れなかったなぁ、言葉の使い方に。
と、そんなこんなで話が進んでいって、有村架純ちゃんと付き合うことに。
有村ちゃんの告白シーンは神シーン
付き合ってからは、すごく面白くなるんですよ。
というか、厳密には付き合う直前がすげぇアガる。有村ちゃんの告白返答シーンがねぇ、もうたまらんですよ。
ウヒョヒョヒョーーーーイ!!!
と心の中でつぶやいてました。
だってね、有村ちゃんがですよ?
「さっきの返事まだでしたね、これからもよろしくお願いしますっ」
からのお辞儀ペコリ→からの胸チラ なんて最高じゃないですか!!!!
※胸チラシーンは脳内補完です。
それに「店を出たのは、みんなに返事を聞かれたくなかったからですよっ」
とかもったいぶっちゃってぇ〜〜〜!! ヒィーーーー
盛大に爆発しろ!!!
なんてブヒブヒ言いながら見てました。
2幕目は究極のイキ我慢選手権が開催
しかし、有村ちゃんと幸せな生活を送っているんですが、どうにも超能力のことが気になって気になって仕方ない神木くん。
ラブシーンをさらっと済ませて、本題は人助けへ。
公園で幼稚園児たちの「運命」を知ってしまってから、近いうちに起こる電車の大事故を予測してしまう。しかも、その大事故は有村架純ちゃんも巻き込まれることを知ってしまうんです。
なんとか阻止しようと悩むのですが、死に近づく人を助け流と、神木くんの体にも負担がかかってしまうんです。一人を助けるだけならまだしも、電車に乗ってる人全員となると、助けるイコール死を、意味するんです。
なんという皮肉。
「ヒーローには大きな代償が伴う。」
サム・ライミ版スパイダーマン3で、スタン・リーが言っていたセリフです。
それを神木くんは徹底的に悩み、苦しみ悶えるんです。
人を助けたら、死んでしまって有村架純ちゃんと会えなくなってしまう。しかし、助けないと有村架純ちゃんも死んでしまう。
自分が死ぬか、有村架純ちゃん+その他大勢を助けるか、、、
死ぬほど悩んでしまうのですよ。
究極のイキ我慢、、いや逝き我慢選手権になってしまうんです。
3幕目はミスターガラス
そして最後、ミスターガラスが仕組んだような列車事故に対して、ヒーロー神木くんならではの回答を見せる。
実際の鉄道会社が協力してることもあり、結末は予想出来るのですが、大事なのは神木くんがどうやって決断を下すか。
彼なりのヒーローをどうやって見せるのか、最後まで楽しみにてください。
神木隆之介=アンドリューガー・フィールド
別に神木くん自体は自分がヒーローだと思ってない。でも、観客の我々としてはどうしてもヒーロー映画だと思ってしまう。
特に、今作の神木くんは、同じくヒーローで、スパイダーマンに出ていたアンドリューガーフィールドに似てる。
でも、アンドリューガーフィールドの中だと「ハクソー・リッジ」での役どころに今作の神木くんが似てるなぁと思いました。
人を殺さないけど、人を助けたい思いで第二次世界大戦に参加するアンドリューガーフィールド。助ければ助けるほど死のリスクは高まる。
神木くんはアンドリューほど死を覚悟してたわけじゃないけども。
あと何より、神木くんの告白の勢いの良さね。完全にあれ、ハクソー・リッジのアンドリューガーフィールドだったよwww