Machinakaの日記

新作映画の情報・批評を、裏ネタ満載で包み隠さずお届け




映画「ジュラシック・ワールド3 ドミニオン」ネタバレあり感想解説と評価 考えうる限り最悪の続編

 
こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 
Twitterもやってます!
 
 
 
この記事では、「ジュラシック・ワールド3 新たなる支配者」のネタバレあり感想解説記事を書いています。
 
 目次
 

まえがき

 

今回批評する映画はこちら

 

「ジュラシック・ワールド3 新たなる支配者」


(C)2021 Universal Studios and Storyteller Distribution LCC. All Rights Reserved.

 

いよいよ来た!

夏休みの到来を告げる超大作がっ!!!

 

海外では既に公開されていますが、評判はイマイチ。

ジュラシックパークのメンバーとの同窓会があって一悶着あって、結局T-REXに片付けてもらって終わりみたいな展開なのでしょうか。

 

だったら1・2と全く同じ展開で笑いますけどねw

 

昨日ジュラシックパークを見まして、今作の期待が逆に下がってしまいました。

これを超える作品にはならないだろうなぁと。

 

 
見ないことには分かりませんが、僕の期待を超えてくれるものであれば嬉しいです!
 

あらすじ

  
現代によみがえった恐竜たちの姿をリアルかつスリリングに描いて人気を集めるメガヒット作「ジュラシック・パーク」シリーズの最終章。2015年の「ジュラシック・ワールド」でメガホンをとったコリン・トレボロウが再び監督に復帰し、シリーズ生みの親であるスティーブン・スピルバーグが引き続き製作総指揮を担当。「ジュラシック・ワールド」シリーズの主演クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワードに加え、「ジュラシック・パーク」初期3作で中心となったサム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラムが演じる3人の博士もカムバックする。ジュラシック・ワールドのあった島、イスラ・ヌブラルが噴火で壊滅し、救出された恐竜たちが世界中へ解き放たれて4年。人類はいまだ恐竜との安全な共存の道を見いだせずにいる。恐竜の保護活動を続けるオーウェンとクレアは、ジュラシック・パーク創設に協力したロックウッドの亡き娘から作られたクローンの少女、メイジーを守りながら、人里離れた山小屋で暮らしていた。そんなある日、オーウェンは子どもをつれたブルーと再会。しかし、その子どもが何者かによって誘拐されてしまい、オーウェンはクレアとともに救出に向かう。一方、ある目的で恐竜の研究をしている巨大バイオテクノロジー企業のバイオシンを追っていたサトラー博士のもとには、グラント博士が駆け付け、彼らはマルコム博士にも協力を求める。

ジュラシック・ワールド 新たなる支配者 : 作品情報 - 映画.com

 
 

「ジュラシック・ワールド3 新たなる支配者」のネタバレありの感想と解説(全体)

 

 
 

 

考えうる限り最悪の続編

あーーーーー!!イライラする!!!!!

 

最初に言っておきます。

 

今年ワーストだよ!!!!!!!

 

ジュラシックワールド1は「恐竜と人間との絆」という点で斬新であって、非常に満足度高く楽しめました。

 

2の「炎の王国」も、火山の噴火による恐竜との惜別がありオークションに出される恐竜を救うために一矢報いるオーウェンたちの活躍に胸を打たれました。

 

んで今作。。。

 

・・・は!?

 

は!?

 

恐竜と人間の絆はどうしたぁぁぁああああ!?!?

 

全くもってナンセンス。これまでシリーズで培ってきたものをぶち壊し、恐竜→怪獣→害獣として忌み嫌うようにも見える作りになっていて、もうゲンナリとしか言いようがありません。

 

続編で一番やってはいけないこと。それはシリーズで培ってきたものをぶち壊すこと。

 

「積み上げたものぶっこわして〜〜〜♪」ってスキマスイッチは言うけどさ、本当に壊していいのは自分のプライドだけなんだからな!!

シリーズで積み上げてきたものをぶっ壊さなくていいんだよ!!!

 

他にも色々文句はあるのですが、一番厳しかったのはここですね。

 

どーしたオーウェン。 1でブルーはじめ恐竜たちと作った絆はどこへいった。

クレアや新キャラのパイロット姉ちゃんは百歩譲ってだな、オーウェンが恐竜を信じなくてどうするのよ。

 

ブルーだけ特別扱いをして子供を探しに行って、それ以外の恐竜は完全に「敵」として捉えて首根っこを強引に掴んだりしてみせる。

何があった、お前は選り好みするのか。

 

本当にガッデム!!!!

 

オーウェン〜〜〜アウト〜〜〜!!!!

蝶野に往復ビンタされた方がいいわマジで。

 

そんな恐竜を差別するような作りに改悪されているのにも関わらず、ラストは「恐竜との共生が大事なのよ」というメッセージが入り、ディスカバリーチャンネルで見たかのような取ってつけた恐竜と動物の共生映像が流れる。

 

なんだこのラストは!!誰が共感するんだっての!!!

 

これまでと展開を変えるために、初代のジュラシックパークのように恐竜=畏怖の存在に戻すのも一つの手だと思うよ。でもな、最後まで恐竜を敵として描くのはサイテーだよ!!

 

ブルーだけ特別扱いをして、他の恐竜には目もくれない。何で今のご時世に「分断」を煽るような描写をするんだよ!!

 

恐竜は色んなメタファーに例えられるからこそ、もっと恐竜を丁寧に描くべきなんですよ。

 

俺たちが今まで見てきたものを返してくれよ!!

 

ついでに今日商船三井株で負けた分の含み損も返してくれよ!!!

決算良かったじゃねぇかよ!! 何でアメリカの市場と逆連動してんだよ!!!

 

はい、最後は映画以外の愚痴も言ってしまいましたが、ここに全ての不満をぶつけると決めましたw

 

はー、もうサイテーです。今年ワースト決定〜〜、おめでと〜〜〜!!!

 

 

 

ただ恐竜を見にきただけなのに

恐竜と人間との絆は完全に崩壊し、人間側に魅力は全く感じません。

 

こうなったら、もう恐竜に頼るしかありません。

自分達を裏切った人間をとことん食っちまえ!!!そう思って恐竜たちの活躍に期待していました。

 

・・・なんですが、全くもって恐竜が活躍しません!!!!

出てくるのは人間ばかり!! 

 

サム・ニール演じるアラン博士と、ローラ・ダーン演じるエリー博士の再会なんてどーでも良いんですよ俺にとっては!!

往年のファンには申し訳ないですけど、こういう人間もジュラシックワールドを楽しみにしてたんですよ!

 

アランとエリーの感動の再会的な演出がまー長くて、メロドラマをずっと流してるような感じで最悪でした。

 

BioSynの研究所に入ってからは、かつてのイアン博士も合流して全く興味のない同窓会を見させられている感満載。

 

ジュラシックパークと同じように、やたらとエリーの体に触れるイアン。

エリー久しぶりの登場で張り切って「あーんイアーンっ!!」ってバカヤロウコノヤロウ!!

(イアーンは嘘です)

 

要は会話シーンが多すぎるんですよ。今作の腐ったメッセージと同じように、完全に恐竜と人間が区別されていて、人間だけが主役で恐竜が出てこない。

 

俺は恐竜を見にきたのに、何で見せてくれないんだよ。

既視感があると思ったら、ファンタビ3と全く同じでしたわ。

 

 

そんなくだらん同窓会とは別に、オーウェンとクレアとメイジーは擬似家族として極寒地域に住んでいる。

そこでメイジーが反抗期だなんのって二人で心配しててさ、そんなのいらねーっつーの!!!

 

メイジーが反抗期になってるのはな!!お前らがイチャイチャしすぎなんだよ!!!

自分を第一に思ってくれてないと不安なんだよ!!

 

メイジーの目の前でチュッチュしてんじゃねぇよ!!!

 

オーウェンもさ、「んふぅ〜〜〜、クレアぁ... お前の全てをクレア!!!」って色気使ってんじゃねぇよコノヤロウ!!

クレアも調子乗って「あーんイアーンっ!!」ってバカヤロウコノヤロウ!!

(全て嘘です)

 

SMAPの「らいおんハート」っていう歌のBメロにさ、

 

いつかもし子供が生れたら

世界で二番目に好きだと話そう

 

って歌詞があるんだけどさ、俺ずっと引っかかってんのよこのフレーズに。

子供が一番じゃないのかよ!!!

 

メイジーもきっと「らいおんハート」の歌詞を思い出してたよ。

私は二番目だってことをさ。だから橋を渡って捕まっちゃったんだよ!!

 

で、メイジーを助けるためにマルタ島に行くと恐竜が出てきてさ、まるでミッションインポッシブルみたいなカーアクションが始まるわけ。

で、まるで雑魚敵のように恐竜がオーウェンたちを追いかけてさ、何だよこの恐竜の見せ方は、と。

 

恐竜の特性を全くいかせていない、市街地で恐竜を出すという愚策に萎え萎えでございました。

はぁ、もう考えただけで腹たつ。

 

 

 

まとめ

もう疲れたのでこの辺で終ります。

 

あと、最後に言いたんですけど、鑑賞前に↓のようなツイートを投稿していました。

 

 

本当にそうなっちまったじゃねぇかよ!!!!!!!!

 

何だよこの映画!!!!!

 

もうイアーーーーン!!!!

 

-500,000,000点 / 100点 

 

 

f:id:Machinaka:20200103143727j:plain

 
 
 以上です! ご覧いただきありがとうございました!
 
 
 
© 2015,machinaka.hatenablog.com