こんにちは!
Machinakaです!!
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目次
- まえがき
- なぜ家を買う必要があったのか
- なぜ輸入注文住宅にしたのか
- なぜ輸入注文住宅にしたのか
- 試練1:憧れを貫く難しさを痛感したハウスメーカー選び
- 試練2:難航を極めた土地選び
- 試練3:運命のローン審査はパニック状態に
- おわりに
- 余談1:北欧旅行は家づくりのヒント集め
- 余談2:コンセプトの意味
まえがき
前回は結婚に際して妻の苗字に変更した経験を記事にさせていただきました。
ありがたいことに多くの反響をいただき、本当にありがとうございました。
「どっちにする?」の一言が平等な結婚を切り拓く 妻の苗字に変わるまでの記録 - Machinakaの日記
またもや私事ですが、今までの人生の中でも非常に大きな決断をしたので、勝手ながら報告させていただきます。
結論から言いますと、家を買いました。
結婚してすぐに始めたのが家探しで、個人的には「今しかない!」と意気込んでいました。
何においても、行動を起こす起爆剤は勢いです。家を買おうと決断したのも、勢いが大きく影響しています。
しかし、もちろん勢いだけではありません。
自分のこれまでの生き方を振り返り、これからの人生計画を考えた時に、家を所有することが必要不可欠だったのです。
今回はなぜ家を買うに至ったのか、どんな家を買ったのか、家を買って何が変わったのか、つらつらと書いていければと思います。
それでは、我が家のコンセプトにしたスウェーデン語の一文とともに、はじめていきましょう。
トゥンブロード・エア・ゴーダスト!
Tunnbröd är godast!
(薄いパンが一番美味しい!)

なぜ家を買う必要があったのか
1番の理由は
人生設計として、家族で幸せに暮らすために必要不可欠だったからです。
老後に良い家は借りられないし、可能ならば借りたくない
無理して持ち家にせず、賃貸での暮らし方もアリだったかもしれません。
毎月給料の1/3~1/4程度の家賃を払い続けた方が人生無難。何事も無理する必要はない。
この時代に借金をしてまで家を買う必要があるのか、疑問に感じる人も多いかもしれません。
しかし、定年退職してから生涯を終えるまでの範囲で人生設計を考えた時に、家を所有することはマストだと考えています。
仮に私が日本人男性の平均寿命である81歳まで生きるとしましょう。
定年を65歳として、そこから16年間、どんな家で暮らせるでしょうか。
長く住んでいるなど特別な条件がない限り、基本的には高齢者の賃貸契約は困難だと思います。
定期的な収入がない以上、家賃が払えないリスクが高まります。年金は食費と交通費ぐらいでパーになってしまうでしょう。
かつ高齢者だと、孤独死のリスクが高まります。
他人の持っている家で亡くなってしまったら、同じマンションの住民とオーナーは地獄を見ることになります。いわゆる事故物件ですね。
人生の最期を迎える時に、多くの人に迷惑を掛けて良いのでしょうか。
なるべくなら、迷惑は避けたいですよね。
・・・少しセンシティブな話かもしれませんが、定期的な収入が途絶える前に持ち家がないと、本当に辛い老後が待ち構えています。
もちろん、高齢者にも優しい賃貸住宅は今後増えていくでしょうし、需要もありそうです。
ただ、そうした入居条件が緩い家は、生涯を遂げる家として満足できる品質なのかと考えると、疑問が残ります。高齢者に優しいバリアフリーでエレベーター付き、管理人も在中で見回りしてくれる。そんな良い住宅が借りられることは皆無に等しいでしょう。
定年退職後にキャッシュで5000万以上くらい?用意できる人なら、急ぐ必要はないでしょう。
でも、そんな富豪な人は稀ですし、そういう人はさっさと家を買っています。
だからこそ、今からローンを組んでゆっくりと無理なく返済していこうと考えました。
チャンスは来たときに全力で掴むべき
とはいえ、私も30代後半に入り、決して若者とは言えない年齢になってきました。
結婚して早々、家の購入を決断するに至ったのは、我々夫婦が家を「買える状態」であったことです。
そんなの普通に働いていれば大丈夫じゃないかと思うかもしれませんが、これが意外と難しい。
買える状態とは、家の建設費+土地代を融資している銀行の審査が通る、かつ手付金等の事前支払いも可能な状態を指しています。
この状態が長い期間に渡って続けば良いのですが、世の中そんなに甘くありません。
銀行の融資条件や金利も今後悪化する可能性は高いです。というか、数年前と比べると確実に悪化しています。少しの差で、理想の家に届かない可能性もあります。
必要十分な定期収入があり、今後も大金を払っていけるだろうと銀行がGOサインを出すケースは限られているのです。
また、住宅ローン減税も現行の制度が使えるのは、今年中に家を作り入居できる世帯に限られており、税制面の優遇も決断を迫られる要因の一つでした。
数十万程度しか変わらないのであればどうでも良いのですが、住宅ローン減税の有無で数百万も実質的な支払いが変わってしまいます。
そして、2026年以降の住宅ローン減税は、今のところ延長が決まっていません。
話は変わりますが、注文住宅を購入する前から資産形成の勉強・実践を行っていて、どの程度の状態であればマイホームレベルの融資が下りるのか大体の目安を計算していました。
具体的に収入条件や資産状況を計算して、今年中に審査を出せば通る算段が付きました。
今がチャンスだ、と思いました。
もちろん、来年はもっと良い条件で融資してくれるかもしれないし、政府の助成も手厚くなっているかもしれない。でも、あくまで「かもしれない」なんですよね。
ここで優柔不断になって、チャンスを逃したら後悔がつきまといます。
旧知の事実かもしれませんが、やった後の後悔よりもやらなかった時の後悔が大きいです。
仮に今年の購入を見送り、来年になって家が買えない状態になった時、どれほど後悔するか。考えただけでゾッとします。
「人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な一歩だ」
というニール・アームストロングの言葉もありますよね。
・・・なんか自己啓発みたいなブログになってきたので、この辺にしておきます笑
色々と細かいことを書きましたが、要はチャンスは来た時に全力で掴めと強く感じた次第です。
なぜ輸入注文住宅にしたのか
マンションor戸建ての選択:マンションにはリスクがあると感じた
駅近のマンションを検討していた時期もあります。
さすがに新築は買えないから、築年数が経っているリノベ済みのマンションを買えばコスパいいでしょ!と考えていました。最近流行りのリノベマンションってやつです。
エレベーター付きで広い共用部、高層階なら景色も抜群!マンションも魅力的ですよね。
しかし、長い目線で考えた時にマンションはリスクがあると思いました。
端的に言うと、
- インフレに耐えられない
- 自分の資産以外にも大量のお金を支払う
この2点です。
1点目は、主に管理費・修繕積立金(管積)のことです。そもそもマンションは定期的に大規模なメンテナンスを行う設計で建てられていて、毎月ローンとは別に高い管積を支払う必要があるのです。
ビル全体を覆って外壁塗装している様子が街中で見られますが、これは管積から捻出されています。規模が大きければ、1000万を超えるものになるでしょう。
管積は、はじめは安く設定されているはずです。だからこそ最初は高いと感じないし、マンション自体も割安に思える。
しかし、管積によって支払われる修繕のコストは、修繕を発注するタイミングの物価によって左右されます。
20年前だったら500万で済んだ修繕が、今では1000万になっていることもザラではないでしょうか。
材料費、人件費、諸々がインフレによって左右されます。
今後のインフレによって修繕積立金が計画時より上昇することは当然で、ローンの支払額に近い管積を払う可能性も、将来あるかもしれません。
古いマンションはかなり安いものが出回っていて、非常に値ごろ感があるんですよね。だからと言って、本体価格にだけ飛びついて買ってしまうと、後に管積で痛い目を見ることになる。
また、光熱費も無視できません。
最近になって電気代が跳ね上がりましたが、今後も電気代の高騰は避けられないと思います。世界的にエネルギー原料が値上げしているので、当たり前です。
仮に月々の支払いが2~3万の電気代が、
10年後には3~4万になっている可能性があります。
20年後には5~6万になっている可能性もあります。
30年後には、ローンの支払額を超える可能性だってあります。
マンションにも太陽光を載せられる可能性もありますが、ベランダに大規模なものは置けないし、屋上に作るのも全住民の合意が必要です。灯台下暗しですが、管積が跳ね上がるでしょう。
マンション住民の多くがエコ派で資金に余裕があれば大丈夫でしょう。しかし、そう言ったケースは稀かと思います。
物価上昇自体は世の流れなので仕方のないこと。
でも、リスクを避けることはできるんですよね。
マンション民の方には申し訳ないのですが、インフレリスクが大きいと感じた次第です。
2点目は、共用部についてです。マンションにはエレベーターや廊下など全住民が利用する共通の空間があり、各住民が負担して支払っています。
みんなで平等に割り勘して、質の高いサービスを維持するのも素晴らしいと思います。が、個人的には自分の資産にならない部分にお金を払うのは抵抗がありました。
例えば通路、マンション内では歩行者専用道路的な位置付けになりますが、「道路にお金を払うのか!?」と疑問にも感じました。
そういう発想だから、戸建てを選んだのかもしれません笑
建売or注文住宅の選択:家を買う人は避けて通れないXグループとの出会い、そして別れ
戸建てでも、建売なら凄く安いんですよね。
ハウスメーカーを巡りながら、実は不動産仲介屋さんで建売も探していました。
なぜなら、同じエリアで近い立地でも建売と注文住宅では数千万円も差があったからです。
さすがにこれは無視できない。注文住宅になびいてはいましたが、万が一の可能性を確かめるために、今日本で最も勢いのある会社を訪ねました。仮にXグループとしておきます。
ショッピングセンターでたまたまイベントをやっていたXグループ社員に話しかけたら、そのまま話聞いていきませんかという流れになり、3時間くらいみっちり話しました。
驚きました。閉店が23時と非常に遅い営業時間。いくらでも柔軟に対応できますよね。
Xグループさんの物件は、立地ヨシ、価格ヨシ、新築戸建てという誰もが羨むような物件を大量に保有していました。
素晴らしい、だからこんなに売れるわけだ。
接客も最高で、1回の来店でそれぞれ役割の異なる営業さん3人が入れ替わり立ち替わり来て頂いて、電話帳みたいな量の物件チラシを見せてもらいました。
素晴らしい、これだけ見たら1件は選びたくなる。
ちなみに、紹介してくれた新築建売の住宅価格は延床30坪で1000万〜1500万という破格の安さ。土地代を含めてもマンションより安い。
安さは非常に魅力的ですが、絶対に何か理由があるな、と思いました。
何より本当に嬉しかったのは、会社の方針を誠実で正直に伝えてくれたことです。
一生住む家よりも、収益性を考慮して数年後に売りやすい家も紹介していると教えてくれたんですよね。裏を返せばハウスメーカーが目指している高性能の家は売っていないということです。
全て合点がいった。
凄く正直でありがたかったです。ご丁寧にハウスメーカーの考え方と不動産仲介の考え方の違いも説明してくれました。
素晴らしい、だから売った時の仲介料も入りやすくなるのか(あくまで私見です)。
誰もが主に電話でXグループさんと出会うかもしれません。迷惑と思う人もいるでしょう。
しかし、少なくとも私としてはXグループさんは誠実で正直な対応をしてくださいました。不動産仲介も手掛けるデベロッパーとして、王道の戦略だと思いました。
私は生涯住める家を見つけたかったので、ハウスメーカーによる注文住宅を選ぶことになり、Xグループさんとはお別れしました。
残念でしたが、今後もXグループさんは成長していくと思います。今のニーズにあった住宅を的確に大量に手がけている。
家づくりを検討する人は、電話だけに留まらずに、ぜひXグループさんを訪ねてみてください。日本で家を作りたい人には、避けては通れない会社だとも思います。
家の性能を考慮せず、コスパで立地の良い戸建てを買うには本当に良いと思います。
たまたま、私がそういう選択をしなかっただけで。
来店対応、現地の物件案内など、色々とお世話になりました。
本当にありがとうございました。
なぜ輸入注文住宅にしたのか
日本人なら日本の住宅を選んだ方が無難かもしれません。
多くの人が日本製の住宅を選んでいて、買うときに周りの抵抗が少ないからです。
そして、昔から皆が住んできた家、という安心感もあります。
しかしながら、日本の家を諦めた理由としては、寿命があまりにも短い点です。
日本の家は、おおむね30年で建て替えられると言われています。
これを寿命に置き換えると、僅か30年。
実際の寿命ではありませんし、物理的には長く使えるかもしれません。
しかし、リフォーム・メンテナンスありきで大量生産に作られた木造の日本家屋は、決して長く住める家として設計されている訳でもありません。
リフォームで2000万掛かるなら新しい家にする。そういう選択の積み重ねがこの統計に表れているのだと思います。

先ほど紹介した建売住宅が代表的な例で、多くが長く住む家として建てられていない日本の住宅。
イニシャルコストは抑えて、その後定期的にメンテナンスのお金を払えばいい。
ダメになったら建て替えれば良い。
これぞまさしくスクラップアンドビルドの日本。
しかし、リフォームもマンションの大規模修繕と同じく、物価上昇のリスクがあります。リスクというか、ほぼ確実に起こります。
現時点で2000万の家を買って、30年後の物価で大規模リフォームを頼んだら、家の価格と同じ2000万で済むでしょうか。難しいと思います。
だったら最初から高性能な家を買って、毎日の暮らしを快適に家族と暮らしたい。
大規模な地震や災害に耐え、家族を守れる家にしたい。
屋根も外壁も極力メンテナンスフリーな高性能なものにして、イニシャルコストよりもランニングコストを重視したい。
一生に一度の買い物と言われる家づくりだからこそ、絶対に後悔しない家を買いたい。
そう考えて、長く住み継ぐ家を重視する欧米の輸入住宅を専門とするハウスメーカーを第一優先として考えるようになりました。
この選択が後に大きな波乱を生むのですが、詳細は後述します。
ここからは、大きな試練が何度も待ち構えていました。
試練1:憧れを貫く難しさを痛感したハウスメーカー選び
人生の岐路、その淵に立つ
ここまでの話は、正直誰でも出来ることです。
お家選びのユーチューブや本を読めば得られる知識です。
正直、家を買わない人でも出来る話かもしれません。
しかし、ハウスメーカーを選び話を進めるということは、当たり前ですが土地と建物の契約を行うことになります。
頭の中で描いていた絵空事が現実になるのです。
いくら頭で考えて決めていたことであっても、実際に契約に伴う行動に入るかと思うと、震えが止まりませんでした。
ここからが本当の家づくりのスタートでした。
同時に、大変な出来事の始まりでもありました。
憧れが見つかった時の興奮と現実
私が望んでいる住宅は、欧米の輸入注文住宅。特に北欧の住宅が好みでした。
インフレなど色々と理由を書いてきましたが、北欧の住宅に憧れたのも大きな要因の一つです。
自分、そして妻の好みでもあった北欧住宅。
偶然にも、日本で北欧住宅を専門に扱うハウスメーカーが存在していたのです。
本当に憧れの住宅でした。最初のきっかけはユーチューブでしたが、その時の衝撃は今だに忘れられません。
全て自分の好みの色使い、デザイン。家に対する考え方、全てが好みだったんですよね。
まさしく憧れのハウスメーカーでした。
ただし、家に限らず多くの憧れには、値段がつきもの。
ハウスメーカーといっても大きな価格差があり、憧れのハウスメーカーはトップ級ではないものの、比較的ハイグレードな部類に入ります。
人生そんなに甘くないなと感じました。
それでも諦めたくはなかった2人の憧れ
北欧住宅を扱うハウスメーカーは、実は沢山あります。日本の北欧人気もあってか、様々なメーカーが取り扱っています。
憧れではなく、もっと安いメーカーも当然ながら選択肢に入りました。
それでも十分性能が良くて、建売よりもデザイン性の高いものもありました。
表面上は憧れのハウスメーカーと近いものも見つかりました。北欧から取り寄せた材料を使っているメーカーもありました。
でも、あくまでも北欧風なんですよね。
中途半端な家を買うと、中途半端な人生になってしまう。
そう確信して、第一志望のハウスメーカーを決して諦めたくはなかった。
しかし、家は1人で買うものでもありません。家族で買うものです。
妻と徹底的に話し合い、見た目が似ているし十分高性能だから安いメーカーで良いのでは?とも言われました。
浮いたお金で旅行に行った方が人生楽しいよ、とも。
めちゃくちゃ真っ当な意見ですし、正解です。
家の憧れを人生全体の幸福にシフトさせて、家にそこまでお金をかけなくても良いのでは?と悩む時期もありました。
金額差だけでも年収の何年分も変動するハウスメーカーの見積額。実際の金額を見ると、もっと安い方が安泰かもしれない。
いくら頭で考えていたとしても、実際の見積額を提示されると足がすくみます。
どうしても見積顔というイニシャルコストばかりに頭が集中してしまう。
悩みに悩みましたが、もう悩み疲れました。
あとは動くしかありませんでした。
とにかく動くしかない
今一度、数十年先を見据えてライフサイクルコストの低い家づくりを勉強し、考えた上で憧れのハウスメーカーが一番だと再確認。
結局どこのメーカーが良いかの合意形成は、本当に大変でした。
少なくとも数ヶ月以上は毎日話し合ったと思います。
お金が問題にならなかったら憧れのハウスメーカーが一番と妻も言っていて、短所長所の両方で意見が一致する唯一のメーカーだったんですよね。
絶対に諦めたくない。お金が理由で諦めるなんて人生もったいない。
独学のマネープランニングでこれだけ余力があるから大丈夫だと話しても、専門的な話を説明するのが難しくもあり、なかなか理解を得られず。
私だけでは難しいと判断して、ハウスメーカーと提携しているFPにコンサルタントもしてもらいました。
自分がいくら勉強した知識であっても、客観的に納得できる資料を作っても、やはり合意は難しい。セカンドオピニオンが大事でした。
コンサルタントの結果、資産運用を考慮して安全なローンの借入額が決定。
土地にもよりますが、憧れのハウスメーカーでも建てて良い算段となりました。
やっと家族間で合意が取れて、そろそろ1本のハウスメーカーに決めよう、という話になりました。
本当に疲れましたが、理解が得られた嬉しさで胸がいっぱいでした。
決して適当には選べないマイホーム。
しかし、こだわればこだわるほど大変で、良いものほど金額も高くなる。
いつかは諦める必要もある。
もともと私がきっかけで始めた家探し。
不動産も資金計画も色々とはじめてのことばかりで大変だったと思います。こればかりは一緒に勉強するしかない。本当によく頑張ってくれました。
沢山の時間と労力を使ってくれた妻に感謝しています。
あとは安心してください。最高の家はすぐそこまで来ています。
全てが楽しかったハウスメーカーとの時間
その他のハウスメーカーさんには断りの電話を入れました。
実は日本製でとっても気に入っていたメーカーもあり、色んなイベントにも参加していたのですが、第1志望が決まった今、早く断るしかありません。
なかなか掛けづらい電話ではありましたが、こういうのは早くハッキリさせないと相手に申し訳ない。
残念がっていましたが、仕方ないことですね。今まで本当にお世話になりました。
そして憧れのハウスメーカー1本に絞り、本格的に家を作る運びとなりました。
時間が空いている限りハウスメーカーのイベントに参加しました。
工場見学、北欧デザインのパネル作り、モデルハウス見学、オーナー宅見学、宿泊体験会。
一番多い時で週3回も予定があることも!
毎回ルンルン気分で楽しく参加させて頂きました。
もちろん真剣な打ち合わせもありました。
住みたい家のデザインはもちろんのこと、銀行に仮審査をいくつか出していました。
事前の予測通り、良い条件で融資が受けれる見込みに。
一番楽しいのはこの時でした。
何もかも楽しかった。
家族の願いが、夢が、もうすぐそこまで届いている。
あとは簡単に物事が運ぶと思っていました。
そう、この時までは。
試練2:難航を極めた土地選び
上京組が家を建てるために避けられない道
人生設計、ハウスメーカー選びで疲れ切っていた我々に降りかかってきたのは、土地探しでした。
お互いの実家は勤務先の東京都心からは遠く離れており、どちらも上京組。
東京都心に近いエリアで土地を探す必要がありました。
詳しくは割愛しますが、職住近接は必要不可欠ですし、何より将来性を考えると東京都心から離れた土地にはしたくない。
人口減少社会で空き家も爆増。住みたいエリアが限られてくる世の流れでは、都心から遠い場所は怖くて買えなかったです。
上京組にとっては、首都圏で土地を購入することが試練でもありました。
同時に、首都圏で一生過ごすための登竜門でもありました。
土地なき者には家もなき。
自分にとって最適な土地はどこなのか、血眼になって探す日々が始まりました。
自分の理想が壊れる日々
特定の不動産仲介に最初から頼むのではなく、ハウスメーカーさんと一緒に土地を探すことになりました。
既にハウスメーカーが決定していたので、仲介に建築条件だけ伝えても、ハウスメーカーの設計思想と離れてしまうからです。
何より、仲介は仲介料が主な事業であり、家を作ることが仕事ではありません。
作りたい家に合った土地を見つけて欲しいと言っても、ハウスメーカー的には難しいと判断される場合もあります。
ハウスメーカーさんと一緒に探すことが正解だったのです。
しかし、ここが第一の試練でした。
土地探しに特化したサイトで建築条件を入力し、物件を探す日々。
もちろんアプリだけでは情報が足りないので、気に入った場所は現地調査しました。
物件は具体的な住所が書いてないことがほとんどで、写真を頼りに知らない土地を歩き回り、特定していきました。
我ながら、名探偵だなと思ってました。
土地が見つかり、ハウスメーカーの方に写真と物件情報を送るも、この土地では難しいと言われ続けました。
家を建てるのに最適な土地を見極める能力がなかったので、プロの目線からすると条件的に厳しい土地ばかり見てしまっていたんですよね。
もちろん、アドバイスをもらうたびに軌道修正するのですが、何度見ても難しい。そりゃ当たり前です。土地探しをして数ヶ月のアマチュアと、プロのベテランとは雲泥の差です。
時には営業担当の上司とも話し合い、なぜこの土地が難しいのかレクチャーしてもらいました。
同時に、どういった土地が良いのか諸々の条件、土地の値段のカラクリなど、あらゆる不動産の知識まで丁寧に教えてくれました。
細かいことは割愛しますが、皆さん、擁壁付きの土地は本当に気をつけてくださいね。
朝も昼も夜も、毎日アプリで物件をマーク。仕事終わりに現地調査して報告→この土地では難しい→フィードバックを受ける。
これの繰り返しでした。
- 良い土地を見つけるたびに、ここなら大丈夫だ!と期待する
- ハウスメーカーが先に決まっている分、完成した家の想像が止まらない
- 最終的にこの土地では難しいと判断され、落胆する
- 諦めずに次の物件を探す
- 「1.」に戻る
この期間が4~5ヶ月は続いたと思います。
アプリで見た土地は300件以上、現地に行った回数は再訪を含めて30ヶ所以上。
もっと上手いやり方があったかもしれませんが、自分のお金で買う土地を妥協することもできず。
首都圏で、しかも立地の良い場所など見つかるはずもなく。
我々が理想としていたモノが次々と壊れていって、夢を掴んだと思えば離れていく状態。ここが本当にしんどかったです。
物価の高騰と同時に、土地も高騰しています。
特に東京に気軽に通勤できるエリアの土地は高く、何度も挫折しそうになりました。
本当に諦めなくて良かったです。
土地の憧れと別れる日
自分が憧れていたエリアがあったのですが、エリア的に高くて手が出せない場所でした。
それでも、資金計画の許す範囲で最大の条件で土地を探し続けました。
絶対に何か見つかるだろうと。買える可能性が1%でも残っているなら、諦めてはいけないと。
憧れのエリアは自分が今住んでいるところで、とても気に入っていました。
世間的にも人気路線。ここで家を建てるのが理想でした。
土地探し終盤。自分的には価格的にも条件的にも最高な土地が理想のエリアに売り出されていました。
言い過ぎかもですが、運命を感じました。
しかし、ここも家づくりのプロからすると難があるようでした。
何度も話し合った末、購入を断念。
断念した後も何度も訪問しましたが笑
理想の土地が見つかった、その先には何があったか
検討に検討を重ねた結果、やっと良い土地が見つかりました。
しかし、我々が求めていた駅からのアクセスや土地の広さとは乖離もありました。
100点満点な土地など存在しなくて、どこを落としどころとするか熟慮する日々が始まる・・・余裕すらありませんでした。
土地だけは早い者勝ちで、良い土地であればあるほど売り出しに出た瞬間に決まってしまいます。
ハウスメーカー選びとは違って、すぐに決断を出さないといけない。
でないと他の人に買われてしまう。
この土地が良いとハウスメーカーと合意が取れたその日に仲介会社に連絡を入れたのですが、、、、
先着がいました。
我々は連絡した順位的には2番目です。
当たり前ですが、1位は2位に勝てません。
終わりました。
完全に終わりました。
なぜこんな土地に限って先着がいるんだろう。
あまりの不都合に絶望しました。
我々だけではもう、どうしようもない。
完全に諦めていたのですが、ハウスメーカーさんの手腕と奇跡の出来事が起きて、、、
なんと希望通りの土地を買えることに!!!!!!!
どんな奇跡が起きたのかは、あまりに具体的な情報なので避けますが。
本当にこのハウスメーカーさんで良かったと思った瞬間でした!!!!!!!!!
泣きじゃくりましたね。
天国からの地獄、地獄からの天国で、完全に情緒不安定でした笑
試練3:運命のローン審査はパニック状態に
そして、最後の試練が待ち構えていました。
ローンです。
年内の完成を目標としていた我々には、融資先の確定まで時間が残されていませんでした。
条件の良い金融機関を3つほどピックアップしてもらって、仮審査の後に本審査。
ほぼほぼ大丈夫かと思っていたのですが、仮審査と本審査はまるで違っていました。
融資を通るためには収入以外にも多くの条件をクリアしないといけなくて、非常に細かい部分まで精査する必要がありました。
多額の負債など抱えているわけもなく、大丈夫だと思っていたのですが、落とし穴がありました。
具体的には公共料金や税金の支払い遅延、海外のキャッシング履歴、携帯電話の契約、などなど。
これまで生きてきた中で、あらゆるお金の使い方に関してチェックを受けるのです。
また、ローンの保険である団体信用生命保険への加入も必須な金融機関もありました。
色々と書きましたが、基本的には全てがクリーンなら大丈夫。
ハウスメーカー的にもほぼ大丈夫だと思っていたのですが、なんと
1個目の本審査で落ちました。
一報を受けた時、心臓がバクバクしてめまいがしたのを今でも覚えています。
厳密な理由などはプライベートなので避けますが、ローンの洗礼を受けました。
あと、残り2つ。
両方とも落ちたら、今までの全てが台無しになる。
この日から、妙に寝つきが悪くなりました。
寝汗もすごくなりました。
ため息が増えました。
銀行は落ちた具体的な理由を教えてくれません。
就活で落ちた理由を教えてくれないのと一緒かもしれません。
ただ就活と違うのは、落ちたら次はないかもしれない、ということです。
信用調査というのはそれだけ厳しいものなのです。
原因の完全な特定が困難で、我々で原因と対策を考えました。
悩むくらいなら、出来ることをやったほうがいい。
徹底的に調査して、もし銀行に聞かれた時のエビデンスを集めました。
これが果たして実際に役に立つのかは分かりませんが、準備しておくことに越したことはありません。
何か作業をして少しでも前進しないと、眠れなくなるし。
完全にパニック状態でした。
そして、残り2つのうち、本命の金融機関の審査が返ってきました。
もう一つの金融機関はすべり止めみたいなもので、条件はかなり悪かったです。
なので、実質1つ。
契約予定の土地を訪ねて、お祈りにも出かけました。
困ったら、最後は神頼みなのですね。
やれることはやった。それでも、毎日ローンが頭から離れない中、ハウスメーカーから1本の電話が。希望している金融機関でした。
「審査、通りました!!!」
叫びました。家にいる時で本当に良かったです。近隣の方、ご迷惑かけてすみません。
しかし、こればかりは仕方ありません。
なんせ、人生に一度の大きな買い物が、やっと決まったのですから。
いつもギリギリに生きてますが、ここまで精神的に逼迫していたのも中々ない。
もうローンはこりごりですね。
おわりに
融資が通り、無事に着工。
予定通り、年内にはマイホームが完成する予定です!
現在は基礎工事を行なっています♪
ハウスメーカーでの設計打ち合わせやインテリアの計画など細かいエピソードは色々あるのですが、またの機会に書ければと思います。
時間がかかると承知で挑んだ注文住宅ですが、まさかここまで大変だとは・・・。
まさかまさかの連続でトラブルばかりでした。
人生って上手く行かないな、と思うことが濃縮された期間でもありました。
でも、人生って大体そういうもんですよね。
何事もトラブルは避けられない。大事なのはトラブルをどう乗り越えるか。
渦中にいる時にはそう思えないのですが、全てが終わった後ではそうやって楽観的に考えることにしています笑
これから家を検討している方の参考になれば幸いです。
コメントもお待ちしております。
余談1:北欧旅行は家づくりのヒント集め
つい最近まで北欧旅行をしておりましたが、実は家づくりのためのヒント集めでもありました。
北欧住宅を建てるため、スウェーデンとフィンランド、エストニアに行きました。
こうした可愛いお家がたくさん並んでるんですよね!!
— Blog_Machinaka🐻@映画ブロガー、ライター (@Blog_Machinaka) 2025年9月6日
家具の決定はもちろん、上棟打ち合わせや外構打ち合わせも残っているので、まだまだ家づくりに反映できるんですよね。
民泊も取り入れて、リアルな北欧の家に泊まったりもしました。
やはり気密性、断熱性に優れた素晴らしい家が多くて。
あと純粋に可愛い!!!!!!
気に入った色使い、デザイン。全てが理想の家でした。
何より、これまで頑張ってきた2人のご褒美でもありました。
私が家づくりにばかり没頭するかたわら、旅行のほとんどを仕切ってくれた妻に感謝です笑
余談2:コンセプトの意味
ちなみに、土地は家づくりには標準的と言われる広さとは言えず、かなり小さめのサイズになりました。
アイドルに例えれば「ミニモニ。」ですね。古いですね、はい。
小さくて薄い土地をどうやって活かすかを考えた時に、まずは我々がポジティブにならないといけない。
そういう気持ちでコンセプトを
Tunnbröd är godast!
(薄いパンが一番美味しい!)
に決定しました。
スウェーデン語でトゥンブロードと呼ばれる伝統的なお菓子で、トルティーヤみたいな薄く伸ばしたものを想像してもらえればと思います。
そんな薄くて小さいパンでも、上に素敵な具材(素敵なお家)を乗せてロールすれば美味しくなる(結果的に良い家になる)。
つまり、薄いパンが一番良いよね!という意味合いを込めました。
はい、誰得だって感じですが、この説明にピンと来る人が少なくて寂しいので書かせて頂きました笑
おは物価高いから自作Tunnbröd☀️ pic.twitter.com/kDi73aJp1G
— Blog_Machinaka🐻@映画ブロガー、ライター (@Blog_Machinaka) 2025年9月10日
これで以上となります。長文失礼しました。