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「映画のタイトル+解説(感想)」で検索してくださってこちらにいらっしゃった方には大変申し訳ないんですが、できれば第1回目の記事をご覧いただいて、私の自己紹介と本ブログの趣旨をご理解いただければと思います。
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それでは「MEGザモンスター」批評いってみよー!!!!
目次
[あらすじ]
・未知の深海で太古の巨大ザメ「メガロドン」に襲われる人々のサバイバルを描いた海洋パニックアクション。「エクスペンダブルズ」「ワイルド・スピード」シリーズなどでおなじみの人気アクション俳優ジェイソン・ステイサムが主演し、「ナショナル・トレジャー」シリーズのジョン・タートルトーブ監督がメガホンをとった。人類未踏とされるマリアナ海溝をさらに超える深海が発見され、沖合に海洋研究所を構えた探査チームが最新の潜水艇で調査に乗り出す。幻想的な未知の生物が生きる深海の世界を発見し、心躍らせる一同だったが、その時、巨大な「何か」が襲いかかってくる。レスキューダイバーのジョナス・テイラーは、深海で身動きがとれなくなった探査チームの救助に向かうが、そこで200万年前に絶滅したとされる、体長23メートル、体重20トンにも及ぶ巨大ザメのメガロドンに遭遇する。
[映画の感想]
予想を1ミリも裏切らないサメパニックムービー!!
巨大サメとステイサムの一騎打ちを見逃すな!!
ほとんど中国向けだけど、そんなの気にするな! 上海とサメという新しいサメ映画のカタチ!
ポップコーンがこれほど似合う映画もない! ステイサムを讃えろ!!!
[1ミリもブレてない]
本当にすごい、この映画。
予告で思ったイメージと1ミリもブレてない。
ジェイソン・ステイサム主演の映画ではお決まりの、ジェイソン・ステイサム様を讚えよ!型のジャンルアクション映画になってました。
また言うけど、ヴィン・ディーゼルのXXXシリーズとか、ラストウィッチハンターとかに似てる。やたらと主演を褒め称えてサメと戦う映画です笑
今の時代になって、シュワちゃんとかドルフ・ラングレンとかジャンクロードバンダムとか、80年代のアクションスター映画を撮るってのは本当にすごい。それを全世界で公開できて、興行収入もあるっていうんだから。
よくよく見てくださいよ、ジェイソン・ステイサム。結構ハゲてるよ? スキンヘッドじゃないんだよ、ガチハゲですよ? ハゲおやじですよ? ハゲおやじが主演のスター映画を、大真面目にやってるんだよ?
正直、最初は半笑いで見ざるを得ないww
若さ至上主義の日本映画ばかり見てる私としては、そりゃ最初は半笑いになりますよ? 許してくださいよ。多分日本だったら、「おじさんが主人公のアクション映画?」とかってコピーが付くに決まってますよ!
でも、映画の作りが上手いのか、過剰な褒め描写があるのか分かりませんが、途中からジェイソン・ステイサムがかっこよくてかっこよくて、こいつなら本当にサメを倒せるかもしれない、と本気で信じてしまう自分がいたのでした。
ステイサムの6パックが映った時には思わず「きゃっ」って言っちゃったし、顔のルックスとのギャップが違いすぎて、もう逆にときめきますよね!! 彼みたいなルックスでムキムキな方がもうセクシーだという時代なんですかね。
サメと人間が直接対決なんて絶対に無理、無理だよ! と観る前から突っ込んでしまうのに、次第に「本気で倒せるかもしれない」と思わせてくれるのがサメアクション映画のすごいところだし、ジェイソン・ステイサムの肉体美がそれを証明できる映像になっている。
人間の限界を拡張してくれるのがB級アクション映画なんだ、体を鍛えればサメでさえ倒せるんだ、と2時間の夢を見せてくれる映画でございました。
もちろん、ツッコミどころは半端なくあります。
後半はサメ相手に潜水船も水上ボートも使わないステイサム。
サメに近づくために、究極の漢の選択であるクロール泳ぎを披露するステイサムが見れるんです。すごいなぁ、男だなぁ。もはや機械に頼ることなんてしないんだね。
そして最後は麻酔銃でも爆弾を使うでもなく、モリ一本でサメに立ち向かうステイサム。そしてサメの目に見事に突き刺すステイサム。
もはやナスDとガジェットは同じという驚きの装備の手薄さ。普通なら絶対無理なことをやってのけるステイサム。これをご都合主義だとか予定帳だとか、そんな野暮なことを言っちゃあいけません。
ステイサムにしかできない偉業(きせき)だと、褒め称えながら見るんです。そうすれば、もう細かいところとか気にならないです。
そう、サメパニックムービーの映画なのに、なぜかエンドロールに流れる曲は「Hey Mickey」で、しかもなぜか中国版にアレンジしたバージョンを垂れ流してることなんて、もはや気にしちゃいけないのです。
Toni Basil "Hey Mickey" Official Music Video
[B級アクションは中国と仲良くする時代]
まぁ分かりきってることですが、今作はワーナー・ブラザーズ映画の配給となってますが、実際には中国とアメリカ合作になってます。
オープニングクレジットで○○電影と表示されるはずです。
キャストの中国系の多さ、上海のロケ、そして決めセリフは中国語。もうどう考えても中国の観客に見せるための映画になってます。もうね、驚きませんよこの私も。今まで何度も何度も中国出資の映画を見てきましたから。
だってもうアメリカよりも興行収入がでかいんですよww アメリカ120億なのに中国は150億になっているんですよ。
たまげます。もうB級アクション映画は中国出資じゃないと公開できないんですかね。
また比較して申し訳ないんですが、ヴィン・ディーゼルの映画も中国出資が多いです。もはやディズニーレベルじゃないと、外資に頼らないといけないんでしょうか。
別にね、否定してるわけじゃないんです。中国のおかげで往年のアクション映画が見れるだけでも感謝なんですけど、感謝なんですけど、、、
良いところは中国語のセリフっていうのは、ちょっと・・・
研究所のお父さんとその娘がサメに襲われて、お父さんが死んでしまうシーンがあるんですけど。もうそこだけ切り取ると完全に中国語パートで、すごく鈍重な絵作りになってて、もうハリウッド映画とはとても思えないナンジャコレ感が半端ないんですw
あと、ハリウッド俳優に下手な中国語をしゃべらせて、中国人キャストが「?」って顔してウケを取ろうとするの、あれまじでやめてくれないかなぁ・・・?
あれ、中国人に向けてサービスしてるかもしれないけど、絶対ウケてないよwww 絶対につまらないってww
[なぜサメ映画はなくらないのか?]
サメ映画ってまだまだ人気があって、もう絶対になくならないジャンルだと思ってます。まさかスピルバーグも、ここまでサメが流行るとは思わなかったはず。
サメ=おばか映画であることが多いので、なんかサメに申し訳ないような気もしますけど、まぁしょうがないですよね。
おばか映画だって言いましたけど、やっぱジェイソンステイサムが出ていることもあって、エキストラの多さとかサメのCGとかは、とてもよく出来てます。
例えば「シャークネード」というサメ映画がありますけど、みんなから「面白い」って言われて見てみたんですけど、もう絵作りが安すぎちゃって。途中で見てるのがきつかったんですよ。
それと違って、今回のサメはよく出来てました。潜水艦のデザイン、サメのデザイン。どれをとってもクオリティが高いです。
本当にサメが怖いって感じられるだけで、十分すごいですもんね。
もう僕としては大満足です。
なんかいつもと違ってテンション低いのは、まぁ気にしないでください。
久しぶりにはてブロで書いてるから、まだ慣れないってことでw
是非是非ご鑑賞ください! オススメです!!!
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