まえがき
こんばんわ! Machinakaです。
本日はラジオの話です。
ラジオといっても、映画評論のラジオです。
私はTBSラジオが好きで、主に深夜番組「JUNK」を聴いていました。もちろん今も大好きですが、あることから映画評論コーナーと出会うことになりました。
きっかけは山里
それは水曜日のJUNK「山里亮太の不毛な議論」の2012/2/22放送分。
特別企画で、ラッパーで映画評論家の宇多丸さんをゲストに呼んで、映画のゲスな部分を紹介しまくったのです。
当時は宇多丸さんなんて知らなかったのですが、あまりにも面白くて映画評論にハマり、宇多丸さんのラジオ番組も聴くようになった、という運びです。宇多丸さんのラジオにドハマりし、聴き続けるうちに町山智弘さんの映画評論と出会い、お二人を尊敬するようになったのです。
ウィークエンドシャッフル情報
というわけで、おすすめのラジオ番組はこちら!!
①TBSラジオ 毎週土曜日 22:00-放送
「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」
私が今ラジオで一番好きな番組です。ヒップホップグループのライムスターのラッパー、宇多丸さんがパーソナリティーを務めています。ラッパーといっても、みなさんが想像するダボダボファッションに身を包んで、YO!と叫ぶことは一切ありません。きわめて低姿勢、礼儀正しい人です。
映画評論のスタイル
基本的に宇多丸さんは評論したい映画を指定できません。毎週6-8本の映画の中から、ランダムに選んでいます。映画タイトルの紙を入れたガチャガチャを作成し、毎週ガチャを引いています。
ただし、ガチャは何回引いても構いません。宇多丸さんのラッパーとしての活動が忙しいときや、先週評論した映画と、ジャンルが似ていたとき、個人的に大変だと感じたとき(特にアニメ映画が多いです)には、かなり嫌そうなリアクションをします。
しかし、ガチャを1回追加する度に自腹で1万円を払うシステムになっているので、まず引き直すことはありません。これはテレビ的なやらせ、ではなくガチです。なぜかというと、自腹を切ったということを執拗に強調されるからです笑
映画評論の特徴
宇多丸さんは、評論する映画の場合は最低3回以上は繰り返して映画館で観ます。
評論が決まる前から観ている場合もありますが、あんまり好きでない映画が当たってしまった場合は、1週間以内に3回観る、という荒行もこなします。
そして、必ず監督の過去作を全てチェックし、原作の脚色から始まった映画の場合は必ず原作の本も読みます。
1つの課題映画を観て評論するわけでなく、それに関連する資料はすべて観るというスタンスで、映画の研究者といった感じでしょうか。
順番は必ずといっていいほど、監督の生い立ちや過去作の話から入り、この映画が作られるまでのバックグラウンドを語ってくれます。これを調べるのは、金と時間が本当に掛かります。よく調べられているな、と毎回感動します。
次に映画の内容自体の評価。これは実にシンプルで、良い点と悪い点を順番に語ります。宇多丸さんの良いところは、どれだけ質の悪い映画でも、必ず良い点を見つけて語ろうとします。
好きな映画をただダメ、とけなすのではなく、良い点もあるから改善してほしいという気持ちがあると思います。
よっぽどダメな場合は全否定ですが、それも1年に1回あるかないかぐらいです。
そんな宇多丸さんですが、かなりクセのある評論をすることでも有名です。
まず、個人的にドハマりした映画は、評論の前から「この映画やばいよー」とか、「あー、これを評論したい!」とフリートーク中に漏らすことがあります笑
もちろん実際の評論の時間にはとにかくべた褒め! 褒めることしかしないといった感じです。近年の作品では「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー / Gurdians of the galaxy」がお気に入りで、かなりしつこかった記憶があります笑
そういうノリも好きな人は、宇多丸さんのラジオはおすすめです。
毎週土曜日放送ですが、最近の過去放送ならポッドキャストで聴くことができます。i-phoneなら「podcast」のアプリで聴けます。また、これまで歴代の作品はネットでいろいろ探せば見つかります。個人的にはほかの人のコメントも観ながら楽しむのがおススメです。
とはいえ、一番はラジオでの生放送です。ぜひ聴いてみてください!!
次回はもう一つのおすすめ番組を紹介します。
次のラジオ番組紹介はコチラ!
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