こんにちは、machinakaです。
今回批評するのはこちら、
「電気グルーヴ the movie?」
映画「DENKI GROOVE THE MOVIE ? ―石野卓球とピエール瀧―」予告編
若い人は知ってるのかな?
テクノ、エレクトロ音楽で一世を風靡した電気グルーヴの映画でございます。
1. 監督
監督は大根仁さん。昨年ではバクマンの監督をつとめました。
私のブログでも大絶賛しました。
www.machinaka-movie-review.com
現在は福山雅治さんが主演で、パパラッチ記者を演じる映画を撮影中とのことです。
娯楽映画を作ることにかけては超一品の監督です。
大根さんがTBSラジオで語っている音源がありましたので、貼っておきます。
12/26公開映画『DENKI GROOVE THE MOVIE?』を語る【大根仁×ピエール瀧】
2. 私と電気グルーヴ
残念ながら、私は90年代前半の音楽は知りません。その時はまだ幼稚園児であったからです。90年代後半になり、CDを買い出したときでさえも、電気グルーヴというアーティスト名は記憶にはあったけど、あまりよく知らないというのが実情です。
90年代はバンドブームだったし、J-popの黄金時代でしたからね。申し訳ないですけど、電気グルーヴの良さを知る機会はなかったのです。
では何故私がブログを書くまで、電気グルーヴを好きになったのか。
それはTBSラジオの影響なんです。
電気グルーヴのメンバーであるピエール瀧さんは、現在たまむすびで木曜パーソナリティーを務められています。
トークの内容はとても面白く、いつもつるんでいる仲間を見ると、サブカルな人なんです。私もサブカル派だったので、好き好んでラジオを聴いてました。
私としては、いつもラジオで聴いてる面白いおじさんの歴史を観に行こうよ、といつまたスタンスです。
3. 映画の内容
まずこの映画は、劇映画ではなくドキュメンタリーとなっています。膨大な資料映像を惜しみ気もなく公開し、レコード会社や雑誌編集者のインタビューを通して、歴史を振り返る内容です。
最初に、フジロックフェスティバル2014の映像が流れます。
電気グルーヴは他の有名海外アーティストを差し置いて、ヘッドライナーとして出演している日本人でここまでやるのは凄い。
といった内容のメッセージが流れるとともに、電気グルーヴは凄いんだ! というメッセージが込められています。
すると、突然時代は1989年に。 電気グルーヴの前身である「人生」というテクノバンドの歴史を語っていきます。
それから、とても忠実に時系列を辿っていき、2014年まで話を戻していく、という内容になっております。
インタビュー➡︎ライブ映像
インタビュー➡︎CDを流す
の連続。しかもインタビューする相手は少ないので、単調に感じる方もいるかもしれません。
しかし、インタビューの内容が面白く、音楽はテクノ&エレクトロなので飽きることはありませんでした。
私にとっては、瀧さんの昔の映像が観れたので満足してました。
3.唯一覚えていた名曲にカタルシスを感じた
先にも述べた通り、電気グルーヴのCDは買ったこともありませんし、itunesでも聞いたことはありませんでした。
しかし、ある曲が流れた瞬間鳥肌が立ちました。
確か当時、CDランキングで上位に入っていたので、ずっと耳に残っていたんです。
テレビでバンバン流れていたし、綺麗な歌声だったので、ジャニーズの誰かが歌ってるんだろう、とずっと勘違いしていました。
しかしこれは紛れもなく電気グルーヴの曲だったのです。
アーティストは知らないけど曲は分かるってこと、結構あると思うんです。
私にとっては面白いおじさんに過ぎなかった瀧さんが、こんな歌を歌ってるなんて知りもしませんでした。
というわけで、下調べゼロで観に行って大正解でしたね。もしウィキペディアで調べたり、YouTubeで曲を調べていたら、映画館で受けた感動はなかったでしょうね。
90年代のあの時を振り返りたい人、TBSラジオ好きには大変オススメです!!
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