こんにちは! Machinakaです。
今回批評する映画はこちら!
「ヒメアノール」
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はい、森田剛くんが「森田」役で快楽殺人鬼を演じるというニュースが話題になりましたね。まさかV6が古谷実漫画の映画に出演するなんて、、、、漫画原作映画も、とうとうここまで来たかと笑
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あらすじ
「行け!稲中卓球部」「ヒミズ」の古谷実による同名コミックを、「V6」の森田剛主演で実写映画化。森田が、次々と殺人を重ねていく主人公の快楽殺人犯・森田正一役を演じ、「純喫茶磯辺」「銀の匙 Silver Spoon」などを手がけた吉田恵輔監督がメガホンをとった。平凡な毎日に焦りを感じながら、ビルの清掃のパートタイマーとして働いている岡田は、同僚の安藤から思いを寄せるカフェの店員ユカとの恋のキューピッド役を頼まれる。ユカが働くカフェで、高校時代に過酷ないじめに遭っていた同級生の森田正一と再会する岡田だったが、ユカから彼女が森田にストーキングをされている事実を知らされる。岡田役を濱田岳、ユカ役を佐津川愛美、安藤役をムロツヨシがそれぞれ演じる。
是非とも予告編をご覧になってください!!
この予告編は傑作です!
最初にストーリーを進めるのは濱田岳とムロツヨシさん
間違いなくコメディ映画だろう、と思ってました。。
と、思わせといて森田剛がドン!
サイコパスな殺人ホラーと、テレ東でやってるようなラブコメドラマを何故合わせるのだろう? 最初は不思議でなりませんでした笑
でも原作の「ヒメアノール」がそういう作風なんですから、しょうがない。普通なら絶対企画通らないでしょうからね。。。
さて、ホラーとコメディの両立はできたのか、、、、?
映画の感想です。
一回で二度美味しい映画だった!
すっごく楽しめました!
コメディのパートではゲラゲラ笑わせてもらったし、ホラーのパートでは思った以上にエグイ描写が作られていて、両方満足しました。
森田剛くんのサイコパス的な怖さとムロツヨシさんのバカなキャラが交錯してくのは、見ていて違和感がないし、むしろ上手くマッチしてたと思います。
森田剛くんが出てる場面は基本的に一切笑いなしのシリアスなホラー展開、ムロツヨシさんが画面に出てれば何かしらの笑いはあるコメディ展開になるので、とても分かりやすいんですね。
これほど森田剛くんが怖いと思ったことはないし、これほどムロツヨシさんが好きになった映画もないですね!笑
コメディとホラーの両立がこんなに上手く出来てるなんて、本当に感動しました。
一回で二度美味しい、甘いものとしょっぱいものを両方食べてるような、ラーメンとアイスを交互に食べてる感じの映画でした笑
ラーメンを食べればアイスがより甘くなるし、アイスを食べればラーメンの塩見も増す。
一見変な食べ合わせに見えますけど、とても良い味に仕上がってると思いますよ!!
森田剛くんに感謝!
色々褒めたいところがあるのですが、今回のMVPは森田剛くんでしょう!!
良い意味で本当に胸糞悪いキャラ。限りなく純黒なサイコパス犯罪者でしょうね、彼は。
最初は森田くん=森田剛ってことで名前が同じだから抜擢されたのかなぁと思ったんですが、これは間違いなく彼の演技力でしょうね。
テレビで森田くんを見たら、サイコパスなイメージが先行しちゃいそうで、次見るのが怖いですww
僕の中での森田剛イメージって、「学校へ行こう」でのお茶目なキャラが定着してるんで、、、、
2016年でもう37歳なんですねぇ、、、。
V6って2000年以降はCDとかテレビとかあまり出てなかったイメージあるんですけど、実はメンバーが独立して色んな仕事をしてたんですね。個人的には、「学校へ行こう」が終わってから、独立して活動するのが目立ったような気がしますが。
森田剛くんは、本格的に「舞台俳優」としてのキャリアに活路を見出します。
2005年には劇団☆新感線で初主演を務め、2011年にはニューヨークで戯曲「金閣寺」が興行されます。
そして2016年に「ヒメノアール」で映画初主演を飾る、と。
彼のキャリアを見る限り、これがジャニーズ主演の「アイドル映画」ではないことは明らかです。
俳優森田剛の実力があってこそ、この映画は成り立ってると思うんです。
舞台俳優で、しかも劇団☆新感線の舞台ですから、何かと叫んだりわめいたり、大きい声を出すイメージがあったんですが、、、。
今回の森田剛さんの演技は、非常〜〜〜〜に抑え目なんですよね。
声も低く、一切笑うことなく、目が死んでる。アイドルとしての森田剛はどこへ!?って感じで。
将来に絶望してるというか、もう善悪の境界がないんですね。で、完全に話が通じない。コミュニケーションが一切取れないキャラクターになってるんですね。
あと、一番感心したのは「喋り方」
ボソボソと喋り、殺人鬼でありながら、非常に小心者なんですね。森田剛くんなんで、顔は間違いなくイケメンなんですが、喋り方にダサさを感じるんですね。
へっぽこな中学生が喋ってるような、喋り方ですね。うまく説明できなくてすいません。
ダークさとライトさの演出
良かったのは俳優の演技以外にも多くありました。
特に、映画の肝であるダークさとライトさの演出。
ダークさが森田剛くんが出るホラーの部分、ライトさがムロツヨシさんが出るコメディの部分ですけど。
基本的に森田剛くんが出てくる場面は夜で、全体的に暗いんですよねー。そして、服も真っ黒なんですよねw
彼自身の闇を服装にも画面にも作ってるんですかね。
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一方でムロツヨシさんが出てくるパートは、昼間で直射日光が当たっている場合が多い。
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特に濱田岳さんに、やったらと派手なシャツやパーカーを着せてるんですよね。ピンクとかw 普通は着ないでしょw
明るくておバカなイメージを、服にも浸透させてたんですねー。
その演出が、非常に目立ちましたね。細かいところにこだわる映画は好きですよ、私。
余談 濡れ場シーンもグッド!
ダークさとライトさの間に挟まれてましたが、今回は濡れ場もバッチリあります。R15指定なのはこのせいかな?
濱田岳さんと佐津川愛美さんが、見事な濡れ場を演じてます!
佐津川愛美さんは、濱田岳さんと同じ年齢の女優さんです。
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この写真を見るとすごく清純派女優に見えますけど、映画ではエロエロな女の子を演じてます。まさしくヤンマガに出てきそうな、都合の良いヒロインって感じでw
今回は撮影してる人が上手かったんですかねえ。テレビで見るよりもずっと可愛く、キュンキュンする感じで佐津川さん映ってました!
こんな可愛い子が、思いっきり脱ぎます!!!
佐津川さんって、純粋な女優さんなんですよ。セクシー女優でもありません。映画を見てる時は、この人の関連ビデオ見ようって意気込んでたのですが、今回はたまたま脱いだみたいでww
いやぁ、良かったですねぇ。映画の濡れ場としては、今年見た中では「キャロル」のルーニー・マーラより攻めてましたね。我々男性観客に夢を与えてくれる、素晴らしい女優さんだと思いました!!
最後は下ネタで終わってしまい申し訳ありません笑
以上です!!!