こんばんは! Machinakaです。
今回批評する映画はこちら
「サブイボマスク」
https://www.toei.co.jp/movie/details/__icsFiles/afieldfile/2015/11/27/mask-resize.jpg
はい、映画公開直前になって、主演の人がニュースを人沸かせしましたけど、、、 そんなことは映画に関係なし!! というわけで、初日から見て参りましたー!!
1.映画を見たきっかけ
映画を見たきっかけは不倫のニュースではなく、予告編のギャグ線の高さでした。
サブイボマスク Sabuibo Mask (2016) 映画予告編
予告後半の部分ですが、温水洋一さんのハゲネタで爆笑してしまったんですね。
予告編で爆笑した映画は信頼できる、とジンクスを立てていたので。
次に、ファンキー加藤さんの実人生とキャラクターが重なっていたからです。
おしゃれなアーティストではなく、常に汗臭く、暑苦しいキャラクターのファンモンの加藤さん。ファンモンの歌は結構好きで、カラオケでもお世話になっています。歌っていると、心がスッキリするんですよねー。
そんな加藤さんをそのまま写したかのような、映画のキャラクター。うざくて、寒くて、暑苦しいキャラクターを演じるということで、非常に期待できる映画だと思っていました。。。
念のため、あらすじです。
元「FUNKY MONKEY BABYS」のファンキー加藤が映画初主演を果たし、地元商店街に活気を取り戻すべく奔走する熱血青年を演じたハートフルコメディ。地方都市・道半町の商店街の人々に囲まれながら育った青年団員の春雄。しかし現在、商店街は巨大ショッピングモールに客を奪われ、人々はすっかり元気を失っていた。そこで春雄は、熱い思いを込めた自作の応援歌で皆を励まそうと路上ライブを開催。しかし盛り上がってくれるのは幼なじみで自閉症の権助だけで、元カノの雪にも呆れられてしまう。そんなある日、春雄は覆面レスラーとして活躍した父の形見であるマスクを被って歌うことを思いつく。純粋な心を持つ権助役を小池徹平、元カノでシングルマザーの雪役を平愛梨がそれぞれ演じる。監督は「ホテルコパン」の門馬直人。
いわゆる、「地方ガンバレ!」型映画ですね。
ファンモンの加藤さんは、暑い男。加藤さんの力で、地方はどう変わるのか? 楽しみですね!!
2.奇跡的な旬のキャスティング
主役を貼るのはこの方! 元ファンキーモンキーベイベーズの加藤さん
https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/image.topicks.jp/item/image/normal/10895.jpg?time=
はい、最近は不倫のニュースで話題になっている方です。
https://www.hochi.co.jp/entertainment/20160607-OHT1T50056.html
私は、自分に関係ない不倫はどうでもよいので、不倫があったからといって映画を見ないとか、嫌いになるとかはありません。
むしろ、誠実な謝罪で好感がもてましたね、私は。
でも、中には不倫をネタに映画をディスる人もいまして、、、
公開前にもかかわらず、ヤフー映画で異常に低い点数を叩き出しています。
詳しくはコチラをご覧ください。
www.machinaka-movie-review.com
これはねー、評価を付けた奴らは最悪ですねー。多分、低評価を付けてる人のほとんどは映画を見てないんですよ。公開前だもん。
映画を見てないくせに、低評価をつけるなんてどんな神経してるんだって思いますよ、本当に。
映画レビューを舐めるなよ!!
ディスりたいなら、鍵付きのツイッターで吠えてろよ!!
迷惑かけるな!!
そして、ヒロインはこの方、平愛梨さんです。
https://livedoor.4.blogimg.jp/aoba_f/imgs/c/f/cf271a9d.jpg
そうです。あの方のアモーレで話題の人です。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/06/11/kiji/K20160611012762010.html
キャスティング前には、夢にも思わなかった、今が旬のキャストたち。こんな偶然ってあるんですね笑
【注意】
ここから映画の批評に入りますが、単刀直入に言って、かなり酷評しています。
ちゃんとお金を払って、映画を見た立場です。根拠なしに酷評しているわけではありません。ちゃんと映画を見て、駄作だと判断しました。駄作の映画は本ブログの読者にオススメしたくないので、徹底的に酷評することにしています。
そのため、俳優のファンの方にはかなり見苦しい内容になっています。映画自体のファン、映画に出演する俳優ファンの方は、絶対に見ないでください。
ただし、言っておきたいのは、ファンモンの加藤さん、平愛梨さん、小池徹平さんなど俳優さんは本当に頑張っていたと思います! 素晴らしかった!!
今回が映画初出演とのことでしたが、ファンモンの加藤さんの演技も良かったですよ!! おそらく、役に演じるって感じじゃなくて、素の加藤さんを演じれば良かったので、すごく自然な演技ができたのでしょう。
あと、加藤さんの楽曲も良かったですね!!
それではいっきまーす!!
もう一度言いますよ。作品が好きな方、俳優のファンの方は絶対に見ないでくさい!! 今回はかなりキツめです。
3.映画の感想
最悪でした
「地方ガンバレ!」型映画なのに、逆に「地方死ねよ」型映画になっています。
もうね、最悪の一言ですよ。
映画の内容はもちろんなんですが、地方に対する配慮がまるでないんですよね。私は地方出身者なので、地方ディスに対する描写には厳しいんですけど、あまりにも酷い。マジで萎えるからやめてくれ。
何を考えてこんな映画作ったの?
撮影するとき、何に気をつけて映画を撮ったの?
「これじゃまずいぞ!」って誰も気づかなかったの?
よくこんな映画撮ったなぁと思いました。
地方に対するリスペクトも、配慮も何もない。製作陣は最低ですね。
編集が終わるまでおかしいと思わなかったの? だって、どう客観的に見ても「駄作」でしょ? ダサいじゃん!この映画。
いつ撮影したか分かりませんが、もしかしたら集団でインフルエンザにも掛かってたのかな?
本当に信じられない。こんな映画を公開する人間がいるなんて、、、、
https://www.nihoneiga.info/now/0031/img/main1.jpg
この顔にピンときたら、絶対に映画見ちゃダメですよ!!! 1800円を払って、見に行く価値は全くありません!!!!
おい門馬!
みんな、忙しい合間を縫って映画館に足を運んでるんだぞ。高いお金払って! なのに、見た後は本当に気分が悪くなるんだよ!
俺の週末を返せ!!!
これだと単なる悪口ですから、ちゃんと根拠を立てて批評しますね。
同じく、地方が舞台となって商店街にフィーチャした映画では、「ヒーロマニア」がありましたが、こちらも最悪な映画でしたね。あぁ、思い出したくもない。キモい映画でした。
www.machinaka-movie-review.com
4.駄作の理由① 俳優の演技を台無しにするアニメの挿入
この映画を製作したのは、DLEという会社。 フラッシュアニメーションを得意とする会社のようです。
https://www.famitsu.com/career/img/corp/dle/dle_pic01.png
せっかく俳優が頑張って演技してるんですよ! ファンモンの加藤さんも熱演してるんです! 小池徹平くんの自閉症の演技も最高だったんです。
https://www.sabuibomask.com/base/cast/1.jpg
あぁ、加藤さん以外と良い演技じゃん、泣けるじゃん、、、、と感情移入しているところで、、、
ズゴーーン!!
https://www.dle.jp/jp/news/assets_c/2014/03/kayo_thum-thumb-640x250-97.jpg
こんなゆるふわなアニメがいきなり挿入されて、俳優さんが吹き替えに入る始末。
このアニメ演出のせいで、俳優の演技も、撮影も、全て台無し。みんなの努力でせっかく美味しいカレーが出来たのに、監督がおもむろにズボンを脱いでウンコしちゃったんだよ!!!
何を思ってこの映像を入れたんだよ!?
本当に、本当に、これで良いと思ったのか!?
観客が俳優に感情移入しようとするのを阻害してるんだよ!!
せっかく俳優さんが頑張ってるのに、何をしてるんだ!?
アホ!!! アホ!!!! おかげで、泣けるところも泣けねぇよ。俳優を冒涜してるし、ロケ地もバカにしてるわ!!
「地方ガンバレ!」映画だったら、名シーンは必ず実写でやらないと、、、
製作会社のDLEがフラッシュアニメだからって、映画を濁すアニメのシーンを入れるなよ!!
5.駄作の理由② 記号的な地方ディス描写 その理由は?
この映画、とにかく記号的な地方ディス描写が多い。
①時代ハズレの暴走族の描写、②ゆるキャラの乱立、③シャッター通りの商店街と郊外の大型ショッピングセンターの比較。④とにかく町の人に活気がなく、保守的、最悪な人間描写。
地方出身者の私としては、④に関して本当に胸糞が悪くなりました。監督と脚本に向かってゲロを吐きたいぐらい。
私思いました。「映画を作った人たちって絶対地方出身者じゃないよね?」って。
したら、案の定当たりでした。
まずは監督の門馬。
次に、脚本の一雫。
監督と脚本、二人とも東京都出身なんです。
つまり、地方で暮らしたことがない都会出身の奴らが作った「地方映画」なんですよ!!!
もちろん、東京都出身だからって地方をバカにするとか、そんなステレオタイプの見方はしませんよ。東京都に生まれても、地方のために精一杯頑張る方も大勢いらっしゃいます。
でもこの監督と脚本は、どう考えても地方をバカにしているとしか思えないんです。「地方ガンバレ!」って言っておいて「田舎なんて最悪だよ」って主張を映画の最後まで続けているんですよ!!
お前らさ、中津市さんにいろいろお世話になったのに、地方の良いところを何も出さないってどういう神経してるの!?
地方の人間を全然魅力的に描かないのは、本当に不親切。
6.駄作の理由③ 地方の魅力を何も描かない!
地方を舞台にしてるのに、地元の名産が何も出てこないんですよね
!!
この映画は大分県で撮られていて、特に中津市で撮影がされています。
中津といえば、唐揚げですよね!!
https://www.bungoyagifu.jp/common/image/menu_img/momose2.jpg
美味しそうな唐揚げ。僕も大好きです。中津は唐揚げの聖地として有名で、中津市も唐揚げで町おこししようと努力しています。
唐揚げの専門店も町に何店もあるんです。
が、この映画では唐揚げを美味しそうに撮っているシーンは何もありません。とにかく、食事がまずそうなんですよこの映画って。
とにかく、地方の魅力を何も描かないので、中津に行ってみようという気持ちに全くならないんですよ!!
むしろ、中津市のイメージが凄く悪くなるというか。
製作陣は、きっとロッキーなんて見てないんだろうな。
ロッキーのおかげで、フィラデルフィアはアメリカでも有数のシネマ観光地になってます。
名シーンとロケ地がミックスしてこそ、ロケ地が観光名所となって、真の意味で「町おこし」が出来るんでしょうよ!!!
はい、というわけで、かなり酷評してしまいましたが、それくらい欠点が目立つ映画でした。
あんまり思い出したくないですね、もう。
以上です!!
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