こんばんは! Machinakaです!
今回批評するのはこちら
「セルフレス」
https://pbs.twimg.com/media/Cgtc5gdUoAA3r5v.jpg
はい、あの「デッドプール」のライアンレイノルズ主演の映画ですね!!
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あの熱狂から数ヶ月、ライアン・レイノルズさんにはデッドプールでお世話になりました。たくさん笑わせてもらいました。
なので、今回の映画は正直興味なかったけども、デッドプールでの恩返しという意味で、遅ればせながら鑑賞してまいりましたー。
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1.あらすじ
「デッドプール」のライアン・レイノルズ主演によるSFアクション。余命半年と宣告された大富豪の建築家ダミアン・ヘイルは、父を嫌う一人娘のクレアとの仲を修復することなく死を迎えることに絶望していた。失意の中にあったダミアンに天才科学者のオルブライトがもちかけたのは、遺伝子操作で作った肉体へダミアンの頭脳を転送することだった。莫大な料金と引き換えに新しい肉体を手に入れたダミアンだったが、その肉体は遺伝子操作で作られたものではなく、妻子ある特殊部隊の軍人マークの肉体だった。真実を知ったダミアンとマークの妻は、オルブライト率いる秘密組織に命を狙われることとなる。新たな肉体のダミアン=軍人マーク役をレイノルズ、68歳のダミアン役をベン・キングズレー、科学者オルブライト役をマシュー・グードがそれぞれ演じる。監督は「ザ・セル」「インモータルズ 神々の戦い」のターセム・シン。
はい、ライアン・レイノルズを紹介するときに「デッドプール」と紹介が入るときに凄く嬉しいですねw
もう「グリーンランタン」とか、「Xmen」とか使わなくていいんだね笑
この予告を見て、ちょっと既視感があった人っています?
そうです、デップーの時と同じく、ライアン・レイノルズが手術台に運ばれてます笑
こちらが「セルフレス」
https://www.cinemacafe.net/imgs/thumb_h1/231594.jpg
そしてこっちが「デッドプール」。別の映画でも手術台に運ばれるのかよww
https://livedoor.blogimg.jp/samuri-blog/imgs/5/b/5b6011f9-s.png
というわけで、どうしてもデップーと比較したくてしょうがなくなる、映画ですw
まぁ、簡単にジャンルを紹介すれば、SF&ミステリーですよ。
自分の寿命を伸ばすために他人の体を使って、魂を乗り移らせる。しかし、乗り移った体には前世の記憶が残留しており、主人公は葛藤する。
2.監督とキャスト
監督はターセム・シンさん
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シンという名前から大体予想はつきましたが、インドの監督さんみたいですね。
一番有名なのは「ザ・セル」でしょうね。
はっきり言って、あまり印象に残ってない監督。いや、私があまりに過去作見てないのが悪いんだけどね笑
そして、主演は我らがライアン・レイノルズ!!!
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せーのっ、デップーーーー!!!!!
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ライアン・レイノルズ=デップーだと認識してる人も多いのでは?
映画の感想言う前で申し訳ないですけど、ハッキリ言ってこの「セルフレス」を見る時間があるなら、「デッドプール」を見ていただきたい!!
一人で見るより、アメリカの文化や映画を知っている友達と見ると面白さが倍増ですよ!!!
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デッドプール以前は、俳優として当たり役が中々出ずに、元女房のスカヨハにも大きく水を開けられた状態でしたが、見事に「デッドプール」で名誉挽回! 今後の活動に期待する俳優さんです。
予告を見た感じ、B級映画感が漂ったのですが、映画の感想はいかに、、、?
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3.映画の感想
さすがデッドプール俳優!
アクションはカッコよかったけど、それ以外は クソとしか形容できない。
ご都合主義で場当たり的展開、そして偽善的なエンディングは映画史(ダメな歴史)に残るぞ!!!
これを見るくらいなら「デッドプール」を100回見たいぜ!!!
はい、ハッキリ言ってね、駄作ですよ。
ただ、アクションシーンはカッコよく撮れてたので、全否定はできない問いった感じです。
まずは褒めておきましょうか。
ライアン・レイノルズのアクションは素晴らしかった。アクションの編集雨もカッコよくてテキパキしていて、カーチェイスもあってサービス精神満載でした!
主人公はライアン・レイノルズの体に乗り移ってはいますが、彼が生きていた時代の知識や経験までは引き継げていません。ライアン・レイノルズは実は軍歴があって、相当な場数を踏んでいる軍人なのですが、それを主人公は知りません。知る由も無いですよね。
しかし、敵が襲ってくるとライアン・レイノルズの記憶が蘇り、無意識的に敵をボコボコにしちゃいますw
画面を見てると、ライアン・レイノルズが記憶喪失になりながらも敵をやっつけているような感じに写って、まるで「ボーン・アイデンティティ」を見ているような感覚に陥ったのは良かったです。
しかし、アクションシーン以外は全部ダメなんだよ、、、、
この映画、建築家の老人が余命を伸ばそうと、若いライアンレイノルズの体に魂を移行するところから、本編は始まります。
つまり、手術シーンは自分の魂(脳といった方が分かりやすいかな)を移行するシーンなのですね。
その後、若い体を取り戻したライアン・レイノルズはスポーツに勤しんだり、女の子をナンパしてセクロスしまくったりするんですけど、そこの描写があまりにもダサくて、、、
これは編集の話にも関わるんですけど、、、
言いたいのは、一つの話をチャカチャカ編集して、間延びさせるような編集はマジでやめてくれ!!ってこと。
例えば、若さを取り戻した主人公がスポーツをして汗を流すシーン。映画ではバスケットボールに夢中になってるんですが、そこのシーンでは、あバスケットボールシーンを写す傍らで、全然関係ないカットが入ってきたりするんです。
あとは、娘とプールで遊んでる時に、劇中とはまるで関係ないカットが紛れ込んで、チャカチャカの編集雨に見えてしまって、何を伝えたいカットなのかわからないんですww
そして、若さを取り戻す象徴となるのが、スポーツに加えて「セックス」を描写するのが手っ取り早いですよね。
でも、このセックス描写がマジでしょぼい。。。
まずね、性描写がスっごく消極的なんですよ。。。 乳首の一つでも映ったらいいのに、、、、乳首どころか、あらゆる性描写が封印されてるんです。これはねぇ、、寂しいですよ笑
あとはね、、、一番問題だと思ったのは脚本の問題。
いくらでも面白くできそうなのに、一切笑いを入れるシーンがないんだ。百歩譲って、コメディ調じゃなくても許すことにする。でも、コメディじゃなければ、スっごく無駄なカット割りがあまりにも多すぎるんだ。
また、伏線がまるでなくて、その場その場で問題解決しようとする、計画性のなさもこの映画から伺えました。
一番の欠点はですねぇ、、主人公のこれまでの経歴や経験が活用されなかったことです。
主人公は老人ながらも、建築王でニューヨークの街を作ってきた偉人であり有名人、、、 ライアンレイノルズに魂が乗り移るまでは、20分ー30分程度、この主人公の建築家の凄さを伝えるシーンがあるんですけど、、、あれだけ長く建築家の情報を出しておいて、映画の終盤になっても彼の建築家としての長所はまるで使われない。
あんなに建築家の話を入れたのはなんでなんだよww
建築家だったら、彼が設計したビルに敵をおびき寄せて、設計者の彼しか知らない秘密のルートで敵を欺いたり倒すなり、そんなシーンを入れてもよかったじゃないww
つまり、映画で伏線(だと思われていた)部分が全く活用されず、無駄としか思えないオープニングだったので、すごく印象が悪かったですw
あと、エンディング!!!! これは酷い!唐突に話をまとめようとしすぎて、全く主人公に感情移入できなかった!!!!!!
とにかく、、これを見るくらいなら「デッドプール」を100回見て欲しい! 以上です。