Machinakaの日記

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映画「ジェイソンボーン」批評・解説 駄作決定! 俺たちのジェイソンボーンを返せ!!!

はい、こんばんは! Machinakaです。

映画批評の前に、、こちらの曲をお聴きいただきましょう、どうぞ!!!

Extreme Ways (The Bourne Ultimatum)

Extreme Ways (The Bourne Ultimatum)

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ヨイショーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

ついに、ついに我らがマットデイモン、、もといジェイソンボーンが帰ってきたぜ!!!!!

前作のボーン・アルティメイタムから9年、、、長かった。長かったぜ。。。

「君の名は?」 

と聞かれても分からない。

そう答えるのがジェイソンボーン! 

そう、彼は記憶喪失の殺人マシーンなのです!!

この写真は、最後の方でようやく名前を思い出すシーンですね。

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はい、早速行ってみましょー!! 劇場でマット・デイモンに会える! じゃあ行くしかないよな!!!!

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1. あらすじ


ジェイソン・ボーン(原題)予告編

マット・デイモンが、記憶を失った最強の暗殺者ジェイソン・ボーンに扮する人気アクションサスペンスのシリーズ第5作。「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」の3部作を手がけたポール・グリーングラス監督とデイモンが、9年ぶりにシリーズ復帰を果たし、ジェイソン・ボーンの新たな戦いを描いた。世間から姿を消して静かに生活していたジェイソン・ボーンのもとに、CIAの元同僚のニッキーが現れる。ニッキーは、CIAが世界を監視・操作するために極秘プログラムを始動させたこと、そしてボーンにまつわる、ある驚きの真実を告げる。これをきっかけにボーンは再び動き始めることとなり、追跡を任されたCIAエージェントのリーは、ボーンを組織に取り込むことを画策するが……。ボーンの追跡を指揮するCIA長官デューイ役で名優トミー・リー・ジョーンズ、その部下となるリー役で「リリーのすべて」のアリシア・ビカンダーがシリーズ初参加。

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はい、今回はスゴイですね。マットデイモンだけならともかく、CIAの長官にトミー・リー・ジョーンズ

BOSSのCMの人ですよw

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そして、彼の部下を演じるのはアリシア・ヴィキャンデル

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はい、アリシアちゃんと言えば、、、

そう、「リリーのすべて」ですね!

www.machinaka-movie-review.com

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まだ若いのに、モザイクなしで自らの肢体をさらけ出して話題になりました。ぶっちゃけ、おっぱい見えてたもんねw 

相手役を務めたエディ・レッドメインはどアップで股間を出す始末だし、どんだけ過激な映画なんだよw いや、嬉しいんだけどさ笑

あとこれ余談なんですけど、俺のブログに「エディ・レッドメイン ちんこ」って検索して入ってくるのやめてくれない? アクセス解析してる時に、思わず笑っちゃうんだわwww

Googleさんには感謝してるんですけど、なんか恥ずかしいよ、、、笑

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2. マット・デイモンとボーンシリーズ

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今回の主演を務めるのは、マット・デイモン!!

今年でもう46歳。若手若手と思ってたら、もうこんなに歳をとってたんですなw 時間が経つのは早い(⌒-⌒; )

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彼のキャリアは他の俳優と比べても、かなり異端です。異端児です笑

10代の頃から俳優活動をしていましたが、高校卒業するとなぜかハーバード大学の法学部に進学、そこで授業中に書いた脚本をベン・アフレックと共にブラッシュアップし、ゴールデングローブ・アカデミー脚本賞を受賞します。

この作品が、かの有名な「グッドウィルハンティング」です。

この作品、僕にとってはとても貴重なものです。マット・デイモンはMachinakaが最も信頼する、俳優であり作り手の一人です。正直言って、この人にかなり影響されてます、私笑 まぁそれは次の機会にでも書くとして、、、


グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち - 予告編

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オーシャンズ11でメジャー映画の仲間入りを果たし、そして2002年の「ボーン・アイデンティティ」へと進むことになります。

個人的に、、、スパイ系映画ではオールタイムベストです!!

総合的にはミッションインポッシブルと言いたいですけど笑

ただ、この作品の破壊力は凄かった。。。

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マトリックスとはある種正反対の、クールでスタイリッシュな格闘シーン、そして異国の地での女性との出会い、、、

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そして、殺人マシーンであるボーンの素性が次第に分かっていくプロセスそのものが、最高のカタルシスをもたらすんですよ!!

個人的には、スイスのチューリッヒ銀行で過去のボーンの資産を受け取りに行くシーン。このころ、ボーンは自分の過去を知りませんから、銀行に行って引き出しを開けてビックリw ザワザワww

だって銃と何十個ものパスポートがあるんだもん笑

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このドキドキ・ワクワク感は、未だに記憶から離れません。おそらく、一生消えることはないでしょう。ってくらいベストです。

そしてこの映画、、、何が最高かって、、、、、

エンディングがベストなんです!! ハッキリ言って、生涯でベストのエンディングと言ってもいいw 

CIAに追われ、仕方なく別れた恋人に再会するシーンですなww

普通なら単に感動して、キュンキュンするだけなんですけど、このエンディングは違うんですよww

この動画の1分55秒です。

もう一度言います。1分55秒からヤバイですwww

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ボーンと恋人のパメラが抱擁、、、映画を見ている俺たちは、ああ良かったなぁ、、ハッピーエンディングだなぁ、、、とほんわかして、安心してるんです。

しかし、この1分55秒で「トゥイーン!!」「トゥーーーイン!!!」

と、ボーンシリーズを象徴するあのエンディングがwww

初めて見たとき、鳥肌が全身に立ちました。そして、、、自宅観賞なのに叫んでしまいましたww

この映画、エンディングはラブストーリーだけじゃない! カッコイイんだよ!!!

単に歌の力、、、でも歌の力って大事なんだよねー。。

スパイ映画なんて世の中に無数にありますけど、この「ボーン」シリーズは、007、ミッションインポッシブル、と肩を並べる大人気作品になってます。

もちろんマット・デイモンは大人気俳優ですし、これだけ人気が出るのもうなづける。でも、ボーンシリーズの特徴って何だ? と聞かれると、答えられる人は少ないと思います。

私なりの言葉で説明するならば、ボーンシリーズは「一匹狼の男の孤独で孤高な自分探しの旅」だと思ってます。

007やミッションインポみたいに、イケイケな主人公が女をナンパして寝ちゃうわけでもない、派手な車に乗るわけでもない、すごく素朴なんですw

素朴な青年が実は殺人マシーンだった型映画なんですよ! 

言葉が悪いですが、この「ボーン」シリーズでは、マット・デイモンの童貞感がすごい出てるw

007、ミッションインポッシブルの主人公が「ヤリチンスパイ」だとしたら、ボーンのマット・デイモンは「童貞スパイ」なんですww

作風全体から伝わってくる素朴で純な感じ。童貞スパイ映画と言ってもいいでしょうね!! ファンから怒られるかな笑

はい、まとめますと、、、

ボーンシリーズの特徴は、派手なカーチェイスや仰々しいアクションに頼らずに、骨太のストーリーと純な恋愛要素が入った作品なのです。

また、無駄に感動させるシーンや感情を吐き出すようなセリフがなく、すべて映像で見せようとする点だったり、画面の色使いの極めてシンプルで、まさにクールでスタイリッシュなんです!!!

はい、過去作のまとめはこれくらいにして、、、

私の個人的な思い入れが非常に強い「ボーン」シリーズの最新作を鑑賞してきました!!

公開初日は行けなかったですけど、土曜日に鑑賞してきましたよ!

個人的な話をすると、、、この映画を観る直前まで、3日間くらい不眠不休で仕事してたんですよw 何回も寝そうになりましたけど、「これが終わったらマット・デイモンに会える!」そう信じて頑張って仕事をしてきたんです。だから、映画に対する期待値も非常に高い状態になってました。

そんな疲弊した私を、この映画は満たしてくれたのか? 

映画の感想はこちらです!!!!!!!!

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3.映画の感想

オイオイオイオイオイオイオイオイオイオイ!!!!!!

ふざけんなよ!!!!!!

これがボーンシリーズ? これがジェイソンボーン??

とにかくダセェよ!!!!!!

俺のジェイソンボーンを返せよ!!!!!

はい、評価を一言で言いますと、駄作決定です。迷う事なき駄作。

なんでこうなっちゃった?

だって、、、、、

クールでスタイリッシュなジェイソンボーンが、いなくなっちゃったんだもん!!!笑

古風なヨーロッパの街を舞台として、ミニカーでCIAから逃げて、ボロいマンションに息をひそめるみたいな作風はなくなって、、、

舞台はアメリカのラスベガスになり、ド派手な車を乗り回して、、、

車も無駄に大爆発するし、、、、

もう素朴で童貞感のあるジェイソンボーンはどっかに行っちゃったよ!!!笑

百歩譲って、作風がクールでスタイリッシュからド派手アクションに変わったのを、受容することにしましょう。受容したくないけどww

でも、単なる派手な映画になっちゃって、ストーリーも薄っぺらくなっているし、、、、、

何より演出がダサいwww

一番萎えたのは、回想シーン。

今回のジェイソンボーンも、過去作と同じように「自分探しの旅」をしているわけです。で、何を探してるのかというと、「父親が死んだ理由」なんですよ。

で、父親が死ぬシーンがボーンの頭にフラッシュバッグしているのですが、、、

この父親が死ぬシーンを、何回も何回も! 何回も何回も!!!! 

おそらく10回以上は繰り返しているんですよ!!!!!!!!!

アホか!!! 一回で分かるわ!!!!!!!

あとはアクションシーン。

過去作は、クールでスタイリッシュな格闘アクションが売りだったわけです。特に気に入ってるのが、ボロいマンションでマット・デイモンと暗殺者が戦うシーン。部屋にあるものを使って、敵をどんどん倒していく。最後は階段を使って敵を殺す。

必要経費はほぼゼロ!! なんとエコな殺し方なんだ!笑 でもそれがかっこいいんですね!!

ただ今回は、無駄にカメラを振り回してせっかくのアクションがよく見えない。あと、IMAXで見たせいかもしれないけど、音響が無駄にデカくて派手なんです。

で、、致命的だったのは、恋愛要素とエンディング

今回は、全く恋愛要素がないんですよね! 一切のラブシーンもない!!!

何故なら、オープニングで元恋人が死んじゃいますからw

それでも、新しい恋人を探す気はない。オイオイ、お前どんだけ草食系男子なんだとw

一人だけ、ちょっとボーンに気があるんじゃないかなーと思う女性がいるんですけど、エンディングではその女性と二人っきりになるんです。

ボーンアイデンティティーのエンディングと、人数的には同じですよw

でもねー、そこでも何も起こらない。いや、途中の過程で恋愛要素は一切ないから、しょうがないんだけど笑

恋愛要素がないだけならまだマシなんですけど、エンディングでアガるシーンがないんですよ!!

女性とちょっと喋って、じゃあねぇーみたいな感じで別れて、、そしてあのBGMが流れる、、、、

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本当にさぁ、、、、音楽を作った人に謝れよ!!!!!

恋愛要素がないことは何を象徴しているかというと、ボーンと他人との人間関係が全く構築されていない。

だから、この映画には人間の心理描写が一切描かれないんですよ!!!!

過去作は恋人との恋愛を通して、ボーンの孤独や心理を浮き彫りにして行ったんですけど、今回はボーンの心理描写がまるで描かれていない。

だから、今回のボーンは孤独さがまるで伝わらない。なのに、やたらと「父親を殺したのは誰だ!?」と泣き喚くから、うんざりしちゃう。

そうそう、やたらとボーンが感情的なセリフを吐くことも、嫌だったんですよ。。。。

銃を突きつけながら、「おいお前!!!! 父親は誰に殺された? 教えろよおおおおおおおお!!!!!!!!」

って叫ぶところとか、日本映画かよって思っちゃってww

あそこは萎え萎えでしたねー。

はい、もう二度と本作を観ることはないでしょうね、おそらく。

もう一度、ボーンアイデンティティーを見たいと思ってます笑

それでは〜。

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