こんにちは! Machinakaです。
今回批評するのはこちらの映画
「SCOOP!」
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イェーーーーーーー!!!!!!!
FOOOOOOOOOO!!!!!!
ハッスルハッスル\(^o^)/!!!!
https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/95/0000919795/25/img2e216665zik5zj.jpeg
もうね! 半年以上前からこの日を楽しみにしてたよ!!!!!!
福山主演ってことだから、映画館の予告がかなり前から流れてたんだよね!!!!
「日本一撮られない芸能人」として有名な福山雅治さんが、まさかのゲスカメラマンを演じる! この触れ込みに、興奮しないなんてありえないよ!!!
ゲスな人がゲスな役をやるのは別にいいんすよ、でもあの福山だよ!? 福山がゲスな人間を演じるんだよ!? で、監督が大根仁だよ!?
映画好きなサブカル男子なら観るしかないよね?
こんなブログ読んでないで、早く映画館行ってきなよ!!!!
で、観終わった後にもう一度このブログを読むんだw
ま、冗談はさておいて笑
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はい、今話題沸騰中の映画ですね。
「君の名は。」を破って興行収入1位を奪い取るか?
なんて、映画ニュースが飛び交ってるんでしょうねー。「君の名は。」を超えられそうな映画はこれぐらいですからねー。映画がこんなに盛り上がってるのが、凄く嬉しく思います。
さ、タイトルに「独占スクープ!?」と書いてますけど、あくまでも「!?」って付けてますからね笑
みなさん、騙されないで、、
映画を愛する私が、公開初日にネタバレ全開で書くわけねぇだろ!!!!!
ストーリーとか、あらすじとか、ネタバレとか、そんなのは映画を観た後に復習するもんなんだよ!!!!
ネタバレとか調べる時間あったら黙って映画館に行け!!!!
って、誰に怒ってるんだwww
あ、でもちょっと小ネタは入れていきますよー笑
この映画、認知度は高いけど実際に観に行くかって言われれば、観に行かないという人が多いと思うんです。週刊誌の見出しだけみて、満足しちゃうみたいな。
ハッキリ言って、テレビの放送コードが厳しい時代に、こんなゲスでハチャメチャでエロくて笑える映画はそうそうないですよ。
しかも、日本の監督が日本の有名人を使ってるから、日本人にとって馴染みのある俳優が出てる、それでいて楽しい映画になってる!
それに、オール東京で撮影してる映画って、本当にレアだよ!
SCOOP最高!!!!
本当にオススメでっす!!!!!!
はい、前置きが長くなったねw
それではそろそろ行きまっしょーい!!!!
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1.あらすじ
福山雅治が「モテキ」「バクマン。」の大根仁監督と初タッグを組んだ主演作。1985年に製作された原田眞人監督・脚本の映画「盗写 1/250秒」を原作に、芸能スキャンダルから社会事件まで様々なネタを追いかける写真週刊誌カメラマンや記者たちの姿を描く。数々の伝説的スクープをモノにしてきたカメラマンの都城静は、輝かしい業績も過去のものとなり、今は芸能スキャンダル専門の中年パパラッチとして、借金や酒にまみれた自堕落な生活を送っていた。そんなある時、ひょんなことから写真週刊誌「SCOOP!」の新人記者・行川野火とコンビを組むことになり、日本中が注目する大事件に巻き込まれていく。福山扮する静の相棒となる組む新米記者・野火を二階堂ふみが演じ、吉田羊、滝藤賢一、リリー・フランキーら豪華キャストが共演する。
2.大根仁という男
もはや福山さんとか二階堂さんとかの情報はいいよね? 多分他のブログでいくらでも書いてると思うし笑
なので、今回は大根仁監督にフィーチャーして書きたいと思います。
今作のメガホンを撮るのは、大根仁さん。
https://natalie.mu/images/music/ja/sp-boowy/photo01.jpg
はい、イガグリ頭がトレードマークの、俺たちの大根監督です!
1969年生まれ。宇多丸さんと同い年ですね!
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そして、、、今回の主演を務めた福山雅治とも同じ年でもあります。
https://www.fukuyamamasaharu.com/sp/brostv/assets/images/img_fukuyama_02.png
個人的に、福山雅治のベスト映画は是枝裕和監督の「そして父になる」だと思います。
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大根さんも、宇多丸さんも、福山さんも、同い年なのにこうも違う道に進むのか、、、笑
はい、大根監督の話に戻りましょう。
大根さんといえば、漫画を原作にした映画が有名だと思います。
まず「モテキ」
そして、昨年公開された「バクマン。」昨年のMachinakaの日記では年間ベスト級に選定されました。
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「マンガが原作の映画ってつまんなくね?」と思ってる人、、、、
アホか!!!!!!!!
大根監督の撮るマンガ原作映画は、最高に面白いのだ!!!!!!
何故なら、大根監督自身がマンガを愛し、サブカル全般を愛しているのですから!!
そこらへんの職業監督が「マンガ原作の映画撮ったら売れんじゃね?」って邪推してるのとはワケが違うんですよ!!!!
何故なら、大根監督のモットーは「メジャーな映画やドラマに、自分の愛するサブカルチャーの要素を盛り込むこと」なんです。メジャーな映画が最初にあるわけじゃなくて、サブカル愛が最初にある人なんですよ!!
だから、映画好きの私なんかは完全に「仲間」、、、いや「先生」ですよ!!!
大根先生! いつまでもついていきます!!!
サブカル愛が強すぎるせいか、撮影の美術セットには異常なこだわりを。前作バクマンでは週刊少年ジャンプの編集部を徹底的にリサーチし、編集部のデスクを精密に再現しています。
この異常なまでのセットのこだわりよう、単なる仕事では出来ない凝りようですwww
大根監督の撮る映画はとにかく女の子がエロい! 最高!
撮影スタッフ以外に、大根監督がカメラを担当することもあるのですが、監督がカメラに収めるのはヒロインの女の子ばかりww
しかも、その女の子が本当にエロく、そして美しく撮れているw
いや、裸になったりするわけじゃないんだけど、普通の状態でいかに女の子を綺麗に&エロく撮るかを熟知している人だなぁと思います。
つまり、どエロイ監督なんですよ!
直接会ったわけじゃないけど、俺には分かるよw
はい、そんな大根監督の最新作ですが、、、
今回はマンガが原作じゃありません!
あれ? マンガ原作じゃないけど大丈夫?
大根仁監督はどこへ向かおうとしているのか?
そんな一抹の不安を抱える人もいるでしょうが、、、
そろそろ映画の感想に行きたいと思います!!!!!
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3.映画の感想
前作の「バクマン。」の興奮から一年。大根監督が大好きになってしまった私。 そうなれば、当然次回作は超期待してしまう。それが人の常。
そして、期待しすぎた結果、「なんだ、前の方がよかったじゃんー」って萎えてしまうこともよくある。どの監督とは言わないけど笑
自分で作ったハードルのせいで、せっかくの映画が陳腐化してしまわぬよう、僕は新作映画を前情報一切なしで鑑賞するようにしている。
前情報は唯一、映画館で流れている予告編だけだ。あれは強制的に見せられるからw
ハッキリ言って、僕の映画鑑賞スタイルは映画ブロガーとしては致命的な欠陥だろう。だけど、「映画を一番面白く見る方法」はこのスタイルだと思う。
が、大根仁監督だったら期待せずにはいられない。前情報が無くても、福山雅治と大根仁がタッグを組むと聞いたら、無限に妄想が広がる。
出来る限り自制したが、やはりかなりの期待値を持って映画鑑賞に望んでしまった。「絶対に面白いはず!」と予想してしまい、ハードルを高く上げてしまったのだ。。。
が、、、、、、、
いやっほーーーーーーー!!!!!!!!
ちくしょーーー!!!!!
最高!最高!最高!
予想したより面白いじゃんか!!!!
そして、、、まさかこの映画で泣かされるとは思わなかったぜ!!!!!
大根仁さん、やっぱりアナタを期待して良かった! これからも期待し続けるよ! そして毎回俺を裏切ってくれよ!!!!!
はい、福山雅治主演の週刊誌パパラッチ映画。映画を観る前は、きっとジェイク・ギレンホールの「ナイトクローラー」みたいな映画だと思いました。僕は「ナイトクローラー」と比較しながら、評論しようと考えてましたし。
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が、ハッキリ言って「ナイトクローラー」と似ても似つかない映画だったよw
だから、比較は意味ない。
ハッキリ言って、ゲス度で言えば「ナイトクローラー」より酷いかもw そして、人間臭い映画だなぁと思いました。
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サブカル愛が強い大根監督、、、週刊誌もサブカルとして認めるなら、大根監督印が詰まった映画だなぁーと思いました。
前作「バクマン」でも見られた、編集部の会議シーン。今回も編集部の会議シーンが流れます。まぁ、、、ジャンプも週刊誌も同じ「出版業界」だもんねw
シンゴジラといい、会議シーンが出る映画って面白いのかな?
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いや、映画には向かないセリフばかりの「会議シーン」でさえ面白く撮れる監督こそが、映画監督として実力がある人なんでしょう。
会議シーンが面白い映画は良作、そして良監督、、、なのかもしれませんねw
4.自主規制なんて知ったことか! ゲスでエロくて最高な大人(男)向けエンターテイメントだった!
最近、テレビは自主規制を厳しくしているせいで、テレビで女の人の裸が出たり、暴力表現を観なくなりました。
大人の男の私としては、テレビが凄くつまらなくなってしまいました。完全に女性向けになってしまったんですよね。
で、テレビが駄目なら映画、、、、と思いきや、日本映画も自主規制というか、女子向けの映画が多い多い。。。。
JKが観るような映画が興収1位を取った時には、肩を落としてしまいます。本当に。今後の日本映画は大丈夫なのか、と。
日本映画が駄目なら洋画!! と思いきや、ゲスな男向けコメディ洋画は日本で公開されないんですよ。。。。
例えば、今では大人気になっている「ハングオーバー!」は、最初日本で公開予定がなかったらしいですよw
日本で公開にこじつけられたのも、私が尊敬する町山智浩さんが尽力されたおかげです。
町山智浩が映画『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』を語る
もっと下ネタバンバン使って、週刊誌みたいなゲスな映画作って、俺を爆笑させろ!
ゲスな映画で俺を勃たせろよ!!!
とずっと思ってました。
そしてやっと、この「SCOOP!」で久しぶりに邦画でゲス映画が作れた。本当にこの映画は「ゲスだ!」(褒めてます)
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まず、冒頭のシーンからヤバイ。
本当に、冒頭のシーンは100億点、、、いや1000億点あげてもいいw
週刊誌のカメラマンとして働く福山雅治の仕事・人格を、セリフを使わずに影像だけで説明する、、、これぞ映画! これぞ映画的文法だよね!!!!
映画に遅刻して冒頭のシーンが見れなかった人、、、そんな人はこの映画を観たことにならない!!! 映画代の半分以上損してるよ!!!!!
って言いたいくらい、冒頭のシーンは完璧だった!!!!!
今年ベストのオープニングですね!!!!!
そして、注目すべきところは、「パパラッチ映画」を象徴するかのように、異常なまでの下ネタ・お色気シーンの密度!!!
福山雅治があんなことやこんなこと、、、あまりにも卑猥なセリフをマシンガンのようにぶっ放す。なんてエロいんだ!!!
もはや福山雅治は、和製「デッドプール」だったよ!!!
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セリフに注目してたので気づいたんですけど、下ネタの表現が豊かなんですよねー本当に。
「ちんこ」とか「うんこ」みたいな小学生でも知ってる下ネタは使わずに、大人だけが知ってるゲスな下ネタを使う。大人向けのエッチな映画でもあるんですよww
まさに、「FLASH」の見出しで使われているような下ネタ言葉を、福山雅治があの顔で、あの声で喋りまくるんですww
ってかなんど見てもゲスな表紙だなぁ、、、、
https://getgold.jp/files/2014/09/00155.jpg
また、ゲスさに加えて「エロさ」も最高ですね!!!
特に大根監督の代名詞「ヒロインをエロく撮る」が今作でも実証されました!
あんなエロい二階堂ふみちゃんを観たのは、おそらくこれが初めてです。
詳しくは劇場で確認してください! ただ、二階堂ふみ、、、、エロかったなぁ、、、、、ww
面白いのは、エロいシーンだけ画面が白っぽく構成されて、ファンシーな音楽が流れてきて、映画全体のトーンとは明らかに乖離した、「異物感」のあるエロシーンなんですよねww
「え? 俺何の映画観に来てんの?」みたいなw
まぁ、これも大根監督の特徴ですよね~。男の私はありがたいんだけどw
個人的には、大根監督がAVの監督したらどうなるんだろう?って思っちゃいますね。
ソフトオンデマンドさんとか、企画持ってきてくれないかなぁ、、、、駄目か笑
はい、色々書いてきましたけど、 こんな事言ったらおかしいかもしれないけど、エロくてゲスい映画は俺の大好物なんですよ!
だから、今回は満足度が本当に高かった。
言うならば、
「最低だけど、最高な映画」でした!
この映画、色々裏話もあるのですが、、、それはまたの機会に!!!
以上でっす!!!