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映画「パッドマン 5億人の女性を救った男」感想ネタバレあり解説 インドの実話!生理ナプキンで映画を!

 
こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 
この記事では、「パッドマン 5億人の女性を救った男」のネタバレあり感想解説記事を書いています。
 
 
 
 

[はじめに]

 
こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 
Twitterもやってます!
 
 

 

今回公開する映画はこちら!

 

「パッドマン 5億人の女性を救った男」

 
 
 
知られざる映画の王国、インド。
 
アメリカにはハリウッドがあるが、インドにはボリウッド、トリウッドなど、ハリウッド級の映画都市が何個もあるという。。
 
最近だと「バーフバリ」という大スペクタルな歴史SFが大流行したが、今回はなんとヒーローもの。。
 
アメリカにはスパイダーマン、バッドマン。そしてインドにはパッドマン!?
 
パッドマンはいかにして成功を収めたのか? 
 
そして、パッドマンの手に持っているものは、、あれ? ナプキン?
 
なんだこれww 今まで見たことのないインド映画が、ついに日本に上陸する!!!
 
なんでナプキンでヒーローになったんだよww 日本人の感覚からしたら全くもって意味不明だよww 
 
しかもこれ、実話だって?
 
ナプキンなんて普通に買えばいいじゃないかwww 俺は勝ったことないけど、今コンビニとかにも売ってるでしょ!?
 
なんでこんなにヒーロー扱いされているのか、なぜナプキンで映画を作ろうと思ったのか、、
 
とにかく、気になって気になって仕方がない映画でございます。
 
 
 

それでは「パッドマン 5億人の女性を救った男」、感想・解説、ネタバレありでいってみよー!!!!  

 

 

 

 

 

 

 
 

[あらすじ]

  
・現代のインドで、安全で安価な生理用品の普及に奔走した男の実話を映画化したヒューマンドラマ。インドの小さな村で最愛の妻と新婚生活を送るラクシュミは、貧しくて生理用品が買えず不衛生な布を使用している妻のため、清潔で安価なナプキンを手作りすることに。生理用品の研究とリサーチに明け暮れるラクシュミは、村人たちから奇異な目を向けられ、数々の誤解や困難に直面する。そんな彼の熱意に賛同した女性パリーの協力もあり、ついに低コストで大量生産できる製造機の発明に成功。農村の女性たちに、ナプキンだけでなく、その製造機を使って働く機械も与えようと奮闘するラクシュミだったが……。主演は「チャンドニー・チョーク・トゥ・チャイナ」のアクシャイ・クマール。共演に「ミルカ」のソーナム・カプール。

eiga.com

 

 

 
 
 
 
 
 
それでは映画の感想でっす!!!
 
 
 

映画の感想

スーパーマンのように空が飛べなくても、アイアンマンのように天才のお金持ちじゃなくても、X-menのように特殊な能力がなくても、ヒーローになれる人はいる!!! 
 
インドの実話を基にした、リアルヒーローの物語!!! 
 
 
初潮を迎えた少女に試作品のナプキンを渡し村八分にされるパッドマン 
 
女子医大のバスをストーキングし、感想を聞こうとして警備員に殴られるパッドマン 
 
度重なる暴挙により、離婚を突きつけられるパッドマン
 
 
マッドと呼ばれながらも、パッドを貫くその精神!!
俺もパッドマンのような男になりたい!!
 
恥ずかしさを顧みず、5億人の女性を救うマッドなパッドマンに敬礼!!!!

 

 

 

堂々たるインド映画の王道

はい、生理用ナプキンを作った男がヒーローとなった実話の物語を描いた、おそらく唯一の作品だと思われます。

 

日本とはかけ離れた価値観のインド。

 

その中でも女性蔑視というインドの闇をあぶり出しつつ、一人の男の英雄譚として描かれているリアル・ヒーロー映画となっておりました!!

 

いやぁ、こういうの日本だと感動モノにしちゃうんでしょうけど、インドではコメディをベースにして、ミュージカルシーンをバンバン入れつつ、時にはホラー?的な描写も織り交ぜた、まさしく何でもありの堂々たるインド映画の作りでございました。

 

インドには「ナヴァラサ」という暗黙の了解的な映画フォーマットがあって、愛情・怒り・悲しみ・恐怖・驚き・力強さ・嫌悪・笑い・平安という9つの感情を入れるように作られていることが多いです。ただ、法律ではなくてあくまでも業界独自のフォーマットのようです。

 

www.komeindiafilm.com

 

 

題材が題材だけに、派手なアクションシーンだったり人が大勢死ぬわけでもない。それなのに王道のインド映画のナヴァラサ・フォーマットを踏襲して、大衆娯楽作として作っていたのが意欲的でございました。

 

内容の話に行く前に、この映画、本当に映像が綺麗なんですよ!!

 

インド映画って、もう完全に日本よりも風景を撮るのが上手い。

 

ただの田園風景もこの映画では世界遺産のように見えるし、インドの女性って明るい柄のきらびやかな衣装を着ていることが多いから、背景が非常に映える。

肝心の主役のナプキンが純白のため、逆に目立たないような感じになってるんですよねw

 

ストーリーだけでなく絵も楽しめるようになっていたのも最高でしたね。

 

あとはインド映画ということでミュージカルシーン。

 

冒頭からパッドマン夫婦の幸せな新婚生活が映り、何も言葉で説明しなくても温かい家庭が見えてくるんですよね。こういうスマートな演出は大好きです。

 

今回も良い曲揃ってるのでサントラ聞いてみてくださいね!

 


Aaj Se Teri | Padman | Akshay Kumar & Radhika Apte | Arijit Singh | Amit Trivedi

 

 

 

Aaj Se Teri

Aaj Se Teri

  • Arijit Singh
  • ボリウッド
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

生理用品が題材で、よくもこんな良作を

さて、肝心のストーリーはどうだったのかというと、、、

 

 

タイトル通りです

 

 

 

だよねw これで最後生理用ナプキン関係なくなったら意味ないもんねw

 

基本的にはパッドマンが生理用ナプキンの必要性を感じる前半、ナプキンを作ろうと試行錯誤する中半、、、など、ナプキンをベースに話は進んでいきます。

 

もうこの字面から分かる通り、非常に地味です。

 

ナプキンを作ってる工程も絵面も地味です。

 

しかしその分、パッドマン夫婦と周囲の人間関係を上手く描くことで、パッドマンの考えてることがいかにマッドなのかが伝えられています。

 

インドの女性の中で、生理用品を使用している人はわずか12%。しかもこれ、2001年の話ですからねw

都市部では割合が高いと思うんですが、パッドマンがいるのは田舎の農村。生理用品を使っている人はほとんどいません。

 

そんな中、パッドマンの行動が周囲にとっていかに恐ろしく嫌悪感があるのか、劇中で嫌というほど描かれています。

 

もちろんね、パッドマンの行動は最初から評価されていたわけじゃないし、最初は男性がナプキン作るなんて異常だなんて言われるシーンが挿入されるのは、想像がつきますよね。

 

でもこの映画、パッドマンが皆から忌み嫌われるシーンが最初から後半までずーとずーと続くんですよww

 

ぶっちゃけクドイ、クドすぎるww

 

ただ、長いフリがあってこそ、最後の最後で皆から賞賛されて感動が呼び起こされるんですよね。

 

パッドマンは非常にチャレンジングな人で、作ったナプキンをひたすら女性に手渡しであげていくんですけど、ドン引きされて周囲から変人、変人だって言われ続けるわけですよw

 

もちろん一番身近にいる女性である妻も被害に遭うんですが、夫婦の住んでる家は妻の姉妹や夫のお母さんも住んでいて、パッドマンの凶行がバレるのは確実なんですよw

 

それに懲りないパッドマンは、自分の妹の家に行く時にも生理用ナプキンをポッケに入れて、バレて大騒ぎすることになりますww

 

で、それだけならいいんですが、パッドマンはナプキンを作ったことで村八分にされてしまい、家族も失ってしまうんですよ。

 

日本ならありえない話ですが、インドは女性の生理は「汚らわしいもの」として忌み嫌われているんです。本当に意味不明ですけど、これがインドの実情なんですよね。

 

ナプキンというありふれたものを題材としながらも、女性蔑視のインドという闇をえぐり出してくるんですよ。

 

よくよく見てみると、生理中は女性は家の中に入らず、外のベランダを鉄格子で区切ってる場所に隔離されてるんですよね。

 

とてもじゃないけど異様な地獄絵図。でもそれが、リアルなインドなんです。

 

脚色が加えられているとはいえ、インドの女性蔑視は事実。

 

ぶっちゃけ、ナプキンだけで女性を救うことが出来るのか、という疑問が湧いて来ます。

 

でも、この映画はナプキンをきっかけに女性が変わり、社会進出を果たしていく作りになってるんですよねー!!

 

イマイチ分からないかもしれませんが、ナプキンを作ることにより、女性が外に出て行くことが出来るようになるんですよね。インドで女性は、整理中は外出禁止(という地方の掟)があるんですよ。

 

それがナプキンにより解消され、おまけにナプキンの工場や営業所を作ることで、女性の雇用が創出されるんですよ!!!

 

普通だったら経営者はパッドマン一人で、ただ単に事業所を拡大していったようにも見えるんですけど、凄いのは、経営者はパッドマンじゃなくてそれぞれの営業所にいる女性に任せてるんですよ!!

 

経営者じゃなかったら、全く儲からないですよwww

 

経営者を兼任しないこのやり方、、

 

これぞ働き方改革ですよ!!

 

そんなシーンまで丁寧に描き、単にナプキンの話としないところが良かったんですよね!

 

最初はナプキンの話だけかと思ってたんですが、まさか女性の雇用創出、そして女性の権利向上まで訴求している映画だとは思いませんでした!

 

 

 

 

 

パッドマンはスーパーマンじゃない

パッドマン、予告を見たらいかにも革新的な人で、頭が良くて、英雄譚が描かれてると思いきや、パッドマンは本当に普通の人なんですよ。

 

別にエリートでもお金持ちでもなんでもなければ、地方の農村に暮らす普通の人なんです。ただ、普通といっても日本の農村とは全く異なる。

 

インドの農村で暮らす人は、学校に行ってないのも当たり前だし、字が読めないことだってよくある。

 

パッドマンは一から生理用ナプキンを作り、工場を立ち上げ、販売まで行うようになりますが、実は学校に行って勉強をした経験が彼にはないんですよ。

 

最初は農村のシーンばかりが映ってるから分かりづらいんですけど、パッドマンの周りの子供は学校に行ってる様子がないんですよw

パッドマンもおそらく、今まで学校に行って勉強したことないし、ビジネスもしたことがないし、ナプキンを作るには圧倒的にスキルが足りないわけですよ。

 

持っているのは手先の器用さと、情熱。

 

それだけでインドの全女性から賞賛され、国連にまでお呼ばれされるとは、思いませんでした。

 

最後、国連でスピーチをするシーンがあるんですが、もう涙なしには見られませんよ。。

 

 

 

 

舞台が2000年代初頭という衝撃

 

 何より驚くのは、この話が2000年代初頭の話っていうのがねぇ、、

 

昔話じゃないんですよ、これ。割と最近の話なんですよ。

 

それまで、インドの女性はナプキンを全く使ってなかったというのに、衝撃が走りました。

 

別に、ナプキンが買えないわけじゃないんですよ。薬局にも売ってるんです。でも、高くて買えないんですよ。

 

劇中で生理用ナプキンは55ルピーとなっていました。

これが、どれくらい高いものなのか?

 

1ルピーは1.6円、55ルピーは約90円程度です。

 

一方で、パッドマンの周りは農家ばかり、農家の収入は月100ドル程度。つまり、約月1万円で生活していることになります。

 

ナプキンを買うには、収入の1%が必要になるというわけです。

 

日本の初任給が大体20万円とすると、その1%は2000円。

 

これ、結構高いですよ。。。 トイレットペーパーとかならまだ安いし持つんだけど、ナプキンに2000円も払うのか、、、という感覚かもしれませんね、日本では。

 

他の物価と比べて、ナプキンがこんなにも高いという衝撃。。

 

日本よりも明らかに、相対的にナプキンの価格が高いと分かるはずです。

 

1パックに何枚入ってて、1パックいくらなのか、、、私は買ったことないんで分かりませんが、日本よりも高いのは間違いないですね。

 

 

 

 

 

 

 

はい、というわけでパッドマンのお話は以上!

 

 

おすすめです!!!!!

 

 
 
 
 
 
 

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