Machinakaの日記

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映画「ザ・ファブル」ネタバレあり感想解説と評価 世界基準はレディー・ガガだけだった/岡田くんは悪くない

  
こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 
この記事では、「ザ・ファブル」のネタバレあり感想解説記事を書いています。
 
 目次
 

はじめに

 
こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 
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今回公開する映画はこちら!

 

「ザ・ファブル」

 
 

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(C)2019「ザ・ファブル」製作委員会



岡田准一がコメディ映画?
 
東宝の映画ではいつも真面目な岡田さんですけど、今回は松竹ということで、毛色を変えてきたんですかねぇ。
 
岡田准一さんといえば、ひらパーでのオフビートな笑いが大好きです。
大阪のCMって、センスありますよねぇ。。
 
 
 
 
CMが映画の演技にどれだけ反映するか分からないですけど、イケメンすぎる人ほどボケたこというと面白いんですよね。
 
アベンジャーズがドッカンドッカン笑いが起きてるのも、ひとえにイケメン俳優ばかりだから笑いが起きると思うんですよね。ぼんくらが何言っても、ウケないものはウケない。
 
岡田くんだからこそ、笑いをとってくれると信じております。
 
佐藤二朗があまり邪魔しなければ、いいんですけどね。。
 
 
 
 

それでは「ザ・ファブル」、感想・解説、ネタバレありでいってみよー!!!!  

 

 

 

 

 

 
 

あらすじ

  
・2017年度講談社漫画賞を受賞した南勝久原作の人気コミックを岡田准一主演で実写映画化。超人的な戦闘能力を持つ伝説の殺し屋ファブルは、育ての親であるボスから、1年間殺し屋を休業して普通の人間として生活するよう命じられる。もし誰かを殺したらボスによって処分されてしまうという厳しい条件の中、「佐藤アキラ」という偽名と、相棒ヨウコと兄妹という設定を与えられ、大阪で暮らしはじめたファブルは、生まれて初めての日常生活に悪戦苦闘。そんな中、偶然知り合った女性ミサキがある事件に巻き込まれたことから、ファブルは再び裏社会に乗り込んでいく。相棒ヨウコを木村文乃、ボスを佐藤浩市が演じるほか、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理ら豪華キャストが集結。カンヌをはじめ数々の広告祭で受賞歴を持つCM界の巨匠・江口カンが監督を務め、「20世紀少年」「GANTZ」の渡辺雄介が脚本を手がける。

eiga.com

 

 


岡田准一主演『ザ・ファブル』主題歌予告

 
 
 

 

 
それでは映画の感想でっす!!!
 
 
 
 
 

映画の感想

 
岡田准一さんコメディでもいけるじゃん! すごいよ! なんという顔面の使い方! 
笑える!笑える! すっごく笑える! 
 
世界基準はガガ様だけじゃなかった!!
 
 
岡田准一の世界基準はアクションだけじゃなかった!笑いもいける!いや、いけるで!! 
 
岡田准一の最高のアクションとコメディ描写で最高に楽しめる映画でございました!! 
 
豪華なキャスト、お忙しい中本当にお疲れ様でした! 
 
いろいろ文句言いたいこともありますが、是非とも応援したい作品でございました!!

 

 

序盤は不安だったけど。。

岡田准一さん主演、レディーガガが主題歌というなんとも奇妙な組み合わせ。

宣伝では「世界基準のアクション」と豪語するビッグマウスさ。

 

正直、すごい不安でした。しかもあんまりお金のない松竹が作るなんて

 

その不安は見事に的なか。序盤は本当につ呆れるくらい説明過剰で、どうしようもないって思っちゃったんです。

 

だって殺し屋の岡田准一の目から「1.2m」とか「右利き」とか殺す順番を表す「1, 2, 3, 4」とかの文字が、殺されるキャラにまとわりついてるんですよ。。

 

最近の映画はどれも説明過剰ですけども、まさかアクション映画でこんだけ文字説明すんのかと、文字のせいでセッッカクのアクションが台無しだろうが、と。

 

岡田准一がまだ殺し屋の状態だった時は、本当に地獄でしたね。

何が世界基準のアクションジャイ、って怒ってました。

 

ただ、大阪に行ってからはすこぶる調子よくって、佐藤二朗との掛け合いや安田顕との掛け合い、突っ込める役者と岡田准一のコラボレーションが見てて本当に楽しいです。

 

なぜか裸になってヘタウマな絵を描く岡田くん、あれは完全にサービスショットでしたけど、あれはあれで喜ぶ人いるんだろうなぁ、、、

 

殺し屋から絵描きに転じた岡田くん。普通に生きようとするその姿が、逆におかしくて笑ってしまうww

 

そんな岡田くんにハマれたら、勝ちなんだと思います。

 

 

 

欠点があるのは分かってる

 

この映画、本当に欠点が多いのはわかります。

 

まずクサすぎるキャラ造形と過剰な演技

 

今回は大阪の金融業の輩たちと殺し屋たちが多く登場するんですけども、みんなクセェクセェ!!!!

 

新宿スワンを思い返してみると、当時はひどいと思ったけど、あのヤンキーたちがどれだけ自然だったか、、、

 

 

www.machinaka-movie-review.com

 

 

まだ柳楽優弥くんの演技は許せたんですよ、芸達者で抑えるところは抑えてたんで。

 

ただねぇ、福士蒼汰くんとアディダスのジャージ着てた相棒が演じた、東京から来た殺し屋たちが本当に最低で。

 

福士くんなんでこんなに映画のツキがないんだろう。

こんな殺し屋いるかよ、おかしいだろ。

 

だってさ、仲間に引き金当てながら銃向けるって、ありえないだろ。

 

アクションシーンもいろいろおかしい。

あれだけ岡田くんががんばってるアクションで唯一目立つのが、敵のアジトに侵入するために壁を這い上がるシーン。。

 

あれ凄いと思うんですけど、、、

 

絵が地味じゃない?

 

なんで岡田くんの見せ場なのにさ、なんて地味な絵なんだよ。

 

白くてきったない壁で登らせるなんてさ、何が「ジャッキー・チェンかい」だよ向井理このやろおおおおおおおお!!!!!!!!

 

そもそもさ、向井理もおかしいよ。あんな金貸しや、いる?

 

てか、ちゃんと金貸しの仕事してるの柳楽優弥くんだけだし、山本美月はいつまでたっても裸にならないし、おかしいですよね。

 

笑わせようとするシーンもおかしいんだよ。笑いのつるべ打ちのために散々仕掛けてくるんですけど、笑える確率が少なすぎる!!

 

岡田くんの猫舌があまりに過剰でつまんないし、ジャッカル富岡を見た岡田くんの笑い方が過剰でつまんないし、なんだろうなぁ、過剰にやれば笑えるって思ってるのかなぁ。。

 

現場のロケのノリで面白かったから、あんなに過剰な笑いを入れたんですよねぇ、、

 

はぁ、、ちゃんとカメラで確認しなかったのかなぁ、、、

 

俳優みんなと見たから、面白くてしょうがなかったのかなぁ、、、

 

はぁ、、、、

 

 

はぁ、、、、、

 

 

 

 

むうおおおおおおおおおお!!!!!! 

 

やっっぱ無理やり褒めるのは無理だぁぁぁぁあああああ!!!! 

 

良いとこもあったけど、粗がありすぎて褒められないよ!!!! 

 

うああああああああ!!!!

 

なんか、悪いこと書いてたらどんどん粗が目立ってきてしまいましたw

 

はぁ、褒めるはずだったのになぁ。

 

やっぱだめだね、粗が目立つね。。

 

 

この映画の唯一の世界基準は、レディーガガだけでした。

 

 

スンマセン、予定ではこれからべた褒めする予定だったんですけど、如何にもこうにもテンションが下がってしまって、もう長文をかけません。1、2行で終わらせていただきます。

  

 

 

べた褒め1:イケメンが普通のことするだけで面白い

ジャッカル富岡の真似してるところがよかった

山本美月を笑わせようとするところがオフビートでよかった

 

 

べた褒め2:犯行再現シーンが神である

福士蒼汰と岡田准一が想像の世界で出会うシーンがよかった

 セリフなく、犯行現場を想像してるのが映画的

 

 はい、以上でーす。
 
 
 
 
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