Machinakaの日記

新作映画の情報・批評を、裏ネタ満載で包み隠さずお届け




映画「007カジノ・ロワイヤル」でプレイされているゲーム「テキサス・ホールデム」とは?

 
こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 
Twitterもやってます!
 
 
 

2006年に公開されたイギリスの作品『007 カジノ・ロワイヤル』は、イアン・フレミングが創造したスパイ小説シリーズ「ジェームズ・ボンド」を元にした映画であり、世界中から愛されている作品の一つです。17年もの前の作品ですが、最近この作品の中でプレイされている「テキサス・ホールデム」というポーカーをきっかけに、この作品が再注目されているのです。

 

この記事では、そんな「テキサス・ホールデム」について、概要やルールを映画の内容と照らし合わせながら解説していきます! 

 

(C) 2006 Sony Pictures Entertainment,(J) Inc. All Rights Reserved.

 

参考:

onlinecasinojapan.com

 
 
 目次
 

作品のあらすじ

 物語は、新たに"00(ダブルオー)"のライセンスを得たスパイ、ジェームズ・ボンド(演: ダニエル・クレイグ)がプラハで内部汚職を調査し、殺しのライセンスを持つエージェントとしての最初の任務に挑戦するところから始まります。

 

ボンドは、爆弾の密造人を監視中に彼の手掛かりからテロ計画を知り、その後に超大型旅客機の爆破計画に関わっているル・シッフルという男の情報を得ます。ル・シッフルは巨額の金を失い、テロ組織に返済するためにカジノ・ロワイヤルで行われるポーカーゲームに参加することになっていました。

 

そこでボンドもそのポーカーゲーム(テキサス・ホールデム)に参加し、ボンドは国の資金を使ってテロ資金稼ぎを阻止することに成功します。

 

物語は、カジノ・ロワイヤルでの激しいポーカーゲームと、裏で進行するスパイアクションが交錯する中で進行し、予想外の展開とサスペンスが詰まったストーリーとなっています。

 

 
 

テキサス・ホールデムとは?

作品の中でプレイされている「テキサス・ホールデム」とはポーカーの種類の一つで、最近一番人気のポーカーゲームと言っても過言ではありません。

ルールは、プレイヤーにランダムに配られる2枚のプライベートカード(ホールカード)と5枚のコミュニティカードを使用して、7枚のカードのうち5枚を組み合わせて他のプレイヤーよりも強いハンド(役)を作ることで最終的な勝者が決まる、というものです。

最後までは他のプレイヤーのハンドを知ることはできないため、カジノロワイヤルでも見られるような心理戦が醍醐味となっています。

 

テキサスホールデムのゲーム進行

ゲームの進行は次のようになります:

  1. プリフロップ:各プレイヤーにホールカードが2枚ずつ配られます。
  2. フロップ:ディーラーが3枚のコミュニティカードを表向きにテーブルに出します。
  3. ターン:4枚目のコミュニティカードが表向きに追加されます。
  4. リバー:5枚目のコミュニティカードが表向きに追加されます。
  5. ショーダウン:残っているプレイヤーは自分のホールカードとコミュニティカードから5枚のベストハンドを作り、強さを比べます。
  6. 勝者の決定:最も強いハンドを持つプレイヤーがポット(賭けたチップの総額)を獲得します。
 

テキサスホールデムの4種類のアクション

 

カジノロワイヤルの中でボンドがポーカーをプレイしているとき、プレイヤーが「チェック」や「コール」などのアクションを選択していることがわかります。ポーカーのルールがわからない人にとっては、これらが何を意味しているのかがわかりにくいですよね。

以下で6つの種類のアクションについてご紹介いたします。

 

ベット

自分の手番で最初にポットにチップを入れる行動のことです。他のプレイヤーはコール、レイズ、フォールドのいずれかを選択できます。

 

コール

前のプレイヤーがベットまたはレイズをしている場合、同額のチップをポットに入れてそのアクションに応じること。

 

チェック

自分の手番でまだポットにチップが入っていない場合、次のプレイヤーにアクションを回す行動。他のプレイヤーがベットした場合にはコール、レイズ、フォールドが選択可能。

 

フォールド

自分の手札を捨て、そのハンドに参加しないことを意味します。その後のアクションには関与できません。最初に回ってきたカードが弱い場合などは、早い段階でフォールドを行う人が多いです。

 

レイズ

前のプレイヤーがベットしている場合に、その額よりも大きなチップを追加してベットする行動。ベット額をあげることにより、他のプレイヤーにプレッシャーをかけることが可能です。

 

オールイン

ベットまたはレイズをする際に、自分の残っているチップを全てポットに入れる行動。その後のアクションは選択できなくなります。

 
 

テキサスホールデムの役・ポーカーハンド

ポーカーハンド(役)の強さは、一般的なポーカーハンドのランキングに従います。役の種類は非常に多く、その中にはストレートフラッシュ、フォーカード、フルハウス、フラッシュ、ストレート、スリーカードなどがあります。

 

作品の中では、シッフルの最終ハンドがエース3枚と6が2枚のフルハウスというかなり強いハンドを叩き出したのにも関わらず、ボンドはそれを上回るストレートフラッシュを持ち合わせており、ボンドの勝利となりました。このストレートフラッシュはハンドの中でも一番強いもので、その確率はなんと約65万回に1回出るかの確率です。そのため、作品の中でのボンドは非常に強運の持ち主であったことがわかります。

 

テキサスホールデムの世界的な人気

 テキサスホールデムはカジノゲームだけでなく、オンラインゲームやホームゲームでも広くプレイされています。世界中で数多くのトーナメントが開催され、多額の賞金が掛けられます。プロのプレイヤーたちは数多くのスポンサー契約を結び、一部ではセレブリティとしての地位を確立しているほど。

 

最近日本では「世界のヨコサワ」さんなどのプロポーカープレイヤーのYoutuberなども活躍しており、若い人の間で人気が高まっています。実際にお金をかけることは日本ではまだ禁止されていますが、お金をかけずにポーカーを楽しめるバーなどが増えてきているため、気になっている人は是非ルールを学んでプレイしてみてください!

 

まとめ

本ページでは、映画「007カジノ・ロワイヤル」のなかでプレイされているポーカー「テキサス・ホールデム」についてご紹介いたしました。このテキサス・ホールデムは日本国内のみならず世界中で人気のゲームで、毎年世界各国でプロのトーナメントが開催されています。

 

日本でも2029年までに大阪にカジノリゾートがオープンされる予定で、実際に映画のようにお金を賭けてポーカーを楽しむことが可能になります。今のうちにテキサス・ホールデムのルールを覚え、カジノが解禁された際には映画のようにポーカーをプレイしてみてはいかがでしょうか。

 
© 2015,machinaka.hatenablog.com