こんばんは! Machinakaです!!!
今回批評するのはこちらの映画
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「スーサイドスクワット / Sucide Squad」
https://images.ciatr.jp/2015/06/Harley-and-Joker-Suicide-Squad.jpg
Hey! Hey! Hey!
DCコミック原作の映画がついにやってきたぞ!!!
マーヴェル映画とは対照的に、最近調子の悪い(人気的にも興行収入的にも)DCコミック映画ですが、果たして汚名返上できるのか!?
今、このブログを書いている私は映画未鑑賞の状態です。
ハッキリ言ってね、あんまり期待してないっすww
いや、だってね! 深夜の最速上映に参加するわけじゃないですか! でね、せっかく体力を使ってまで観に行った映画が、期待に反して駄作だったら最悪じゃないですか!? だからね、深夜に観に行く映画ってあんまり期待しないわけです。
ということで、早速行ってみましょ―!!!
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1.あらすじ
「バットマン」や「スーパーマン」などと同じDCコミックスに登場する悪役たちがチームを組んで戦う姿を描くアクション作品。バットマンをはじめとするヒーローたちによって投獄され、死刑や終身刑となった悪党たちが、減刑と引き換えに「スーサイド・スクワッド(自殺部隊)」の結成を強制され、危険なミッションに挑む。ウィル・スミスや「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のマーゴット・ロビー、「ロボコップ」のジョエル・キナマンら豪華キャストが共演。バットマン最大の宿敵として知られ、これまでにジャック・ニコルソン、ヒース・レジャーが演じてきたジョーカーを、「ダラス・バイヤーズクラブ」でアカデミー賞を受賞したジャレッド・レトが新たに演じる。監督は「フューリー」のデビッド・エアー。
スーサイドスクワッド Suicide Squad の意味ですけど、
Suicideは自殺、 Squadは分隊という意味らしいです。分隊は、ある大きな集団から分離して一個の隊を成す、という考えで良いと思います。
「自殺+分隊」→自殺分隊
ハッキリ言って意味分かんないですよね。大丈夫、これを書いてる僕もよく意味は分かってないからwwww
今回は刑務所に服役していた極悪犯を使ってヒーローに仕立てようとしていますから、「犯罪者集団」≒「自殺分隊」となったんですかね。死んでもいいような連中ですから笑
ウィル・スミスを悪役にしてまで作った犯罪集団チーム、その活躍に期待、、、できるか?笑
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2.監督とキャスト
監督はデビット・エアーさん
https://image.eiga.k-img.com/images/buzz/46468/davidayer.jpg?1412753382
17歳でアメリカ海軍に入隊し、それから映画の脚本家デビューです。にしても17歳で海軍って、、、大学で脚本学を学んでって感じのタイプじゃないんですね。。
海軍での経験を活かし、潜水艦を舞台にした戦争映画「U-571」、テンゼル・ワシントンが極悪警官を演じた「トレーニング・デイ」、シュワちゃん主演の麻薬捜査官映画「サボタージュ」、そしてブラッド・ピット主演の戦争映画「フューリー」などに脚本・監督をするなど、とにかく戦争&極悪犯罪モノの映画が多いです!! なので、高確率で銃火器やミサイルが火を吹きます!
やはり、監督の海軍経験を最大限活かすと、こんなフィルモグラフィーになるんですかね。この経歴を見る限り、「極悪犯罪&戦争モノ」ならデビット・エアーだろ! ってハリウッドは見てるのかも。
何気に「ワイルド・スピード」の脚本もしてるんだねw
年 |
作品名 |
役職 |
---|---|---|
2000 |
U-571 |
共同脚本 |
2001 |
Training Day |
脚本・製作 |
The Fast and the Furious |
共同脚本 |
|
2002 |
Dark Blue |
脚本 |
2003 |
S.W.A.T. |
共同脚本 |
2005 |
Harsh Times |
監督・脚本・製作 |
2008 |
Street Kings |
監督 |
2012 |
End of Watch |
監督・脚本・製作 |
2014 |
Sabotage |
監督・共同脚本・制作 |
Fury |
監督 |
|
2016 |
Suicide Squad |
監督・脚本・製作 |
最近の映画だと、「フューリー」がスゴイ面白かった記憶があります!
実際にナチス軍で使われていた戦車「ティーガー」を博物館から借りてきて撮影に臨んだという、超リアルな描写にこだわった作品ですw
https://cdn.top.tsite.jp/static/top/sys/contents_image/021/033/817/21033817_4220.jpg
戦車オタクからすると、このティーガーが実際に動くなんて信じられない話らしく、歴史的な瞬間だ!と評している人も。
https://i.gzn.jp/img/2014/10/14/fury-sherman-vs-tiger/fury-06.jpg
このフューリーでは、実際の兵隊を忠実に再現するため、撮影に入る前に本物さながらの「軍隊トレーニング」を敢行したとか。
それは、分隊のメンバーの俳優を共同生活させ、軍隊式のトレーニングを行い、、必要に応じて俳優同士で殴り合いをさせるという、海軍経験のある監督ならではの恐ろしいトレーニングを実施しているのですww もちろん、俳優であるブラッド・ピットもそのトレーニングに参加したとか。
ブラピの顔に傷を付けた男、、そう考えるとカッコいいねw
彼の作風をまとめると、監督自身の海軍経験を活かした、戦争映画&犯罪映画における徹底的にリアルな戦闘シーンやストーリーに定評がある人なのでしょう。
そう考えると、今回のスーサイドスクワッドの監督抜擢はガテンが行きますよね! ただ、、、これは戦争映画でも犯罪映画でもなくDCコミックス映画、アメコミヒーロー映画なわけです。そこに監督の特徴がどう絡んでいくかなぁーというのが興味ありますね。
そして、主演のスーサイド・スクワッド達!
https://oriver.style/cinema/wp-content/uploads/2016/03/suicide-squad.png
一応この映画の、、、主役? 的なキャラになってますね。ハーレイ・クイーンを演じるのはマーゴット・ロビンさん!
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「マネーショート」で、バブル経済の説明をしてくれた、色っぽい姉ちゃんですwww
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/M/Machinaka/20160305/20160305025007.png
www.machinaka-movie-review.com
そして、、ハーレイ・クイーンの恋人を演じるのは、、、ジョーカー役のジャレッド・レドさん 若そうに見えますけど、2016年で45歳になるベテラン俳優さんなんですね。
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実はファイトクラブにも出演してます! 見てる時は全然気づかなかったなぁーー。
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ジョーカーと言えば、、、、
クリストファー・ノーラン版バットマンの「ダークナイト」における、ヒース・レジャー版ジョーカーが、私の脳裏に焼き付いて離れません。
映画ファンなら有名なので知っている話ですけど、ジョーカーを演じたヒース・レジャーさんは、ダークナイトの撮影終了後に薬物中毒により死去。その圧倒的な役作りはアカデミー助演男優賞に輝くほど。
まだヒース・レジャー版ジョーカーが出演する「ダークナイト」をご覧になってない方は、是非映画を観て下さい! 面白い、、を通り越して、頭の中が放心状態になりますからww
個人的には、コッチのジョーカーが永遠にベストだと思っているので、新しいジョーカーを見ると「どうせヒース・レジャーより、、、」って思っちゃうのが本音。ただ、それはジャレッド・レド自身が感じていることですから、よく撮影終了まで頑張ったもんだ。。
3.公開前から評判が悪い悪い!!!
冒頭にもお伝えしましたけども、僕はこの映画あまり期待してないですw
何故なら、本国アメリカでは非常に評価が低くてボロクソに叩かれてるんですよ!!
https://www.rottentomatoes.com/m/suicide_squad_2016
この「TOMATO METER」ってのが評論家の評価なんですが、100%中26%です。すっげぇ評価低いよw
26%の評価ってのがどれくらい酷いかというと、、、、ってバッドマンVSスーパーマンが近い数字だよ!! DCコミック映画大丈夫か??笑
https://www.rottentomatoes.com/m/batman_v_superman_dawn_of_justice/
何故「スーサイドスクワッド」が不人気なのか?
映画の中身までは触れることは出来ませんでしたが、巷の噂では主演のマーゴット・ロビーが、恋人のジョーカーにベタぼれ過ぎて、なんだか古い女性像になっているのが低評価の原因らしいんです。
つまり、現代の女性は男に媚びないで、立派に生きてんだよっ!ってことなんでしょうか。
批評家たちの考え方って、よく分からないな。。。 これが低評価の理由だったら、私とは考え方が違うねって一蹴出来るのですが。。
単純につまらない映画だったら、凄くショックです。。。
あと、個人的に難癖をつけるとですね、、、 あまりにもマーヴェル映画を意識しすぎなんじゃないかって思うんですね。
・犯罪者を使ったヒーロー集団
・アメコミ原作
ほら、ほら、2014年に公開された「ガーディアンズ・オブ・ジ・ギャラクシー」ですよ!!!
https://blogs.c.yimg.jp/res/blog-2c-9e/lovinsonk65/folder/30518/38/12509938/img_0
宇宙最強、、、ではなく宇宙最凶チームに選ばれた犯罪者集団、、、最初は犯罪コメディアクションかと思いきや、、、極上のエンタメ作品でした!!
「日本よ、これが映画だ」のキャッチコピーはこれに付けた方がいいんじゃないのかな?って思うくらい傑作でした!!
ほら、ロケットさんもそう仰ってるよ!!笑
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/K/KamikiYuki/20160427/20160427025756.png
で本題に戻りますと、本作の「スーサイドスクワッド」は明らかにこの「ガーディアンズ・オブ・ジ・ギャラクシー」を意識した作りになってますよね。
「ガーディアンズ、、」が2014年、そして「スーサイドスクワッド」が2016年。ガーディアンズが売れたから「スーサイド」作ったんじゃないかと勘ぐってしまいますwww
で、これはアメコミライターも感じている話らしく、、、DCコミックとマーヴェル映画が、お互いの作品を意識して、似たような映画を作っているみたいですw
ただ、良作を連発しているマーヴェル映画からすれば、DCに寄せる必要はないんですけどね笑
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はい、はい、はい! それではおまたせしました!
仮眠を取るつもりが、このブログを書いたせいで全然寝れないよ!! ふざんなよ、スーサイドスクワッド!!!!!!!!!!! 俺の睡眠時間を削った次点で、もう駄作決定ですwwwww
嘘ですよ、まだ観てないんだから笑
はい、ここまでの文章は私が上映前に書いたものです。
上映終了後、一体私はどうなっているのか?
予想外の傑作で、テンションMAXで映画の感想を書いているのか!?
それとも、予想通りの駄作で激怒しているのか?
はたまた、上映中に爆睡してもう一度見るハメになるのか!?
これからどうなるか分かりません!!!
それでは映画の感想でっす!!!!!!!!!!!
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4.映画の感想
おい!おい!おい!おいおいおいおいおい!!!!!!!!
深夜上映に参加して、眠い目をこすって、ビクビクしながら夜な夜な歌舞伎町に繰り出して、頑張って最後まで映画を観たんだぞ、俺は!!!
なのに何だよ、このザマは!!!!!!!
カタルシスが何もねぇじゃねえか!!!!!!
俺の睡眠時間を返しやがれ!!!!!!!
ハリウッド映画で超大作?
テレビでバンバンcmをしてるから安定の出来?
マーゴットロビンが可愛くてエロいから観に行こうかな?
ウィルスミスいるから安心でしょ?
そんなよこしまな気持ちを持って映画を観ようとしてるなら、やめておけ!
これは単なる駄作じゃないぞ!
クソが1兆個付くくらいのクソ映画だ!!!!
犯罪者を使ったヒーロー映画?
この映画を作ったお前らこそが犯罪だよ!!!!重罪だよ!!!!
映画館で観に行く必要なし、円盤でも観る必要なし、ネットでも観る必要なし、何ならテレビで流れてたらチャンネル変えろ!!!
人生において観る必要なし!時間の無駄です!!
はい、というわけで、頑張ってオールして見た結果がクソ映画だったという、最低の結末を迎えてしまったわけです。
こんな結果になるなら、上映中爆睡した方が良かった。そっちの方がよっぽど効率良い時間の使い方だったよ。
こんな駄作を見たのに、寝ずに頑張った俺お疲れ!良くやったよ。たぶん、このブログを書いてなかったら爆睡してたよ。
はい、散々こき下ろしてしまった訳ですが、ちゃんと理由がありますからご安心を(笑?)
この映画のために時間とお金と労力を使わせたくない。犠牲者は俺だけで十分だ。そんな気持ちでブログを書いてます。
さて、、だめな部分が多すぎてどこから書けばいいのか分からないんですけど、、、
簡単に言ってしまえば、「カタルシスがない!!!」
映画館まで足を運んで、俺たちは何を観るのか?現実世界じゃ味わえない、感動を超えた圧倒的映像体験による日常生活からの解放→カタルシスを求めてるわけです。良作には必ず1つ以上はカタルシスがある。が、この映画にはないんです。。
カタルシスがないと言いましたが、具体的にどこにカタルシスがなかったのか、どこがダメだったのか、説明したいと思います。
①「蛇足に次ぐ蛇足、観客を飽きさせるストーリーテリング力の低さ!」
まずですね、この映画、ストーリーに決定的な欠陥があります。
大きく分けて2つあって、、、
②「スーサイドスクワッドは何のために戦っているのか、明確な目的が見いだせていない」
スーサイドスクワットが戦う理由。それは悪を倒して刑期を軽くすることにあるんですね。しかし、この映画には明確な悪は存在しない。善と悪の区別が付かないストーリーというのは聞こえがいいですが、この映画ではダメだよ。悪を倒す大義を達成して、主人公たちは目標達成に向かうんだから。そこでカタルシスが生まれるんだから。それを削ぎ落としちゃダメだ。
この映画では、一応ラスボス的な強敵が登場するのですが、その強敵が何故現れてしまったのか、その理由が明らかにされるんですが、、本当にしょうもない理由なんですよ。
ネタバレしたくないですが、そのせいで今までスーサイドスクワッドが戦ってきた理由が全て無効化されて、戦う意義を失ってしまう。
でも、地球を脅かす強敵が間近にいる。「しょうがないから倒しとく? 俺たち刑務所から出たいし」的なノリで再び戦おうとする。
ノリ軽すぎだろ!! コメディ映画じゃないんだからwww
なんだか、本末転倒というか、灯台下暗しというか、、
「そもそもお前が、、、!!!」的な展開に、アベンジャーズエイジオブウルトロンと近いものがありました。これ言っちゃあネタバレかな、、?まぁ大丈夫だ、うん笑
③「伏線回収のカタルシスがまるでない!常に先が読める展開でドキドキハラハラ展開がない」
普通の映画って、序盤に伏線を張って、最後に回収して、観客は「あぁー、なるほどね!」とか、「えっ?マジで!? 予想してなかったわ!!!!」って興奮を覚えるものなんですけど、この映画には伏線回収のカタルシスや、驚きの展開がないんですね。
また、時系列もいじらずにストレートに物事は運んでいく。先の展開も見え見え。伏線も上手くないから、ラストのどんでん返し? も興奮しない。
つまらない、つまらない。なんでこんなストーリーにらしようと思ったのか?脚本を書いたのは誰か?
もう知りたくもありません。記憶から消し去りたい。
最後の結末なんて、誰も驚かないよ。どんな映画でもラストにはカタルシスがあるもんだよ。
④「アクションシーンの退屈さ!」
普通映画って、観客を飽きさせないために様々な工夫を凝らすわけですな。特にアクション映画だったら、次々と出くわす強敵、それを倒す主人公たち。実に様々な倒し方で、カッコよく敵を倒すわけですな。
が、この映画はラストまで出てくる敵が同じ雑魚キャラばかり!!
ずーーーと雑魚キャラを倒すばかり、どんだけ時間が経っても、同じ敵で同じ倒し方しかしない。雑魚キャラに倒される訳ないから、観客は飽きる。いいから次の敵出せよ!って。
ドラクエに例えれば、ギガデインまで覚えたレベルの勇者チームが、ひたすらスライムを倒すシーンを見せられてる感じです。
そんなの何のカタルシスもないよ!!
⑤何よりダメなのは、、、オープニングからキャラ紹介までの流れ。
導入部分の30分くらいかな?つまり、第一印象が最悪な状態から、映画が始まってしまうんです。
特にキャラ紹介の部分がダメでした。
スーサイドスクワッドは、キャラが9人くらいいて、各自のキャラ紹介をするんですけど、、
まるで教科書や参考書を1ページずつ読んで勉強しているような、、非常に退屈で飽きるキャラ紹介なんです。
具体的に言うと、アメリカ政府のお偉いさん方が、「犯罪者集団を使って軍隊を作らないか?」と話してるシーンがあるんです。
担当者が資料を出して、犯罪者の履歴書みたいなものを出して、「こいつはね、、」と一人ずつ名前を言っていくんです。
で、各キャリアの名前が呼ばれるたびに、そのキャラの特徴や犯罪歴みたいなものを紹介していくんですが、、、、
9人のキャラの紹介を、全く同じ演出方法で、一人ずつバカ丁寧に紹介していくんですよ!!!!!
これ、映画だよな? 授業じゃないよな?
アホかよ! 一人ずつバカ丁寧に紹介してたら、観客は飽きるに決まってるだろ!!!!!
俺らはキャラクターの勉強をしにきてる訳じゃないんだよ!
何の講習会だよ!!
特にキャラに思い入れがあるわけじゃないにしても、全く同じ方法でキャラ紹介を全員分ずーーーーとされたら、飽きるのわかってるよね?
なんで映画作ってる時に気づかないの?
というわけで、上映直後からイライラが止まりませんでした。あぁ、家に帰って寝ておけばよかった、、、。
⑥ネタバレは避けますけど、映画の始まりも悪ければ終わりも最悪です。
バッドマンvsスーパーマンでも実感しましたが、キャラの強弱の差があまりにも大きすぎる。だから、どんなに強いキャラクターでも、最後の最後ですっかり弱くなってしまう。今まで好きなキャラを応援してきた意味がないんだ。
今まで存在感ないなぁ、と思っていたキャラが、最後の最後に超強くなって、今までのストーリーを台無しにする感じですねー。
もっと分かりやすく説明するために、スーサイドスクワッドのキャラを漫画のキャラに例えて説明すると、、、
主役級のゴルゴ13と峰不二子が銃撃戦や肉弾戦でやり合えば素晴らしい勝負するけど、その中にワンピースのエースが出てきて炎を撒き散らせば、ゴルゴも峰不二子も燃えカスにしかならないんだよ!!!!
映画を見た人なら、この例え分かるよね? 強さの単位が違うキャラを混ぜて戦わせると、戦いが陳腐化しちゃうんだよ!!!!
驚くべきキャラクターのバランス感覚の無さでした。
あとは、細かいツッコミポイントを挙げます。
・音楽のセンスがない
選曲に一貫性がなく、とりあえず盛り上げる音楽を使っておけばいいか、という安易な仕事っぷり。ガーディアンズオブギャラクシーやオデッセイを見直して勉強してこいや!!!
・ギャグシーンが滑りすぎ!
監督はコメディ映画撮ったことないし、初めてのアメコミ映画だからしょうがない?
そんなの知ったこっちゃねぇ!とにかく、ギャグが滑りまくってて気まずいよw
無理矢理笑ってたけど、結構苦笑いだったからね、俺笑
・編集がダメ
簡単に言えば、良いところでシーンが切り替わっちゃう?
これから笑えるのかな? 驚けるのかな? 泣けるのかな?
今見てるシーンの1秒先に、面白いものが観れる。そう思って期待してると、別のシーンに切り替わっちゃう。カットの切りどころがおかしいんですよねー。
・無理やりすぎるストーリー運び
女性考古学者が遺跡の呪いに掛かってしまい、魂を乗っ取ろられてラスボスへと転化してしまうのですが、遺跡の呪いに掛かってしまう下りがあまりにも酷かった。女性考古学者はプロの学者なんですが、遺跡に置いてあったこけしサイズの人形を、写真も撮らずにへし折ってしまうんです。アホかい! 学者がそんな手荒い真似をするわけねぇだろ!!!
まとめると、ストーリーもダメ、アクションもダメ、カタルシスが何もない、映画を見ても何の得もしない、本当にしょうもない映画でしたー。
はい、前作の「バットマンvsスーパーマン」に引き続き、駄作を出してしまったDCコミック映画。
ライバルだと思ってるマーヴェル映画とは、埋めても埋めても埋まらないくらいの差が開いてしまいましたね。
マーヴェルを引き合いに出すなら、同じ犯罪者チームを主役にした映画「ガーディアンズオブギャラクシー」とは雲泥の差でしょう。
映画のオープニング、キャラ紹介のシーン、アクションシーン、ストーリー、選曲、ラストのカタルシス。どれをとっても敵うものがありません。
あ、1つだけ勝てるとすれば、エロさですかね。マーゴットロビンのエロさは、唯一の救いでした!!
マーゴットロビンちゃんは悪くないよ!! 良かったよ!!
って、今まで散々ダメな部分を挙げておいて、最後は性的な魅力で映画を評価するんかい!!!!
はい、一人ノリツッコミが決まったところで、そろそろお開きにしたいと思います。
お付き合い頂きありがとうございましたー!