ホォーーーー!!!!
待ちに待ってたウェス・アンダーソン監督の最新作!!!
ウォォォォォ!!!!!!
シャッホおおおお
2014年、映画にハマったその年に、今は亡き品川プリンスシネマで「グランドブタペストホテル」を見た時の感動ったら、、、二度と忘れることができない映画体験でした。
まだあの頃は映画のいろはも分かんなかったけど、ただただウェス監督の作家性に見とれいた自分がいた、、、、
2014年といえばブログを始める前、純粋に映画館で楽しむだけだったあの時。あの頃の楽しさが蘇るのか?
ウェス監督が日本愛を込めた作品っていうことで、日本人なら見るしかないでしょう!!
それでは「犬ヶ島」批評いってみよー!!!!
[あらすじ]
・「グランド・ブダペスト・ホテル」のウェス・アンダーソン監督が日本を舞台に、「犬インフルエンザ」の蔓延によって離島に隔離された愛犬を探す少年と犬たちが繰り広げる冒険を描いたストップモーションアニメ。
・近未来の日本。メガ崎市で犬インフルエンザが大流行し、犬たちはゴミ処理場の島「犬ヶ島」に隔離されることに。
・12歳の少年・小林アタリは愛犬スポッツを捜し出すため、たった1人で小型機を盗んで犬ヶ島へと向かう。
・声優陣にはビル・マーレイ、エドワード・ノートンらアンダーソン監督作品の常連俳優のほか、スカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、オノ・ヨーコら多彩な豪華メンバーが集結。
・日本からも、「RADWIMPS」の野田洋次郎や夏木マリらが参加。第68回ベルリン国際映画祭のオープニング作品として上映され、コンペティション部門で監督賞(銀熊賞)を受賞した。
[スタッフとキャスト]
監督はウェス・アンダーソン監督
もはや説明不要かと思うんですが、念のため説明ば、、
アメリカのテキサス州に生まれながらも、州の性格には合わない可愛くてふわふわして、児童文学をベースにした作品ばかりを作る監督です。
天才マックスの世界から始まり、ロイヤル・テネンバウムズ、ライフ・アクアティック、イカとクジラ、ダージリン急行、ファンタスティックmr.Fox、ムーンライズ・キングダム、そしてグランド・ブタペストホテルへ続きます。
監督作としてはグランドブダペストホテルぶり、4年ほどの歳月を経てようやく日本公開です。
どんだけ待ったことか!!!!
ウェス監督の特徴をどうやって説明したら良いか、言葉よりも画像で見てもらいましょう。
ほい!
お分かりですね!
なんとウェス・アンダーソンの撮る映画のほぼ全カットが、シンメトリーの構図で出来てるんですよ!!
シンメトリーについては、私の「キングスマン」の記事をご覧になってください。
この通り、画面を中心で割ると左右対称になってるんですよね。これは偶然か? いや、ウェス監督の場合はほぼ全カットがシンメトリーなので、絶対に偶然はありえません!
これは意図的にシンメトリーにしてるんですよね。
また、画面の構図に加えて、印象的なのはカメラの動き!
普通カメラってズームインしたりズームアウトしたり色々カメラワークを変えると思うんですけども、ウェス監督の場合は違うんです。
画面を上下か左右にしか動かさないんですよ!!!
なぜ!?
←→↓↑は使えても、↙︎↗︎↗︎↗︎は使えないんですよ!!!
まるで昔のファミコンゲームのような操作性の悪さw
ストリートファイターなら昇竜拳使えないですからね!!! エドモンド本田ぐらいしか技出せないですよ!!!!!!!
凝りすぎたシンメトリー画面と、不自由としか思えないカメラワーク。なぜここまで彼は撮り方を制限してるんでしょうか?
まず一つは尊敬する映画監督のオマージュをしてるということ。シンメトリーといえば、スタンリーキューブリックが有名ですけども、彼に親近感を湧いてるのか、尊敬しているのか、影響を受けたことは間違いないでしょうね。
あと一つは、あえて制限を加えることで、自身の作家性となっていること。ここまでこだわるのは世界広しといえどウェス監督しかいないです。
最後に、あえて制限を加えることで自身のスキルの限界を超えようとしているのかもしれません。
芸術にとっては、あえて制約があったほうが自分の限界を超える可能性が高いです。最近TEDで見たフィル・ハンセンさんの言葉が印象に残ったので、この場で書いてみました。
さて、一癖も二癖もある監督の特徴、わかっていただけましたでしょうか?
あとはですね、必ずと言っていいほど映画にビル・マーレイが出てくるとか、子供が主人公になる可能性が非常に高いってことと、パディントンの批評でも消化した通りパステルカラー並みの薄くて暖かい色を使うのが多かったり、もっと紹介したいけど色々あるんですよもう!!
ただひとつ言えるのはですね、彼の作品はどう見ても「おしゃれ」に見えるってことですね笑
僕、おしゃれって言葉が大嫌いなんですけど、おしゃれって言葉を使って済ませると「おしゃれ」を構成している要素について考えなくなってしまうので、自分の中では絶対に使わないようにしてるんですけど、、、って関係ない話をすいませんww
あとこの映画の何よりの特徴、それはストップモーションアニメだってことですね!!!!
「僕の名前はズッキーニ」とか「KUBO」のエンドロールとかでも流れていたように、手書きやCGアニメとは異なり、実際に模型をワンカットずつ動かしながらひたすーら撮影をするという、気の遠くなるような作業工程がある労力丸出しの映画なんですよね。。。
今の働き方改革では絶対に出来ないような作り方で、案の定日本ではもはや見ない作り方ですね。ファンタスティックMrフォックスなど、ウェス監督はストップモーションが大好きなんですよね。。。
それでは映画の感想でっす!!
[映画の感想]
上映開始10秒で号泣!
まだ物語も何も分からないのに、目に映る映像美だけで泣いた。
この作品を作るのに、どれだけの労力とお金がつぎ込まれたのか、監督のこだわりと執念がどれだけ強いのか、台詞も何も言ってないのに、物語も分からないのに、監督の強いメッセージを聞いたような、シンパシーを感じた。
・日本映画の黄金時代を切り取ったような50〜60’sのジャパニーズ・メガ崎市の造形
・シンメトリー構図とシンメトリー字幕の融合
・日英同時会話の気持ちよさ
・鉛直・上下移動するカメラのケレン味
・あまりに大胆するハーフハーフ演出
・ストップモーションアニメにおける爆発の表現
・ホコリの表現
・相撲シーンの滑らかさ
例をあげればキリがない、ウェス作品しかできない唯一無二の映像美に、私の思考は奪われ、メモを書く手は止まり、涙が止まらなかった。
鬼ヶ島ならぬ犬ヶ島で主人アタリを待つ忠犬ハチ公ならぬ忠犬スポッツが主人公。
渋谷の名物「スポット」と世界中に知られている忠犬ハチ公と、「スポッツ」という名前の親和性は偶然じゃないかもしれない。。
物語自体は極めてシンプル、メガ崎市↔︎犬ヶ島の往復ストーリーというマッドマックス的物語は、水平・鉛直移動というシンプルな画面移動と親和性が高い。
物語と映像がシンクロする映像美、ただただ打ちのめされる私。
これを今年ベストと言わずして何という?
日本愛が詰まったウェス・アンダーソン監督の愛情を、日本人は受け止めるべき!
新たな映像の世界が広がった、もはや人生ベスト級の大大大傑作だっ!!!!!!
[これぞ制約芸術の極み、その出来栄えにもう泣くしかない]
はい、[映画の感想]コーナーがここまで長かったこと、ありませんよね笑
まだ1回目鑑賞でブログ書くのも申し訳ないくらいです。いや、この映画に文章なんて必要なんだろうか、と感じるほどです。
もう一度言いますが、今年ベストがやってきました。
毎年毎年ですね、今年ベストって理性よりも本能が勝手に働いて、何も考えられずにただ泣かされて打ちのめされるんですよ。
今作も冒頭からあまりに凄い映像に打ちのめされて、もう泣くしかなかったですね。
私の後ろに座っていた女の子も、私と同じく鼻をすすりながら泣きながら鑑賞してました。よかった、同じ体験をしてる人がいて、、、
人はですね、本当に凄い映画、凄い芸術を目の当たりにすると、思考を奪われ、画面に釘付になるしかないんですよね。
私はですね、今までの記事を見れば分かる通り、映画においては映像主義なんですよ。
映像主義というのは、カメラワークだったり構図だったり光の調整だったり配色だったり、画面の時系列変化だったり、着てる服の色だったり、美術設定だったり、、、例を挙げればきりがないんですけども、とにかく映像が第一主義なんです。
だから、正直物語を追いかけるのは興味がない。だからこのブログには映画のあらすじや物語に関する考察、キャラクターの考察とかはほとんどしないんです。やろうと思えばできるかもしれませんが、興味がないんですよね。
だって、物語を追いかけるのは映画じゃなく小説で出来てしまうから。映画である以上、Moving Pictureである以上は映像が大事だろう、という観点でいつも映画を見てるんですね。
物語ベースに映画ブログを書いている方、失礼な物言いで申し訳ありません。
そんな映像主義の私にとっては、ウェス・アンダーソン監督の超個性的な映像美がたまらないんですよね。
特に私の場合、大学で研究を長くやっていたということもあって、また現在はビジネスシーンにおいてデザインをする立場として、規則的なデザインが好きなんですよ。
ウェス監督といえば、映画のみならず自宅でもシンメトリーを実践しているらしく、ペットボトルの水を等間隔で配置しているシンメトリーガチ勢なんですけど、これも等間隔という点で規則的なんですよね。
今作の犬が島も、スクリーンという単純な長方形を使って幾何学的にシンメトリーを作る作風はもちろんのこと、日本語と英語の字幕を左右対称に置くという「セリフシンメトリー」だったり、2001年宇宙の旅を彷彿とさせるような「オマージュシンメトリー」だったり、新たなシンメトリーの発明をしてくれて、規則的なデザインが好きな私としてはウェス作品はたまらないんですよね。
ちなみに、映画冒頭で既に「セリフシンメトリー」が多用されるので、泣けて仕方ありませんでした。驚きの涙っていうのかな、、、
このようにウェス作品というのは、シンメトリーに基礎をおいて徹底的に追及するのって、制約された芸術、自分なりの言葉で言えば制約芸術だと思うんですよね。
最近ずっと考えてることなんですけど、制約を加えることによって芸術は生まれるんじゃないか、さらに強化されるんじゃないかって発想なんですけど、今作はまさに制約のオンパレード
・シンメトリー構図
・水平・鉛直移動しかできないカメラワーク
・ストップモーション演出
・必ずビル・マーレイを出せねばならない←冗談です
ここまで制約でがんじがらめになってるのに、なぜここまでのクオリティの作品を作れるのか? それは、制約によって初めて作りたいものが明確になり、作品として昇華できるんじゃないですかね?
ウェス作品、特に今作においては制約芸術の極みなんじゃないかと思うんですよね。
私自身、上手く喋れない時もあり普通の人からするとかなり制約されていることがあるんですけど、酷い時は一語一語発音を気にしてた時期もあったんですけど、そういう制約もあって、言葉の韻を踏んだりとかキャッチコピーとか言葉尻を揃えるとか、本来なら別の意味の言葉と言葉を繋げたり、パワーワードを思いつくとか、言葉を使うのが得意になったんですよね。
これを芸術と呼ぶかどうかは分かりません。自分のスキルが売れるか分かりません。ただ、これも一種の制約芸術だと言わせて頂きたい。仕事で役に立っているのは確実だし、自分でも誇りに思ってます。
そんな自分に誇りを持てるようになったのも間違いなく映画のおかげだし、感謝しているんです。
人生ベスト級と言ってるのですから、自分の生き方に影響を与えるような作品なんですよ。だから、この作品は、そんな私の自称制約芸術を肯定してくれるような、自分を肯定してくれるような映画で、一見変にも映る独特のクセを芸術として昇華させるウェス監督に親近感が湧いてきて、勇気を与えてもらって、この映画を糧にしてなんでも頑張れる気がするんですよ。
はい、ほとんど自分の話で何も感想言ってないぞww
これから具体的に良かったポイントを紹介しまーす!
[忠犬ハチ公をベースに鬼ヶ島のような冒険活劇]
この映画がベースにしてるのは間違いなく忠犬ハチ公だと思いますね。
鬼ヶ島ならぬ犬が島にて主人の帰りを待っているというプロット、そしてラストのあの銅像。。。
明確なハチ公オマージュがあったのは間違い無いでしょう。
また、主人公のスポッツ・チーフを主軸として5人の犬が冒険し、最終的には7人のオス犬になるのも、どこか「七人の侍」のような数字的偶然性があったり、最後は犬全員でメガ崎市に立ち向かうのも七人の侍の一揆のようであったり、忠犬ハチ公的な感動ストーリーに冒険活劇を入れてきたのが特筆すべき点かと思いました。
それに、日本の街並みはどう考えても50〜60年代の古き良き日本を象徴しているし、もはや時代劇とも言えますよね。
[日本びいきにも程がある]
映画を見た人は分かると思うんですけど、出てくる人やセリフが日本ばかりで構成されていて、もう日本人なら堪んない、嬉しいんですよ。
まず先にもあげた通り50〜60年代の日本を模して造られたメガ崎市が象徴しているように、50〜60年代という日本映画の黄金時代に作られた映画のオマージュが多いです。
まずモロに名前として出てるのが「三船敏郎」を模した「トシロー」というキャラクター。また、「志村喬」や「仲代達矢」を模したキャラクターが出てきます。あと、これはたまたまだと思うけど「北野」というキャラクターも出てくるし、なんだか映画人に由来する名前をたくさん作ってる。
あと、今回の主役は黒い犬のチーフなんですけども、これもしかして「黒」沢監督のオマージュなんじゃないの?
って考えすぎですかね、だってこの黒い犬こそなんだかんだリーダーというか、「チーフ」って名前がついてるからね!!
これだけ黒澤明に尊敬を抱いてるウェス監督が、今や世界的な映画監督及び芸術家であることに、嬉しくて仕方ないのです。
[新たなシンメトリー表現の発明]
先にもあげた通り、今作では様々なシンメトリー表現の発明がありました。もうシンメトリーの話をしてるだけで泣けてくるよwww
・幾何学的シンメトリー
いつも通りのウェスアンダーソン印のシンメトリー。スクリーンという長方形の中に、左右対称に見える画面構成で奥行きを広げていく。これをベースにして、ウェス作品は成り立っています。
・オマージュシンメトリー
今作で出てきた渡辺研究所のモニターに一瞬だけ写り込んでたんですけど、気づきました?
一瞬だけですけど、2001年宇宙の旅の宇宙船のシンメトリーが出てきたんですよ!!
2001年宇宙の度 / 1968年
小津安二郎もそうだけど、世界的にはシンメトリーといえばキューブリックですよね。キューブリックの不朽の名作と、現代のシンメトリーの使い手のウェスアンダーソンが重なった瞬間なんですよ!!!これ!!!!
ちなみに、オマージュシンメトリーといえば、偶然ながらキングすまんと一致してるシーンもありましたねwww
鉄格子に閉じ込められた犬のシーンが一致するなんて、、、
ま、まさかキングスマンと通じるとはね、、、wwwww
犬が島
キングスマン
・セリフシンメトリー
今作は日本語と英語が入り混じり、それに従って日本語字幕と英語字幕が流れることが多いんですけど、普通字幕って画面の下につくじゃないですか?
例えば、この字幕を例に説明しましょう。
ハグするか? という字幕は画面の下中央にきてますよね。
でも、このシーンは犬が島では左右対称に日本語と字幕が並ぶんですよ!
つまり、先に挙げた幾何学的な画面構成としてのシンメトリーに加えて、字幕でさえもシンメトリーの対象にしてしまったのが発明なんですよwww
[シンメトリー以外にも!? 衝撃のハーフ&ハーフスイッチ!]
[ど真ん中以外の席は無意味]
映画館は広しといえど、ど真ん中に座んないと意味ないです!!!! 是非ともシンメトリー映画はど真ん中でみるべきですよ!!!!
はい、最後になりましたけど、まだまだ言い足りないです。アメーバは文字数の制限があるんで、ここまでにしておきますけど、、、
最後に言わせてもらうならね、ストップモーション演出の素晴らしさですよ。これ。
相撲のシーンとかね、どう考えてもCGのようなヌルヌルした動きをして、どうやってストップモーションで撮ってるんだって話ですよww
普通のストップモーションならば、もっとカクカクってなるはずですよ。でも手の動きとかまわしを撮るときとか投げるときとか、全ての所作が完璧なんでね。もうビックリしちゃいますよ。。
あとは爆発シーンやホコリの表現。
蜘蛛の巣?ワタ?フェルト? みたいな白いふわふわした素材を使ってるのが本当に美しくて、大好きでした。
あとバトルするときの漫画的なワチャワチャしてる白いモヤも可愛くて、これCGなら絶対にできないですよ。
はい、本当に最後の最後になりますけども、まだまだこの映画を理解してるとは思いません。ていうか、一生理解できるものではありません。
本当に他の映画では真似できない、途方もない労力によって作られた映画です。これを映画館で見ないと損んします。
なぜなら、先程言った「セリフシンメトリー」の表現に置いて、シンメトリーに表現するため字幕がすごくちっちゃいんですよね。
だからスマホとか小さいテレビとかじゃ絶対に見えないんですよ。ね、これはウェス監督ならではの工夫なんでしょうかね笑
いいですか、日本人ではない、アメリカ人テキサス州出身の監督が日本に愛を込めて映画作ったんすよ。これが傑作なんですよ。
忠犬ハチ公をベースにして、7人の侍みたいな冒険活劇とか時代劇があって、トシローってキャラクターがいて、、、、
ちなみに私はですね、この「犬が島」を見る直前に「恋は雨上がりのように」を見たんですね。
そこで大泉洋が何の本を手に取ったか覚えてますか?
羅生門ですよ!!! 三船ですよ!!!
羅生門つながりで、三船さんつながりの映画を見ることができた。
素晴らしいですよ!! まさか大泉洋と三船敏郎が、そしてウェスアンダーソンがつながるなんて、、、
あと子供にとっても美術教育にはうってつけの作品ですよ、これ!!!!
この作品を見て感性が磨かれて、将来画家になる方もいるかもしれない! カメラマンになるかもしれない! はたまた映画監督になるかもしれない! と、お子さんに良い影響を与えるのは間違いないです!!!
是非是非ご鑑賞ください! オススメです!
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