Machinakaの日記

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映画「ファンタスティック・ビースト3 ダンブルドアの秘密」ネタバレあり感想解説と評価 映画の記憶をオブリビエイトして欲しい

 
こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 
Twitterもやってます!
 
 
 
この記事では、「ファンタスティック・ビースト3 ダンブルドアの秘密」のネタバレあり感想解説記事を書いています。
 
 目次
 

まえがき

 

 

今回批評する映画はこちら

 

「ファンタスティック・ビースト3 ダンブルドアの秘密」

 
 

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(C) 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved Wizarding World TM Publishing Rights (C) J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and (C) Warner Bros. Entertainment Inc.
 
 
よっよっ!!!
 
ついに新たな物語がやってきた!!
 
未だに根強い人気を誇るハリーポッターのプリクエル的作品!
 
すごいどうでもいいんですけど、私のブログのテンプレートがファンタビ2の記事を書いた時に作ったもので、妙に嬉しくてたまりませんww
 
ついに新作が来るのかと。。。下書き記事はファンタビ2のままにしますけどねw
 
それだけだよ!!以上だよ!!1
 

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それでは「ファンタスティック・ビースト3 ダンブルドアの秘密」ネタバレあり感想解説と評価、始めます。

 

 

 

 
 

あらすじ

  
・大ヒットファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズの前日譚で、魔法生物学者ニュート・スキャマンダーの冒険を描く「ファンタスティック・ビースト」シリーズの第3弾。魔法生物を愛するシャイでおっちょこちょいな魔法使いニュートが、恩師のアルバス・ダンブルドアや魔法使いの仲間たち、そして人間(マグル)と寄せ集めのチームを結成し、史上最悪の黒い魔法使いグリンデルバルドに立ち向かう。その中で、ダンブルドアと彼の一族に隠された秘密が明らかになる。ホグワーツ城やホグズミード村など、「ハリー・ポッター」シリーズでおなじみの場所も多数登場。原作者J・K・ローリングが引き続き自ら脚本を手がけ、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」以降の全シリーズ作品を手がけるデビッド・イェーツ監督がメガホンをとる。ニュート役のエディ・レッドメイン、若き日のダンブルドアを演じるジュード・ロウほか、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、エズラ・ミラー、カラム・ターナーら「ファンタビ」シリーズおなじみのキャストも集結。グリンデルバルド役は前作までのジョニー・デップに代わり、デンマークの名優マッツ・ミケルセンが新たに演じる。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 : 作品情報 - 映画.com

 
 
 
 
 
 

「ファンタスティック・ビースト3 ダンブルドアの秘密」のネタバレありの感想と解説(全体)

「#ファンタスティックビースト 」鑑賞 耳クソの味がする今年ワースト級作品。 この映画の記憶をオブリビイエイトしたい。 魅力的なキャラ、潤沢な予算、優秀なスタッフで何故こうなる? 肝心の魔法動物も小物ばかり。 上野動物園に行っても… https://t.co/ub6J49ZxUu

 
 

 

今年ワースト級の耳クソ映画

うぉおおおおおおおおいいい!!!

 

マジかよ!?!?

 

フッざけんなよ!!!

 

こんなクソな映画があるか!?

 

基本的にどんな映画も褒めることがモットーな私ですが、この映画だけは許さねぇ!!!

 

ダンブルドアのモジャ髭を掻きむしりたい気分です!!!!

今回はファンタビの若いダンブルドアなので、ジュード・ロウの貴重な髪の毛をむしり取りたい気分ですね!!!

 

はい! もう皆さんお分かりでしょうか!?

 

今回は超酷評回です!!!

 

肯定派の人は絶対に見ないでください!!

ま、そんなヤツいないと思うけどな!!

 

はい、ということでファンタスティックビーストの3作目なんですが、回を追うごとに酷くなってますね。3作目で完全にアウトのラインに入ってしまいました。

 

ダンブルドアはとある理由から自分でグリンデルバルトと戦うことが出来ず、ずっとホグワーツで隠居生活ね、これは2から同じ設定。

 

もちろん3でも同じく、ホグワーツでリモートワークまっしぐら。

 

でもね、今回はダンブルドアが圧倒的な主役なんだよ。ニュートはあくまでサポート役でしかないんだよね。

 

おいおいおい!! 戦えもしない、ホグワーツから出られねぇようなヤツが主人公ってどういうことだよ!?

ホグワーツがロックダウンしてるなら話は分かるけどさ、そうでもないじゃんこの世界線は。

 

そもそも主役がニュートじゃなくダンブルドアになってしまい、ファンタスティックビーストというタイトルは何だったのかというツッコミをまず入れさせてくれ。

 

これでダンブルドアが大活躍するかと思いきや、最後の最後の最後まで何も活躍しねぇんだ。

 

「お前に託すよ、ニュート」

「お前にしか出来ないんだ」

 

って完全に他人任せにしておいて、結局最後は良いとこ獲りでジ・エンド。

 

はぁ!? そんなの納得するわけねぇって。

 

今まで頑張ってきたニュートやジェイコブのことを考えなかったのか?

 

おい、聞いてんのかJKよ!!

 

人間関係不得意だけど動物とのコミュ力抜群なニュートが立派な魔法使いに成長する話になるかと思いきや、結局はダンブルドアが過去のトラウマを克服して世界を救う物語になってんじゃねぇかよ。

 

結局は弟子の成果は師匠の成果になるってことか? あ?

 

JKよ、お前がダンブルドアに恋心を抱いてるのかよく分からんが、俺たちはダンブルドアにさほど興味はねぇんだわ。

もっと言うと、さほどジュード・ロウにも興味ねぇ。

・・・これに関しては言いすぎた。

 

ダンブルドアが最後に主役になるのも納得できねぇし、そもそもダンブルドアに魅力がなさすぎる。

 

ただ弱気なセリフばかり話して、教え子に仕事させにいって、お前はホグワーツで見物かよ。

何を言っても説得力がねぇんだわ。過去には死線を乗り越えてきた英雄かもしれないけど、それを映像化してくれないと俺たちは納得できない。

ただセリフで昔こんなことがあった、だから俺は戦いに参加できないなんて言われても、全くもって共感できない。

 

こんな奴が主人公だから、映画も基本的に会話シーンばかりでつまらない。

全てをダンブルドアに報告しないといけないので、今まで見させられていた出来事をもう一度ダンブルドアに口頭で報告しないといけないダンブルドア・ルールが設定されて、2時間半の大半を無駄な会議シーンに使われてしまう。

 

おい、俺はこんな会議シーンを見にきたんじゃねぇぞ!?

ダンブルドアの秘密などどうでもいいんだよ!!

テメェの拭えない過去なんて鍵垢でツイートしてやがれ!!

 

いいか、俺はファンタスティックビーストを見にきたんだ!!

 

ニュートと魔法動物の友情と成長を見にきたんだ!

 

1、2、そして3で成長した主人公がグリンデルバルトをやっつける話かと思ってたんだ。

でも何だよ!ニュートの活躍はほとんど見れねぇじゃねぇか!!

そりゃキリンを保護したのはナイスプレーだよ。

でも、それ最初だけじゃねぇか!!

 

最初のタイトルクレジット出たところがピークだったんだよ!

それ以降はずっと右肩下がりよ。

どうでもいいけどな、俺が今持ってる株も右肩下がりなんだよ!!

嫌なこと思い出させるなよ!!!

 

主人公のダンブルドアの魅力もない、ニュートも望んでた活躍は見せない。

何なら、一番活躍したのはニュートのお手伝いのおばさんってどーゆー脚本してんだよこの野郎!!!!

 

あそこでキリンを渡すのはおばさんじゃなくてティナだろうがよ!!!!!

アメリカの闇払い局長で忙しくなったけど、最後はサプライズで登場すればいいじゃねぇかよ!!

 

ふ・ざ・け・る・な!!!

 

最後の最後までニュートを立たせないつもりかよ!

 

俺たちが期待していたニュートの活躍もなしで、ジェイコブとクイニーの復縁も非常に微妙な形で終わってしまう。

 

敵のグリンデルバルト陣営も終始気まずい状況が流れるだけで、クイニーもクリーデンスもただ見てるだけ。

 

1ではあんなに魅力的だったのに、最終的には何の魅力も放たなくなってしまう。

 

何の魅力もないままに、無駄な会議シーンに時間が忙殺され、最後はキリンがお辞儀して終わるような映画、誰が見て楽しいんだよ!!

 

おい!!おい!! 

おいJKよ!!

 

お前キリンが大好きなのかよく分からんが、俺らはさほどキリンに興味がないんだよ!!

それよりもサンダーバードが100万ボルト流してくれた方がよっぽどテンション上がるんだわ!!

 

本当に、この映画の記憶をオブリビエイトしてほしいですわ。

  

 

ファンタスティックビースト3のあらすじ・ネタバレを徹底説明!!

もうこんな酷い作品だから、ネタバレしてもいいよね?

 

ざっくり今作のあらすじを説明しますと。。

 

 

1.グリンデルバルトの策略

グリンデルバルトは全世界の魔法使いの指導者となるべく、選抜に向けて着々と準備を進めていた。

 

魔法使いの指導者は通例的に、ブータンの高地で行われ、魔法使いの投票ではなく魔法動物のキリンによって選ばれる。

キリンは人の魂を見抜く力があり、キリンがお辞儀をした者は清い心の持ち主で、指導者に適格である、という仕組みだ。

 

グリンデルバルトは絶対的に選ばれないのだが、そこで彼は考えた。この世にいるキリンを全て殺して、魔法でウソのキリンを出し、そこで自分にお辞儀するように仕向ければ指導者になれるのではないかと。

そして、マグルとの戦争が加速するのではないかと。

 

そう思ったグリンデルバルトだったが、既にニュートは危機を察知していた。

双子で生まれたキリンの赤ちゃんを保護したニュートだったが、グリンデルバルトの手先によって1匹を奪取された。

しかし、もう1匹いることに気づかなかった敵側は、ニュートがキリンを保護したことをおいおい見過ごす結果となる。

 

ここでタイトルクレジットがドーン。ここまではかなりポイント高かった。ここがピークだった。

 

2.ニュート御一行ベルリンで散り散りに

 

キリンを保護したニュートは、ジェイコブやテセウスなどを集めて即興の軍団を列車に集める。

ダンブルドアは口先で色々アドバイスをするが、俺やっぱ行けないのよ、とやはり消極的なセリフを吐いてホグワーツに戻る。

 

選挙関連の集会のためにグリンデルバルトがドイツを訪れることを知ったニュート一行は、ドイツに赴きグリンデルバルトをやっつけようとする。ダンブルドアの依頼通り、魔法協会の権力者であるアントン・フォーゲルに「楽な道に進むな」と伝言を伝える。ダンブルドアの語彙力のない伝言も手伝って、フォーゲルにあっけなく無視され、フォーゲルはグリンデルバルトに協力してしまう。

 

クイニーを見かけたジェイコブが暴走し、グリンデルバルトのテーブルまで近づいて杖を振りかざす。本当にアホすぎるポイント。ジェイコブはクイニーのことしか頭にないと単純なキャラ造形が荒目立ちした瞬間だ。

 

当然ながら、ジェイコブは暗殺者扱いされて捕まえられそうになる。しかし、ヒックス先生の機転によって瞬間移動によって助けられる。

 

その代わり、テセウスはあっという間に敵にやられ、グリンデルバルト側に捕まえられる。テセウスは何故こんなに弱いのか頭を抱えてしまった。脚本の都合でアッサリやられたとしか思えない。

 

ベルリンで散り散りになってしまうニュート一行。何故このメンツで行こうと思ったのか、よく分からない。おそらくダンブルドアも他人事でテキトーなことしか言わないし、これまでリーダーシップを発揮してこなかったニュートには無理な芸当。肝心のティナはアメリカで激務をこなすので、統率の取れた行動ができるわけもなく、ボロボロになってベルリンを後にする。

 

3.テセウスの奪還と衝撃の展開

 

グリンデルバルト陣営に囚われたテセウスを救うために、ニュートは単身で助けに向かう。その頃、ベルリンで地獄絵図が起きていることも知らずに。

 

ロブスターの可愛い魔法動物に進路を塞がれながらも、カニ歩きをして見事にかわすおちゃらけたシーンに少し癒された。ただ、ニュートのカッコよさはここにも見ることは出来ず。

 

何とかテセウスを奪還したニュートは、またしてもホグワーツで隠居生活を送るダンブルドアに報告しに行く。

 

すると、何と偶然にもベルリンで散々な目にあったジェイコブとヒックス先生と出会い、ダンブルドア先生と会議シーンに。

正直言って、ニュート側もジェイコブ側も何の成果もない。ただ時間と体力を消耗しただけだ。

 

ダンブルドアに今まで起こったことを口頭で説明し、観客の集中力を削がせるという奇跡の魔法を放つ。

 

そして、ダンブルドアは「アントンに言ってもダメだったか。。でも、ジェイコブも無事だ、テセウスも帰ってきた!」と自分の策略がことごとく失策しているにも関わらず、謎の一件落着的なムードを出すセリフを言い放ち、物語の核心である自身の弟に皆を会わせようとする。

 

・・・今までの時間は何だったんだ。衝撃の展開に、思わず劇場を後にしたくなる。

 

そして弟と出会い、クリーデンスが息子だったことを打ち明けられる。

ダンブルドアの妹もクリーデンスと同じくオブスキュラスを出せる人物であり、ダンブルドア一家特有の能力であることが明らかになる。

 

長々と話し、気づけばグリンデルバルトが指導者選抜のためにブータンに向かっているという情報を耳にし、急いでブータンに向かう。

 

要は疲れたからしばらく談笑して英気を養い、時間もなくなってきたので再チャレンジしようという展開。

 

残念だが、これが真理。俺には無駄な時間にしか思えなかった。

肝心の弟も、さして魅力的な人物ではないというのも地獄だった。

 

 

4.ブータンでの最終決戦

本物のキリンを指導者選抜に持参し、グリンデルバルトの野望を打ち砕こうとするニュート一行。しかし、ここで何故かダンブルドアもブータンへと向かう。

良いとこ獲りをする気マンマンだ。そうとしか思えない。

 

ベルリンの時と同じく、メンバーをバラけさせてキリンを隠し持っている人物を撹乱させる作戦に。メンバー5人に一個ずつのカバンを持たせて、その中にキリンが入っている(ように仕向ける)作戦に出る。

 

見事にトラップに引っかかるグリンデルバルト陣営だが、それも束の間、ニュートがバカの一つ覚えのように選抜の場所の正面ゲートをくぐったところで、テセウスと同じく背後から魔法を撃たれ倒れてしまう。

兄弟揃って背後が弱すぎやしないか?ゴルゴ13に鍛えてもらえよ。

 

ニュートのしくじりのせいで、グリンデルバルトは偽のキリンによって指導者に選出される。純粋な魂しか選ばれないのに、選ばれた瞬間グリンデルバルトはジェイコブとクイニーの恋愛について問題提起。二人を罰しようと提案する。

グリンデルバルトがアホすぎる。聴衆がたくさん見ているのに、なぜ非道徳的な方法を口走ってしまうのか。あそこにいるのは全てグリンデルバルト信者なのだろうか。違うだろう。しかし、マッツ・ミケルセンの抜群の演技力によって、なぜかこの悪行は全員にスルーされてしまう。

 

ここで、ニュートが持っていたカバンもブラフだったことが判明する。

実はニュートのお手伝いであるバンティおばさんがキリンを隠し持っていた。

目を覚ましたニュートにキリンを渡し、再度選抜を提案する。

 

あまりの衝撃に口も手も出ないグリンデルバルトは立ち尽くすだけ。

キリンはグリンデルバルトではなく、ダンブルドアの前に立ってお辞儀をする。

「おぉ、マジか」と驚くダンブルドアを睨みつけるグリンデルバルト。

二人の最後の対決が始まるが、何の呪文も唱えずに魔法の杖から破壊光線を出すだけの戦いに面白さもクソもない。

ただただ超人的な戦いを見ているだけで、ファンタスティックビーストとは何だったのか。ツッコミたくて仕方がない。ドラゴンボールで言えば、カメハメ波もなくただサイヤ人になって肉弾戦を繰り広げるだけだ。何の面白みもない。

 

決着のつかないまま、こう着状態に。するとダンブルドアのアクセサリーが破壊され、攻撃しようとすると体が蝕まれる呪いが解けることになる。

 

思わず「攻撃してはいけないのでは?」とツッコむニュートだったが、「あいつは攻撃、俺は防御を選んだのさ」と意味不明な発言でその場をしのぐ。

結局のところ、グリンデルバルトと戦えば呪いが解けたんじゃないかとしか思えない。

 

グリンデルバルトは全身にバリアを張りながら、ブータンの奥底へ消えていった。

 

一件落着。ジェイコブとクイニーは結婚し、ニュートはティナと再会。

すげー幸せそうな空気でFin。

 

エンドロール始まったらすぐに帰ったので、その後のおまけ映像があったかは知りません。

 

はい、以上が簡単なあらすじです。

 

こんなもんでいかがでしょう!!

 

 

 

 

 

無駄に枝分かれした挙句、全てを振り出しに戻すサイテーな脚本

↑のあらすじネタバレ、ちゃんと読んでいただけましたか?

 

 

 

ハリーポッターの中でも超人気キャラであるダンブルドアの秘密が明らかになっていくお話なんですけども、、、

 

おいJK!

話がまぁつまらん!! お前の話はつまらん!!

 

お前一人で映画の脚本など100年早いわ!!

こんなの映画の話じゃねぇ!!

 

普段は脚本にあれこれ言わないんですけど、今回ばかりは酷すぎた。

 

上でも話した通り、ダメダメなダンブルドアが主人公ってことで、無駄にホグワーツを行き来しないといけない謎設定がまずサイテーです。これは誰も擁護のしようがありません。

 

これおそらく、ホグワーツを小出しに見せることでハリポタファンに目配せしているように見えるんですよね。

 

ホグワーツが出るたびにハリポタで一番有名なあの曲が流れてファンの心理を掻き立てる。

正直言うと、何回聞いても少しテンションが上がってしまった。

でもよくよく考えれば、何度もホグワーツ行く必要なんかねぇんだよ!!

何で1でアメリカに旅立ち、2ではパリに行ったのに、3でホグワーツに戻らないといけないんだよ!!

 

んで今回、結構な確率でホグワーツにいたよな!?

コロナ禍ということであまりロケに行けなかったのかもしれないけど、流石にホグワーツに頼りすぎな気がするんだよな。

 

で、最も許せなかったのはここからです。

 

キャラクターがソロやコンビに分かれている状態からスタートすることに加えて、せっかくメンバーが集められても簡単に散り散りになってしまうんですよ。

 

分かれた分だけ物語がある。冒頭は、非常に面倒臭いことに、ニュート、ジェイコブ、クイニー、グリンデルバルトなど個別の視点で物語が進行してしまうんですよね。

しかも、この時は戦闘状態でも何でもないから、すごくどうでも良いシーンが小分けにして流れるだけ。

なぜ個別のシーンばかり流れるのか? コロナ禍で大勢の人を集められないからなのか?

 

理由はさておき、急にインサートされる別々のキャラクターの別々の話に興味が持てるわけもなく、ただ会話が淡々と流れていく。冒頭のキリン救出シーンは楽しめたが、それ以降は愚鈍すぎる。

 

群像劇として完全に失敗しているし、チームものとしてもテンポが悪すぎる。

最初はダンブルドア、グリンデルバルト、ニュートの3つで話が進行していたのに、中盤以降はニュート一行がベルリンで散り散りになってしまうため、8~9視点で物語が描かれる。

こんなの編集が破綻するに決まっている。洋画にも関わらず非常にウェットな演出も手伝って、非常に愚鈍な展開が待ち受ける。

 

そして決定打は、テセウス・ニュートと、ジェイコブ・ヒックスたちがダンブルドアに報告をしに行く場面だ。何も得られていない二組だったのだが、何も失ってない的な発言をした挙句、自分の弟に会わせようとする。

 

なんてギルティーな発言だ。何も失ってないわけないよ。時間を失ってるんだ。

今までのアレコレは何だったんだ。

ニュートが一生懸命テセウスを助けたのも、無駄になる発言じゃないか。

救出シーンが後の伏線となることもなく、ただ時間を浪費した展開に萎えてしまった。

 

これ以降も、キャラクターが何も成長することもなく、ダンブルドアを主人公にシフトした物語は進行していく。が、何一つとして魅力がない。

 

 

上野動物園でパンダ見れないようなもん

 

俺はまだ鮮明に覚えているよ。

ファンタスティックビースト1を。ニューヨークでニュートがおもむろにカバンの中に入り、魔法動物がわんさかいる夢の世界を見せてくれたことを。

 

その中で一際目立つ、サンダーバードという超カッコいい魔法動物が俺の心を震わせてくれたことを。

 

5年前、このポスターに俺がどんだけワクワクしたことか。 おいJKよ、俺のワクワクを返せ!! ワクワク割使って映画代安くしろ!! https://t.co/kzzRSdlaJ1

 

ファンタスティックビースト2でも、ダンブルドア家に代々仕えてきたフェニックスで俺のテンションは爆上がりだった。

 

しかし、1も2も活躍するのは可愛らしい小動物ばかりで、俺の琴線に触れる魔法動物は表舞台に出てこなかった。

 

3こそは見れると思っていた。巨大魔法生物によるドンパチを。

 

サンダーバードとフェニックスがメガ進化するシーンをずっと夢見ていた。

 

これはネタバレじゃないから言っても良いと思うけど、結局最後の最後までサンダーバードとフェニックスがメガ進化して破壊光線を出すシーンは1秒も出てこなかったな。 #ファンタスティック・ビースト

 

冒頭、かわいいキリンちゃんが登場して、また可愛い動物しか見せないのかと不安がよぎった。

結果、予想通りだった。

 

ワンニャン動物園なら許せるよ。可愛いから。

でも、これはファンタビなんだよ。

 

どんな魔法動物が戦うかワクワクするじゃないのよ!?

 

でも、魔法動物が直接戦うシーンは今回は見れず。2で猫ちゃんが戦っていたのが最後だったかもしれない。

 

こんなのズルいよ。ポスターには巨大な魔法動物が威勢張ってるのに、いざ始まって見れば小動物ばかりだよ。

 

だからなんだよ。何も良くねぇよ。

 

上野動物園に行ってもパンダがいなくて、笹の葉だけ見て帰った感じだよ。

 

 

 

まとめ

うーん、今思い出してもひどい。

 

無駄に話の風呂敷と視点を増やした結果、編集が困難になってしまい、どう見せるかの力点が削がれてしまった。

 

ただ淡々と描くキャラの近況を説明した後で、見せ場作りのためにベルリンに向かって返り討ちにされている。最低です。

 

もう二度と思い出したくありません。

 

-500,000,000点 / 100点 

 

 

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 以上です! ご覧いただきありがとうございました!
 
 
 
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