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映画「フォードvsフェラーリ」ネタバレあり感想解説と評価 「楽しい」以外の言葉が見つからない

 
こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 
この記事では、「フォードvsフェラーリ」のネタバレあり感想解説記事を書いています。
 
 目次
 

ネタバレなしで感想と解説を始めます

 
 
こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 
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今回公開する映画はこちら!

 

「フォードvsフェラーリ」

 
 

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(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation 前へ 次へ

 

昔のモータースポーツの映画で、男二人が立っている。しかも二人とも、名優。

 

現代のスティーブ・マックイーンとポール・ニューマン?と思わせてくれる構図ですよね。

 

実はモータースポーツを主題とした映画って、あまり見たことないんですよね。

 

巷では「ラッシュ プライドと友情」が流行っていたみたいですが。

 

 

ラッシュ/プライドと友情 [Blu-ray]

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最近はそこまで車に興味がありませんが、昔は毎週F1を見たり、グランツーリズムを夢中になってやったりしてました。

 

友人に車が大好きな人がいて、一緒に鈴鹿サーキット行ったりもしてましたねぇ。

佐藤琢磨がまだF1で頑張ってる時で、フジも地上波で放送していて。まだ日本にF1が強く根付いていた頃の話です。

 

最近はもうなくなりましたが、この映画で私の心に車愛を注ぎ直してほしいものです。

 
 
さて、今回は東京国際映画祭でいち早く鑑賞してまいりました!!
  
 

それでは「フォードvsフェラーリ」、感想・解説、ネタバレなありでいってみよー!!!!  

 

 

 

 

 

 
 

あらすじ

  
・マット・デイモンとクリスチャン・ベールが初共演でダブル主演を務め、1966年のル・マン24時間耐久レースで絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描いたドラマ。ル・マンでの勝利を目指すフォード・モーター社の使命を受けたカーエンジニア、キャロル・シェルビーは、絶対王者エンツォ・フェラーリ率いる常勝チーム、フェラーリ社に勝つため、フェラーリを超える新しい車の開発と優秀なドライバーの獲得を必要としていた。やがてシェルビーは、破天荒なイギリス人レーサーのケン・マイルズに目をつける。限られた資金と時間の中、シェルビーとマイルズは力を合わせて数々の困難を乗り越えていくが……。エンジニアのシェルビーをデイモン、レーサーのマイルズをベールがそれぞれ演じる。監督は「LOGAN ローガン」「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」のジェームズ・マンゴールド

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【動画】映画「フォードVSフェラーリ」予告第一弾が公開。激しいレースシーンやクラッシュ、そして人間模様も

 

 

 

 
 
それでは映画の感想でっす!!!
 
 
 
 
 

映画の感想

ぬおおおおおおおおおおお!!!!! 
 
むおおおおおおおおおおおおお!!!!
 
なんだ!!なんだこの映画はぁぁぁぁぁ!!!!
 
 
最近真面目な文章で感想書いてきたけど、この映画だけは無理だぁぁぁああ!!!! 
いつもに増して「!」マークましましダァァァァァァ!!!!!!!!!!!! 
Googleさん、見てるかぁあアアアアアア!!?? 
これが俺のやり口だぁぁああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!! 
 
ただただ、楽しい!!!!!!
もう映画って、これだけでいいじゃん!!!!!!
 
 
2時間半なぞあっという間!
体感時間30分の超速テンポにキミはついていけるか!?
 
映画が終わったあと、「えええ?もう終わりぃぃ!?あと8時間くらい見ていたんですけど!!!」とボヤくこと必死!
 
楽しい要素、しか映らない。
熱い音楽、しか聞こえない。
最高以外の、言葉が見つからない。
 
 
ワクワク、ドキドキ、だけじゃない 
レースに挑む男たちの全ての感情がほとばしり、彼らの生き様を目に耳に焼き付けた。 

 

 

何度も言いますが、最高以外の言葉が見つからない。

ただただ、1分でも1秒でも長く映画を見ていたかった。

たかだか2時間半、されど2時間半の映像作品でこんなにも高揚感を提供してくれるなんて。

 

映画の面白さを改めて教わりました。

 

何も考えることはありません、ただ見てくれ。

そして、楽しめ。

 

映画のあらゆる面白い要素が、全て今作に詰まっている。

 

 

 

 

 

「楽しい」以外の感想が思いつかない

 

はい、東京国際映画祭で一足早く鑑賞してまいりました!!

 

見たあとに頭の中に思い浮かんだのは

 

「楽しい!」

「最高!」

「ベスト!」

 

など、抽象的な言葉ばかり。

 

文章を書くことが主軸の映画ブロガーにとっては恥ずかしい話なんですが、楽しい要素がありすぎて感想がまとまらないのです。

むしろ、この映画文章なんて必要なのか?と思っている自分もいます。

 

実は、今作は映画ブロガー界のフェラーリ、ブログを書く速さでは右に出る者がいない音速の貴公子であるモンキーさんと、スターウォーズ狂人ボクテクンと一緒に見に行ったんですよ。

 

3人ともブログで長文を書く人間。あれこれ理屈やロジックをこねくり回して感想を言いあうのが普通なんですが、今作ばかりは「楽しかったぁぁ!」とただ口に出すばかりだったのが印象に残っていますw 

 

無論、私も「いやぁ、楽しいですねぇ!良いですねぇ!」と言うばかりで、具体的な感想は先送りになってしまいました。

 

とにかく、この映画に理屈なんて必要ないんです。

 

何も考えることはない、ただ見てくれ。そして、しばらく打ちのめされろ!

 

この映画には、全ての言葉が飲み込まれ、打ち消されるような感じがします。

 

ジャンルは違いますが、生まれて初めて「バックトゥーザフューチャー」や「スターウォーズエピソード4」を見たときのような、高揚感と多幸感に包まれている自分がいました。

 

フォードとフェラーリは誰でも知ってるカーメイカーではありますが、1960年代のアメリカなんて何も知らないし、ル・マンに挑むプロのレーサーの人生など知らないし、自分の人生において一切関係がない人・場所・時間の映画なんです。

 

しかし、映画を見てる時はレース会場にいるような臨場感、シェルビーとマイルズの側で熱い議論を眺めているような、映画への没入感が他の映画とは比べものにならないんですよね!!

 

熱い熱い男たちの仕事と生き様に興奮し、息をつく暇もない怒涛のレースによって量手をバンザイできる映画なんです。

 

ただただ楽しい、1回目の鑑賞はこれでいいと思います。

というか、「楽しい」以外の言葉しか見つからないはずですから!!

 

 

 もう映画ブログ何年やってるんでしょう私。それなりに長くやってるはずですが、「楽しい」以外の感想が見つからないなんて、、。

 

 

 

 

最高のカーアクション映画である前に、最高のバディムービーである

 

なぜこの映画にここまで共感し、興奮できるんだろうと色々考えたんですけど、シェルビーとマイルズは、物語の主人公として優秀すぎる二人組なんですよ!

 

・まず二人とも、年齢的にもキャリア的にもピークではないこと。

(映画序盤でバックボーンが存分に描かれる)

 

・お互いに足りないところを補う存在であること。

(シェルビーはかつてはレーサーで実績を残しながらも、怪我で走れない。一方のケン・マイルズは情熱とスキルはあるものの、運に恵まれずくすぶっている)

 

・性格も生い立ちも対照的な二人がぶつかり合いながらも、最後はレースで結託する最高のバディムービーになること

(ここで涙腺崩壊)

 

今作を形容する時に、カーアクション映画とか会社員が見るべき映画だとか、色んな説明の仕方はあると思うんですが、まずは「最高のバディムービー」であることを強調しておきたい!

 

バディムービーには主人公が二人いることから、個々人のバックボーンについてはじっくり描かれないことが多いんですけど、今作は二人の栄光と挫折をたっぷり描いてくれます。

彼らがル・マンで勝つしかないロジックを、きちんと伝えてくれるんですよね。それなのに、説明が多いなんて感じることもなく、絶妙なテンポで物語が走り抜けていく。。

 

二人が結託するしか勝つ方法はない、こう思わせてくれることが良いバディムービーの条件だと思うんですよね。今作では、アッサリそれをやってのけているのが素晴らしくて。。

 

 

バディムービーの定説を覆すラスト

 

バディムービーとして褒めましたけど、今作ではあっと驚くようなラストが待ち受けています。

 

普通バディムービーならやらないラストです。ただただ見ている方は悔しい!!と思うラストです。

 

通常なら、二人の努力と結託が結ばれてミッションが達成されるのがバディムービーの定説。だってそうやって締めないとバディムービーとして成立しないんじゃないか?と思えるほどです。

刑事モノのバディムービーであれば、犯人を捕まえ一件落着。

そして今作では当然、ル・マンに勝つというミッションがあるわけです。

 

これはネタバレ出来ませんが、皆さんの思う通りにはいかないんですね!

・・もう99%ネタバレしちゃったんで言いますけど、ル・マンで優勝するのはフォードのレーサーとして走るケン・マイルズじゃないんですよ。これ映画のネタバレというよりも、史実なので、映画だけ結末を変えようとはいかなかったわけなんですよ。「ワンスアポンアタイム・イン・フォード」みたいな物語じゃないわけです。

 

では一体誰が勝つのか? それは、ケン・マイルズ以外のフォードのレーサーたちなんですよ。ル・マンにフォードとして出場するのはケン・マイルズだけじゃなくて、他にも複数人のフォードレーサーたちも走ってるんですよね。

 

ぶっちぎりでトップなケン・マイルズ。シェルビーがデザインした車に乗って、ケン・マイルズが運転。

そして見事に優勝!!とはならないのが今作の魅力でもあるんですよね。

 

フォードの役員にとっては、一介のレーサーであるケン・マイルズの勝利よりも、フォードの勝利が何より大事なんです。そのため、フォード社長がシェルビーに向かって「わざと速度を落としてフォード3体でゴールしよう」と命令するんですよね。

 

フォードに属していないケン・マイルズにとってはどうでもいい話。自分だけなら、社長の指示など聞き入れずに先頭をキープし続ける。そして優勝する。

 

ただ、フォードから雇われ、今後もフォードと取引するシェルビーにとっては、社長の命令を無視できない、できるはずがない。

 

・・と考えたケン・マイルズは、シェルビーからではなく自らの判断でブレーキを掛け、社長の悲願であるフォード車の3台同時ゴールのお膳立てをするんです。

 

ケン・マイルズにとっては、会社のためじゃない、相方であるシェルビーのためを思って、あえてレースに負けたんです。

 

この思いやりのスタンスこそ、今作最大の魅力といっていいかもしれません。

 

 

 

二人の演技にただただ脱帽

 

 

 

また、1960年代のアメリカにおけるモータースポーツということで、マット・デイモンとクリスチャンベールを見たときに、どうしてもポール・ニューマンとスティーブマックイーンを重ねてしまいました。厳密には、スティーブ・マックイーンとポール・ニューマンは1970年代に活躍したレーサーですが。

 

個人的にはマット・デイモンがスティーブ・マックイーン、ポール・ニューマンがクリスチャン・ベールに見えました。

 

まさかこの二人がが、スティーブ・マックイーンjとポールヌーマになるとはなぁ。。

 

 

 

もう一つのグラン・トリノ

同じくフォードを蘇らせる映画として、イーストウッド監督の「グラン・トリノ」も素晴らしいですのでぜひ!!

 

 

グラン・トリノ (字幕版)

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  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 
 
 

まとめ

車に興味ない人でも、興味ある人でも、会社員じゃなくても、そうじゃない人にも。

 

とりあえず、今年暫定ベストです!!!

 

100,000,000点 / 100点 

 
関連画像

 

 
 
 
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