ネタバレありで感想と解説を始めます
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「アナと雪の女王2」
あらすじ
・世界中で社会現象を巻き起こし、日本でも歴代3位となる興行収入255億円を記録した大ヒットディズニーアニメ「アナと雪の女王」の続編。雪と氷に覆われたアレンデール王国に陽光を取り戻し、深い絆で結ばれた姉エルサと妹アナ。氷や雪を操る魔法の力を持つ“ありのままの自分”を受け入れたエルサと、明るいキャラクターが持ち前のアナは、仲間たちに囲まれて幸せな毎日を過ごしていた。そんなある日、エルサにしか聞こえない不思議な歌声により、姉妹は未知の世界へと導かれる。それは、エルサの魔法の力の秘密を解き明かす冒険の始まりだった。姉妹は仲間のオラフやクリストフとともに、数々の試練に立ち向かっていく。前作に続きエルサとアナの声をイディナ・メンゼルとクリステン・ベル、日本語吹き替え版では松たか子と神田沙也加がそれぞれ務め、監督も前作のクリス・バックとジェニファー・リーが続投。
映画の感想
前作の優雅で壮大でガーリーな作風から一転!
ユナイテッドシネマお台場にて「アナと雪の女王2」鑑賞!
— Blog_Machinaka🐻@映画ブロガー、ライター (@Blog_Machinaka) 2019年11月22日
相変わらず抜群なCG表現、秋の切り取り方、透き通ったユニコーンの描写は鳥肌モノ!!
自らの「フォース」の謎を求め、孤島に冒険する姿はまるで「フォースの覚醒」のレイに見えた!
そうだ!アナ雪はスターウォーズを目指したんだ!#アナ雪2
今回は男の子向け
前作よりも遥かにアクションシーンが多く、なおかつ俺たち好みの戦い方をしてくれたエルサに惚れ惚れしました。いや、今回はエルサ様と呼ばせてください。
何をもって男の子向けなのか?
理由は単純です。焦点はエルサの魔法で敵と戦うかどうか、にあります。
確か前作はお城を作ったり巨人を操ったり、「おままごと的」と言っちゃ言い過ぎですが、とにかく誰かを遠ざけるために魔法を使ってた印象があるんですね。
で、今回は氷の洞窟に入り、迫りくる敵に氷を当てながら切り抜けていく様子が、、
これだよ!これが見たかったんだ!!
せっかく水を操る魔法があるんなら、それで戦って欲しいのよ俺たちはw
攻撃する時のSEもよくてね、ズバッ!とかピーンッ!とか清々しいほどの音で盛り立ててくれる。
劇伴もスターウォーズ の「エンパイアアタック」のようなBGMが流れて、全体的にキレのあるアナ雪になったような気がするんですよね!
エルサの自分探しの旅はまだ続く
毎回エルサって自分探しの旅してんなぁwと正直に思ったりもしましたが、毎回エルサが自らを解放するシーンは鳥肌もので。
前作は「ありのままに」で、今回は「未知の旅へ」
もちろんアナとオラフ達と一緒にいて楽しいはずなんですけど、やっぱエルサはどこか不満に思ってるとこがあるんでしょうね。
今回は謎の声のせいにしましたが、これは結局マクガフィンでしかないと思います。
あと、エルサの本音を隠すためにも、謎の声は必要だったんだと思います。
自らのフォースの力を追い求める旅と言っていいと思いますが、個人的にはスターウォーズ のレイちゃんと似ていて非常に嬉しくて。
スターウォーズ といい、アナ雪といい、一人で生きれる強い女性が自身のルーツを探る旅に出るってのが、今のディズニーの女性像になってるんでしょうかね。