[はじめに]
目次
[あらすじ]
・「ミスティック・リバー」のデニス・ルヘイン原作の同名小説をマーティン・スコセッシ監督&レオナルド・ディカプリオ主演で映画化。1954年、失踪した女性患者の謎を探るためにボストン沖の孤島に建つ犯罪者用精神病院を訪れた米連邦保安官テディ・ダニエルズ(ディカプリオ)に次々と不可解な出来事が起こる。脚色は「アレキサンダー」「ナイト・ウォッチ/NOCHINOI DOZOR」のレータ・カログリディス。
はい、映画ドットコムさんのあらすじが少なかったので私の方から補足を
(勝手に引用しておいて勝手に文句言って申し訳ありません)
主人公はレオナルド・ディカプリオとマーク・ラファロ。彼らは連邦の保安官で、今回初めてコンビを組んだ出来たてほやほやの二人組。
そんな二人の初ミッションは、犯罪を犯した精神障害者が入る精神病棟で起こった女性患者の失踪事件。二人は失踪した女性を追うため精神病棟に出向き調査を始めるのだが、その病棟はアメリカ本土から離れた孤島にある、まさしく「シャッターアイランド」なのであった。。。
はい、今考えるとディカプーとマーク・ラファロってすごく贅沢なコンビで刑事モノやってますよ。私も見る前は娯楽作かと思って楽しみにしてたんですけど。。
はい、それでは映画の感想でっす!!
[映画の感想]
トラウマ確実!!!!
絶対に夜寝る前に見るな!!!!!
劇中でディカプーが見る悪夢・幻覚を見ながら寝たせいで、俺の夢も悪夢になり、何度何度も寝て起きては恐怖を感じるハメに・・・
でも、映画があまりに面白いから朝起きて全部見たぞ!!!
したらトンデモナイ大逆転劇が待っていた!!!!!
こんなの、絶対騙されるだろwwwwどんな撮り方してるんですかwマーティン・スコセッシ!! やっぱりアンタ偉大だよ!!!!
[そもそも怖い映画ではあった]
あぁ怖かった・・・
怖すぎて、朝起きてこんなツイートしてしまいましたよw
おはようございます。
— Blog_Machinaka🐻@映画ブロガー、ライター (@Blog_Machinaka) 2018年10月23日
昨晩、寝る前にウトウトしながらディカプー&スコセッシ監督の「シャッターアイランド 」を見たせいで、映画途中で寝たにも関わらず悪夢にうなされ、寝る&起きるを繰り返す。夢という幻覚に悩まされ、まるで劇中のディカプーそのもよだった。
といつことで、トラウマ映画決定です
確か夜寝る前に40分、悪夢にうなされながら寝て起きて40分見て、朝起きて40分の計2時間の鑑賞だったと思います。
最初はすごい楽しく見れてたんです。ディカプーとマーク・ラファロの掛け合いが面白くて、これから精神病棟乗り込んでいくぞっ!!的なノリで、ワクワクドキドキな刑事アクションが待ってると思ってたんですよ。タイトルも「シャッターアイランド」ってどこか楽しそうなタイトルでね。
だって「アイランド」って付けてるものw ちょっと期待しちゃいますよねw
ただ、今作は精神病棟に乗り込んでからが実に地獄なんです。
寝る前で、暗い中見てたからより怖さが倍増したのかもしれませんが、まぁ精神病棟の患者の演技が怖い怖いww
映像の不気味さはもちろんですが、何たって「音」の怖さですね。音というか、役者の演技。
もちろん俳優さんたちが演じてますから、実際の精神病患者ではないんですけど、一度法を犯した犯罪者+精神病患者の雄叫び、叫び声は、心から寒気のする怖さがありました。
スコセッシ監督といえば「沈黙」で非常に静かな「音」の映画を撮りましたが、ここまで荒々しい「音」の映画も取れるのかと感じました。
患者の叫び声が伝わってくるだけなんですが、それが実に怖い。
今の俳優の演技はアクターズスクール仕込みの「メソッド演技」=「役になりきって演技をする」方式がメインですけど、本当に何かに取り憑かれたかのように怒り狂う患者を演じきった俳優が、目と耳から離れませんでした。
一番怖かったのは、精神病棟に潜入したディカプーが、次第に精神を病み、おかしくなっていくところですね。これでアカデミー賞もらえないんだって思うほど、誰だどう見ても賞レースに引っかかる演技でしたよ、本当に。
[恐怖を感じたいなら寝る前に見ようw]
精神病患者から罵られ、医師からも苦しめられ、肝心の相棒マーク・ラファロも信用できなくなってしまう。孤島に一人。もう誰も味方がいなくなる。
どんどん目にクマができ、もう死にそうなディカプリオ。彼は一人、精神病棟に負けじと虚勢を張り続けます。その時の狂ってる顔がまぁ怖い怖い。。
ディカプーがいい感じに狂い始めた頃に、BGMがオドロオドロしくなってきて、ひたすら大きく不気味な音が・・まるで「2001年宇宙の旅」で流れる不気味な音のような、不協和音がひたすら流れてくるんです。
そして、時折挟まれるディカプリオの妻の回想シーンで、ディカプリオが事件とか関係ないある個人的な目的で精神病棟に来ていることが分かります。個人の目的を優先するがあまり、次第に孤独になっていくディカプリオ。
事件の行方も個人的な目的もどちらも上手く立ちいかなくなってくる時に、ディカプリオの悪夢も酷くなっていきます。そして、現実と悪夢の境がつかなくなり、もう精神崩壊寸前のディカプー。
そして、一人の患者がディカプーに「あなたは騙されているわ」と衝撃の一言。。
もう誰も頼る人がいない。ひたすら不協和音が流れる。。。
もう絶望的な恐怖と戦うディカプー。。。。
・・・ここで私は寝てしまいましたwwww
ディカプーと精神病患者の怖い演技ばかり見ていたせいか、ディカプーが怖い夢ばかり見ているからか、私の夢も悪夢に変わってしまったんですよ。
で、怖い夢でパッと目が覚めたら、まだ40分しか経ってなくて、まだまだ映画は中盤で、、、
まだ映画やってるから、寝ていた分を巻き戻して見るわけですよ。そしたら、またディカプリオが狂い叫ぶシーンがあって、不気味な音が流れながら、しばらく見てる。そうしてるうちにまた眠くなってきて寝落ち。
頭の中には映画のことしかないから、ディカプーが悪夢を見るタイミングで俺も悪夢を見てしまう。
完全にディカプーの頭の中と俺の頭の中がシンクロしてたような気になりましたよww アビエイターとかウルフ・オブ・ウォールストリートのディカプーならいいけどさ、シャッターアイランドのディカプーは本当に勘弁して欲しいですねww
何度も何度も映画見て怖がっては寝落ちして悪夢見て、また巻き戻して見て怖がって悪夢見て、、の繰り返しで、もう地獄のようでした。
なぜここまでして映画見たかったんでしょうかね。
ただ、一つ言えるのは抜群に面白かったから。B級のつまらないジャンル映画ならスルーしてもいいんですけど、ディカプーの顛末がどうなるか、事件の解決がどうなるのか、この目と耳で最後まで見届けたかったんですよ。
朝起きてから全部みるのもだるかったので、出来るだけ夜のうちに見ておこうって思ったのが運の尽きでしたね。
本当に怖い体験をしました。
夜寝る前は、悪夢にうなされる主人公の映画を見てはいけない。これ間違いなし。
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「映画のタイトル+解説(感想)」で検索してくださってこちらにいらっしゃった方には大変申し訳ないんですが、できれば第1回目の記事をご覧いただいて、私の自己紹介と本ブログの趣旨をご理解いただければと思います。
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