Machinakaの日記

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嵐のドキュメンタリー番組により日本のNetflix加入者がいくら増えるか試算してみた / 地上波で見る方法は?

 
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この記事では、嵐のドキュメンタリー番組「ARASHI's Diary」によりNetflix加入者がどう変化するのかを書いています。
 
 
 
 目次
 

Netflixの地域別加入者が初めて公表へ

 
米公正取引委員会に提出した資料により、Netflixの地域別加入者が明らかになりました。

 

 

表紙はこんな感じ。

 

 

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https://d18rn0p25nwr6d.cloudfront.net/CIK-0001065280/1e0cd684-fa55-4dc1-be57-cd774ad58eab.pdf

 

 

 

Netflixから発信された情報の中で、ここまでお堅い文書を見るのは初めてです。そりゃそうか。。

 

この報告書から分かったんですが、Netflixはカリフォルニア州ロスガトスにあるそうです。

なんとまぁ高そうな場所。。

 

f:id:Machinaka:20191230141529p:plain

 

 

  

 

本題に入りましょう。

 

以下のニュースで知ったんですが、アジア太平洋地域の加入者と売上高が他地域と比べて最大の伸び率であり、注目されているそうです。

 

thebridge.jp

 

 

地域別の加入者数はこんな感じです。

文字が細くて分かりづらくて申し訳ないです。数字ですが、"average monthly revenue per paying membership and percentages"=月別の会員費を除き、千単位だそうです。

 

アメリカとカナダの加入者数は2017/12/31で5800万人、対してアジア地域は650万人。

 

大雑把にアジア・カナダとアジアの加入者で比率を計算しますと、アメリカ・カナダ:アジア=9:1くらいの割合です。

 

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これが2019年ではどう変化したのでしょうか?

 

アメリカ・カナダは6700万人、アジア地域では1450万人となっています。

比率ではアメリカ・カナダ:アジア=8.2:1.8になります。

 

アジア地域の2017-2019の伸び率は1450 / 650 = 223 %となり、2年間で倍以上の伸び率に。もともとが少ないのもありますが、2倍という数字はNetflix本社も想定外だったのではないでしょうか?

 

月会員の数が倍以上になるということがどれくらい凄いことか、いまいち実感が湧きづらいですよね。WOWOWの会員が倍になったら、どうなるんだろう。。

 

また、会員が倍になっても月会費は据え置きのようです。会員増えたら会費減らしてくれればいいのにね。俺の書道教室はそうだったぞ。。

 

ちなみに、日本の会員数はアジア1450万人のうち、約300万人だそうです。

 

アジアと言ってもオセアニア地域もあるし、東南アジアもあるし、大体アジア地域の1/4なんでしょうね。

 

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映画好きなら日々感じているNetflixの勢いが、数字で現れるとこんな具合になります。

 

昔に比べてNetflixのオリジナル作品が増え、日本向けのコンテンツも増えましたよね。そりゃこんだけ会員数が倍増したら、日本向けの作品も作りやすくなるんでしょうね〜。

 

 

 

 

 

 

嵐のドキュメンタリー番組の衝撃

 

 

2019年12月31日にNetflixで嵐のドキュメンタリー番組が「スタート」することが、2019年12月13日に発表されました。

 

単発作品でなく、毎月1本更新で、1年以上続けていくそうです。

このやり方、、明らかに会員数を維持させようとする策略かな? 

上手いなぁ、毎月1本更新なら常に会員でないと最新のエピソードが見れないですもんね。

 

www.netflix.com

 

これまでジャニーズ関連の番組は地上波で、Netflixでは作品が作れていませんでした。(ジャニーズが俳優として出演する映画・ドラマは別として)

 

ただ、ジャニーズ事務所のネット解禁によって、このような企画が実現したのでしょう。事務所側としても、Netflixにタレントを出演させることは大きなメリットがあるでしょうから。

何故なら、Netflixの出演料は桁が一つ違うから。

 

単なるインタビュー番組であったとしても、桁が違うそう(プロインタビュアーの吉田豪さんが言ってました)。下手したらテレビのゴールデン番組よりもギャラが高くなる可能性だって十分にあるんです。

 

 

 

嵐のドキュメンタリー番組によりNetflix加入者はどう変化するのか?

 

ようやく本題!

 

Netflix加入者がアジア地域で倍増しているとお話ししましたが、あの数字は2019年9月時点です。

 

嵐のドキュメンタリー番組が放送されることが発表されたのは、2019年12月13日。つまり、この発表により加入者がどう変化したのか分かっていないんです。。

 

そこで今回は、嵐のドキュメンタリー番組により日本のNetflixの加入者がどのように変化するのか、試算してみたいと思います!

 

 

【まず前提条件】

 

・嵐のファンクラブ会員数:2019/11時点で約288万人

enta-jouho.com

 

 

・Netflixの日本の加入者数:2019年9月時点で約300万人

 

ソース↓

headlines.yahoo.co.jp

 

・一世帯あたり人員:2.60人/世帯

www.stat.go.jp

 

 

・インターネット普及率(過去1年間にインターネットを一度でも利用したことがある人の率)79.8%

 

 

 

【試算】

 

まずは日本でNetflixに加入している世帯がどれだけいるのか、計算します。

(Netflixは人数でなく世帯で加入していると思われるので)

 

・Netflixの加入者率(以下:Rn)

Netflix加入者 / (日本の総人口 / 一世帯あたり人員)  = 300万人 / (1億2000万人 / 2.6人世帯) = 6.50%

 

続いて、日本における嵐のファンクラブ会員の世帯数を計算します。この世帯数こそが、嵐のドキュメンタリー番組によって新たに加入する数になると仮定します。ファンクラブ会員=嵐の番組を全部見る、とは限りませんけども。。

 

同一人で複数の名義・海外の会員数・家族で会員になっていることも考慮し、"0.7"を掛けて低減係数とします。この係数がどれだけ信憑性があるかは分かりませんが、かなり厳しく見積もったつもりです。

 

・日本における嵐のファンクラブの世帯数(以下:Hf)

(嵐のファンクラブ会員数×0.7)  = 200万世帯

 

はい、計算しました。

この200万世帯全員がNetflixに新規加入するかというと、必ずしもそうではありません。

何故なら、嵐のファンクラブ会員の中には、嵐のドキュメンタリー番組が発表される前から既にNetflix会員になっている可能性があります(というか、入ってる人は多い)

そのため、この中から既にNetflix会員である世帯を除く必要があります。これより、新たにNetflixに入る嵐のファンは、、、

 

・新たにNetflixに加入する嵐ファン世帯数(ファンクラブ会員ベース)

Hf × (1 - Ra) = 2,000,000 × (1-0.065) = 187万世帯 

 

ただし、この世帯が全員Netflixに入れるとは限りません。そもそもインターネットが使える人じゃないと、Netflixは見れません。嵐ファンクラブ会員全員がネットを使えるとは限らないので。

 

日本のインターネット普及率である79.8%を考慮すると、

187万世帯 × 0.798 = 150万世帯

 

という数字がリアルだと思います。

 

 

以上より、日本において、嵐のドキュメンタリー番組が放送される頃(2019/12/31)のNetflixの会員数は、、

 

・2019/12/31時点での日本におけるNetflix会員数(世帯数)

 

2019/12/31のNetflix会員数 +新たにNetflixに加入する嵐ファン世帯数(ネット利用可) = 300万 + 150万 = 450万会員

 

となるのではないでしょうか? 

 

ざっくりな試算ですが、色々なことを考慮しても、、

 

嵐のドキュメンタリー番組によって、Netflixの会員数が既存より150%増になる可能性があることが、分かりました。

 

 

ちなみに、150万世帯の新規会員がHD画質が見れるベーシックプラン(1200円)に入ったとすると、月会費の増加は

 

150万世帯 × 1300円 = 19.5億円の増加となります。

 

嵐のドキュメンタリー番組は1年続くとの情報があるので、初月無料を考慮しても1年間の月会費の売上は、、

 

150万世帯 × 1300円 ×11ヶ月(初月無料) = 214.5億円の増加となります。

 

 

Netflixさん、嵐で稼ぎすぎです!!!!

 

 

私の試算がざっくりなので、実際はもっと下がる可能性大です。

 

世帯でなくファン同士でアカウントをシェアすることも考えられるし、そもそもファンクラブ会員数がどのような数字なのか、詳しくわかってないので。。

 

 

 

地上波からネットへ 〜国民的アイドルの番組がネットでしか見れない時代に〜

 

 とはいえ、嵐のドキュメンタリー番組によってNetflixの加入者が爆増することはまちがいないのではないでしょうか?

 

常にテレビや雑誌の番組をチェックし、彼らのコンテンツであれば必ず見るような猛者の方は、Netflixもチェックの対象に入るかと思われます。

 

ただ、少し残念に思うことは、Netflixはネットを繋がないと見れないため、ネットを普段利用しない嵐ファンにとっては視聴することが困難になっている状況です。

 

ネットの普及率は79.8%と申しましたが、嵐ファンのネット利用率はもっと高いでしょう。だから実際に鑑賞に支障が出る人は限りなくゼロに近いかもしれません。

 

ただし、ゼロではないんですよね。

 

国民的アイドルの番組であれば、誰でも見れるように配慮ができればなぁと思います。

 

 

 

 

嵐のドキュメンタリーを地上波で見るには?

 

地上波での放送というのはかなり難しいでしょう。これまでNetflixの番組をテレビで流すのは見たことないですし。。

 

ただし、Netflixをテレビで見ることはあまり難しくありません。

 

インターネットとテレビが繋がっていれば、アプリからNetflixを選んで鑑賞できるので。

 

あるいは、Netflixを流しているカフェとかが出来ない限り、難しいでしょうね、ネットを使わない人は。。

 

 

 

まとめ

 

・嵐のドキュメンタリー番組によって、新たにNetflixに入る人は150万世帯だと推定

 

・これにより、毎月の会費は19.5億円、ドキュメンタリー番組終了時には214.5億円もの会員費の収入が見込める

 

はい、なんども言いますが、あくまで私の試算です。ツッコミどころ満載ですが、予めご了承ください。

 

 

信じるか信じないかは、あなた次第です!!!

 

 

 

 

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