Machinakaの日記

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「0.1%でも諦めるな!」がよく伝わった! #999TBSが繋いでくれたご縁に感謝! 「99.9 刑事専門弁護士 最終話」批評

 

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https://stat.ameba.jp/user_images/20160414/20/junwaijigen/f6/b2/j/o0800050413620458759.jpg

 

 

 

 

時は来た!!

 

 

書いている今も、まだ信じられない、、、

 

だって、これが最終回だなんて、、、

 

 

涙をこらえて、、、、 

 

 

とっとと感想を書いてくぜ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

1.作品のコンセプトが非常に強調された最終回だった

 

 

 

最終回をご覧になった方ならお分かりでしょう。何回も深山弁護士の父の回想シーンがあったり、最後の法廷のシーンで深山弁護士が裁判の内容と関係ない長尺のセリフを言ったり、、、

作品のコンセプトを強調した回になってましたね。

 

ちなみに、作品のコンセプトはプロデューサーが語ってますよ!

 

刑事事件の場合、弁護士にスポットライトが当たるドラマがこれまで作られていないことに興味を持ち、調べていくと、起訴されたら99.9%が有罪になることがわかったのです。

~中略~

日本の司法制度の信頼性の証明ともいえますが、実は落とし穴も隠されている。有罪が固いものだけ起訴されるから、99.9%という数字が生まれたのだと。この事実に驚きを覚え、視点を変えればドラマになると確信しました

https://www.oricon.co.jp/news/2069540/full/

 

 

www.machinaka-movie-review.com

 

 

特に、ラストの深山弁護士のセリフです。

 

このドラマで最も大事なシーンなので、勝手ながら文字起こしさせて頂きます。

 

何もなかった、平穏な日々を 幸せを 過ぎ去った時間を

取り戻すことは出来ません

誤った逮捕、起訴によってその人の人生は、大きく狂わされてしまうんです

今回の事件は刑事裁判で最も大きな罪とされる、冤罪事件です

冤罪事件は、多くの人を不幸にします

被害者とその家族は罪なき者を憎み、ある日突然、身に覚えのない容疑で加害者にされてしまった者の やり場のない怒りと恐怖を抱え、日常を奪われてしまうんです

そしてその家族は、犯罪者の家族として、世間の非難にさらされる

日本の刑事裁判における有罪率は99.9% 

なぜ、このような高い数字が出るのでしょうか?

それは、国家権力である検察官が、起訴を決めた内容が正しいはずであると、誰もが疑わないからです。

ですが、本当にそうなんでしょうか?

我々は、そこに隠されているかもしれない本当の事実を見逃してはならないんです。

どうか皆さん、目で見て、耳で聞いて、考える

自分の答えを探してください

起こった事実は、たった一つです。

 

 

ここのセリフを目で見て、耳で聞いて、メッセージを受け取ることができれば、プロデューサーや監督、深山弁護士をはじめとした制作側とコミュニケーションが取れることになるんです。

 

だから、このシーンは一番重要なシーンなんですね。

 

映画の場合、作者のメッセージを伝えるようなシーンは、セリフはおろかその他の演出でも、表層化するってことはないんです。

 

ただ、この最終回は「誰にでも」分かるように、作品のコンセプトを伝えたかったんでしょう。セリフに明言化しているあたり、制作側の執念を感じました。

 

なぜなら、このセリフは、テレビ画面に映っていた法廷の人々に向けてではなく、テレビ画面を見ている視聴者のあなたに訴えたメッセージだからです。

 

 

裁判において、加害者はもちろん被害者になることは少ないかもしれません。

しかし、日本では裁判員裁判があります。それは、事件に全く関係ない人が裁判に関与することであって、テレビを見ているあなたも、もしかしたら近い将来、裁判に関わるかもしれません。

 

そんな時、このセリフを思い出しましょう。他人の意見に流されず、事実だけを追求する裁判が出来るように、、、、

 

 

 

 

良い映画・ドラマの条件として、

 

「観る前と観た後で、自分が変わったかどうか」が重要だと思います。

このドラマを通して、あなたの価値観や行動は少しでも変わりましたか?

 

それが達成できた時、初めてこのドラマは「名作」だと言えるでしょう。

 

自分の呟いたツイートを引用させていただきますと、99.9を見る価値は、こんなところにあると思うんです。

 

 

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つまりですね、プロレスネタが話と関係ないとか、そういう批判を受けてますけど、、、

そもそも、監督の生き様や価値観を受け入れることがドラマや映画の正しい見方なんです。だから、99.9ファンの皆様でプロレスネタを好きになった方は、プロレスが好きになったのではなく、プロレスネタを入れた監督や制作サイドが好きになったんです。

それが正しい作品の見方なんです。

 

だから、最初から最後まで「楽しい!」と感じた方は、自然と制作側の意図を感受しているわけで、一番良い見方をしてるんです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

2. 小ネタ感想

 

 

・容疑者が中丸さん、真犯人が東京都知事!!

 

 

容疑者は中丸さんでしたね!

 

松本潤さんと同じジャニーズ事務所。ジャニーズ俳優だからこそ、二人のドラマ外の関係はどうなの? とか気になっちゃいますよねー。

 

そして、中丸さんの「マジすか?」発言。 まさか、日テレのあのコーナーのセリフからのパロディですかね?笑

 

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・この時期に都知事が犯人って、、、笑

 

 

もちろん脚本が先なんでしょうけど、、、、

 

舛添さんが辞職を迫られたこの時期に、都知事がセクハラって、、、泣きっ面に蜂じゃねぇかww とニヤニヤして見てました。

 

 

 

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https://news.tbs.co.jp/jpg/news2798867_6.jpg

 

 

 

 

 

 

・丸川検察官はやっぱ味方だった!!

 

私が第5話の記事を書いた時、このように書いてました。

 

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https://www.tbs.co.jp/um/img/cover.png

 

はい。エリート検事として深山に立ちはだかる丸川検事です。

今までは身を潜めていた丸川さんでしたが、今回の話で面白いシーンがあり、私の目に止まりました。

 

大友検事と会食をしているシーンですね。ここでもう決定的になるんですけど、高そうな料亭で上座に座っているヤツは悪役!! 下座に座っているヤツは良い人って映画の相場では決まってるんですね笑 

 

ドラマでは、「無罪の件数が増えてるんじゃないのか? もっとしっかりしろ! 自白させて検挙率をあげろ!」って大友検事がドヤしますね。

 

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ここで丸川検事は深くお辞儀して誠意を示します。

しかし、実際は、、、、

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めちゃくちゃ怒ってますね!!!

 

ここで分かりました。この丸川検事は、大友検事の側ではないんだ、と。大友側だったら、ただ「へい、すいません!」なんつって、ただ謝るシーンが映るだけです。

深山くんの描写でもよくあるんですが、この99.9のドラマって、「目で伝える」演技で伝えることが多いんですよね。

 

この目は、明らかに大友検事に対する「敵対の目」です。

 

つまり、今後は深山の味方をするんじゃないかと感じました。丸川検事がインサイダー(内通者)となって、深山の両親に起こった事件を解決していくんじゃないかと、、

 

https://www.machinaka-movie-review.com/entry/2016/05/15/233332

 

 

当たってました!! やっぱり丸ちゃん(急に親しげ!?)は、仲間だと思ってたよ!!

 

ドラマとは関係ないですが、優香さんとのご結婚おめでとうございます!!!

 

 

 

 

・続編はもはや決定!?

 

大友検察官と対峙するシーンがありましたけど、まだ完全に決着ついてないですよね?

そもそも、法廷で対決するシーンは一切ありません。

是非とも、続編で対決してほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3. ファンの皆様に感謝

 

 

 

ドラマを記事にすることも、この「99.9」が初めてなので、、、色々至らない点があったんですけど、、、皆様いかがでしたしょうか?

 

さて、この99.9の記事を書くことで、普段より多くの方が本ブログを訪れる結果となり、本当に嬉しかったです。

 

綺麗事ばかり言いたくない性分なので、本音を言いますけど、、、、おかげさまでアクセス数もかなり上がりました!! 広告収入も、、、そりゃあもう笑

 

しかし、一番嬉しかったのはアクセス数とかそんなんじゃないんです。

 

 

 

それは、

99.9ファンとの交流、、、もっと言えば、松本潤さんのファンとの交流、、嵐ファンとの交流、、、ジャニーズファンとの交流です。

 

 

ドラマが終わるのはもちろん寂しい。けど、一番悲しいのは松本潤さんファン、嵐ファン、ジャニーズファンの方としばしお別れしないといけないのが、本当に寂しいです。。。

 

 

この際だからハッキリ言いますね。

最初は、この99.9の記事を書くのが怖かったんですよ。

何故なら、主演が松本潤さんだから。

 

ネットニュースを普段目にする私は、ジャニーズファンに関する悪い噂みたいなものを、多少は信じてたんですね。もちろん、ファン全員が悪いわけないし、ごく一部のファンがマナーが悪いだけと思うんです。

でも、ネットニュースはその判断を鈍らせる。ジャニーズファン=怖い、という図式を押し付けてくるんです。

そんな記事は相手にしないのが一番ですよ!でも、毎日ネットを使っていると、そんなニュースも目に入る。。。

 

しかし、このドラマの記事を書き、ツイッターやブログでジャニーズファンの方と直接メッセージのやり取りをさせて頂いて、自分の価値観が大きく変わったんです。ネットニュースは嘘で、実際は良い人ばかりなんだ、と。

 

 

 

これは本当に良い体験でした。

 

99.9がなければ、映画ファンの私がジャニーズファンの方と繋がるなんて、、、ありえないよ笑

 

 

これも99.9、特に「#999TBS」という7文字の英数字が繋いでくれた、ご縁だと思います。今までツイートやブログを拡散してくださって、本当に励みなりました。。。

 

 

 

そして、、、

松本潤さんのファンブログにて、私の記事を毎回取り上げてくださった方、、、本当に感謝してます。

 

あなたがいなければ、毎週記事を書くなんてことは出来なかった。

ジャニーズファンの印象が大きく変わるきっかけにもなりました。

毎週の批評だけじゃなく、99.9の批判に対する記事や、私の本業の映画批評までも取り上げて頂いて、本当に嬉しかったです。

 

あと、そちらのブログにて、私の記事に関してコメントを下さった方々にも感謝してます。実は、コメント全部読んでます笑

大変感謝しています。

 

 

最後になりますが、、、

 

皆さんと一緒にドラマが見れて、とても充実した日々を送らせて頂きました。

 

 

 

皆さんが今後、このブログをいつお尋ねになるのか、私にも分かりません。

もしかしたら、ジャニーズ俳優が出演している映画に関する記事を今後書くかもしれません。そして、、、、酷評しているかもしれません笑

 

大変恐縮なんですが、私の映画批評は、深山弁護士と同じく「真実」を追求したいんです。

 

それが、映画を観る人にとって、最大公約数的に、タメになると思っているから、、、、

だから、もし酷評している場合でも、攻撃的なコメントはお止めください笑

 

 

 

 

 

4. 映画批評ブロガーとして、言いたい

 

 

 

 

 

あと最後に!! 皆さんにお伝えしたいことがあります。

 

 

ファン活動でお忙しいとは思いますが、もし時間が空いたら、映画館で映画を見てください。

 

今の時代、映画はスマホでも観れる時代。映画を見なくても、テレビがあるし、ユーチューブがあるし、映像作品はいつでも・どこでも楽しめる時代になりました。

 

が、時代がどれだけ変わろうが、技術が進歩しようが、最高の映像体験は「映画館」でしか起こらないんです!!

 

家のテレビとは比べ物にならない大きいスクリーンと音響システム。

他の観客のリアクション、同じものをみんなで共有するライブ感。

自主規制のない、制作側のメッセージがストレートにぶつけられたストーリー。。。

 

これは非日常的な空間である映画館でないと、体感できないんです。

 

 

ですので、是非とも映画館に行く機会を作って頂ければと思います。。。 

ただ、配給会社の悪徳宣伝のせいで、駄作なのに「衝撃の結末!」と煽る時代ですから、、、見る映画に悩んだ時は、私のブログを参考にしてください。

 

 

少なくとも、「年間ベスト級!」「オールタイムベスト級!」にカテゴライズされた映画は、万人にウケる良作、、、と思って批評してますので笑

 

 

 

 

 

 

はい、長くなりましたけど、これで以上です!!!

 

 

悪質なコメントでない限り、皆様のコメントには全て返信しようと思いますので、屈託のないご意見をお待ちして居ります!!!

 

 

 

 

 

それでは、今までありがとうございました!!!!

 

またどこかでお会いしましょう!!!!!

 

 

これまでの99.9の記事はこちら!

 

 

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