Machinakaの日記

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映画「アンダー・ザ・シルバーレイク」感想ネタバレあり解説 なぜ臭い?なぜ失踪?ラストの解釈を徹底解説!

 
こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 
 

こちらのブログが初めての方、ご訪問いただきありがとうございます!

 

「映画のタイトル+解説(感想)」で検索してくださってこちらにいらっしゃった方には大変申し訳ないんですが、できれば第1回目の記事をご覧いただいて、私の自己紹介と本ブログの趣旨をご理解いただければと思います。

 

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今回公開する映画はこちら!

 

「アンダー・ザ・シルバーレイク」

 
 
 
 

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はい、「イットフォローズ」の考察が未だに読まれているMachinakaでございます。ロバート・ミッチェル監督には大変お世話になっております。
 

 

www.machinaka-movie-review.com

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ロバート監督といえば、やはりホラー作品という印象が強いんですけども、今回はミステリー?サスペンス? どっちにせよ、今回も大量に人が死ぬんでしょうねw

 

予告編を見たんですけど、もう一度見たらわすられないくらい変な映画っぽいですね。

 

「イットフォローズ」の時といい、予告編でがっつり心掴んでくれるよなぁ。。

 

文章にすると、好きな女性が失踪した。その謎を探す。ってだけなんだけどなぁ、、でもそんなありきたりな設定なのに、なんでこんなに面白いんだろう・・・・

 

おどろおどろしい音楽、薄暗い照明、不気味さの極み。

 

大変好みな映画でございます!!!

 
 

それでは「アンダー・ザ・シルバーレイク」批評、いってみよー!!!!

 
 
 

 

目次

 

 

 

 

 

[あらすじ]

 

 

・「イット・フォローズ」で世界的に注目を集めたデビッド・ロバート・ミッチェル監督が、「ハクソー・リッジ」「沈黙 サイレンス」のアンドリュー・ガーフィールド主演で描いたサスペンススリラー。セレブやアーティストたちが暮らすロサンゼルスの街シルバーレイク。ゲームや都市伝説を愛するオタク青年サムは、隣に住む美女サラに恋をするが、彼女は突然失踪してしまう。サラの行方を捜すうちに、いつしかサムは街の裏側に潜む陰謀に巻き込まれていく。「私たちは誰かに操られているのではないか」という現代人の恐れや好奇心を、幻想的な映像と斬新なアイデアで描き出す。サラ役に「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のライリー・キーオ。

 

eiga.com



 


『アンダー・ザ・シルバーレイク』マリオやゼルダで謎解きに挑戦する本編映像

 

 

 

 

[映画の感想]

 

メッッッチャ訳わからんが、面白い!!!

 

ロサンゼルス、特にハリウッド周辺を知らないと全く理解できないぞ、この映画ww 

なぜ主人公が臭いのか?

なぜ任天堂を?

なぜ女性は失踪した?

なんであそこで暮らしてるの? 

 

普通に考えても分かりっこない、この映画の謎を徹底解説だ!!!

 

 

 

[そもそも、映画のテーマは何か?]

はい、なんだか物足りない印象を覚えてモヤモヤしているMachinakaです。

 

はぁ、、、すんげぇ変な映画だった!!!!
 
普通に考えておかしい設定、ありえない話でございます。まるでおとぎ話のような、ロサンゼルスを取り巻く壮大なヘンテコSFサスペンスでございました。
 
前回のイットフォローズでは、まるで「リング」のようなホラー要素がありましたね。
「セックスしないと殺される」というゲーム的な要素があって、そのルール通りに話は進んでいって割と見やすい映画ではありました。なんか、一本線でちゃんと進んでいくような。。
 
でも今回は、実に突拍子もない展開になり、何本も線が分かれて繋がって、、、ぶっちゃけ訳わからん夢の世界のような映画でしたねww
 
アンドリューガーフィールドを主人公として、彼女がいながらも隣に越してきた女の子に恋しちゃって、彼女の家に突然入ってセックスしようとしたら「今日はダメ」って言われて、朝起きたら好きな女の子がいなくなってて、失踪したんじゃないか?って勝手に妄想して女の子探しに奔走する話ですよね。
 
よくよく考えれば、映画では触れられてなかったけど、、、
 
こいつの仕事は何なんだ? 
 
少しは家賃のこと気にしろ!
 
母ちゃんと電話してる時に、映画の話しないで家賃の話をしろ!!!
 
とか、心の中でダメ人間アンドリューがーに説教してしまう自分がいましたwww
 
 
はい、なんであの女性がいきなり失踪したんだとか、なんで任天堂の雑誌がヒントになったんだとか、考えても考えても分からないと思います。
 
 
 
ズバリ答えを言いますと、これは監督の実体験です!!!
 
 
ロバート監督は、シルバーレイクに住んでたんですね。しかも10年。
 
シルバーレイクはハリウッドの近くにあって、常にあの「HOLLYWOOD」という看板が見えてたんです。
 
この映画は、ハリウッドに住みながらもなかなか芽が出ない映画好きな男の物語で、監督自身の物語でもあるんですよね。
 
アンドリューがー・フィールドは、監督自身を投影したものなんです。
 
だから、ニンテンドーも監督が大好きなもので、双眼鏡つかって女の子のお尻やおっぱいを見てたのも監督の実体験。。。
 
いや、覗きだけはフィクションだと信じたいですねww

 

 

[一人で勝手にララランド目指そうとした]

 

 

いわばこれは、監督なりの「ララランド」だったと思われます。

 

ララランドでもグリフィス天文台に行きますが、今作でも行きますね、あの展望台。

 

あそこはロサンゼルスで一番見晴らしが良いところで、街を見るのにちょうど良いんですよね。私も旅行で行きました!!

 

ameblo.jp

 

ただ、今作はララランドのように天文台の上に行くんじゃないくて、地下の防空壕的な場所に行くってのが面白いですね。

 

ララランドって最後は仕事でも恋でも活躍して舞い上がる=天文台の上へ上がる映画だと思うんですけども、今作は恋でも仕事も(というか家賃も)大失敗する=下へ下がる映画っていうのが特徴的です。

 

 

 

[ゼイリブ的な大衆批判]

 

これも監督の怨念がこもってると思うんですけど、やたらと広告に「性的なメタファーがある」とか「暗号がある」とか、どう考えてもゼイリブに影響されすぎなところが面白かったですwww

 

 


ゼイリブ(字幕版)

 

 

まぁねぇ、、監督は映画が好きだけど、仕事がもらえず、苦労した生活を送っていたらしいですからね。こんなに極端な思想になるのも無理はないですよw

 

まぁ人を殺さなくてよかったですよ、監督はwww

 

 

 

[アンドリューガー・フィールドはあの頃の俺だ!]

 

ただ、俺も監督の気持ちが少しはわかる時もあります。

 

俺も会社に入る前は、本当に世の中クソだと思ってたし、持ってないやつはとりあえず社会のせいにするw

 

安倍首相があそこまでいじられて自民党に恨みつらみを持ってる人も、やはり持ってない人達による行動なんでしょう。

 

いいよ、俺も昔は「全て社会のせいだ!!」みたいに尖った思想を持ってたから。。

 

だからね、定職にもつかずに毎日映画館にブラ〜といって、たまに母ちゃんから電話掛かってきて「今どうしてる?」みたいな電話するのが本当に辛かったんだよなぁ。。。

 

 

 

[監督はドスケベ決定]

双眼鏡つかって覗きは、もうドン引きレベルでしたねw 

 

[小ネタがたっぷり]

 

・アンドリューガーフィールドが読んでいた雑誌が「アメイジングスパイダーマン」でしたねww

 

・墓に「ヒッチコック」と書いてありました

 

 

 

 

 

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