こんばんは! Machinakaです。
今回批評する映画はこちら
「インデペンデンスデイ・リサージェンス」
https://image.itmedia.co.jp/nl/articles/1603/16/mofigday001.jpg
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はい、前作の「インデペンデンス・デイ」から早20年、、、
またしても地球外生命体が攻めてきましたよ、、、、
映画ファンの間では「ID4」というらしい。調べてみると、「Independence Day」のIDと、独立記念日の7月4日の4を取って、「ID4」と略すらしいです。。。 もう、分かりづらいよ!! ID2でいいじゃんww
と、新参者の私にとっては、まだ映画ファンのノリについていけないのでした。。。笑
テレビCMでも盛大に予告流してますね! 夏休み公開のブロックバスター映画として、軽いジャブが打たれたような気がします。
昨年のジュラシックワールドといい、夏になると過去作の続編が多いよなーーー。
1.あらすじ
1996年に製作・公開され、世界中で大ヒットを記録したSFパニック超大作「インデペンデンス・デイ」の20年ぶりの続編。エイリアンの侵略を生き延びた人類は、共通の敵を前にひとつにまとまり、回収したエイリアンの技術を利用して防衛システムを構築。エイリアンの再来に備えていた。しかし、再び地球を目標に襲来したエイリアンの兵力は想像を絶するものへと進化しており、人類は為す術もなく、再度の絶滅の危機を迎える。監督は、前作も手がけたディザスター映画の巨匠ローランド・エメリッヒ。戦闘機パイロットの主人公ジェイク役を「ハンガー・ゲーム」シリーズのリアム・ヘムズワースが演じ、ビル・プルマン、ジェフ・ゴールドブラムら前作から続投したキャストも参加。
はい、いわゆるハリウッドの超大作映画ですね。
映画の予算は、なんと165Million US$。。日本円にして約170億円、、、邦画何本作れるんじゃいww
前作は1996年。「王様のブランチ」でのインタビューでも監督が述べてたんですが、当時は台本の40%程度しか映像化できなかったみたいで、前作の特撮とは違って、本作はCG多用してるみたいです。豪華なハリウッド俳優とCGのコストが、制作費を押し上げてるんすかね。。。。
インデペンデンス・デイ (Independence Day)
まぁ、いわゆる「宇宙戦争」モノですよ!
宇宙から突如エイリアンがやってきて、地球の観光名所を散々破壊して回る、SFパニックモノですね。
はい、、、、普段なら監督やキャストの概要を書くんですが、、、、
今回は必要ないと判断したので、早速映画の感想から行きます!!!
2. 映画の感想
170億円の壮大な予算かけて、おバカ映画じゃん、、、笑
はい、もうこれ以上の説明ないですよ! コメディ映画でも、SF映画でもなく、、、単なるおバカ映画です。
なぜそこまでおバカ映画といえるのか、、、それは、完全に物理法則を無視しているからですねw
例えば、核融合ブースターを使って敵の大群を抜けるシーン。あんなに加速したら作用・反作用の法則で、急激な加速に相当するGが掛かるはずなんですけど、、、なぜかパイロットはピンピンしてるww
あんな急に加速したら、肋骨折れるぞw
さらに、酷いのはコメディのシーン。
真面目なSF映画じゃないのは分かった。じゃあ笑いに舵を振り切ったんだと思ったら、、、何も笑えない。ギャグがとにかく寒い、、、寒すぎるよ、、、、 せめて猛暑の日に見たかったですねー。。
つまり、科学的なセンスも、ユーモアのセンスもない。これは最悪です。。
過去作を比較すれば、同じSFモノで「オデッセイ」がありましたね。これは、「科学とユーモアは人間の美徳!」と訴えたリドリースコット監督が生み出した人間賛美映画でしたね。
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このID4とは正反対の良作でした。。
つまりですね、ID4は科学もユーモアのセンスも感じられない駄作だってことですよ!実際に、ほぼ満席の映画館でもほとんど笑ってる人いなかったですし、、、ハッキリ言って、この映画で笑えなかったら良いとこほとんどないぞ!! せっかく高いお金払ってるんだから、劇場鑑賞中は何か楽しみを見つけようね! 思考停止状態はダメだよ!! もっと能動的に映画を見ないと、、、
ツイッターを見たら、「この映画やばい!! みんなにお勧めしたい〜!!!」ってほざいてる人がいっぱいいたんですが、、、、 もうちょっと映画のリテラシー持った方がいいと思います。エンターテイメント性がないブロックバスター映画なんて、単なる駄作じゃん!!
3. 決戦に備えるくらいなら、脚本と編集に備えとけ!!
決戦に備えていたみたいですけど、それよりも脚本と編集に備えて欲しかった、、、、
まず脚本!! あまりにもストーリーが単調でつまらないよ。意外性がないっていうか、、、 何かの方程式に当てはめたような、異常に先の読める映画でした。。。
もしかしてこれ、人工知能が作ったんじゃねぇの?
エイリアンと戦っても、人類の犠牲があまりにも少ない、、、主要キャストが全然死なないんだもん! 多分、続編のことを考えて死なせないようにしてるのかな? キャラが死なない=エイリアンに勝つエンディングが見えてきて、全く緊迫感のない映画になってしまいました。ってか、全然 SFパニックじゃねぇよw
あとね、先にも述べたけど、ギャグを担当した脚本家は、とにかく反省してくれ! あれだけ笑いのための時間を取ってくれたのに、何にも面白くねぇよ! 「ズボンを穿け!」だと!? そんなの天丼にされても、何も面白くないんだわ!!!
あと、編集が酷かったねー。今回は同じ時系列で4つくらいの場面を行き来してるんだけど、編集のつなぎが雑すぎて全く別の物語のように思えてきちゃう。つまらないなぁ、、、
4.露骨な中国宣伝が酷いぞ!!
この映画、オープニング収入では本国アメリカを覗いて中国が一位みたいで、、、
見てください。中国だけでアホみたいにヒットしてるんですよ。。日本だとこうは行かないだろうな、、、
mojoより抜粋
で、よくよく考えればこの映画は中国びいきがすごいんですよww
主人公の友達がなぜか恋するのは、中国人の「Angela Baby」
さん。いや、確かにかわいいけど、、
ちょっと不自然すぎやしねぇかww
あとは、、、映画冒頭で流れた中国の牛乳、、、「モーギュー」でしたけっけ? がゴリ押しされすぎてて、さすがに萎えましたねー。。。 マイケル・ベイもびっくりだよ!!
あと、香港が襲われるシーンで、何気にドニー・イェンがタクシードライバーでカメオ出演してませんでたか?笑
で、なんでこんなに中国を推してるのかっていうと、一番興行収入が見込める国が中国
なんですね。中国の企業もスポンサーになることが多いし、、だから、ハリウッド映画は現在、空前の中国推しなんですよ、ストーリーに関係なく、ね笑
詳しくはコチラに書いてます。
www.machinaka-movie-review.com
以上です!!
これ以上書きたくない^^^