こんばんは! Machinakaです!!
今回批評する映画はこちら
「インフェルノ」
https://img.eiga.k-img.com/images/movie/55374/photo/d2e3b4fabeaddd30/320.jpg?1473649609
はい、トムハンクス主演の映画がまたしても日本上陸ゥッ!!!!
前回の「ハドソン川の奇跡」でジャパンプレミアの参加した私は、すっかりトムハンクスに魅了されております!
www.machinaka-movie-review.com
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ということで、、、、
・ダンブラウンの原作未読
・前作(天使と悪魔・ダヴィンチコード)未鑑賞
・その他予習ナシ
の私でも、トムハンクス目当てに初日に見てきましたよー!!!
そんな私でも、十二分に楽しめる内容となっておりました〜!
むしろ、予習ナシだからこそ面白かったの、、、かも笑
ということで、今回の記事は「インフェルノ」の予習を一切しなくても楽しめるように、映画の見どころを語っていきたいと思います!!
専門的な話だったり「天使と悪魔」からのシリーズを詳しく知りたい人は、他のブログを見た方が良いです笑
純粋に「インフェルノ」だけを楽しむポイントをみなさんにお届けしたいと思います!!
(本当は過去作見なきゃね、でも時間ないんだおじさん笑)
それでは「インフェルノ」批評行ってみよーーーー!!!!!!!
1.あらすじ
ダン・ブラウン原作の世界的ヒット作「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続き、トム・ハンクスが三度、ハーバード大学教授の ロバート・ラングドンに扮したシリーズ第3弾。ハーバード大学の宗教象徴学者ラングドン教授は、数日分の記憶を失った状態で、フィレンツェの病院で目を覚ます。謎の襲撃者に狙われたラングドンは、美しい女医シエナ・ブルックスに助けられて病院を脱出。何者かから追われる身となったラングドンとシエナは、生物学者ゾブリストが人類増加問題の解決策として恐ろしい伝染病を世界に広めようとしていることを知る。そしてゾブリストが詩人ダンテの叙事詩「神曲」の「地獄篇」になぞらえて計画を実行していることに気づき、阻止するべく奔走するが……。ロン・ハワード監督と主演のハンクスが続投するほか、ラングドンと共に謎を追う女医シエナ役を「博士と彼女のセオリー」のフェリシティ・ジョーンズが演じる。
2.監督とキャスト
監督はロン・ハワード
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はい、個人的にはハリウッドの大作映画ばかり撮っているようなイメージの監督です。
1995年の「アポロ13」や2002年の「ビューティフルマインド」など、、、
最近ですと2014年の「ラッシュ/プライドと友情」が大ヒット&高評価みたいですね! 私は見てません。。。
監督だけはなく制作の方にもかなり出資してるみたいで、彼が制作した映画なら「白鯨の戦い」を批評してます。んー、なんとも微妙な映画だった。映像だけは頑張ってる、みたいな笑 で、肝心の中身がない。
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正直言って、自分の中では既に「過去の人」で、今は制作の方に力量を注いでる感じがします。
そして主演はトムハンクス!!
もはや説明不要? よければ私の記事を参考にしてください。
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ヒロインはフェリシティ・ジョーンズ!!
はぁ、、、なんたる可愛さ、、、可愛さじゃww
瞳が緑って、本当かよw 本当なら、俺も緑が良かったよww
彼女は「博士と彼女のセオリー」でアカデミー主演女優賞にノミネートされた人です。ほら、エディレッドメイン演じたホーキング博士の奥さんですよ!
そんなフェリシティちゃんですが、年末公開の「スターウォーズ ローグワん」にて主演が決まっております!!
エピソード4の前日譚。設計図を盗む泥棒ネコちゃんを、フェリシティが演じているわけです!!!
こんな泥棒なら、許せるよ!! 設計図あげるよ!!
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3.俺の「インフェルノ」予習状況
はい、というわけで2006年の「ダヴィンチコード」、2009年の「天使と悪魔」に続いて、なんと7年ぶりの続編公開でございます!
日本でもヒットしたので、知名度は高いですよね?
しかし私は、、、
過去作を一度も鑑賞しておりません。
原作はですね、ダン・ブラウンの小説が元になっております。
こちらがお顔。 どんな状況だよww
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ダンさんは、アメリカ出身の小説家です。奥さんが美術史研究家で、画家なんだとか。
かくいう本人は英語教師みたいです。アメリカで英語教師だから、いわゆる「国語教師」なんでしょうかね。
以下の3作は日本に限らず世界中で大ヒットを飛ばしたんだとか。
だって、題材がキリスト教だとか、ダヴィンチの絵画の話だとか、誰もが知ってる、誰もが関係のある話ですからねえ。てか、完全に奥さんの仕事の話から引用してるよねw いい奥さん捕まえられて良かったね、ダンさん。
- 作者: ダン・ブラウン,越前敏弥
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/06/08
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しかし私は、、、
これらの原作を一度も鑑賞しておりません。
はい、そしてこちらが公式ホームページですね。
映画を観る前に、一度はホームページ調べるよね? 普通、、、
しかし私は、、、
公式ホームページを一度も見たことがありません。
その証拠に、、皆さん、こちらをご覧ください。
これ、私のMacのスクリーンキャプチャなんですけども、、、
公式ホームページのところは赤くなってないでしょ? まだ未見なんですよ!
あ、下の映画ドットコムは、あらすじの解説文をブログに乗せるために見ちゃいました笑
はい!はい!はい!
ということで、
原作も、過去の映画も、公式ホームページすら読んでない「アホ丸出し」のMachinakaでも映画が楽しめたのでしょうか?
それでは映画の感想でっす!!!!!!
4.映画の感想(若干ネタバレ)
ギャーーーーーーーーー!!!!!
ギャーーーーーーー!!!!
え? え?
なにこれ? ホラー映画?
リアル北斗の拳!?
ってかバイオハザード!?
怖い怖い、俺ミステリー映画見に来たんだけど、、、
怖いよ、ゾンビ映画かよ!?
って思うくらい、最初のシーン(トムが病院で寝ている場面)は、バイオハザード的な設定でした。
そして、トムの回想でゾンビみたいな人がうじゃうじゃ出てくるわ、この世のものとは思えない幽霊みたいな人も出てくるわ、キューブリックの「シャイニング」みたいな血がブシャーーーって出てくるわ、、、
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って思ってビビってたら、気づけばトムとフェリシティとヨーロッパ世界遺産巡りへGO!!!
フィレンツェ、ヴェネツィア、イスタンブール、、、
美しい街並みと美しいフェリシティちゃんん、、そして我らがトムハンクス。。この3つさえあれば、ストーリーなんていらないお、、、笑
はい、というわけで、人類滅亡の危機なんていうトムハンクスの使命なんて忘れて、すっかり気分は「トム・フェリシティと行く! 世界遺産巡り&美術館巡り」でした。もはやBSの旅番組のノリですなww
https://yuuma7.com/wp-content/uploads/2014/12/82-1000x750.jpg
https://www.bs-asahi.co.jp/kuninaka_italy/images/common/main.jpg
絵画から謎解きをするストーリーは、確かに面白かった! 面白かったけど、最後の結末は、、アレだし、、、
そもそも、これはフィクションの話でトムハンクスが勝つってわかってるから、最後のカタルシスがあまりない、、、
「人類滅亡の危機」とか、「人口が半分消える」とか言うんだけどさ、この映画の場合、、、
「世界イチ金が掛かった、宝さがしゲーム」の要素が強いと思うんですよねw
予算は75億円ですからね! 日本映画何十本撮れるんだyoww
でも内容はこんな感じなんだけどね笑
https://www.takarush.jp/promo/nara/img/top_right_photo.png
ほら、宝さがしームって、何枚も紙にヒントを書いて、「次はこっち」みたいにどんどん誘導してくじゃないですかw
この「インフェルノ」も、その代表例かなぁーーーと。
ただ、この映画の場合は国をまたいでますけどもww
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ファンの方、申し訳ありません。
でもね、客観的に見ると、とてもじゃないけど「命がかかった、ドキドキハラハラする」映画じゃなかったんだわw
フィクションだからしょうがないけど、リアリティラインが低い、低すぎる、、、
特にねぇ、、、ウイルスが入っている袋と、ウイルスを閉じ込める箱ね!!
もうちょっと考えて欲しい! あれ!
はっきり言うと、すっごくダサいガジェットになってる!
袋はただのビニール袋だし、箱は水槽に毛の生えたみたいなヤツで、もうちょっとカッコよくして欲しかった!!
だって、あのウイルスが少しでも漏れたら世界の人口の半分が死ぬんでしょ!? もっと厳重でかっこいいヤツを欲しいよ!!
例えばウイルスが入ってる袋だったら、もっと毒々しい色にしてさ、もっと頑丈なものにして欲しい。だってあれだと、ちょっと刃物当たっただけで破裂しそうじゃんwww
同じ「人類滅亡の危機」が設定の映画だったら、「キングスマン」の方が恐ろしさ的にはよく伝わってきたし、良かったのに、、
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あれが説得力ないんだよなぁーーーー。と不満はそこまでにしといて、、、
この映画、私は十分楽しめましたよ、本当に。
75億円以上の大金を使って、豪華俳優を使って、ヨーロッパ世界遺産巡りができたのでね! 並みのドキュメンタリー番組より、楽しかったですし。
やはり「ゲーム的」要素があるものとして映画見ないと、多分キツイんじゃないかなぁ、、、
万が一、「人類が絶滅!? そりゃ真剣な映画だわ!!」って張り詰めちゃあダメですね。これは映画、エンターテイメント、あくまでも「宝さがしゲーム」なんだと。
あと、評価すべきところは、「謎解き要素」が非常に巧みに作られていて、伏線があったとしても分からなかった点ですね。アイツがああ言うことするなんて、気づきもしなかった、、、
今回はダンテの「インフェルノ」図が最初のヒントなんですけど、この絵が非常に力があった。
最初にホラー映画かよって思うくらいグロ&ホラー描写があったんですが、あのオープニング映像はダンテの絵を再現してたんですよね。単にセリフで伝えるんじゃなくて、VFXをふんだんに使ってリアルに再現してたのが頑張ってるなぁと思いました。
ただ、凄くカットが細かいし尺が短いので、もうちょっと長く使ってあげてもよかったんじゃ?
このダンテの絵を題材に持ってきたのが、本当に上手いなぁと。原作の勝利なんですけど、これを映画化にあたって限りなく映像も新しく撮るっていうのが、評価すべきポイントでした。ダンテの絵に負けないように、映像を取ろうとしたってのがね。
いうことで、すごく短い感想ですけども、こんなところです!
近いうちに過去作見れたらなと思います、ハイ!!!
という感じですかね。また思いついたら追記します!!!
ヨーロッパの世界遺産や美術が好きな方はオススメです!!!
☆おまけ パンフ情報
今回はあまりにもパンフレットが良かったので、みなさんにご紹介します。
ぶっちゃけ表紙は普通なんですけど、、、
中身が濃い!!! そして、文字がびっちり!!!!
パンフレットに何を求めるか? きれいな写真? いやいや、映画の情報量でしょうが!
やる気のないパンフは何もインタビューやってなくて、情報がスッカスカなんですね笑
でも今回の映画は素晴らしい!!! 濃厚です!
表紙含めて、およそ50頁ほどあります。しかも、、、グッズ紹介などの宣伝ページが一切入ってない!!
インフェルノ成分100%なんですよね!!
そして中身が凄い、、、、
監督・キャストのインタビュー、映画評論家による解説 だけではなくて、、、、
・前作「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」の深い深いあらすじ紹介と解説
・美術史研究者、ミステリ評論家などの専門家による映画の解説
・プロダクションノート、ロケ地の解説
などなど、、、
いわゆる「アタリ」のパンフレットです!!
これが720円なんですから、かなり安いです!!!!!
是非ともお買い求めくださいまし!!!
ってか、こんだけ宣伝してるんだから、ソニーさん、僕と契約しましょw
以上です!!