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映画「ネクスト・ドリーム ふたりで叶える夢」ネタバレあり感想解説と評価 歌曲の凄さを改めて知らされる作品

 
こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 
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この記事では、「ネクスト・ドリーム ふたりで叶える夢」のネタバレあり感想解説記事を書いています。
 
 目次
 

まえがき

 

 

今回批評する映画はこちら

 

「ネクスト・ドリーム ふたりで叶える夢」

 
 

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(C)2020 UNIVERSAL STUDIOS
 
 
 もともと見る予定はなかったのですが、音楽映画版「プラダを着た悪魔」と聞いて、思わず胸が高まってしまいました。。
 
大好きな作品なんですけど、もう公開から15年以上経って、そろそろこのジャンルをバージョンアップして欲しいと思っておりました。

 

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 ダイアナ・ロスという黒人女性で最も成功したアーティストの娘、トレイシー・エリス・ロスが出ているところや、「WAVES」の金髪兄ちゃんを演じたケルビン・ハリソン・Jrが出ているところも見どころです! 

 

それでは「ネクスト・ドリーム ふたりで叶える夢」ネタバレあり感想解説と評価、始めます。

 

 

 

 
 

あらすじ

  
ハリウッドの音楽業界を舞台に人とのつながりや絆の大切さを描き、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のダコタ・ジョンソンと、ダイアナ・ロスの娘トレイシー・エリス・ロスが主演を務めた人間ドラマ。ハリウッド音楽業界のトップ歌手グレースの下でアシスタントとして働くマギー。彼女は憧れの環境で働くことに喜びを感じながらも、音楽プロデューサーになる夢をあきらめられずにいた。一方で、歌姫として君臨するグレースも現状の評価を失うリスクを背負ってでも新曲制作へチャレンジしたいという思いを捨てきれずにいた。そんな彼女たちの夢が周囲を巻き込み、大きく動き出していく。マギー役をジョンソン、グレース役をロスがそれぞれ演じるほか、「WAVES ウェイブス」のケルビン・ハリソン・Jr.、ラッパーとしても活躍するアイス・キューブらが顔をそろえる。

eiga.com


 

 


映画『ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢』予告編<12.11(金)公開!>

 
 
 
 
 

「ネクスト・ドリーム ふたりで叶える夢」のネタバレありの感想と解説(短評)

 

 
 
 

アシスタントという稀有な主人公とその演技は、、

 

今主演はダコダジョンソンさんで、彼女はグレースのアシスタントを勤めてるんですけど、あんまりぱっとしないんですよね。

 

グレースは有名な歌手でアメリカで言う所のマドンナとかセリーヌ・ディオン的な立ち位置で、そんなスターのアシスタントをしてるんですよ。

 

でもダコダジョンソンは主演であっても、アーティストじゃない。そのことも影響してか、演技がまぁ静かなんですよね。

静かというか、「ただの人」と言った方がいいかもしれません。

 

まぁそりゃそうですよ、アーティストじゃないんで。歌も歌わないし、あまり腹式呼吸で話してないっていうか。感情表現がまるでないんです。

たとえ悪いですけど、このダコダジョンソンを見てると本田翼を思い出してしまいました。

全くと言っていいほど口が動いてない、そんな感じと言っていいのではないでしょうか。過言ではありません。

 

すごいナチュラルな演技と言えば聞こえがいいんですが、正直映画的には盛り上がりが欠けるというか。。

 

アシスタントだからグレースやデビッドみたいに歌声を披露するわけでもなく、派手なアクションを見せてくれるわけでもない。

 

地味オブ地味、+本田翼。こういうダコダジョンソンだから、正直盛り上がりに欠けてしまいましたね。

 

アシスタントという稀有な設定の主人公ではあるんですが、設定にだけにとどまったというか。はい、そんな感じです笑

 

 

 

 

 

こんなのありか?ご都合主義感満載の展開

 

アシスタントの主人公が話で、大スターでありながら現実に甘んじているグレースをどうやって救うのか。

 

そういう話だと思ってたんですけど、実際は全く違ってたんですよね。。。

 

アシスタントというのは仮の姿で、実は音楽プロデューサーとして活躍したいという野心を持ってたんですよね、ダコダジョンソンは。

 

で、そこでデビッドというアーティストと偶然仲良くなり、そのアーティストとタッグを組んで音楽業界に成り上がっていこうっていうのが映画の大事な骨格になるんです。

 

そこまではいいですよ? ダコダジョンソンはプロデューサーとして、デビッドはアーティストとしてお互い成長出来たら良いじゃないですか。

 

が、このダコダジョンソンは何を考えたのか、大スターであるグレースのライブにデビッドをねじ込もうとするんですよ。

 

で、ねじ込むのは良いんですけど、グレースにデビッドが出ることを全く伝えないんですよ。。

 

で、ライブが近づいてきて、そのことがバレてしまい。そりゃグレースもデビッドもブチギレですよね。

グレースからしたら前座があるなんて聞いてねぇって話だし、デビッドからしたら俺がメインのライブじゃないのかよって怒るのは当然ですよね。

 

こんなこと、アシスタントとしてありえますか!?

 

しかも、大スターであるグレースのアシスタントですよ?

 

吉本の新卒マネージャーじゃあるまいし、ベテランのアシスタントは優秀に決まってるでしょうが、、、。ダコダジョンソン、どう考えても新人には見えないですよ、割と経験してるベテランですよ・・?

 

これまでライブを何度もやってきたダコダジョンソン、なんでこんな失敗をしてしまうのかなぁ。。これでいいのかなぁ。。

 

で、粗相を犯したダコダジョンソンが、どうやってグレースとデビッドの信頼関係を回復するか、です。

 

ここ、映画の中で最も大事なポイントですよね?

 

が、今作でダコダジョンソンが取った行動は、、

 

実家にいたダコダジョンソンが、突拍子もなくグレースに電話をして平謝りっていう。。

 

は? は?

 

映画ですよ? これ?

 

なのに、電話で平謝りって、、どういうことだよ!!

 

しかし、何故かその電話に感化されたグレースが何をするかというと、ダッシュでダコダジョンソンの実家に向かうっていう。。。

 

どういうことだよ! 電話で平謝りしたらスターは許してくれるのか?

 

映画的に盛り上げる必要があるところを電話で、しかもそれで解決してしまうっていうね。。

 

最悪な方法で関係が修復するっていうね。 信じられないよ!!!

 

ちなみにデビッドもてきとーな理由で関係修復した気もしますが、忘れてしまいました笑、すいません。

 

 

 

最後の歌で泣いてしまう俺って

 

はい、散々文句を言ってきた私ですが、なぜか最後に泣いてしまいました。。

 

先ほどお話しした通り、ダコダジョンソンの策略は失敗に終わってしまったわけなんですが、なんだかんだで関係修復して、デビッドと一緒にライブをやろうって話になるんです。

 

で、デビッドのサプライズによって、なぜかグレースがライブに登場するんですよ!!

 

デビッドとグレースのコンビによって歌われるのが「Like I Do」という曲なんです。

 

Like I Do

Like I Do

  • トレイシー・エリス・ロス & ケルヴィン・ハリソン・Jr.
  • サウンドトラック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

そもそも、なぜデビッドとグレースが繋がっているのか、意味不明かもしれませんが、そこはちゃんと理由があって。

 

ネタバレは出来ませんが、デビッドとグレースにちゃんとした関係があるわけです。

 

で、その関係性というか、絆の深さが「Like I Do」という曲に込められてるんですよ。

歌詞の一言一言が、、デビッドとグレースのことを大切に語っていて、、、

 

刺さる!!そして歌唱力が抜群!!

 

2人とも黒人の方で、非常にバネのあるパワフルな声で、なおかつ曲がR&B調なので甘く優しい。。

 

もう、完璧な歌声なんですよ!!!

 

これまで話がダメだ、ダコダジョンソンの演技力はどこ行ったジョンソンだったんですが、、

 

最後、泣いちゃったよ。。

 

改めて歌唱力のすばらしさ、歌のすばらしさを感じた次第ですね。

 

例えが適切か分かりませんが、「Once」のラストシーンを思い出しましたね。

 

なんか、途中までは「低予算だなぁ」「ただ楽器ひいてるだけじゃん」とか思ってたんですけども。

最後になって「うぉおおおおお!!!」と泣いてしまった作品です。

 

途中までは「うーん、、」と思ってたのに、最後に感動した点で似てると思いました。

まぁ、Onceの方が100倍面白いですけども。

 

www.youtube.com

 

 

 

まとめ

はい、もう語ることはないです笑

 

他にも音楽映画いいものあるんでね、「シングストリート」とか、「ホイットニーヒューストンのドキュメンタリー」とか見てくださいね。

 

 

www.machinaka-movie-review.com

 

 

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あと、このブログを書く前に、なんとネクストドリームに関するライブ配信と、その配信の音声を使ってテキスト入力を同時に行ったんです。

 

超、挑戦的な試みを行った結果、惨憺たる配信になったので、別に見なくていいです。

が、リンクだけは貼っておきます。

 

 

19点 / 100点 

 

 

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 以上です! ご覧いただきありがとうございました!
 
 
 
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