Machinakaの日記

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映画「ワンスアポンアタイムインハリウッド」ネタバレあり感想解説と評価 シャロン・テートを調べてから観ろ!

 
こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 
この記事では、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のネタバレあり感想解説記事を書いています。
 
 目次
 

ネタバレありで感想と解説を始めます

 
 
こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 
Twitterもやってます!
 
 

 

今回公開する映画はこちら!

 

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

 
 

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©Sony Pictures Entertainment, Once Upon a Time in Hollywood

 

何回見ても、すごい絵面。

 

タランティーノ監督というよりも、この2人の共演がすごく目立つ作品です。

 

タイトルも「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」という、「・」が異常に多くて、ある意味目立ちます。

 

これがタランティーノ監督の9作目ということで、1992年の「レザボア・ドッグス」からもう27年が経とうとしております。

 

ちなみに8作目がこちら

 

www.machinaka-movie-review.com

 

もうそろそろ、90年代も「昔は・・」って言われ方をしてしまうんでしょうか。そういや最近、やたらと90年代の文化やファッションがテレビで取り上げられてますね。

 

俺にとっては、全然昔じゃないのになー。。

 

ただ、今作は90年代よりも遥か昔、1969年を描いてるのであります。

 

タランティーノ監督、現代劇と少し前の年代を描く監督ではありますが、60年代ってのは初めてなんじゃないでしょうかね。

 

しかも、舞台はハリウッド! タランティーノがハリウッドを描くって、もうどんだけ映画ネタが詰め込まれてるのかって話で! 今からワクワクしております。

 

「昔、昔、、」とくりゃあスターウォーズなのですが、スカイウォーカーの夜明けより四ヶ月ほど早く、昔々の映画を見てましょうか!!!

 
 
 
 

それでは「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」、感想・解説、ネタバレありでいってみよー!!!!  

 

 

 

 

 

 
 

あらすじ

  
・クエンティン・タランティーノの9作目となる長編監督作。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターを初共演させ、落ち目の俳優とそのスタントマンの2人の友情と絆を軸に、1969年ハリウッド黄金時代の光と闇を描いた。テレビ俳優として人気のピークを過ぎ、映画スターへの転身を目指すリック・ダルトンと、リックを支える付き人でスタントマンのクリス・ブース。目まぐるしく変化するエンタテインメント業界で生き抜くことに神経をすり減らすリックと、対照的にいつも自分らしさを失わないクリフだったが、2人は固い友情で結ばれていた。そんなある日、リックの暮らす家の隣に、時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と、その妻で新進女優のシャロン・テートが引っ越してくる。今まさに光り輝いているポランスキー夫妻を目の当たりにしたリックは、自分も俳優として再び輝くため、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演することを決意する。やがて1969年8月9日、彼らの人生を巻き込み映画史を塗り替える事件が発生する。

eiga.com

 

 
 
 
 

 

 

映画を観る前にすでに結末が分かっている系の映画

 
はい、今作は実際に起こったシャロン・テート殺人事件が大きなテーマになってるようなんですよね。基本的に映画は事前情報調べないんですが、さすがにタランティーノ映画ということで、何もしなくても情報が入ってくる。。
 
はい、シャロン・テートとは、ハリウッドで活躍した女優さんで、なんと26歳もの若さで亡くなっております。ちなみに夫はあのロマン・ポランスキー。
死因は、カルト教団であるチャールズ・マンソンのファミリーの構成員によるものだと。
 
ただこの情報だけじゃ意味がわからないんですが、まぁ当時は衝撃的な事件だったようで。世界中に大きな衝撃があったようなんです。
 
ちなみに、殺害に加わったチャールズ・マンソンのファミリーはヒッピーのコミューンにいたとのこと。(ヒッピーはカウンターカルチャーで、自宅よりもコミューンで生活していた)
 
そして、シャロン・テートが住んでいた家の前の住人は、音楽プロデューサーであるテリー・メルチャーという人物。しかも、犯人はテリーの方に私怨があったらしい。
 
そして、テリーが引っ越していたことを知りながらも、本来は無関係であるはずのシャロン・テートを殺した。
 
つまり、シャロン・テートの殺害事件は、単に女優である彼女を殺すだけじゃなく、前の住人である音楽プロデューサーにも刃を向けているってことなんですよね。この事件は、ハリウッドへの復讐であるとも言われてるんです。
 
これがきっかけで、チャールズ・マンソンが属していたヒッピーに対して凄くマイナスイメージがついてしまったんですよ。
 
この事件をきっかけに、ヒッピーを代表するカウンターカルチャーの時代が終わってしまったんですよね。
 
 
例えば、90年代の初頭、麻原彰晃が代表だったオウム真理教ってあったじゃないですか。あれもカルト教団ですけど。
オウム真理教って、いっときすごい人気あったんですよ。政党も作るし、選挙活動も盛んだし。とんねるずのテレビにも出たりしてね。
 


麻原尊師 生でダラダラいかせて出演

 

今考えると、凄く危ない橋渡ってたなぁって思うんですけど、闇が見えるまでは人はそれに気づかない。

 

そしてサリン事件の後、世間は見る目を変える。そして、オウム真理教のカルチャーが完全に潰える。

 

このシャロン・テート事件も、そういう一つのカルチャーの終焉を物語ると思うんですよ。まぁ、こっちは全世界に影響を与えたんですけど。

 
こちらの記事が詳しく記載してあって、オススメです。
 
これまで、主人公が敵に「復讐する」映画ばかり撮ってきたタランティーノ。ただ今作は、逆に敵に「復讐される」話となっているような気がします。
 
 
 
 
 

ハリウッドの光と闇と言えば、、

 
また、ハリウッドの光と闇を描くという点で、この映画は外せないでしょう。
 
ビリー・ワイルダー監督の「サンセット大通り」(1950)
ハリウッドに実在するサンセット通りで起こる殺人事件、これが最初のフィルムノワールとも言われています。
こちらも映画にまつわる話で、トーキー映画が普及した時代に、未だにサイレント映画時代の栄光にすがる女優が殺人犯という設定になっていて。タランティーノ監督であれば間違いなく見ている作品なんですよね。

 

サンセット大通り [Blu-ray]

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あと、これはどうでもいい紹介ですが、こちらもハリウッドの光と闇を描いてますよね、一応w

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ということで、前紹介は終わり!

 

実際はどんな映画だったのでしょうか? 

 

 
それでは映画の感想でっす!!!
 
 
 
 
 
 
WARNING!! WARNING!! 
 
ここから重大なネタバレがありますので、お気をつけて!!
 
 
 
 
 
 
 

映画の感想

これぞタランティーノ流、俺ユニバース!! 
 
1969年、年老いたブラピは戦争の「英雄」だったり、カート・ラッセルが映画人として出てたり、どう考えても過去作品のしがらみが多すぎるww 
 
そんなタラちゃんファンの気配りもさることながら、50年代、60年代の映画をかじってる人なら大興奮間違いなしのシーンが盛りだくさん!!! 
 
ロマン・ポランスキー、スティーブ・マックイーン、、、なんじゃこの偉人たちはw まるで「ミッドナイト・イン・パリ」のヘミングウェイとピカソじゃんw ブルース・リーもいたけど、まぁチョイ役っていうのが面白いところw 
 
タランティーノ好きにも、昔の映画好きにもたまらない、最高のサービスでもてなす映画かと思いきや、最後に大大大どんでん返しが待っていた!!! 
 
これまで「映画で復讐する」「映画で史実を変える」ことをやってきたタランティーノだからこその、あのラスト!!!! 
 
映画を愛するタランティーノだからこそ、許せなかったあの歴史。。
 
現実では、もう歴史は覆せない。でも、映画なら歴史を変えたっていいんだ!!
タランティーノの映画愛、いや、使命感があのラストを生んだ!! 映画ファンならずとも、現代に生きるすべての人に見るべき作品!! 
 
映画というフィクションで、現実を変える! 映画にはそれほどの力がある!!! 
 
 
だから俺は、これからも映画と生きていく。 
 
映画の力を改めて知らされる、暫定今年ベストの作品でございました!! 
 
 
P.S 映画観る前に絶対に、絶対にシャロン・テートを調べとけ!! 特に彼女が現実でどうなったか調べてとけ!!!! 

 

 

 

 

 

タランティーノの現状集大成の大傑作!

やられました、本当に。

 

タランティーノの現状集大成でもあるし、これまでタランティーノ作品を見たことのない人にとっても最高の作品になること間違いなしです。

 

上映時間、3時間弱。しかもハリウッドで昔起こったとある殺人事件を題材に映画を作るなんて、、、本当にどうかしてるよww

 

だって、今の世を生きる人の中で、どれだけシャロン・テートを知ってる人がいるの?って話ですよw 俺もこの映画と出会うまでは、シャロンを知りませんでした。

 

当時は話題になったかもしれないけど、今はほとんど知ってる人がいない事件を描いた実録モノ。

 

そんなマイナーな実話性である一方、ブラット・ピットとレオナルド・ディカプリオと言う奇跡的な組み合わせ、ブルース・リーのチョイ出しなど、キャラクターは誰もが知る有名人ばかりになっておりました。自分の作家性だけでなく、商業的なバランスもきちんと考慮されている作品だと思います。

前作「ヘイトフルエイト」よりも格段に見やすい映画だとも思います。

 

様々な映画ネタをサンプリングし新たな映像とする作風はもちろん、今までのタランティーノ作品をもサンプリングしているあたり、タランティーノ自身の俺ユニバースを感じますw

 

 

 

 

ラストの真意とは?

 

今作で一番衝撃的なのは、やはりラストですね。

 

ネタバレありって自分で書いてあるので、書きますが。。

 

「シャロン・テートを狙うヒッピーがたどり着いた先は、なぜかディカプーの自宅。たまたまそこにいたブラピに攻撃しようとするヒッピーたちだったが、ブラピに叩きのめされる。

そして、隣に住んでいたディカプリオが火炎放射器を使ってヒッピーにトドメを指す。これによって、シャロン・テートは殺されることもなく、ロマン・ポランスキーと幸せな生活を送る。。」

 

はい、一見するとただのハッピーエンドにも見えるんですけど、今作の結末は史実とは違うんですよね。

 

シャロン・テートは、史実ではヒッピーに殺されているんです。

 

しかし今作では、ディカプーとブラピのコンビによってシャロンを魔の手から救い、ひいてはハリウッドを救う物語になっているんですよね。

ただ歴史を変えたわけじゃないんです。タランティーノは今作で、血に染められたかつてのハリウッドを救ったんです。

 

これまでタランティーノは「映画で復讐をする」人でした。復讐により、不本意な形で亡くなってしまった人を「救済する」映画でもありました。

そして結果的に、歴史とは違った結末を迎える作品になっているんですよね。これがタランティーノの最たる特徴ですよね。

 

一番わかりやすいのが、「イングロリアスバスターズ」の最後。悪の限りを尽くしたナチスが、映画によって復讐される。映画館で焼き死ぬヒトラーや将校たち。決して歴史の通りじゃありませんが、映画の中でヤツらに復讐を果たしてくれたことに感謝してるんです、私は。

 

今作もイングロらしい「炎でトドメを刺す」復讐映画でもあり、モロ過ぎて笑っちゃったんですけど、今回は単に「復讐して殺された人を救済する」だけでなく、「ハリウッドも救った」んですよね。

 

タランティーノが大好きなハリウッド、しかし1969年のシャロン・テートが殺された日にハリウッドの歴史は影を落とした。大好きなハリウッドを攻撃されたことに、我慢できなくなったんだと思いますよ、タランティーノは。

 

タランティーノは、「イングロリアスバスターズ」以降、映画の力を使って歴史を変える、歴史と戦うことに挑戦しているんですけど、今回はハリウッドの歴史と戦っている時点で、彼の集大成となる作品になったなぁと思うんです。

 

ハリウッドが影を落とした歴史は現実では変えることができない。しかし、映画というフィクションなら歴史を変えることだって出来るんです。

映画の力を信じてるタランティーノじゃないと、できない結末です。

 

そんなタランティーノの覚悟と映画愛を、心から賞賛したいと思います。

 

そして、タランティーノほど映画通ではないにしても、同じくハリウッドを愛する者として、映画の中でハリウッドを救ってくれて本当に感謝しています。

 

だから、映画好きとしてこの作品を1位にしないことは、ありえないような、そんな気持ちになってるのが今の状況なんですよねw

 

 

 

自分の作品さえサンプリング!タランティーノの俺流オマージュが満載!

 

 

■今回、ブラピがスタンドダブルの役をやってましたけど、これって「デスプルーフ in the グラインドハウス」のカート・ラッセルのスタント・ダブルの役と重なるんですよね。ブラピはカート・ラッセルのスタンド・ダブルと違って、すごく正義感ある人ですけどw

 

そういや、「デスプルーフ」でカート・ラッセルが乗ってた黒塗りの車、あれチョットだけ今作でも出てましたよね。エンブレムだけw

 

 

■ディカプーがナチス映画に出て火炎放射器を使い回すのも、これ「イングロリアス」のオマージュ?と思いました。どうしてもナチス映画でタランティーノってなると、ついイングロをイメージしちゃうんでねw 

しかもイングロに主演として出てたブラピを今回も使うっていう、このユニバース感ですよねw

 

今作のブラピは戦争経験者で、しかも「第二次世界大戦の英雄」という設定が面白いんですよね。まるでイングロのブラピがスタントダブルになったようですよねw

 

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メインキャストの良さが光る!

 

◯今回のブラピ、ディカプーの面倒ばっかり見て、本当に「ファイトクラブ」のタイラー・ダーデンみたいでしたよね。どう考えても、メンターになってますからねブラピはw

 

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ただ、アンテナを直す時、無駄に肉体美を披露するために服を脱ぎますけど、あそこまで脱がなくていいんじゃない? 誰がとくするんだアレww

 

タランティーノの映画って、無駄に「素肌率」が高いんですよw ブラピが裸なら、映画に出てる女の子は全員ミニスカか短パンですよw パンツスタイルの女性がいないんですよねw どう考えても、タランティーノの趣味じゃないですよね、あれw 

 

特にヒッピーのコミューンにいる女たちですよw あれ、あんなヒッピーって短パン多かったの? いや、暑そうではあったけどさ、なぜあそこまで短パンが多いのか、なぜお尻から撮るのだろうか? これも全部、タランティーノの変態性男らしさたるやですよねww

 

◯マーゴット・ロビーの純粋無垢な映画女優が完璧すぎる演技で、、彼女はハリウッド女優として生きていくための野心があり、充実感があり、彼女のセリフは少ないけども、その少ないセリフの中に彼女が「当時そこにいた」感が出るんですよね。

一番は映画館に入って自分が出てる映画を見るシーンね。映画館だから声は出せないんだけど、自分が出るシーンで観客が笑ってくれたり、盛り上がったりすると顔がほころぶんですよ。もうマーゴットロビーの表情や仕草だけでなんか泣けてきますよ。無邪気に喜ぶ姿を見て、こちらも元気になりました!

 

 

 

 

  

 

映画ファンなら大興奮!往年の映画のオマージュが満載!!

 

◆冒頭は「夕陽のガンマン」のような、賞金首の取締書をディカプーが取るシーンから始まります。西部劇が大好きなタランティーノらしい始まり方ですよね。ちなみに、ポスターにも夕陽のガンマンと思しきものが貼ってありましたね。

 

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◆「グリーンホーネット」は、アメコミの実写映像化の元祖と言ってもいいほどの作品。今じゃアメコミ映画の主演って最高の名誉のように見えますけど、実は昔のアメコミ映画なんてクソミソもいいところ。ただ、作品自体に力がないから俳優は豪華に行こうってことで、主演俳優は豪華である必要があったのです。

だからこそ、過去の映画にも出てるテレビにも出てるディカプーを起用しようとしたんだと思います。

 

ちなみに、ブルース・リーが出てたのはグリーン・ホーネットの撮影があったからだと思います。ブルースリーは当時出演してましたからね。

 

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また、エンドクレジットでバットマンの曲が流れたのも、1968年に初のバットマン映画、その名も「バットマン」が公開されたからで、1969年の時代背景を反映したものなのです。

 

 

 

◆昔懐かしのシーンの再現といえば、ドライビングシアターの再現が本当に感動しましたね。ドライビングシアターとは、駐車場でスクリーンを流し、車の中で見るような映画のことで。今のB級映画の先駆けと言われてるんですよね。

これ、タランティーノが好きな作品のジャンルですよね。どうやっても再現したかったんだろうなぁ。。

 

◆プレイボーイマンションにて、シャロン・テートとロマン・ポランスキーが車で入ってくるシーンがあるでしょう。

そこでなんと!同じプレイボーイマンションにいたのはあのスティーブ・マックイーンじゃありませんか!?

もう一回言うけど、スティーブ・マックイーンですよ!? 「大脱走」ですよ? 男の象徴ですよ? 

彼がこの映画の世界に生きてるっていうの、歴史上は当たり前ですけど改めて登場させてくれると最高に嬉しいですよ! しかも1969年なので「大脱走」に出たばかり。これから「タワーリングインフェルノ」とかに出てポール・ニューマンと共演するなんて、考えもしなかったろうなぁ、、

 

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◆さりげなく映画の看板に「トラ!トラ!トラ!」のポスターがあったのも最高ですよねw トラトラトラは1970年公開ですが、宣伝って公開より前にやりますしね。当時はとんでもない映画だったんだろうなぁ。日米合作で真珠湾攻撃を描くんだから。

 

トラ・トラ・トラ! (字幕版)
 

 

◆ブルース・リーとブラピが戦うシーンを見て、真っ先に思いついたのが、現実のブルース・リーとジャッキー・チェン映画のラストに出てくるような、アジア人VS欧米人の格闘タイマンシーンを思い出しますよね!!

タランティーノが日本や香港映画好きなの分かってますけど、ここでブルース・リーを出して、映画ファンじゃない人にもウケを取る一方で、ちゃんと過去の映画のオマージュにもなっている。。タマンねぇ。

 

ちなみに、私が一番好きな欧米人VSアジア人の格闘タイマンシーンは「スパルタンX」のジャッキーVSペニー・ユキーデです!

 

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