- まえがき
- あらすじ
- そもそも「はたらく細胞」とは何なのか?
- 「はたらく細胞!!最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!」のネタバレありの感想と解説(短評)
- 世界初!腸内ロードムービーの誕生!!
- 特定の悪者を作らない工夫
- 細胞アクションがすげぇ
- 映画館マナー動画のオールタイム・ベスト
- まとめ
まえがき
今回批評する映画はこちら
「はたらく細胞!!最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!」
最近今年ベストの作品を発表したばかりなのに、せわしなくてすみません。
どうも、今年ベストが口癖のMachinakaです。
www.machinaka-movie-review.com
はい、まだ鑑賞してはいないんですが、期待度で言えば今年ベストと言っても過言ではありません。
毎回、予告を観ると泣いてしまうからです。どんなに悲惨なことが起きても、基本的にノリは明るく、常に前向きに細菌やガンと戦う細胞たち。。もう涙なしでは見れません!!! 俺がこうやってブログ書いてる時も、働いてくれてるんだろうなぁ。
体の細胞の知られざるバトルを素晴らしいクオリティで作り上げてくれた、皆さんご存知?はたらく細胞の映画化でございます!!
コロナ禍の今、細胞の働きを知るだけで免疫力が上がるかもしれません。これ、本気で言っています。
それでは「はたらく細胞!!最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!」ネタバレあり感想解説と評価、始めます。
あらすじ
・清水茜による人気漫画をアニメ化し、擬人化された細胞たちが人間の体を健康に保つため奮闘する姿を描く「はたらく細胞」のテレビシリーズ第2期「はたらく細胞!!」の特別先行上映版。2021年1月から放送のテレビシリーズ第2期で描かれる、原作コミックス第5巻のエピソードを上映。たくさんの細胞たちが働く人間の体の中。ある時、白血球(好中球)と赤血球は、迷子の乳酸菌を保護した一般細胞と出会う。乳酸菌を仲間のもとに送り届けるため、白血球(好中球)と一般細胞は腸へと向かうが、そこでは最強の敵であるがん細胞が待ち受けていた。がん細胞と悪玉菌により腸内環境は荒らされ、体内はかつてないピンチに陥る。声の出演は、赤血球役の花澤香菜、白血球(好中球)役の前野智昭ら。ショートアニメ「血小板 映画館へ行く」が同時上映。
そもそも「はたらく細胞」とは何なのか?
「はたらく細胞!!最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!」のネタバレありの感想と解説(短評)
#はたらく細胞 劇場版、鑑賞
— Blog_Machinaka🐻@映画ブロガー、ライター (@Blog_Machinaka) 2020年9月5日
仲間とはぐれた乳酸菌を連れて、主人公の赤血球と白血球が腸を旅する、前代未聞の腸内ロードムービーの誕生!
コロナ禍の今だからこそ見るべき、自分の身体を信じられる大切な一本に!!
ディズニーピクサーも絶対に真似できない、日本の擬人化アニメの到達点がここに! pic.twitter.com/mBpEYDiYpB
世界初!腸内ロードムービーの誕生!!
そんな乳酸菌たちが迷子になっているところを、まるで「とある魔術の禁止目録」の上条当麻のような一般細胞が見つけて、乳酸菌たちがたくさんいる腸に帰してあげようと、奮闘するわけです。
乳酸菌という新しいキャラクターの最大の見せ場はやはり「腸」なわけで、今回は腸が舞台になっているのです。ちなみに一般細胞が住んでいるのは咽頭らしく、咽頭から腸までの大移動をしていることになります。だから腸内ロードムービーだとは思うんですけどね、はい。
特定の悪者を作らない工夫
ガンがやろうとしていることは到底承服できかねますが、ガンにもガンの背景があって、何も最初から悪者だったわけじゃないんですよ。
漫画原作者が名付けた「はたらく細胞」というタイトルには、もちろんガンのはたらきも含まれていて、ガンに対しても他の細胞と同じ目線で考えてあげようという工夫が見て取れます。なんて優しい考え方なんでしょう。
普通、どんなドラマや映画でも「ガン」を悪者にするのに、、、 ガン細胞の扱いを観ると、作者がどれだけ優しい方なのか、容易に想像できます。
本当にはたらく細胞は、優しいんですよ。。
そして、ガン単独でなく周りの細胞を巻き込み扇動していく姿や、翼が生える姿から、エヴァンゲリオンの渚カオルくんを連想せずにはいられませんでした。ガン細胞の声優の石田彰さんは、カオルくんの声も担当していたし、かなり意図的にカオルくんに寄せてきたんじゃないかなぁ。
細胞アクションがすげぇ
映画館マナー動画のオールタイム・ベスト
まとめ
今の時代、自分の体がウイルスに侵されていないか心配になることが多いと思います。
散々マスクをつけて手洗いして感染症対策をしても、ウイルスが入ってきたらどうなってしまうんだと、コロナ脳になっている人がいると思います。
そんな時、ぜひ今作をみてください。
いかに人間の体は素晴らしく、ウイルスに強く立ち向かっていることがわかるでしょう。
メモリーT細胞、NK細胞、マクロファージなどの免疫細胞と、乳酸菌が加わり細胞が活性化することでどんなウイルスにも戦えるんですよね。
自分の体の強さを、このアニメによって改めて教えてくれたような気がしました。
TVアニメの面白さをそのままに、今のコロナ禍だからこそ共感できる内容が満載の映画でございましたっ!!!
おい!!俺の中のメモリーT細胞よ!
コロナが来たら、パーフォリンキャノンパンティ撃ってくれよな!!!
85点 / 100点
