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映画「違う惑星の変な恋人」ネタバレあり感想解説と評価 俺は完全に中島歩だった案件

 
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この記事では、「違う惑星の変な恋人」のネタバレあり感想解説記事を書いています。
 
 目次
 

まえがき

 

 

今回批評する映画はこちら

 

「違う惑星の変な恋人」

 

(C)「違う惑星の変な恋人」製作委員会

中島歩ファンとしては絶対見逃せない作品ッ!!

 

木村監督は初めてで、ミニシアター系の作品ではありますが、中島歩とあらば観に行かざるを得ないのが現状!!!

 

筧美和子ちゃんも出るしなぁ〜〜〜

 

好きな役者が出てれば行くしかない。完全に役者目当てでの鑑賞です!

 

それでは「違う惑星の変な恋人」ネタバレあり感想解説と評価、始めます。

 

 

 

 
 

あらすじ

  
「恋愛依存症の女」「階段の先には踊り場がある」の木村聡志監督による恋愛群像劇。

美容室で働くむっちゃんとグリコは音楽の趣味が合うことに気づいて以来、なんでも話し合う仲となる。ある日、グリコに未練のある元恋人モーが美容室に現れる。グリコはシンガーソングライターのナカヤマシューコのライブで旧知のベンジーと再会し、同行していたむっちゃんはベンジーに一目ぼれ。むっちゃんはグリコとモーの協力を得てベンジーと恋仲になるべく奮闘するが、ベンジーはナカヤマシューコと関係を持つ一方で、久々に会ったグリコにひかれていた。そしてグリコもむっちゃんに対し罪悪感を抱きつつ、ベンジーのことが気になってしまう。

「なのに、千輝くんが甘すぎる。」の莉子がむっちゃん、「孤狼の血 LEVEL2」の筧美和子がグリコ、「愛なのに」の中島歩がベンジー、特撮ドラマ「騎士竜戦隊リュウソウジャー」の綱啓永がモー、シンガーソングライターのみらんがナカヤマシューコを演じる。2023年・第36回東京国際映画祭「アジアの未来」部門出品。

違う惑星の変な恋人 : 作品情報 - 映画.com

 
 
 
 
 
 

「違う惑星の変な恋人」のネタバレありの感想と解説(全体)

 

 

 

ズレ漫才ならぬズレコメディ

全然映画に関係ないんですけど、ズレた笑いって大好きなんですよ。

もはや説明不要ですがオードリーのズレ漫才、そして今では完全にナリを潜めたアンジャッシュのズレコント。

 

基本的に笑いって「ズレ」ですからね。相手が期待した答えに対してズレた答えをすることによって「ボケ」になり、ツッコむことで笑いが成立する。

 

今作は恋のベクトルが全員違う4人の男女がズレたコミュニケーションで笑わせてくれるラブコメディ。大好物としか言いようがない。

 

そういう意味では、今作は笑いの基本であるズレに対して真っ直ぐに取り組んだ作品とも言えるのですが、そんな真面目なこと考えずに笑っていただければと思いますw

 

フィックスのカメラ、1体1の会話劇、恋愛絡みの話。

そう、邦画では非常によく見られる演出ですよね。

特に、最後に4人が出くわして同じ場所に同席する展開は初期の今泉力哉作品を思い出しました。

 

他の作品に比べると、色々と言いたいことも出てきます。

少しテンポが悪い、編集のブツ斬り感、次の展開が予想できる感じ。。。

あと、「これ同じ日にカメラ2台で撮ったんだろうなぁ・・・」と撮影現場が透けて見えるカットwww

 

まぁ、そんな粗探しはもういいんですw ただ言いたいだけですw

 

最初はすっごくギクシャクしててノロノロしたコメディで、もっと笑わせて欲しいと思っても笑わせてくれない。。なんだかM1の審査員みたいな気分で鑑賞していたのですが、、、

 

徐々にギアを上げ始めて、、、

 

なんと!!!

カタールW杯で優勝するみたいな映画ですwwww

 

意味分かりませんよねwww でも観た後なら全て分かってくれますよw

 

要は、最初は不安だった展開も吹き飛ぶくらいのラストだったってことです!!

 

最初は莉子ちゃん演じるむっちゃんと、筧美和子ちゃん演じるグリコとの掛け合いから始まるんですけど、まぁずっとギクシャクしてるんですよね〜。

むっちゃんが友達も恋人もいなくてコミュニケーションが苦手だからなんですけども、すごいテンポ悪いんですよねぇw

 

そこからむっちゃんとグリコ、そして中島歩演じるベンジーとの会話になり「愛なのに」などでお馴染み、俺たちが観たかった中島歩がそこにいたんです!

まぁ〜そこでテンションが上がったんですけども、やはりむっちゃんの会話になってギクシャク・・・

 

なんか文句ばっかだなw

でも違うんです!!

ギクシャクしてて面白くないなぁ〜と思っているのも束の間、何故かホテルビュッフェの話題が弾んだ途端に映画の面白さも弾んでいく!!

 

キャラクターの仲が深まり会話のテンポが良くなってから面白くなる。

 

キャラクターの関係値と映画の面白さに明確な相関があるんですよ、この映画!!

 

なので最初から最後までずっと面白い、という訳ではないのですが、会話が弾み盛り上がった時の高揚感が凄いんです。これは観た者にしか分からない・・・!

 

また例に挙げますけど今泉力哉監督のラブコメディって会話がギクシャクしてる時も面白いんですよね。最初から最後までずっと面白い。偏愛かもしれないけどw

 

でも、最後の爆発力とキャラクターへの愛おしさという点では今作も負けてはいない。

特にカタールW杯のシーンはずっと笑ってましたねww

 

是非ともですね、各キャラが着ているユニフォームに着目してください。

筧美和子は長友、そして中島歩は・・・

 

いや〜〜〜〜〜あのユニフォームのボロボロ感とか最高に笑いましたねww

 

あとロベルト・バッジオねwwww

 

「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ」

 

いや〜〜〜〜〜これはもう笑いましたwww

 

死ぬほど笑いましたwww

  

90年代サッカーに熱狂した人なら絶対におすすめしたい作品です!!

最後の方だけどw

 

 

 

俺は完全に中島歩だった案件

まぁ今回の中島歩もなかなかのクズでしたねw

いや、厳密に言うとクズではなく「グズ」ですねww

 

そうなんです!「愛なのに」でも「偶然と想像」でも中島歩はグズなんです!!!

グズ!グズ!グズ!!!!!

褒めてるよ!グズwwww

 

要は「クズ」と呼ぶに相応しい男はですね、簡単に女を捨てるんですよ。

そして、何事もなかったように次の女に乗り換える。

 

でもグズは違う。グズは他の女を捨てられない。乗り換えられない。

捨てる勇気がないのよ。

そして土壇場になってもアレコレ言い訳して関係を続けようとする。

 

皆さん!これがグズの真実です!!!!

 

・・・そして、私は非常に共感いたしましたwww

 

少し昔話をさせてください。

 

3年前、「花束みたいな恋をした」を年間ベストに入れた時に「俺は菅田将暉だ」と言いました。

2021年映画ベスト10&ワースト3ランキング! & マチデミー賞発表!! - Machinakaの日記

 

2年前、「愛なのに」では「俺は中島歩だ」と。

2022年映画ベスト10&ワースト3ランキング!掴んで離したくない映画ばかり。 - Machinakaの日記

 

1年前、「レッドロケット」で「俺はマイキーセイバーだ」と。

2023年映画ベスト10&ワースト3ランキング!掴んで離したくない映画ばかり。 - Machinakaの日記

 

そして今年は、、、

改めて、「俺は中島歩だ」と言わせてください!!!

2年ぶり2度目の返り咲き!!!おめでとうございます!!!

 

俺は中島歩だぁぁぁぁあああああ!!!!

グズ万歳!!グズよ永遠なれ!!!!!!

  

 

 

まとめ

俺は中島歩だぁぁぁぁあああああ!!!!

 

94点 / 100点 

 

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