この記事では、「2023年のベスト&ワースト」を書いています。
ツイキャス版はこちら!
【告知】
— Blog_Machinaka🐻@映画ブロガー、ライター (@Blog_Machinaka) 2023年12月1日
私@Blog_Machinaka と@eddie2yuji さんとで今年の映画を語り合う
「Machinaka, EDDIEの
ほんわか年間ベスト2023」
12/22(金)の21時から私のツイキャスhttps://t.co/346foVu89T
にて開催します💐
どっからどう見ても癒し系の我々によるお気楽な映画語りです!
ご期待ください😊 pic.twitter.com/SxBf8OkLdl
上半期のベストはこちら!
2023年上半期映画ランキング!ベスト10&ワースト1大紹介! 映画は決して権力に屈しない - Machinakaの日記
昨年のベストはこちらです。
2022年映画ベスト10&ワースト3ランキング!掴んで離したくない映画ばかり。 - Machinakaの日記
こんばんは! Machinakaです!!!
2023年、やっとこさ年末にたどり着けました。
長いようで、短かったな。。
今年は本当に色々あった一年でした。
来年は安定した生活ができるよう、恒例のランキングで今年をシメたいと思います。
それではまいりましょう!
「2023年映画ランキング!ベスト10&ワースト3ランキング!!!」
[映画ランキング選定基準]
ランキングの前に、まずは選定基準から!!
<選定条件>
・2023年1月1日から12月28日までに上映した新作映画で、映画館または試写会場、配信で見たものに限る。
・名画座や映画祭で上映した旧作映画は除いてます。
・洋画邦画は問いません。日本やアメリカやイギリスはもちろん、何ならタイやインドで上映された映画も含めてます。
・劇映画・ドキュメンタリー映画は問いません。もちろん、アニメ映画もランキングに含めます。
・当たり前ですが、配給会社からお金をもらって特定の映画を優遇したりはしてません。もらえるなら、こんな場所でランキング公開してませんw
<選定基準(ベスト映画)>
・「面白い映画」であることが大前提
・今まで見たことない新しい映画表現を実現している
・Machinakaの個人的な「映画体験のインパクト」を最優先に考えます
・「映画体験のインパクト」とは、①劇中に泣いたり笑ったりして感情が動かされた、②私の価値観に大きな影響を与えた、③映画を見て自分の実生活が変わった(人生が変わった)、④劇場の雰囲気(観客の反応など)と定義します。
・ベスト映画から必ず「人生の教訓」を学んでいます。
・今後の映画業界へ多大な貢献を及ぼした映画も高評価します。
<選定基準(ワースト映画)>
・「つまらない映画」であることが大前提
・製作陣の手抜き、工夫のなさ、「儲け」のみを目的とした糞映画
・予算がつぎ込まれ、有名な俳優さんが主演で、テレビでも大々的に宣伝され、予告編が最高に面白い「にも関わらず」つまらなかった映画。つまり、本当は腐ってるけど腐ってないように見せかけて観客を欺いた映画。
・上記のような映画で、今後レンタルされる確率が高いモノ(有名無実な映画)
はい、つまりは本当に面白かった映画と本当につまらなかった映画をランキングするって話なんですけど笑
ただ、ベスト作品に関しては私の個人的な体験がかなり反映されていると思いますから、「なんでこれがベストなのお前?」と疑問を感じるかもしれませんが、どうかご了承ください。
[2023年鑑賞本数]
はい、2023年の新作鑑賞本数はこちらの通り!!!!!
◆1月合計:8本
◆2月合計: 11本
◆3月合計:10本
◆4月合計:9本
◆5月合計:9本
◆6月合計:9本
◆7月合計:10本
◆8月合計:10本
それではベストから行ってみよー!!!!!
2023年ベスト10
ベスト10位 この設定で奇跡的としか
「ザホエール」
「#ザホエール 」鑑賞
— Blog_Machinaka🐻@映画ブロガー、ライター (@Blog_Machinaka) 2023年4月7日
嘘の脂肪で塗り固められたその風貌は、彼のみならず誰しも溜め続けている惜別の堆積。
何もかも失い、1人で歩けなくなったとしても、それでも人生に価値を見出せることを最大限肯定してくれる「幸せな」映画だった。
「白鯨」を題材にしながら極めてシンプルな愛の物語。完璧。 pic.twitter.com/Ubj57DJqjZ
映画「ザ・ホエール」ネタバレあり感想解説と評価 医学も宗教も否定した彼が望む「救い」とは(ラストの解釈) - Machinakaの日記
とにかく今作は前評判が高かった。
アカデミー賞でブレンダン・フレイザーが主演男優賞を獲得。
目を疑うような巨漢で部屋から出ず会話劇が中心ということで、一体どんな映画になるのだろうとずっとワクワクしておりました。
予想を完全に超えてきました。
特殊メイクには見えないブレンダン・フレイザーの巨体。立ち上がろうとするだけでドキドキハラハラのスリルが生まれ、舞台が固定され変わり映えのない画が続くと思っていたが大間違い。
彼の一挙手一投足に目が離せない。
また、彼の巨体も物語的に意味合いを持たせているように感じました。
脂肪は嘘で塗り固められた証であり、思うように動けなかったりずっと溜め込んできた嘘を吐露できないのも納得するんですよね。
ラストは彼が不幸になるのではなく幸せになる映画なのだとも思っています。
今までこんな映画見たことないです。唯一無二の映画とはまさに今作のことを言うのでしょう。
ベスト9位 世界はそれをAIと呼ぶ
「ザ・クリエイター創造者」
「 #ザ・クリエイター創造者」鑑賞‼️
— Blog_Machinaka🐻@映画ブロガー、ライター (@Blog_Machinaka) 2023年10月20日
「ローグワン」同様、敵の兵器を盗み守り抜く話を下敷きに人類とAIが殺し合う終末世界。
旧・新約聖書(西洋)と仏教(東洋)思想の衝突の先に生まれる結末に現代の奇跡を目撃した。
誰もが知る名作にオマージュを捧げつつ、俺も1人の創造主だと宣言する監督に大拍手👏 pic.twitter.com/9gYQw59YaX
映画「ザ・クリエイター 創造者」ネタバレあり感想解説と評価 世界はそれをAIと呼ぶんだぜ / AI・クリエイターの真の意味とは - Machinakaの日記
ギャレス・エドワーズ監督の最新作ですが、私には「ローグワン」にしか見えませんでした。貶しているわけではなく、最大限の賛辞です。
6年前、深夜最速で鑑賞した「ローグワン」。
序盤〜中盤はそこそこ面白かったものの正直「まぁまぁ」という印象。
しかし、後半でダースベイダーが登場してから評価がうなぎ登りに。後半に全て持っていかれました。ただ、残念ながらダースベイダーのパートを担当したのはギャレス監督ではなく別の監督なんですよね。途中降板したのです。
月日が経ち、久しぶりにギャレス監督の作品を鑑賞したわけですが、「ローグワン」で本当にやりたかったことが全面に出ていました。
「ローグワン」ではデススターの設計図を盗むのがミッションですが、今作でも敵の最終兵器(子供)を強奪。また、舞台となる戦地もベトナム戦争のような田園風景がフィールドです。
ここまでの共通点があり、最初は単にブラッシュアップをしたのかと思いましたが、そうではありませんでした。
特にラスト、西洋と東洋の文化と宗教が見事にミックスした結末は見事としか言いようがなく。
「ローグワン」とあわせてですが、クリエイターに必要なものは己のやりたいことを「貫くこと」であると思いました。
本当に敬服しています、ギャレス監督。
ベスト8位 試写会行ってももう一度見たかった
「ザ・フラッシュ」
「#ザフラッシュ 」試写にて鑑賞⚡️
— Blog_Machinaka🐻@映画ブロガー、ライター (@Blog_Machinaka) 2023年6月8日
今すぐお金払ってもう一度観たい。
フラッシュの過去と現在が交錯するタイムループものだが、決して話の速度を落とさず超速で駆け抜けるイナズマおもしれぇ映画落雷⚡️
DC映画で1番良くできてる。腹筋崩壊💥
面白すぎてMCUが霞んで見えるぜ...!#ザフラッシュ感想 pic.twitter.com/PQmVRLoCrq
映画「ザ・フラッシュ」ネタバレあり感想解説と評価 マーベルよりもDCの方が好きになりました - Machinakaの日記
これまで色々試写会に参加してきましたが、基本的には試写で見た映画をもう一度見ようと思わないんですよねww
通常上映でも見た映画は「ララランド」ぐらいなんですよ。たった1回。。。
ただ、今作は本編でももう一度見たいと思わせれくれる映画でした!!!
序盤はフラッシュ単独のヒーローアクションとして抜群の出来栄え。高層ビルから落下する赤ちゃんを救うシーンで心を掴まれました。
そしてマルチバースを思いつき並行世界のフラッシュと会ってからバディものに。
特殊能力をまるで知らない陽キャなフラッシュのリアクションは爆笑必至でしたww
さらに、キートン版バットマンと結託してスーパーガールを救出する場面から一気にシリアスな展開に。
ノーウェイホームと同様、マルチバースで万事解決はしないビターなラストにもグッとくる。一度の映画で複数のジャンル転換が行われ、かつマルチバース設定があっても全く混乱しないストーリーの交通整理力に感服いたしました。
是非とも続編を!!!!!
ベスト7位 靴の概念が変わる
「AIR」
「#AIR」鑑賞
— Blog_Machinaka🐻@映画ブロガー、ライター (@Blog_Machinaka) 2023年4月8日
アメリカ映画のお家芸「スポーツ」✖︎「実録」✖︎「エンタメ」決定版in2023。
84年の陽気な音楽に乗せて、まるでバスケのように次々と評価が加点されていく。
マット・デイモンに感動、ペンアフに爆笑。
日本でも大谷翔平版でやって欲しいね。
マジで要✅ pic.twitter.com/HgsAphxDsR
マット・デイモンとベンアフ、僕が大好きな組み合わせです。
なぜなら2人が脚本・出演を務めた「グッド・ウィル・ハンティング」は私のオールタイムベストだからです。
幼馴染でずっと映画を作ってきた2人がナイキの社員と社長という関係性になった今作。私の好みでしかありませんでした。。
スポーツに関する映画ですがあくまでビジネス映画。会話中心でバスケの映像は録画したビデオが中心で、ラストはオフィスでプレゼンテーションという非常に実務的な内容となっております。
最後、選手と両親に真摯に向き合い、プレゼンするマット・デイモンに涙しました。
マット・デイモンは出る映画の多くが主演のせいか、年を取っても若い役が多い。しかし今作はベテラン社員の風格を見せつけ、非常に落ち着いた様子でプレゼンに挑むんです。
ゆっくりと、かつハッキリとジョーダン選手に語りかける様子は、まるでグッド・ウィル・ハンティングのロビン・ウィリアムスのようでした。
・・・ここで思わず涙しましたね。
まぁ、ベンアフ社長の体たらくには笑ったけどww
今作を見てからナイキが大好きになり、アウトレットに行ってはナイキの靴を買いまくりましたww
今年だけで4~5足は買ったんじゃないかな〜〜〜
ベスト6位 川の流れのように時は流れる
「リバー流れないでよ」
「#リバー流れないでよ」 鑑賞🥇
— Blog_Machinaka🐻@映画ブロガー、ライター (@Blog_Machinaka) 2023年8月17日
今年ベスト級!
もっと2️⃣分を!まだまだ2️⃣分を!
いっそのこと永遠に流れ続けて欲しかった時の円環構造🕰️🌀
限られた時間と場所の中で無限の可能性が広がる圧倒的映像体験!
これを観ずに今年の映画は語れない。
限られた時間と劇場になってきたけど全力でオススメ!! pic.twitter.com/cBs5X2UyFN
最初は2分の繰り返しなんてダメだと思ってました。
上映時間は90分、だって単純計算で40回以上2分が流れるわけでしょ?
流石に同じ時間の繰り返しは見ていて辛いと思っていたんですけど、、、
超面白かったーーーー!!!!!
2分といえども、記憶は消されないから過去の蓄積がある。2分の蓄積で新たな知識と経験が身につき、2分間で何ができるか何を達成するのかテーマが決まっていくんですよね。
2分間の中に仲居と料理人とのラブロマンスもあり、ラストはアッと驚くガジェットでタイムループに終止符を打つ。
時間SFの名手である上田誠さんが脚本を作っただけあって、2分間でも驚くほど濃密でした。今年のドラマ「時をかけるな、恋人たち」も大好きです!!
ベスト5位 概念変わった一作
「セフレの品格 初恋/決意」
「#セフレの品格 決意」鑑賞!!
— Blog_Machinaka🐻@映画ブロガー、ライター (@Blog_Machinaka) 2023年8月5日
これは年間ベスト確定!!
単なるセフレの関係が物語としてここまで深化するとは!!これだから映画は面白い!!
高石あかりの「ダメだよ」のセリフに鳥肌!
日本アカデミー賞確実!!
セフレ最高!!セフレを憲法で保障せよ!! pic.twitter.com/z47OfOxIu2
セフレという概念が完全に変わりました。
最初は「セフレの映画?wwww」という印象。エッチなシーンがあれば配信で観るかぁと思う程度でしたが、完全に劇場案件でした。
初恋編では最初はコメディ、中盤からサスペンスに変貌し度技網を抜きました。
そして決意編では高石あかりさんの脅威の演技力で2作目からの出演にも関わらず完全に場を掌握していく。
初恋・決意編合わせて極上のクオリティでございました。。
また、鑑賞後に友人同士でXのスペースで語り合ったのですが、、
なんと原作者の湊よりこ先生がスピーカーにいらっしゃったんです!!!!
しかも主演の行平あいかさんがリスナーに!!!
感動でした!!!一生の思い出です!!
お聴き頂きありがとうございました!
— Blog_Machinaka🐻@映画ブロガー、ライター (@Blog_Machinaka) 2023年8月10日
「#セフレの品格」の大感想大会、アーカイブ残しております!!
ネタバレありの感想なのでぜひ【鑑賞後】にどうぞ!
なんと原作者の湊よりこ先生がスピーカーに、主演の行平あい佳さんがリスナーとして参加されてます!!
必聴です!! https://t.co/dsCwi6vAJz
ベスト4位 涙が枯れました
「The Son 息子」
「 #TheSon息子」鑑賞
— Blog_Machinaka🐻@映画ブロガー、ライター (@Blog_Machinaka) 2023年3月18日
2度と見たくない大傑作。
両親が離婚した高校生の息子に訪れた危機。
本人以外分からない脳内地獄を観客も追体験させられる。「仕方ない」と思っていたことの認知が歪み、後悔の念が胸を突き上げてくる。
観た人は決して傍観者ではいられない。
今年ベスト級。 pic.twitter.com/wesmTuALGU
思い出すだけで辛いですね。。。
ファーザーをとったフローリアン・ゼレール監督の「家族3部作」の2作目。
ヒュー・ジャックマン演じる父親と、内気で不登校の息子とのお話。
ヒュー・ジャックマンの「息子」という意味合いでタイトルが名付けられていますが、ヒューにとっての「父親」はなんとアンソニー・ホプキンス。「ファーザー」で父親を務めた人物です。親子関係は1と2では違っていますが、地続きのようにしか見えない配役も興味深い。
そしてヒューが厳格な父親になった原因は父親なんですよねぇ。老人ながらも息子に対する言動に凄みがあって、昔は怖いお父さんだったんだろうなぁと推測できてしまうほど。
そのため、ヒューが息子に対して「学校に行け!」と厳しく言いつけるのも納得がいくというか、悪くないんですよ。。
息子との時間が取れないのも、家族のために一生懸命働いていただけなんですよ。。
精神病院に入れる入れないの選択も、息子のためを想うと入れないって選択肢も納得できるわけで・・
なのに最後、、、ああああああああ!!!!!
思い出すだけで辛いです。。
でも、見てよかったです。。。
ベスト3位 職業的に絶対に無視できない
「Winny」
「#Winny 」鑑賞
— Blog_Machinaka🐻@映画ブロガー、ライター (@Blog_Machinaka) 2023年3月10日
これで泣かないエンジニアなんていない。
科学は良心に従う。会話や文章じゃコミュニケーション取れない人だっている。そこにあるのは自分の想いと人への思いやりだけ。
法廷モノは苦手だが裁判めよ駆け引きの面白さと金子勇という個人に興味が尽きることなく気づけば映画が終わった。 pic.twitter.com/rxOAPRcmDW
Winny、一度は耳にしたことがあるでしょう。中には使った人もいるでしょう。
Winnyが隆盛していた2000年初頭、私は中学生でファイル共有という概念もよく分からない状態でした。
それから開発者の金子勇が逮捕されてWinny=悪のようなレッテルを貼られてきましたが、今作を見て見方が一変しました。
Winnyを知ってから20年以上経ち、私もプログラムを書く仕事になったからこそ余計に身が染みる作品というか。
自分が好きで全力で打ち込んできたものが悪とされ、便利なツールを作っただけなのに犯罪者扱いされたんですよ。こんな酷い仕打ちありますか。。
劇中に「包丁で人を刺したら捕まる。でも包丁を作った人は罪になるのか」というセリフが出てきました。
罪になるわけがないですよね。でも、今作ではWinnyを作った人にも責任があるとして実刑を与えようとするんです。
金子勇さんは実際は東出くんみたいなイケメンではないけども、本当に純粋な人に見えました。プログラムのこと以外、全く興味ないんだろうあぁ。。笑
また、金子が魚の骨を上手く処理できないところも大スキですw
そして裁判劇の吹越満さん、最高でした!!!
主演ではありませんが、裁判では吹越さんが完全に主導権を握る。。
裁判劇にも関わらず1秒とも飽きることない傑作でした。
ベスト2位 マイキーは俺だった
「レッドロケット」
「#レッドロケット」鑑賞🚀🚀
— Blog_Machinaka🐻@映画ブロガー、ライター (@Blog_Machinaka) 2023年4月22日
あらたなポルノスター映画爆誕!!
前作フロリダプロジェクトと通底するロケ地や主人公ではあったけども、明らかにテイストが違う!!
場内大爆笑!今年一笑った映画かもしれない😂😂😂😂🤣 pic.twitter.com/eaT5HPCUbc
「レッドロケット」2回目
— Blog_Machinaka🐻@映画ブロガー、ライター (@Blog_Machinaka) 2023年5月8日
やっぱり全てはマイキーのせいだ。
実際に彼の近くにいたら腹が立って仕方ない。でもスクリーンを通すと何故か許せてしまうのは、映画の「魔法」としか言いようがない。
マイキーと自分が距離感近すぎて途中で吐き気した。 pic.twitter.com/O6TL4u6F31
これほど自分に近い主人公はかつてなかったかもしれません。
女房に愛想を尽かされ、クズと罵られて妻の実家に居候する日々。
そんな中、ドーナッツ屋の女子高生とイイ感じになってしまう・・・
あのマイキーの浮ついた表情、態度、全て僕そのものでした。
実際にそんなことはしてませんけど、自分だったらあんな表情をしてしまいそうで・・・
みんなはマイキーをクズと罵倒しますが、まるで自分が罵倒されているような気持ちでしたよ本当に。。。
そして、女子高生と遊園地で遊んでいる時に、ジェットコースターで落下しているときに我に返りますよね。あの表情・・・・分かる!!分かるよ!!!!
いくら後悔しても過去には戻れない。
それでも前に進んでいくしかない。
最近、芸能人が浮気や不倫をすると容赦ない罵声が浴びせられますよね。昔はもっと茶化すような風潮だったのに。
部外者が「最低」とか「死んで償え」みたいな暴言を吐いて、本当に無責任で過剰に人を罵る世の中になってしまったと思っております。
確かに悪いことをしたのかもしれない。クズと呼ばれても仕方ないかもしれない。
でも、その人の人格や人権を否定する必要はないでしょう。
クズにもクズの人権があるんですよ。生きる権利がある暮らす権利がある。人生を楽しむ権利がある。
マチナカセイバーはそう思います。
ベスト1位 この映画との出会いは運命
「ロストキング 500年越しの運命」
「#ロスト・キング 」鑑賞
— Blog_Machinaka🐻@映画ブロガー、ライター (@Blog_Machinaka) 2023年9月23日
一度だけ見た予告に惹かれて鑑賞。
英国リチャード3世の遺骨を第6感で発掘した歴史学素人の女性が主人公の"事実に基づく"奇跡のような話。
全てが自分好みの演出で何もかも愛おしく、運命としか言えない。
偏愛なのは自分でも分かってるけど、年間ベスト1位です。
愛してる。 pic.twitter.com/NkHZZBjiai
完全に運命としか思えない作品でした。
500年前に遺骨が不明となった英国王リチャード三世を探す物語。
主人公の女性はシェイクスピアの劇をきっかけにリチャード三世に興味を持ち、遺骨の発掘に尽力するまでに至るわけですが、2人の運命的な関係性に導かれるように私も今作に運命を感じました。
なんぜ全て自分の好みだったわけですから。
・事実に基づいた話
・さりげない演出
・シュールな笑い、セリフでぽっと笑わせる
・ラストは画を止めてエンドロール
ここまで自分好みの演出は珍しく、特にラストに画を止めて終わってくれたところでガッツポーズしてしまいました。。
無理して泣かせようとする演出もなく、家族が全力で応援するような暑苦しさもない。
そして、主人公だけに見えるリチャード三世とのさりげない会話。。
尊い。。。
夫のスティーブ・クーガンは脚本家も担当していて、物語からも妻を助けていたのも良かったし、主演のサリー・ホーキンスの病弱ながらも芯が強い様子も魅力的でした。。
・フォール
・ヴァチカンのエクソシスト
・ナポレオン
・ロストフライト
・ゲゲゲの鬼太郎
・ゴジラマイナスワン
・月
・ミュータントタートルズ パニック
・ジョンウィックコンセクエンス
・グランツーリスモ 戦慄怪奇ワールド
・コワすぎ !
・MEG ザモンスターズ2
・ミッションインポッシブル デッドレコニング
・断捨離パラダイス
・怪物
・聖地には蜘蛛が巣を張る
・ガーディアンズオブギャラクシー3
・映画スーパーマリオ
・窓際のトットちゃん
2023年ワースト3
ワースト3位
「#ドミノ」鑑賞
— Blog_Machinaka🐻@映画ブロガー、ライター (@Blog_Machinaka) 2023年10月29日
2やる気満々だけど俺は観ないよ pic.twitter.com/KPtesNO7uP
ラストで神龍使うなよ
ワースト2位
「市子」
「#市子」鑑賞
— Blog_Machinaka🐻@映画ブロガー、ライター (@Blog_Machinaka) 2023年10月26日
俺は恥ずかしいよ。せっかくの東京国際映画祭、外国人観客(記者)もいて日本映画ってすげぇんだぞってアピールできる場所でこんな映画を流してさ。
サスペンス風なのに先が読める見せ方、その割にフィックスのカメラで長回しだから退屈極まりない。横の外国人寝てたぞ。
あかんわぁ。 pic.twitter.com/svh22zMmWt
ミステリーなのに先が読める演出すんなよ
ワースト1位
「クリード3」
試合で泣けないなんてガッカリだよ
今年ベストまとめ
今年の年間ベスト、まとめるとこのようになりました!
1️⃣🥇「ロスト・キング 500年越しの運命」
— Blog_Machinaka🐻@映画ブロガー、ライター (@Blog_Machinaka) 2023年12月27日
2️⃣🥈「レッドロケット」
3️⃣🥉「Winny」
4️⃣「The Son / 息子」
5️⃣「セフレの品格 初恋/決意編」
6️⃣「リバー、流れないでよ」
7️⃣「AIR/エア」
8️⃣「ザ・フラッシュ」
9️⃣「ザ・クリエイター/創造者」
🔟「ザ・ホエール」
新作120本鑑賞#2023年映画ベスト10 pic.twitter.com/X910T9EdCK
邦画3、洋画7。今年は圧倒的に洋画がベストに入りましたね。
同時に、ワーストも洋画ばかりになりましたがw
ベスト10~6は見ていて出来が良いと思ったり、記録に残しておきたい上質な作品だと思っております。
そして、ベスト5からは自分のパーソナルな部分に触れた心を大きく揺さぶられる作品でございました。
特に2位と3位は自分との距離が非常に近く、他人事として見れないような作品でした。
映画は他人の人生を見つめるようなものですが、時には自分がスクリーンに写っているような感覚がする映画もあるんですよね。
特にレッドロケット・・というかマイキーセイバー・・・
お前は俺で、俺はお前だ。。。
そして1位のロストキング。なぜこれを1位にしたのか、最初は言語化できなかったんですよね。とにかく「運命」としか言いようがなくてww
運命的に導かれていく主人公とリチャード三世と同じように、私もこの映画に導かれていったとしか・・・
すごく不思議な体験をさせてもらいました!!
2023年、ご愛読ありがとうございました。
はい、以上です。
今年もいろいろありました。ありすぎました。
鑑賞本数は去年とイーブン。
ですがブログの本数が去年より減ってしまったかもしれません。。
すごく個人的な話をさせてもらうと、実は5月からダイエットを始めまして、12月末時点で35キロも減量することができたんですよね。
仕事終わったらジムで走ったりレッスンを受けたり、仕事の後に運動するルーティンが楽しくて楽しくて。。
もちろんジムが休みの日や週前には映画を見ていたのですが、ジムの後に映画を見たら書く気力が生まれるわけもなく・・・
何事も体力の限界があるものだな、としみじみ感じておりますww
この年ベス記事で久しぶりにブログ更新しましたが、一つ前の記事が「首」ですからねww
どれだけサボってるんだよwww
はい、減量を頑張ったおかげで物理的な体力はついたので、来年からはもっとブログが書けたら・・・・
2015年の夏に開設したこのブログも来年でなんと10年目に突入!!
定期的に記事にスターを付けていただける皆様、いつもありがとうございます。
今後もよろしくお願いいたします。
それでは、皆さん!
お付き合いいただきありがとうございました!!
良いお年を!!!