Machinakaの日記

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【保存版】 2018年映画ランキング!ベスト10 &ワースト10ランキング!平成最後にこれを見ろ!

 

こんばんは! Machinakaです!!!

 

今回は2016年の総決算!!!

 

 

 

「2018年ベスト10&ワースト10ランキング!!!」

 

 

 

おおおおおお!!!!

 

このブログを見てる皆さん、今年もお世話になりました、そして明けましておめでとうございます。

 

2018年と2019年のはざまの今、ブログを書いてるMachinakaでございますー。

 

激動の2018年、本当に色んなことがありました。

平成最後の今、「最後だからこれをやっておこう」みたいな風潮にあると思います。

 

平成最後だから、プロポーズしとこう

 

平成最後だから、海外旅行にいこう

 

平成最後だから、餅ついとこう

 

色んな煩悩が浮かんでくると思うんですが、平成最後の冬に何をすればいいのか? 

 

そんなの単純です!!

 

映画を見ればいいんです!!!

 

プロポーズ?はぁ!? お休み中に騒々しいことするんじゃない!

 

海外旅行!? はぁ!? 高い高い!行くだけ無駄だよ!

 

餅!つきたきゃつけ!!!

 

平成最後の冬に、見るべきは映画なんです!

 

テレビで寝正月っていうのもありきたりで、非日常感がないですよね?

いつもの友達と初詣行って、何の特徴もないお寺や神社でなんとなくのお願い事して、何となくテレビ見て、何となく友達と遊んで飲んで、、、

 

みんな!! 毎年それでいいのか!?

 

みんな!!全力で正月を過ごしているのか!?

 

映画を見れば、気持ちが変わる、モノの見方が変わる。

いつもの友達と会うのもいいけども、新たな映画(友)と会うことも大事!!!

 

映画館に行って、気軽な非現実を味わって、年の瀬を忘れてしまいましょう! 

 

そして、2019年新たな年、そして平成の次を快く迎えるために、心機一転の最高の映画体験をあなたに!!!

 

そのための年末映画ランキングというわけです!!!!

 

 

それでは、2018年映画ベスト10&ワースト10ランキング入ってみよー!!!

 

 

の前に、、、2018年の上半期ベストはこちらです

 

ameblo.jp

 

 

 

 

 

 

[映画ランキング選定基準]

ランキングの前に、まずは選定基準から!!

 

<選定条件>

・2018年1月1日から12月30日までに上映した新作映画で、映画館または試写会場で見たものに限る

・名画座や映画祭で上映した旧作映画は除いてます。

・洋画邦画は問いません。日本やアメリカやイギリスはもちろん、何ならタイやインドで上映された映画も含めてます。

・劇映画・ドキュメンタリー映画は問いません。もちろん、アニメ映画もランキングに含めます。

・当たり前ですが、配給会社からお金をもらって特定の映画を優遇したりはしてません。もらえるなら、こんな場所でランキング公開してませんw

 

 

<選定基準(ベスト映画)>

 

・「面白い映画」であることが大前提

・今まで見たことない新しい映画表現を実現している

・Machinakaの個人的な「映画体験のインパクト」を最優先に考えます

・「映画体験のインパクト」とは、①劇中に泣いたり笑ったりして感情が動かされた、②私の価値観に大きな影響を与えた、③映画を見て自分の実生活が変わった(人生が変わった)、④劇場の雰囲気(観客の反応など)と定義します。

・ベスト映画から必ず「人生の教訓」を学んでいます。

・今後の映画業界へ多大な貢献を及ぼした映画も高評価します。

 

 

 

<選定基準(ワースト映画)>

・「つまらない映画」であることが大前提

・製作陣の手抜き、工夫のなさ、「儲け」のみを目的とした糞映画

・予算がつぎ込まれ、有名な俳優さんが主演で、テレビでも大々的に宣伝され、予告編が最高に面白い「にも関わらず」つまらなかった映画。つまり、本当は腐ってるけど腐ってないように見せかけて観客を欺いた映画。

・上記のような映画で、今後レンタルされる確率が高いモノ(有名無実な映画)

 

 

 

 

はい、つまりは本当に面白かった映画と本当につまらなかった映画をランキングするって話なんですけど笑

ただ、ベスト作品に関しては私の個人的な体験がかなり反映されていると思いますから、「なんでこれがベストなのお前?」と疑問を感じるかもしれませんが、どうかご了承くださいヨシヨシ( ,,´・ω・)ノ"(´っω・`。)

 

だって俺のランキングだもん!!!ビェ──・゚・(。>д<。)・゚・──ン!!

 

ということで、まずは2018年上半期に見た映画から言ってみよーーーーー!!!

 

 

 

[2018年鑑賞履歴]

 

 

はい、2018年上半期に私が見た映画はこちらの通り!!!!!(公開日順)

 

今回はフィルマークスさんを使わずに、テキストでご紹介します!! あしからず!!!!

 

 

 

◆1月合計:11本!

 

◆2月合計: 13本!!

 

◆3月合計:15本!

 

◆4月合計:10本!

 

◆5月合計:16本!!

  

◆6月合計:15本!!

 

◆7月 合計:7本!

 

◆8月合計:11本!

 

◆9月合計:13本!

 

◆10月 合計:16本!

 

◆11月:11本!

 

◆12月 :11本!

 合計で149本だああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!! 四捨五入して約150本だぁぁぁ!!!!
 
やりすぎだぁぁぁぁアァアアアあ!!!!二回数えちゃったよwww なんたる暇人ww  なんたる出費ww 俺は何を目指してるんだ!?   並みの回数見てねぇぞぉ!!!    このペースで行けば、何と夢の150本超えも楽勝か!? いけるか!?頑張って150本行くぞオラァぁぁぁぁ!!!!  映画ばっか観て有意義な休みを過ごしてるのか、逆に映画に囚われているのか、自分でも全くわからない状況でございます。 それでは早速ランキング入るぜ!!!!! まずはベスト10からだっ!!!        

2018年ベスト10映画

  

第10位 

「ちはやふる 結び」  www.machinaka-movie-review.com
 
 良い意味でも、悪い意味でも、もはや日本映画の大定番となっている「少女コミック原作」の映画。競技かるた(百人一首)を舞台とした今作も、講談社『BE・LOVE』にて連載中の少女コミックがベースです。
「少女コミック原作はちょっと・・・」「どうせJKスイーツ映画でしょ」と決めつけているアナタにこそオススメできる映画です!!! 結論から言うと、今作は日本青春映画史の歴史を超えました!!本当です!!
 
 競技かるたのゲーム性を適切にスムースに説明する手際の良さ、コメディ演出の切れ味、何より「青春=開かれた状態」に置かれている高校生の「瞬間のときめき」を見事に切り取った大傑作です! ・・・なんてここまで書いておいてなぜ10位なのか、私にも分かりませんw とにかく楽しい映画なので、見て損はありません!!    

 

第9位  

「カメラを止めるな!」  www.machinaka-movie-review.com
 
 おそらく、多くの映画評論家が1位に挙げる映画かと思われます。
上映は全国で2館だけ、無名の俳優・監督、制作費わずか300万円。ヒットするとは到底考えられない条件で撮られたインディーズ映画が、大企業が作った映画を抑え、今年の映画界を席巻してしまいました。
 
公開初日に見た私はスタッフ・キャストと対談できたのですが、今考えると大変貴重な機会でした。そして私の先見の明も光るものがありました(嘘です、映画友達に連行されたのです)。 
 
限られた予算・人材の中、いかに成果を出すか。これはビジネスにも同じ。どんな条件でも作り手の創意工夫と情熱があれば、確実にお客さんの心に刺さるのです!インディーズからの成り上がりが非常に難しい現代に突如舞い降りた奇跡のシンデレラストーリーを、体感しに行ってください!!! 今年の邦画で間違いなく1番面白かった映画です!   
 

第8位 

「search/サーチ」  www.machinaka-movie-review.com 
上映時間102分、全編に渡ってパソコン・スマホのディスプレイだけが映るという、極めて限定的な撮影手法で話題となった映画です。
我々が普段目にするディスプレイだけで映画が作れるのか?飽きるんじゃないのか?と思うかもしれませんが、安心してください! 間違いなく面白いです!!
 
行方不明になった大学生の娘をネットで捜査する父親。次々に起こるスリリングなストーリーテリングと編集が、緊張と緩和のスイッチを激しく入れ替える。気付けばもう、ただのSNS、ただのブラウザ、ただのデスクトップ画面が、劇を盛り上げる舞台装置に変化しているのです!!
 
 珍しい風景や人物を撮るだけで「画」になるし、良い映像・映画だと言われます。しかし、何の変哲も無い日常の描写を写してるだけなのに、非日常へと移り変わる瞬間があります。これこそ映画でしか起こりえないマジックなのです! もはや人類のほぼ全員がネット依存症となっている現代に、見て欲しい一作です! 見る前と見る後では、ディスプレイの見方が変わっていることでしょう!   
 

第7位 

「15時17分、パリ行き」  www.machinaka-movie-review.com
 
 監督は1930年生まれ、御年88歳で現役監督・俳優の生ける伝説!皆さんご存知!クリント・イーストウッドです! 
 
補足情報ですが、日本茶をすするのが大好きだそうです!大大大ベテランの監督の前作は、同じくベテランのトム・ハンクスを主演にした「ハドソン川の奇跡」。
 
今作ではどんなベテランの組むのかと思いきや、、演技未経験の素人3人組を主役にし、ドキュメンタリーでなく劇映画を撮ったのです!!! 監督、どれだけリスキーなんですか!? 
 
 実は件の素人3人組は、卒業旅行の中、15時17分アムステルダム発パリ行きの高速列車タリスに乗っていたところ銃乱射事件に巻き込まれ、勇敢にも犯人を取り押さえ死亡者を未然に防いだ英雄なんです。
「タリス銃乱射事件」と調べると出て来ます。この英雄譚に興味を惹かれた監督は、この事件の再現を本人達に演じさせるという、何ともチャレンジングな演出プランを敢行したのです! 
正直、、演技経験ゼロの素人3人組の表情の固さには言葉を失いますが、事件の当事者が事件を再現するという視点を持っていれば、彼らの仕草やセリフに特別な意味を感じられるのです。 そして事件解決後、フランスのオランド大統領にレジオン・ドヌール勲章を授与されるシーンで衝撃が走ります。
 
映画のシーンと実際の授与式のニュース映像を織り交ぜながら写すことで、映画(仮想)と現実(ニュース)をシームレスに繋ぐ最高のシーンが!気付けば大粒の涙を流していた私。。仮想のものを現実にどう近づけるか、映像演出を学ぶためにも、ぜひご覧ください! 

  

第6位 

「ヘレディタリー/継承」www.machinaka-movie-review.com 
タイトルを検索すればすぐに分かりますが、ホラーです。しかし、ただのホラーじゃありません。「今世紀最も怖いホラー映画」として、大変話題となっている映画です。 祖母と同居する4人家族。ある日祖母が亡くなり、「今まで黙っててごめんね。私を憎まないで。」という意味深な言葉を残す。
 
しかし、それは単なる始まりに過ぎなかった。。 劇場では、怖さのあまり「ヒィッ!」と息を吸いながら悲鳴をあげる大人が続出(もちろん、私も含みます)。スクリーン以外は漆黒の闇である映画館の特性を活かし、スクリーンに映る映像までも暗くすることで、まるで近くに何かがいるような緊張感を作り出す空間演出に脱帽でした。。
 
 そして、今作の最たる特徴は「音」。ホラー映画で音といえば、急に大きな音を流して驚かせたり怖がらせたりする演出が慣習ですが、今作はそんな野蛮なことは一切致しません。日常なら絶対に驚かない、小さな「ある音」に、あなたは耐えられますか?とにかく、意外すぎる小さな音で観客の心をつかむ、新たな音響演出をぜひ体験してくださいっ! ・・・コッ。   
 

第5位  

「ミッション:インポッシブル6 フォールアウト」 www.machinaka-movie-review.com 
1962年生まれ、56歳にしてハリウッドの現役「アクション」スターであるトム・クルーズが、主演・プロデューサーを務める人気シリーズです。CMでも話題になったヘリの螺旋飛行シーン。
 
あれはスタントマンではなく、トム自身が2000時間以上のトレーニングを積み自分でアクションをしています。理由は、「スタントマンが危ないから」だそうです。。スタントマンの仕事って、何でしたっけ? パリで高層ビルの「屋上と屋上の間」を飛び越えるアクションの撮影中に骨折し、撮影は中断。しかし、2度の冬を越して3年にも及ぶ撮影を粘り強く続けて、公開が実現した執念の一作です。
 
ちなみに、この撮影で6台のヘリコプターを破壊し、彼の骨折以外にも5回にも及ぶ中断期間があったそうです。まるで昔のジャッキー・チェンを見ているような、過激すぎるアクションを堪能できるのです。これで1800円は、破格です。破格すぎます。
 
 なお、ここまでトムが無茶なアクションを出来たのは、自身がプロデューサー・出資者であり映画の経営者であったため、誰もトム止められる人がいなかったのです笑。(通常の商業大作は、主演俳優の事故を防ぐために絶対に過激なアクションは出来ない契約を俳優に結ばせるのです。)とにかくもう、カメラを止めるな!トムを止めるな!状態だったわけです!   
 

第4位 

「パディントン2」 www.machinaka-movie-review.com www.machinaka-movie-review.com 
 
そんな凄まじいトムを抑えて3位になったのは、何とも可愛いクマちゃんが主役の児童文学ベースの映画、「パディントン2」です。
 
 あらすじは、南米からイギリスに何故か移住できた、何故か英語を喋れるクマのパディントンが、苦戦しながらイギリスの紳士を目指す冒険活劇。 本当にこの映画だけは、何も欠点がありません。
 
全てが高水準、高品質。向かう所敵なしの、大変優秀な映画です。 まるで絵本を開いたような、シンメトリー構図の美しさ。統一された赤やピンクの美しさも必見。 基本的にはアクションコメディでエンタメ映画なものの、最後はパディントンを通して家族の大切さを教えてくれる、誰がどんな時に見ても面白いと感じれる映画です。特におばあちゃんに育てられた人は涙なしに見れません!!!   
 

第3位  

「フロリダ・プロジェクト」 www.machinaka-movie-review.comwww.machinaka-movie-review.com 
冒頭から、非常に違和感のある映像が流れます。若い女性とその娘と思わしき女の子が、なぜかフロリダのモーテルで暮らしている。一切の説明はなく、淡々と進んで行く話。
 
気付けば、モーテルの中には沢山の子供と母親が。。実はタイトルの「プロジェクト」とは、低所得者向けの住宅地域を表す言葉。
今作は、そんなプロジェクトにすら住むことが出来ない母娘の過酷の生活を描いているのです。 ・・・と思いきや、モーテルは淡いピンクの可愛らしい建物で名前は「マジック・キャッスル」、近くにはディズニーワールドがあり、空はいつも晴れているし、母娘はいつも笑っている。。過酷な生活とは正反対の演出のオンパレードなのです。。
 
 これは「対位法」と呼ばれる映画文法であり、主題とはあえて対照的な演出を施すことによって、主題をより強調する効果があります。  ディズニーワールドが近くにあるのに、一度も行ったことがない娘。マジック・キャッスルとマジック・キングダムの対位、悲しい心理情景と淡く明るい風景との対位、、、普通の演出よりも何倍も感動・衝撃を受ける映画で、一度見たら忘れることができません。 対位法の魅力に、是非とも取り憑かれてみては?  
 
  

第2位 

「ウインド・リバー」  www.machinaka-movie-review.com
 
 猛暑だった今年の夏に、一本のひんやりした作品が公開されていたことを、どれだけの人がご存知でしょうか? ネイティブアメリカンが多く住むアメリカ・ワイオミング州の豪雪地域で起きる一つの事件を起点として、テレビでは絶対に流せないアメリカの社会問題をあぶり出す、社会問題とエンターテイメントが見事に融合した作品でした。  
 
しかし、2位にした理由はそれだけではありません。150本新作を見てきた中で、最も心を揺さぶられるシーンがあったからです。映画の重大なネタバレに関わる部分なので詳細は避けますが、そのシーンを見たとき、私は飲んでいたアルミ缶を握りつぶし、上映後に売店へダッシュ。
気付けば、パンフレットとTシャツ(XXL)を買っていたほどです。 監督は2年連続でアカデミー賞にノミネートされているテイラー・シェリダン。はい、この機会に是非覚えていってくださいねー! 
 
ポスターに彼の名前が載っていたら、まず見るべき案件です!!  
  

第1位  

「犬ヶ島」 www.machinaka-movie-review.com
 
 堂々たる1位は「犬ヶ島」。 鬼ヶ島の打ち間違いではありません。アメリカ・テキサス州出身の監督ウェス・アンダーソンが、日本への愛を込めて作ったストップモーション・アニメです。 今作を見てすぐ、ある「違和感」を覚えると思います。
 
・どのシーンを見ても左右対称(シンメトリー)な構図。英語と日本語の字幕も、画面の左右端に配置されている徹底ぶり。
・左↔︎右の水平移動、上↔︎下の鉛直移動、しかできないカメラワークはまるで昔のファミコンゲームのよう。
・ストップモーションで作っているため動きがぎこちなく、不憫にさえ感じる。そんなユニークすぎる映像が、最後まで続く。 
 
「妙に変だなぁ〜」と思いながら見てたんですが、僕の目には既に大量の涙が。。あまりの映像の美しさに思考を奪われ、ただ見入っているしかなかったのです。 映画という極めて自由度の高いフォーマットの中に、規則的かつ制約された撮り方を貫く監督。
 
よく言えば超個性的。正直言えばクレイジー(褒めてます)。実は監督の自宅も、映画と同じようにシンメトリーなもので溢れていて、ペットボトルの水が等間隔に配置されているそうです。。
 
映画の作り方だけでなく、監督自身の強烈な制約生活こそが美学となり、芸術として消化していってると言えます。 そして、制約というのは我々人間もそうです。誰しも足りないものがあり、制約されています。しかし、その制約を受け入れ追求していくことで、その人しか出せない才能が光る時があります。   
 
私自身、上手く喋れない時もあり普通の人からするとかなり制約されていると感じる時があります。酷い時は一語一語発音を気にしてた時期もあったんですけど、そういう制約もあって、言葉の韻を踏んだりとかキャッチコピーとか言葉尻を揃えるとか、本来なら別の意味の言葉と言葉を繋げたり、パワーワードを思いつくとか、言葉を使うのが得意になったんですよね。 
 
 話を戻すと、今作の監督こそ制約を受けている張本人でありながら、その制約を強烈な作家性として作品を作り続けているのです。
表現する分野は違えど、実力も違えど、制約されながら作品を作っているという点で、監督にシンパシーを抱いたのです。そして、自分の今までの生き方が全肯定された気分になりました。 
 
「芸術は爆発だ」という有名な言葉がありますが、僕なりに補足を付けるならば、「芸術は制約された時に爆発する!」と思うのです。
そして、僕なりの言葉で表現するならば今作こそ「制約芸術の極み」であり、ここに表現の最高到達点を見たと確信しています!! 
オススメです!!!    
以上!!! と言いたいところですが、すいません!! 
 
今回はベスト10のさらにさらに上を行く、特別枠を設けております!!!  発表します!!!   
 

クイーン枠  

「ボヘミアン・ラプソディ」 www.machinaka-movie-review.comwww.machinaka-movie-review.com 
 
エ〜〜〜〜〜〜オ!!!!! エオ! エオ! エオ! エ〜〜〜〜オ!! 
 
文章を書くものとして申し訳ないのですが、この映画は言語化できません!! 言語化するのがおこがましいです。 
 
とにかく細かいことはまた後で書きますが、言いたいのは映画館で見て欲しい、ただそれだけです。 
みなさんご存知のように、フレディはエイズによりこの世を去り、現実の世界にはクイーン全員が生きてることはありません。 
 
しかし、映画館ならクイーン全員が揃っています。当たり前のことを言って申し訳ない。そりゃ映画だから、昔の映像を寄せ集めればクイーン全員が見れるし、役者を使えばクイーンの当時の状況を再現できるし、映画ならなんでもできるのは当たり前です。 そういう意味では、映画はニセモノの塊で出来ています。実際のクイーンのメンバーはもう後期高齢者だし、役者が演じている時点で必ずフィクションが入ります。
 
映画館で見る以上、実際のクイーンのライブに参加してるわけでもないし、あくまで映像と音響でクイーンのライブを鑑賞しているだけです。
 
あの当時のクイーンのライブに参加して、生でフレディーそのものを見る事は、不可能です。しょせん、映画館はライブ会場じゃないし、仮想の塊でもあります。 しかし、ニセモノの塊である映画、ライブ会場ではない映画館でこの映画を見て、これ以上ない感動に包まれいる私がいます。
 
おそらく、この映画を見た大半の方が感動していると思っています。 
 
映画は現実じゃないし、映画館はライブ会場じゃない。でも、現実に近づけることはできるんです。
 
 現実では不可能なことを、映画で再現する。仮想であっても現実に近づけるように見せることが、映画の存在意義です。
そんな現実では絶対にできない体験をするのが、映画を見る理由です。 そんな体験を実現してくれる仮想空間こそが、映画館です。自宅に置いてあるショボいモニターとショボい音響で見ても、意味がありません。 
 
自宅で見るとこの映画は生きない。映画がライブにならない。映画館で見てこそ、映画がライブになるし、クイーンがアライブするのです。 映画館で映画を見る理由を、教えてくれる映画でした。  
 
 
 
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2018年ワースト10映画

   

第10位 

空海
 
はい、まず10位はこちら。映像が綺麗で、ストーリーもベタだけど悪くない。ただ、俺が怒ってるのはせっかく中国語を覚えて一生懸命演技した染谷将太くんの中国語が日本では聞くことができなかったことなんですよ!!吹き替え版しか公開してなかったんですよ!! なぜ!? 中国語字幕だっていいじゃない!? とイライラしてくると、あまり面白くもないストーリーにツッコんでしまい、ブーブー言ってしまった映画でございました。
 
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第9位 

ネイビーシールズ
 
ネイビーシールズを使った米軍バンザイ系の映画は毎年位公開されるんですけど、、これアホですね。 ネイビーシールズって上官と話してるときでもガム食べんのか?ああ? ミッションを遂行する理由ってこんなしょぼくていいのか? こいつら、本当にネイビーシールズなのか? 実在する軍隊の名前を借りているだけに、すごく引っかかってしまった映画なのでした。なんじゃろな!! 
 
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第8位 

ホース・ソルジャー
 
またしても米軍系の映画です。これ、すごいんですよ。イラク戦争を全肯定してんすよ! 始まりはアメリカン・スナイパーみたいな話で、保守系の州に住むクリス・ヘムズワーズが911に感化され米軍に入り、みたいな戦争ものなんですけど、都合が良すぎる! クリヘムがノーヘルで最前線に向かってくんですけど、一つも当たらないんですよwww馬で戦うシーンはアガるけど、イラク戦争を使ってカッコ良い米軍を描くってのはちょっとなぁ、、バトルエンタメみたいになってるのが嫌だったんですよ。。 
 
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第7位 

アメリカン・アサシン
 
はい、立て続けにアメリカ政府に関連した映画ですね。これ、話的には「極大射程」みたいなもんで、山にひっそり佇む元CIAが若者をトレーニングしてバディにしていくみたいな話なんですけど、なんか、とりあえずCIA使っとけば大丈夫だろみたいな話が嫌で。。。もうどうでもいいって感じで見てました。 
 
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第6位 

グリンチ
 
まさかのムカデ人間オチww(どうでもいいです)イルミネーション作品で一番嫌いです。笑えないし、泣けないし、話が薄っぺらいだけ!!
 
ミニオンの短編の方がよっぽど面白かったようなきがする。とにかく、可愛くないキャラは主役にしないほうがいいですよ。。  
 
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第5位 

ジオストーム
 
そういやこんな映画もあったな、、、最初はまだよかったんですけどね、結局地球滅亡とか関係なくなってきて、人間同士のバトルに持って行ったのが最悪でした。 
 
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第4位 

絵文字の国のジーン これは映画であって映画にあらず!!ネット描写が本当に適当で、絵文字なんていらないって本気で嫌気がさしました。。上映時間も異常に短くて、もう1800円払った俺が悔しいよ。。。 ameblo.jp

第3位 

音量を上げろタコ!・・・なんちゃら
 
見てるのが実にきつかったなぁ、、、ただ可愛いだけの俳優を使って、面白くなるわけねぇよ。音量が小さくても歌うってのが本当のロックじゃないんかい!!! 
 
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第2位 

ヴァレリアン
 
カラフルで綺麗な映像がっていう人もいるんだけど、これ色キチ○イっしょ普通に。。。スターウォーズ的な世界観に見えて、泥沼糞SF世界だよ!もうあんまり覚えてねぇよ!!!!! とにかく、駄作すぎて眠くなってしまった作品であることは覚えている。 
 
 ameblo.jp    

第1位 

劇場版コードブルー  
 
これは映画じゃねぇ!どう考えてもテレビと全く同じ作りで、よくわかんないアラサー女子会のシーンとか、ラストに病院の業務そっちのけで昼間から看護師・医師集まって結婚式とか舐めてんのかよ!!!コードブルーファンに「今年一番腹が立ちました」と非難されたのが、このコードブルーの記事です。でも、俺は後悔してない!! 作品的にはダメだったけど、これ興行収入では邦画で一番高いんじゃない?これが一位だってことに絶望を感じるよね。もう映画ブログを日本でやってもしょうがないのか? 
 
間違いなく糞作!確定!!!!ファっっっっっ!!!!
ameblo.jp         

2018年 「Machinakaの日記」をご覧頂いた方へ

  一年間お付き合い頂いて本当にありがとうございます! 
 
Machinakaの日記、いつも過激な内容でご迷惑おかけしますが、、今後ともよろしくお願いいたします!!! 途中からはてな中心で書いて、あちこち転々としてしまいましたが、どうかご容赦ください。。 
 
また、読者の方のベスト・ワーストなども教えていただけると嬉しいです!!  皆様のコメント、お待ちしております!! それでは良いお年を~~~!!!  
 
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