Machinakaの日記

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2020年上半期映画ランキング!ベスト10&ワースト5大紹介! Machinakaが選ぶ珠玉の傑作&駄作

 

この記事では、「2020年上半期のベスト&ワースト」を書いています。

 

2020年全体のランキングはこちら↓

 

www.machinaka-movie-review.com

 

 

 

こんばんは! Machinakaです!!!

 

Twitterもやってます!
 

 

 

もう7月ですか、蒸し暑いよ。いやだよ。。

 

2020年も半年たってこの企画をやらないといけませんね。本当は6月中にやっておくべきでしたが、、、、

 

 

今回は、、、

 

 

「2020年上半期映画ランキング!ベスト10&ワースト5ランキング!!!」

 

 

最初に言っておきます。今年のランキングほど困るものはありません。

 

皆さんご存知の通り、コロナによって3月後半から新作映画の公開延期が相次ぎ、とうとう映画館が休業してしまうという異常事態に陥ってしまった年だからです。

 

アカデミー賞も今年行われるかどうかまだ分からない状況で本当にランキングを付けてよいのかも難しいと考えているほどです。

 

ただ、公式の賞レースが中止になって誰も映画に冠を付けなくなったら寂しいじゃないですか。どうにかして今年の映画界を盛り上げていくしかない。

 

どれくらい力になれるか分かりませんが、このランキングを見て少しでも映画を見る人が増えたら幸いです。

 

 

 

それでは2020年上半期ベスト10&ワースト5、行ってみよーーー!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

[映画ランキング選定基準]

ランキングの前に、まずは選定基準から!!

 

<選定条件>

・2020年1月1日から6月30日までに上映した新作映画で、映画館または試写会場で見たものに限る。

・名画座や映画祭で上映した旧作映画は除いてます。

・洋画邦画は問いません。日本やアメリカやイギリスはもちろん、何ならタイやインドで上映された映画も含めてます。

・劇映画・ドキュメンタリー映画は問いません。もちろん、アニメ映画もランキングに含めます。

・当たり前ですが、配給会社からお金をもらって特定の映画を優遇したりはしてません。もらえるなら、こんな場所でランキング公開してませんw

・2020年だけ特別に、インターネットの動画サイトで鑑賞した新作映画も含める。

 

 

<選定基準(ベスト映画)>

 

・「面白い映画」であることが大前提

・今まで見たことない新しい映画表現を実現している

・Machinakaの個人的な「映画体験のインパクト」を最優先に考えます

・「映画体験のインパクト」とは、①劇中に泣いたり笑ったりして感情が動かされた、②私の価値観に大きな影響を与えた、③映画を見て自分の実生活が変わった(人生が変わった)、④劇場の雰囲気(観客の反応など)と定義します。

・ベスト映画から必ず「人生の教訓」を学んでいます。

・今後の映画業界へ多大な貢献を及ぼした映画も高評価します。

 

 

 

<選定基準(ワースト映画)>

・「つまらない映画」であることが大前提

・製作陣の手抜き、工夫のなさ、「儲け」のみを目的とした糞映画

・予算がつぎ込まれ、有名な俳優さんが主演で、テレビでも大々的に宣伝され、予告編が最高に面白い「にも関わらず」つまらなかった映画。つまり、本当は腐ってるけど腐ってないように見せかけて観客を欺いた映画。

・上記のような映画で、今後レンタルされる確率が高いモノ(有名無実な映画)

 

 

 

 

はい、つまりは本当に面白かった映画と本当につまらなかった映画をランキングするって話なんですけど笑

ただ、ベスト作品に関しては私の個人的な体験がかなり反映されていると思いますから、「なんでこれがベストなのお前?」と疑問を感じるかもしれませんが、どうかご了承ください。

 

 

 

 

 

[2020年上半期鑑賞本数]

 

 

はい、2020年上半期に私が見た映画はこちらの通り!!!!!

  

 

◆1月合計:10本

 

◆2月合計: 15本

 

◆3月合計:7本

 

◆4月合計:1本

 

◆5月合計:1本

  

◆6月合計:7本

 

 
 1−6月で41本!! 
 
 
昨年の上半期は65本。コロナが本格化してきた3月以降は激減している事がわかります。4月、5月なんて1本ずつしか見ておりません。。本当に信じられない鑑賞本数ですよね。
 
この中からベスト&ワーストを決めていきます!
 

それではベストから行ってみよー!!!!!

 

 

    

  

2020年上半期ベスト10

 

 ベスト1/10

 

「フォードVSフェラーリ」

 

100,000,000点/100点

 

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 試写会で鑑賞しましたが、その時の興奮が今でも冷めていません。

 

人生に挫折した一癖も二癖もある二人の男が再起を掛けてカーレースに出場する。

 

目に映る映像や音響のほとんどが車に集中していたにも関わらず、気づけば二人の人生に感情移入している自分がいた。

 

最後のカーレースの結末で涙が溢れ、人生のリアルを知る。悔しさと同時に、これから生きていく活力をもらった映画です。

 

さらに驚くべきは体感時間の短さ。2時間半ある映画なのにあっという間に終わってしまって、30分くらいに感じてしまいました。

 

脚本・演技・演出・音響・編集。映画のあらゆる技術の完成度の高さは、まるで二人が作ったレーシングカーのようでした。だから体感時間が短かったのかなぁ。。

 

カーレース映画史上、人生ベストの作品でした! また劇場で見たい!!!

 

 

 

 

 

 ベスト2/10

 

「ロング・ショット」

 

50000点/100点

 

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 分かってます。セス・ローゲンのこと贔屓してることは分かってます。

 

40歳の童貞男以来、こうした中年男女のロマンスコメディは格段に増えていったように感じています。本作も多分にもれず、一種のジャンル映画にも感じるのですが・・

 

モテない奴がモテるって夢あるじゃないですか?

 

セス・ローゲンほど普通のオッサンって珍しいですよw そんな奴が超美人のアメリカ大統領候補と恋愛するなんて、そんな夢な話あります?

 

現実には絶対にありえない夢の大恋愛を当たり前かのように、そしてコメディたっぷりに描いてくれて僕は幸せでした。

 

また、セス・ローゲンを映画館で拝めたことも、セス・ローゲンが初めて本格的なロマコメをやってくれたことも嬉しいですし、、。はい、結局セス・ローゲン贔屓ではありますが、私にとっては決して忘れられない傑作になりました!!

 

 

 

 

 

 ベスト3/10

「ストーリー・オブ・マイ・ライフ私の若草物語」

 

95点/100点

 

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巷では人生ベストだと言っている人もいるほどの超良作。

 

150年前の原作にも関わらず現代に生きる女性に刺さる普遍的なメッセージを持っていたこと、今と昔で撮影手法を変えて画の違いで時系列をスイッチさせていたこと、などなど今作にしか達成できていない離れ業をやってのけたのが素晴らしいところだと思います。

 

 

 

  

 ベスト4/10

「ルース・エドガー」

 

95点/100点

 

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黒人と白人という対立構図な映画が多い中、黒人と黒人で差別や偏見をテーマに描いた点で斬新でした。

 

客観的な証拠なしに人を疑うことの愚かさを、(個人的には)ホラーテイストにし仕立て上げたのもお見事。効果音こそ派手じゃないけど、「ゲット・アウト」を見ているような不気味さがありました。。

 

 

 

 ベスト5/10

「ミッドサマー」

 

92点/100点

 

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考察や元ネタの映画を鑑賞するなど、鑑賞後に思いにふける時間が一番長かったのが本作。

 

「ウィッカーマン」や「鬼婆」など、今作が影響を受けたと思われる関連作を大量に漁り、ギリシャ神話を調べたり、ルーン文字を調べたり、とにかく調べれば調べるほど映画の解釈が深まり、どんどん沼にハマっていったと自負しています。あの頃はミッドサマーのことばかり考えていましたから笑

 

ツイッターや各種ブログなどで考察合戦が起こったり、ツイッターで花を表す絵文字が大量に流れてきたり、映画を見ていない人にも強烈な何かが刺さった映画だったと思います。

 

「社会現象」と称するには言い過ぎですが、ホラー映画でここまで日本が盛り上がったのも珍しいと思っております。

 

観ているときも観たあとも楽しめ、個人的には新たなカルト映画の誕生でございました!!

 

 

  

 

 ベスト6/10

「初恋」

 

95点/100点

 

 

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唯一の邦画ランクインではないでしょうか?

 

三池崇史が久しぶりの「らしい」映画を撮っただけでも心底嬉しかったし、セリフよりもアクションで見せる映画的魅力が存分に詰まった映画でございました!

 

・・とにかく、ベッキーが忘れられない。。

 

 

 

 ベスト7/10

「グッドボーイズ」

 

90点/100点

 
 
 
私の人生ベスト級映画である「スーパーバッド」の小学生版のような素晴らしい映画。
下ネタがすぎるかもしれませんが、そこはご愛嬌で。
 
 
 
 

 ベスト8/10

「劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明

 

87点/100点

 
 
 
日本のアニメにしかできない可愛らしい画と、対象的なグロデスク表現にやられました。
「ミッドサマー」ではニコニコしていた私が、今作はスクリーンから目を背けたくなるほどのおぞましい描写がありました。
 
当時は「日本の伝統芸能!」と褒めてたのも懐かしいですね笑 今年見たアニメの中でも一番記憶に残っている、そしてこれからも記憶に残るアニメでございました!
 
 
 
 
 ベスト9/10

「ナイブズ・アウト

 

85点/100点

 
 
個人的には邦画のベストである「犬神家の一族」を洋画でやってくれたような完成度の高い推理映画でございました。
 
巧すぎるラストも忘れられない。
 
 
 

 ベスト10/10

「デッド・ドント・ダイ

 

80点/100点

 
 
 
今年一番のダークホースでした。
 
ジム・ジャームッシュでこんなに大笑いできた作品も初めてで、とにかくアダム・ドライバーの乗る車の意外性が忘れられない。。
 
 
 
 
 
   
 
はい、ここからはワーストでございますー。もう疲れたので、タイトルとかコメントとか適当ですー
 
 
 
 

2020年上半期映画ワースト5

 
 

 ワースト1/5

「キャッツ」

-5,000,000,000点/100点

 

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キャラクターの自己紹介が映画の大半を占めるなんてありえニャい!!!

 

 
 
 
 

 ワースト2/5

「ドクター・ドリトル」

 

 

3点/100点

 

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笑わせようとするシーンでことごとく滑っていた(ように見えた)のでコメディ好きとしてはダメな作品でした。

 

 

 

 

 

 

 ワースト3/5

 

「野生の叫び声」

 

 

1点/100点

 

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こんな酷いCG見たことない。ハリソン・フォードはただの飾り。

 

 

 

 

 

 

 ワースト4/5

 

「犬鳴村」

 

3点/100点

 

 

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劇場版「ポツンと一軒家」ならアリな作品だった。

 

 

 

 

 

 

 

 ワースト5/5

 

「Red」

 

 

 

 10点/100点

 

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夏帆のおっぱ◯が見えない時点で気分は-50億点

 

何がR指定だコノヤロウ!!!!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

          

        

2020上半期映画、ざっくり総括

 

例年通りではありますが、今年ほど洋高邦低が目立ったのも珍しいのではないでしょうか?

 

実際に私のランキングでは10作品中8作品が洋画になっていますし、コロナの影響もあってだと思いますが、邦画にはもっと頑張って欲しいと思いました。

 

特に邦画の実写ですね。

 

コロナのせいで延期した注目邦画といえば、Fateやエヴァンゲリオン、ヴァイオレット・エヴァーガーデンなど、全てアニメばかり。私が邦画の実写に疎いのもありますが、ここまで期待作品がないのは心配ですよ。。

 

一方の洋画はアカデミー賞をとった作品の多くを上半期に見れることもあり、粒揃いの作品ばかりで幸せでございました。

 

全体を通してですが、コロナのせいで新作映画が全然見れないと思っていたのですが、1-6月を通してみると40本以上も見ていた自分に驚きを隠せません。

昨年の上半期は65本で、本数で見ると約2/3しか減っていないことになります。

 

実際に映画館が閉まった期間は二ヶ月ほどになりますが、体感では半年や1年くらい見れないような、精神的なダメージがあったようにも感じます。それくらい大きな出来事でした。

 

これからは問題なく映画館に行ける状況、となればよかったのですが、今では緊急事態宣言が再発するか分からないほど感染者が増えてしまい、映画館好きとしては不安になってまいりました。

 

だからこそ、今見れる時にたくさん映画館に足を運び、なるべく新作、そして新作を見れればと思っております!

 

今のうちに映画館に貢献しよう!映画を盛り上げよう!!

 
 
また下半期もよろしくお願いいたします!!!
 
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