Machinakaの日記

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2020年映画ベスト10&ワースト10ランキング!+2020年映画時事大総括!

 

この記事では、「2020年のベスト&ワースト」を書いています。

 

 

 上半期のベストはこちら!

 

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こんばんは! Machinakaです!!!

 

Twitterもやってます!
 

 

 

2020年、やっとこさ年末にたどり着けました。

 

長いようで、短かったな。。

 

今年は本当に色々あった一年でした。

 

コロナにより新しい生活様式が叫ばれた2020年。しかし、私は今年も変わらず、劇場に足を運び続けました。一切欠勤のない私の身体が、映画館の安全性を物語っていると思います。皆さんも是非劇場に!今年も変わらずベスト10と、今年の映画時事を振り返ります。

 

来年は安定した生活ができるよう、恒例のランキングで今年をシメたいと思います。

 

それではまいりましょう! 

 

「2020年映画ランキング!ベスト10&ワースト5ランキング!!!」

 

 

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はい、久しぶりにオリジナル画像を作りましたよ。

即興ですみませんね

 

 

それでは2020年上半期ベスト10&ワースト10、行ってみよーーー!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

[映画ランキング選定基準]

ランキングの前に、まずは選定基準から!!

 

<選定条件>

・2020年1月1日から12月30日までに上映した新作映画で、映画館または試写会場で見たものに限る。

・名画座や映画祭で上映した旧作映画は除いてます。

・洋画邦画は問いません。日本やアメリカやイギリスはもちろん、何ならタイやインドで上映された映画も含めてます。

・劇映画・ドキュメンタリー映画は問いません。もちろん、アニメ映画もランキングに含めます。

・当たり前ですが、配給会社からお金をもらって特定の映画を優遇したりはしてません。もらえるなら、こんな場所でランキング公開してませんw

・2020年だけ特別に、インターネットの動画サイトで鑑賞した新作映画も含める。

 

 

<選定基準(ベスト映画)>

 

・「面白い映画」であることが大前提

・今まで見たことない新しい映画表現を実現している

・Machinakaの個人的な「映画体験のインパクト」を最優先に考えます

・「映画体験のインパクト」とは、①劇中に泣いたり笑ったりして感情が動かされた、②私の価値観に大きな影響を与えた、③映画を見て自分の実生活が変わった(人生が変わった)、④劇場の雰囲気(観客の反応など)と定義します。

・ベスト映画から必ず「人生の教訓」を学んでいます。

・今後の映画業界へ多大な貢献を及ぼした映画も高評価します。

 

 

 

<選定基準(ワースト映画)>

・「つまらない映画」であることが大前提

・製作陣の手抜き、工夫のなさ、「儲け」のみを目的とした糞映画

・予算がつぎ込まれ、有名な俳優さんが主演で、テレビでも大々的に宣伝され、予告編が最高に面白い「にも関わらず」つまらなかった映画。つまり、本当は腐ってるけど腐ってないように見せかけて観客を欺いた映画。

・上記のような映画で、今後レンタルされる確率が高いモノ(有名無実な映画)

 

 

はい、つまりは本当に面白かった映画と本当につまらなかった映画をランキングするって話なんですけど笑

ただ、ベスト作品に関しては私の個人的な体験がかなり反映されていると思いますから、「なんでこれがベストなのお前?」と疑問を感じるかもしれませんが、どうかご了承ください。

 

 

 

 

 

[2020年鑑賞本数]

 

 

はい、2020年上半期に私が見た映画はこちらの通り!!!!!

  

 

◆1月合計:10本

 

◆2月合計: 15本

 

◆3月合計:7本

 

◆4月合計:1本

 

◆5月合計:1本

  

◆6月合計:7本

 

◆7月合計:8本

 

◆8月合計:11本

 
◆9月合計:10本
 
◆10月合計:9本
 
◆11月合計:6本
 
◆12月合計:5本
 
今年は年間で90本(2020/12/24時点)!! 
 
 
緊急事態宣言が明けて以降、映画館は通常営業に戻ったわけなんですが、コンテンツ的には通常じゃなかったんですよ。端的に言えば、見たい映画がなかったんです。
 
そりゃもののけ姫や千と千尋が興行収入の上位に入りますからね、チア作らしい大作もないわけです。
 
100本行かないなんて、これまでの傾向からすると考えられません。
 
この90本は選りすぐられた作品であると信じ、ベスト&ワーストを決めていきます!
 

それではベストから行ってみよー!!!!!

 

 

    

  

2020年ベスト10

 

 ベスト10位 ベッドの中心で愛を叫ぶ

 

「窮鼠はチーズの夢を見る」

 

日本映画 上映時間:130分 監督:行定勲 出演:大倉忠義、成田凌ほか 

見所:世界の中心ではなく、ベッドの中心で愛を叫んでくれた行定勲監督の最高傑作!

  

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日本映画は直接的な性愛描写について及び腰になることが多い中、ジャニーズタレントと旬の役者のW主演にも関わらず、過激な(大人な)内容を見せてくれた珍しい作品です。

 

性や恋愛の多様性が叫ばれている中、今作が果たした意義は大きいです。

 

世界の中心ではなく、ベッドの中心で愛を叫んでくれた行定勲監督の最高傑作!

 

 

 

ベスト9位

「グッドボーイズ」

 

アメリカ映画 上映時間:90分 監督:ジーン・スタプニツキー 

出演:ジェイコブ・トレンブレイ、セス・ロー弦、エヴァン・ゴールドバーグほか 

見所:世界の中心ではなく、ベッドの中心で愛を叫んでくれた行定勲監督の最高傑作!

 

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分かってます。セス・ローゲンのこと贔屓してることは分かってます。

 

40歳の童貞男以来、こうした中年男女のロマンスコメディは格段に増えていったように感じています。本作も多分にもれず、一種のジャンル映画にも感じるのですが・・

 

モテない奴がモテるって夢あるじゃないですか?

 

セス・ローゲンほど普通のオッサンって珍しいですよw そんな奴が超美人のアメリカ大統領候補と恋愛するなんて、そんな夢な話あります?

 

現実には絶対にありえない夢の大恋愛を当たり前かのように、そしてコメディたっぷりに描いてくれて僕は幸せでした。

 

また、セス・ローゲンを映画館で拝めたことも、セス・ローゲンが初めて本格的なロマコメをやってくれたことも嬉しいですし、、。はい、結局セス・ローゲン贔屓ではありますが、私にとっては決して忘れられない傑作になりました!!

 

 

 

 

 

ベスト8位

「さよならテレビ」

  

日本映画 上映時間:109分 監督:ひじ方宏史(東海テレビ社員) 

出演:東海テレビ報道部のみなさま 

見所:テレビ・マスコミの役割とは何なのか?テレビ社員の本音がここに!

  

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日本のドキュメンタリーとしては、最も新作が期待されている東海テレビスタッフによる作品。

 

東海テレビ報道部の社内を中心として、今のテレビの在り方を半ば自己批判的に描いた意欲作です。

 

社内風景を対外的に公表するのはタブーですが、これを映画化し結果的に自社の商品になってしまったのですから、何が売れるか世の中分からないものです。

 

動画配信・DVDはなく、劇場とケーブルテレビのみの放送となりますが、チャンスがあれば是非ともご鑑賞を!

 

 

 

  

ベスト7位

「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

 

日本映画 上映時間:140分 監督:石立太一 出演:石川由衣、浪川大輔、子安武人

見所:世界の京都アニメーションによる、現実を超えたアニメ表現をとくと見よ!

 

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本来であれば2020年より早く公開されるはずが、2019年7月に起きた京都アニメーション社屋の放火殺人事件により製作・公開が危ぶまれたものの、満を持して本年に公開された作品です。

 

もともとクオリティに定評のある京都アニメーションですが、今作ではさらなるアニメーション表現を追求しています。

 

従来のアニメ表現では少なかったキャラ・声優の抑制的で自然な演技、現実と見間違うほどの瞳の精彩さ、アニメが現実を超える瞬間(とき)が、ここに刻まれています。

 

巷では「鬼滅の刃」の話題ばかりですが、是非今作も覚えてください、そして観てください。

 

 

 

ベスト6位

「ストーリー・オブ・マイ・ライフ 私の若草物語」

 

アメリカ映画 上映時間:135分

監督:グレタ・カーウィグ 出演:シアーシャ・ローナン、エマ・ワトソンほか

見所:アカデミー賞を獲った昔の服飾デザインもスクリーンで見る価値あり!!

 

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1868年の小説「若草物語」を映画化し、現代にも通じる女性の物語として作り上げています。

 

アメリカの女性4姉妹の物語を2時代にまたいで描き、2×4=8エピソードを織り交ぜた大作ではありますが、マッチカット(時間も場所も異なる2場面を、共通の構図・動作のカットで繋ぐ)によるシームレスな時空間転移や、2時代で撮影手法や配色を変えるなど、目を見張る映像技法が堪能できます。

 

なんかね、この作品って欠点がないんです。欠点がないのが欠点ていうか。

 

物語・映像・音響、どれをとってもずば抜けて高いという。こういう作品は皆でベストを決めた時、上位に来るんだよなぁ。。

 

  

 

ベスト5位

「TENET テネット」

 

「TENET テネット」 アメリカ映画 上映時間:150分

監督:クリストファー・ノーラン 出演:ジョン・デビット・ワシントンほか

見所:逆再生をウリにする、まさに「逆転」の発想!

  

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コロナ禍によってマーベルやディズニー、007の新作など超大作が続々と劇場公開延期を発表する中、臆することなく時代に「逆行」し、劇場公開に踏み切り世界の映画館を救った映画が今作のテネットです。

 

ノーラン監督は私生活でも新聞や小説をオチから読み、自身の作品も常に最後から最初に戻っていく「逆行」の申し子であり、今作も物語やアクションの多くが「逆再生」で構成されています。

そんな目新しさも面白いポイントです。

 

が、何より今年、世界中の映画館を救ったのは今作ではないでしょうか?

 

時代に逆行して映画界を救ったノーランに拍手!!!

 

 

 

ベスト4位

「ミッドサマー」

  

「ミッドサマー」アメリカ映画 上映時間:147分

監督:アリ・アスター 出演:フローレンス・ピュー、ジャック・レイナーほか

見所:ホラーの概念を覆す!白く清潔感がある舞台で起きる大惨劇!

  

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ホラー映画の画面と言えば薄暗い、不気味な雰囲気を漂わせるのが定石。

 

しかし今作は白夜により常に昼間であるスウェーデンが舞台で、一見すると清潔感しかない風景で惨劇が起こる異色のホラーです。

 

現社会から離れ、独自の文化を継承するホルガ村の民が、主人公たちに見せる「祝祭」をたっぷり味わってください。

 

また、今作の舞台となる架空の村、ホルガ村の公式HPのデザインセンスは秀逸!

 

ぜひ鑑賞後「https://welcometoharga.org/」にアクセスを! 

 
 

ベスト3位

「透明人間

 

アメリカ映画 上映時間:122分

監督:リー・ワネル 出演:エリザベス・モス(ハンドメイズテイル)ほか

見所:単なるB級ジャンル映画に非ず!「見えない」女性の苦悩が「透けて」見える怪作!

 

突然舞い降りた残業のため、本編開始から30分以上遅れて劇場に馳せ参じたのですが、残業後の陰鬱な気分を見事に吹き飛ばす爽やかホラー映画となっていました!
 
これまでの透明人間のセオリーを崩し、女性が主体となる展開や予想しなかった衝撃のオチなど、欠点を探す方が難しい作品でまさかの3位にランクイン!
 
 
 
 

ベスト2位

「フォードVSフェラーリ

 

アメリカ映画 上映時間:153分

監督:ジェームズ・マンゴールド 出演:マット・デイモン、クリスチャン・ベールほか

見所:モータースポーツを描いた映画の中ではオールタイムベスト!

  

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実は2019年の東京国際映画祭で早めに鑑賞していたのですが、その頃からベストに入れようと思っていた作品でした。

 

舞台は1966年のル・マン24時間耐久レース。大衆車メインに作っていたフォードがル・マンで常勝のフェラーリに下剋上を挑む、モータースポーツ版半沢直樹な作品です。

 

上映時間は153分ですが体感時間は30分!超スピードで走るレーシングカーと映画の展開、あなたは付いてこられるか!? 

 

2位となりましたが、万人におススメ出来るのはこの作品です!

 
 
 

ベスト1位

「ようこそ映画音響の世界へ

  

アメリカ映画 上映時間:94分

監督:ミッジ・コスティン 出演:ジョージ・ルーカス、スティーブン・スピルバーグほか

見所:聴けば、見えてくる。「音響表現」の歴史を堪能せよ!ただし、映画館で!

  

映画における「音響」がどのように表現されてきたか、その歴史を辿るドキュメンタリー。

 

最初は真面目で退屈な内容に思えましたが、鑑賞後の劇場は拍手で包まれ、私もベスト1に選定致しました。

 

「スターウォーズ」、「ジョーズ」、「地獄の黙示録」など50を超える名作が、「映画音響」という一つのテーマで繋がるという奇跡を体感できた経験は、自分にとって大きな財産となるでしょう。

 

映画好きだけでなく一般の方にも是非ご覧になっていただきたいのですが、映画館という空間の広さと高級な音響システムをフル稼働させる映画です。

 

そのため映画館か、超が付くほどのお金持ちの家でしか堪能できません!

まだ劇場公開しておりますのでお早めに!

 
 
以下、ベスト10次点。
 
 
 
   
 
はい、ここからはワーストでございますー。もう疲れたので、タイトルとかコメントとか適当ですー
 
 
 
 

2020年ワースト

 

 

 ワースト10位
 
「ミッドウェイ」

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ある意味褒めてます。

 

 

 ワースト9位
 
「ソニック・ザ・ムービー」

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楽しい映画は好きだ。でも、「楽しげ」な映画は嫌いです。

 


 

 ワースト8位

 

「ドクター・ドリトル」
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動物を診断する前にこの作品を診断してくれ。

 

 


 

 

 

 ワースト7位
 
「ネクストドリーム」

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邦題のフワフワ感と同じく、脚本もフワフワ。

 

 

 ワースト6位

 

「野生の叫び声」
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犬より酷かったハリソン・フォードの演技。

 
 
 
 ワースト5位
 
「キャッツ」

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キャラクターの自己紹介が映画の大半を占めるなんてありえニャい!!!

 

 
 
 
 

ワースト4位

 

 「糸」
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中島みゆきだけで平成は語れんよ。

 

 

 

 

ワースト3位

 

 「Red」

 

 

夏帆のおっぱ◯が見えない時点で気分は-50億点

 

何がR指定だコノヤロウ!!!!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワースト2位

 

「犬鳴村」

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劇場版「ポツンと一軒家」ならアリな作品だった。

 

 

 

 

 

 

 

ワースト1位

 

「ムーラン」
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世界の映画館を窮地に追い込んだ、2020年究極のヴィランってことでワースト1位! 

だからある意味、褒めてます!

 

ノーランのケツ毛でも舐めて、もう一回ムーラン仕切り直しじゃ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

          

        

2020映画時事を総括

 

2020年は映画業界に大きなインパクトを与え、100年を超える映画史の中でターニングポイントとなったことは間違いありません。

 

3月以降は1席空けての興行が始まり、一部の映画館では継続されています。緊急事態宣言のあった4-5月は全劇場で営業休止。

 

その間に「007」の新作が延期されました。6月にようやく営業再開されましたが、洋・邦の大作は公開を見合わせることになり、過去作を再上映する流れに。7月にはジブリの「千と千尋の神隠し」が興行収入で3週連続1位になるなど、異例の事態が起こりました。

 

9月になると、これまで公開延期を貫いてきたディズニーが自社のサイト「Disney+」で実写版「ムーラン」の配信に踏み切りました。

 

この出来事が、新作が劇場公開から動画配信へフェーズする大きな流れを作り、映画史の大きなターニングポイントになったと思われます。

 

12月にはアニメの大作「ソウルフル・ワールド」が劇場でなく配信される見込みです。この流れにより、ディズニー社に買収され傘下となったマーベルスタジオ、ルーカスフィルム(スターウォーズ)、20世紀スタジオの新作も動画配信する可能性も否定できず、映画館の存続危機が叫ばれています。

 

そんな中、配給会社であるワーナーブラザーズだけは時代に逆行しました。9月には「TENET」を全世界で劇場公開し、12月には「ワンダーウーマン1984」を予定しています。

 

さらに10月では「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」が公開され、11月末時点で興行収入は260億円超え。今後は300億円を突破して現在日本の歴代最高収入1位である「千と千尋の神隠し」を超える見通しが十分立っています。

 

ちなみに、2020年の全世界の興行収入の中でも鬼滅はトップ5に入っています。

 

この異例の事態に、各国のメディアはこぞって日本を称賛。いかに日本がコロナ禍でも劇場営業が出来ているのか、浮き彫りになる結果となりました。

 

■2020年映画総括

映画時事

備考

3月

新型コロナウイルスが国内外で深刻化、様々な店舗が時短営業・休業へ

ソーシャルディスタンスを踏まえ、1席空けての興行がスタート

4月~5月

緊急事態宣言に伴い映画館が休業

 

公開予定だった「007」が公開延期へ。映画界に衝撃が走る。

6月

全国のシネコンで営業開始

大作の相次ぐ公開延期のため、過去作を再上映する動きへ。

7月にはジブリ「千と千尋の神隠し」が3週連続で興行収入1位に。

9月

度重なる公開延期の後、ディズニー新作「ムーラン」が自社サイトでの配信公開に踏み切る

対照的に、ワーナーブラザーズ配給の「TENET」は劇場公開へ

10月

「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」が大ヒット。日本歴代興行収入1位になる可能性も。

2020年の全世界の興行収入でトップ5に入り、日本の特異性が世界に知れ渡る。

12月

ディズニー&ピクサーの新作「ソウルフル・ワールド」が動画配信へ。

ワーナー配給の「ワンダーウーマン1984」は劇場公開の見込み

 

 

2020年代の映画界は「5」が決め手

 

2020年は劇場公開から動画配信へシフトする、大きな流れが決定づけられる年になりました。

 

そして、2021年も新型コロナウイルスは猛威を振るうことから、今後も動画配信の動きは益々加速するでしょう。

 

突然のことに思うかもしれませんが、実はコロナ以前から新作が動画配信されることは多く、Netflixのオリジナル作品の一部はアカデミー賞の常連となっています。

 

また、映画界にはおよそ10年に1度、大きな変革が起きると言われています。90年代にはフィルム上映からデジタル上映へ(スターウォーズEP.1より)、00年代は「3」D上映が始まり(アバター)、10年代は「4」Dや「4」K上映。そして20年代は「5」Gなどの高速通信による動画配信での新作公開があり、「3」→「4」→「5」という流れで変革が起きています。

 

つまり、2020年に起きた動画配信の躍進は既に決まっていたようなもので、それが新型コロナによって変革の時期が早まっただけ、なのかもしれません。

 

また、ICT技術の革新によって遠隔撮影や、リアルタイムでクロマキー合成を行うなど、非接触型の撮影手法も取られるでしょう。2020年代の映画界はICTと切っても切り離せない関係があるように感じます。

 

 

2020年、ご愛読ありがとうございました。

 

はい、最後になりますが、もう少しお付き合いください。

 

今年もMachinakaの日記をご覧いただきまして、誠にありがとうございました。

 

確か2019年のベスト&ワーストランキングでは、2020年への抱負を色々書かせて頂きました。

やれ文体を「です、ます」から「である」調にするとか、色々書いておりましたが、 結局のところいつもの「です、ます」に戻っていたり、実現できないことも多々ありました。有言実行できず、申し訳ないです。

 

一昨年からアメブロからはてなブログへ再度移行し、独自ドメインの導入により全くPVが伸びない苦しみからようやく逃れたのが昨年。

 

そして、今年はブログも軌道に乗り、検索上位に上がってきてガンガン記事を書くぞ!と思った矢先、まさかのコロナ。

ブログ運営している立場からすると、絶望しか感じませんでした。

 

ただ、緊急事態宣言中であってもオンラインで新作鑑賞&記事執筆できたり(精神ゼロやムーランなど)、映画館に依存しない新作映画が味わえたのも今年ならではの体験もあり、平年通りにはいかなくても毎週記事を書くことが出来ていました。

 

ここまでモチベーションを維持してブログを続けられたのも、日々ご覧いただいている皆様のおかげです。

 

アクセス数見て「1」とか「2」だとね、もう書く気起こりませんからね笑

 

また、Twitterでもブログに対するコメントを頂いて、本当に本当にありがとうございます。

 

2015年7月に始めたMachinakaの日記も、とうとう6年目。

 

それなりに長い年月をかけてやってるのに、あまり進化が見られずすみません。

実は、ブログ以外に色々やりたいことを考えているのですが、それはまたの機会にお話しできればと思います。配信でもやろうかな。

 

 

それでは、皆さん! お付き合いいただきありがとうございました!!

 

良いお年を!!! 

 
 
© 2015,machinaka.hatenablog.com