- ネタバレありで感想と解説を始めます
- 4DXの概要
- これまでの4DX鑑賞歴とライオンキングへの期待
- 4DXの感想
- 4DXで見ても心配ないさぁぁぁぁ!!!!
- 動物の動きはそれだけでアクションに!4DXの機能とリンク!
- ヌーの暴走は下手なカーアクションを超える
- ダンスシーンで奇跡の空気砲演出
ネタバレありで感想と解説を始めます
今回公開する映画はこちら!
「ライオンキング(実写版)」
ザ・夏映画、来たる!!!
最近絶好調のディズニーアニメの実写版。
つい最近も「アラジン」が上映されましたけども、日本じゃ間違いなく洋画トップ、いや洋邦問わずのトップ興行収入だそうで。2019年8月現在、興行収入1位だそう。
なんという業績、、オリジナル作品もある中で、なんと実写版が1位だなんて・・
そんな人気もあってか、アラジンの4DX記事もバカ売れに売れてですね、もうアラジン4DXに足を向けて寝れないですよ。。
はぁ、すいませんね、いきなり金の話でね。。
さて!! そんなヨコシマな私を吹き飛ばすように、爽やかな動物映画がやってまいりました。「アラジン」に匹敵する、いやもしかしたらもっと人気かもしれない、「ライオンキング」実写版の4DXでございます。
監督のジョン・ファブローは、今作の前に「ジャングルブック」でディズニー映画を実写化してまして。今作と同じく、動物をあたかも本当に撮っているかのようにリアルに描くことに長けている人でですね。実はあれ、全部CGなんですけどね。今作も、もちろんCGでしょう。
www.machinaka-movie-review.com
www.machinaka-movie-review.com
アカデミー賞にも入るかもしれない、映像テクニックの乱れ打ちのような作品になること間違いなしでございます。
そんな作品を4DXで観れる幸せ・・しかもお盆休みに見れるという幸せ!!!
夏男Machinaka、ライオンキングで最高の夏休みに入りたいと思います!!
↑よく言えたもんだな
それでは「ライオンキング(実写版)」4DX、感想・解説、ネタバレありでいってみよー!!!!
あらすじ
・アフリカの雄大な自然を背景にライオンの王子シンバの成長と冒険を描いたディズニー・アニメの名作「ライオン・キング」を、「ジャングル・ブック」のジョン・ファブロー監督が、フルCGで新たに映画化。アフリカの広大なサバンナで、動物たちの王であるライオンのムファサの子として生まれたシンバは、いつか父のような偉大な王になることを夢見ながら成長していく。しかし、ある時、王位を狙う叔父スカーの策略によって父の命を奪われ、シンバ自身もサバンナを追われてしまう。やがてたどりついた緑豊かなジャングルで、イボイノシシのプンバァとミーアキャットのティモンといった新たな仲間との出会いを得たシンバは、過去を忘れて穏やかに時を過ごしていく。一方、スカーが支配するサバンナは次第に荒れ果て、存続の危機が迫っていた。シンバの声を、グラミー賞を受賞したラッパーとしても活躍するドナルド・グローバーが担当し、ジンバの幼なじみナラ役をビヨンセが担当。2人が新たに歌唱に参加した、エルトン・ジョンによる「愛を感じて」ほか、「サークル・オブ・ライフ」「ハクナ・マタタ」など名曲の数々がスクリーンを彩る。
4DXの概要
4DXってなかなかイメージが湧きづらいと思いますけども、この動画を見れば一発かと思います。
シートが揺れる!だけでなく水も出る風も出る雷も出る! あらゆる自然現象を最先端の技術で再現しているのがこの4DXなんです!
La 4DX, une expérience de cinéma à couper le souffle !
機能としては全部で20機能があり、下記の画像の通りです。
シートは3軸で、鉛直方向、水平方向、そしてマッサージチェアのように傾きが変わる!さらに振動もついている、まるでリアルマッサージ・・にしては刺激的ですが。
さらに自然現象を再現する効果として水、雷、風、そして雪が再現できるようになっております。信じられないかもしれませんが、これマジです。
ちなみに日本での公式サイトはこちら!
「日本での」?
実はですね、4DXを運営している大元は韓国のソウルにあります。
だからハングル語で4DXのポスターが多く貼ってあるんです。
これまでの4DX鑑賞歴とライオンキングへの期待
4DXの記事を書くときに、もはやテンプレになってる下りですが、ちょっと書かせてください。リンク貼らせてくださいwww
私はこれまで、数多くの4DXを体験してきてました。
映画「ミッションインポッシブル6フォールアウト」ネタバレなし感想解説 4DXとトムが酷暑をハック
映画「ジュラシック・ワールド2炎の王国」ネタバレなし感想解説 4DXしか味わえないアノ恐竜のアレ
映画「ハンソロ スターウォーズストーリー」4DXネタバレあり感想解説 4DXで、ソロは輝く
【保存版】4DXとMX4D、真の4Dはどっちか徹底比較!オススメの4Dは?4D映画館一覧表付き!
映画「デッドプール2」を4DXで観るべき4つのDX(デラックス)な理由/第4の壁を超えていけ!
映画「メイズランナー最後の迷宮」(4DX) ネタバレなし感想解説 長いマラソン、お疲れ様でした
4DX「ハイローHIGH&LOW THE MOVIE」感想ネタバレ やっぱ4DXだよ琥珀さん!
映画「アントマン&ワスプ」ネタバレ感想(4DX) マーヴェルなのリアル路線だから生きる4DX!
映画「ザ・プレデター」4DXネタバレなし感想解説 4DX史上最強の水撃に君は耐えられるか?
映画「名探偵コナンゼロの執行人」4DX感想ネタバレあり解説 真の4Dは、いつも一つ! | Machinakaの映画夢日記
映画「ヴェノム」ネタバレあり感想解説 4DXナイス!ガイズ!俺たち映画ならず者! - Machinakaの日記
映画「ボヘミアン・ラプソディ」4DXネタバレあり感想 4dx are the Champion!!
映画「ファンタスティック・ビースト2黒い魔法使いの誕生」4DXネタバレあり感想 ファンタビ24DX上映館に魔法が掛かる!!
映画「ドラゴンボール超ブロリー」4DXネタバレあり感想 4DXでスーパーサイヤ人に!映画とフュージョン!
映画「シュガー・ラッシュ2 オンライン」感想ネタバレあり解説 プリンセス大集合!小ネタパロディ祭り! - Machinakaの日記
映画「僕のヒーローアカデミア2人の英雄」4DXネタバレあり感想 4DXの『個性』で映画が100倍面白く! - Machinakaの日記
映画「ファースト・マン」4DXネタバレあり感想 4DX映画館に初着陸せよ!ファーストクラスの究極宇宙体験! - Machinakaの日記
映画「アクアマン」4DXネタバレあり感想 映画館がアトラクションなアトランティス!4DXダイエットのススメ - Machinakaの日記
映画「アリータ バトルエンジェル」4DXネタバレあり感想 「銃無」しの格闘アクションが光る! - Machinakaの日記
映画「スパイダーマン:スパイダーバース」4DXネタバレあり感想 アカデミー賞映画を4DXで見る贅沢!4DXで映画は新たな時代へ! - Machinakaの日記
映画「キャプテンマーベル」4DXネタバレあり感想 猫と炎に抱かれて悶えろ!熱風飛び交う激アツ映画体験! - Machinakaの日記
映画「バンブルビー」4DXネタバレあり感想 マイケル・ベイ監修?ド派手4Dに俺の体が変形しそうに - Machinakaの日記
映画「Fate/stay night Heaven's Feel 2」4DXネタバレあり感想 4DXで聖杯戦争に参加せよ!桜が観客に抱きつく驚きの機能も!? - Machinakaの日記
映画「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」4DXネタバレあり感想 (予想)4DX版コナンはもっと凄いに違いない! - Machinakaの日記
映画「シャザム!」4DXネタバレあり感想 4D映画史上最強の光演出!菅田将暉くんと一緒にキラキラ2ショット! - Machinakaの日記
映画「アベンジャーズ エンドゲーム」4DXネタバレあり感想解説 4DXッ、アッセンブル!日本よ、これが4DXだ! - Machinakaの日記
映画「貞子 (2019新作)」4DXネタバレあり感想解説 映画館がお化け屋敷に!?鑑賞前に足首出しておいてください!! - Machinakaの日記
映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」4DXネタバレあり感想解説 キングオブ4DX!劇場でゴジラに喰われろ! - Machinakaの日記
映画「アラジン(実写版)」4DXネタバレあり感想解説 鑑賞前の妄想SP!4DXで3度の願いが叶う!? - Machinakaの日記
映画「MIB メンインブラック インターナショナル」4DXネタバレあり感想解説 光演出で観客の記憶が消える!? - Machinakaの日記
映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」4DXネタバレあり感想解説 4DXで限定公開!ミステリオが隠した秘技 - Machinakaの日記
映画「トイ・ストーリー4」4DXネタバレあり感想解説 トイストーリーマニアでは絶対に体験できない魅力満載! - Machinakaの日記
映画「ワイルド・スピード スーパーコンボ」4DXネタバレあり感想解説 4DXとワイスピこそ最強のコンボ! - Machinakaの日記
計:35本。これで、36本目となります。
ライオンキングは雄大な自然が舞台ということで、キャラクターは動物のみ。なので通常の4DXのように車や飛行機など乗り物が出てこないんですよね。
これ、4DXにとってはかなりの痛手だと思います。乗り物に乗ってる感覚がする、映画館の座席が運転席のように感じられるほどの一体感を与えるのが4DX最大の特徴であり強みですから。私も何度も言ってきました、「乗り物がメインの映画は4DXで見ろ!」と。
これまで鑑賞してきた作品をざーと眺めてましたが、乗り物が出てこない映画は初めてかもしれません。
ただ、ライオンキングの場合は動物が動物に乗るといった、非人工的な乗り物が出てくる場合もありますよね。
ティモンがプンバァに乗って荒野を駆け巡り、まるで4WDのような乗り物に変化したり、、4DXのことだから何かしらの形で乗り物アクションをシートに入れてくるんだろ思います。
4DXの演出担当者も、死に物狂いでメタ的な乗り物シーンを血眼で探してるに違いありません!!!! と噂になってるような、なってないようなw
はい、真相は定かではありませんが、乗り物が出てこない非常に珍しい映画で4DXはどう立ち向かうのか!?
それでは4DXの感想でっっす!!
4DXの感想
4DXで観ても心配ないさぁぁぁぁぁぁあああああああぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
ライオンというアグレッシブかつダイナミックな動きを見せるキャラクターが、野山を掛け敵と対峙するというアクション要素満載な今作は、4DXにうってつけ!!
バイクも車も飛行機も船もない、自然だけで出来た映画が、こんなに4DXに合ってるなんて!!!
絶対にオススメできるオススメアニマル映画だっ!!!
4DXで見ても心配ないさぁぁぁぁ!!!!
主人公全部動物。人工的な乗り物はもちろん一切なし。
乗り物アクションを得意とする4DX映画で、果たして今作のライオンキングは4DXで見る価値があるのか?
と、見る前は不安に感じてましたが、、、
心配ないさぁぉぉぁぉぁ!!!!!
(いつまで続けるんだ)
問題ないことが確認できました!
ディズニーの夏映画らしい、アクション要素満載のアニマルアクション映画でございました。
バイクも車も船も飛行機もない映画を4DXを見る意味ってあんの?って思っていた私がアホでした。まじ、舐めててごめん。
今回は歩行動物ばかりで空を動くシーンは少なかったものの、ライオンというスピードとダイナミズムを持ち合わせた動物を主人公とすることで、アクションとしても4DXとしても素晴らしいキャラクターになっていたと思います。
オープニングの「サークルオブライフ」から、ダイナミックに動くカメラワークに合わせてモーションシートも動き、高揚感を高めてくれるのと同時にこれから始まる4DXの準備体操として最適な始まりとなり、テンションはもう最高潮に。
ヌーの暴走シーンも、まるでバイクの集団レースのように勢いよくシートが動き、下手なカーアクションよりも遥かに機動性が高い。
水浴びするシーンでは前方から水しぶきが飛び、炎が出るシーンでは首元を熱風が襲い、急に天候が変わり強風が吹くときでは、劇場にも強風が吹き荒れる。
シンバたちの住む自然環境を、4DXの機能で見事に再現していたと思います。
人間より遥かにアグレッシブかつダイナミズムに動く動物のアクション要素、自然環境の見事な再現。
今作は極めて非人工的なアクション要素で固められた4DXだと思います。
4DX映画のほとんどは銃や乗り物や人工的なアクションでシートが揺れたりするのがほとんどなので、本当にライオンキングは珍しいタイプだと思います。
動物の動きはそれだけでアクションに!4DXの機能とリンク!
人間とは違い、四足歩行で動く動物たちが主人公ということで一歩一歩の動きでシートがよく揺れるがグッドでした。
ライオンはネコ科の動物。ジャンプ力も高く、人間よりも遥かに身体能力が高いライオンの動きががっちりモーションシートにリンクしておりました。
重くて動きが鋭い動物を考えると、ライオンがうってつけなのかもしれませんよね。
猫が動いてもアクションとして全く重みがないしなぁ。だからシンバのような子猫のような小さい体だと、動きがあまり大きくない。
ブンパァとティモンと出会い、大きくなってからのシンバが動くと、アクションに重みがついてシートも大きく揺れるんですよね。
ヌーの暴走は下手なカーアクションを超える
まるでジョンウェイン主演「赤い河」の牛暴走シーンを思い返すような、ヌーの暴走シーンでのモーションシートの揺れは、下手なカーアクションよりも魅力がありました。
乗り物はないけども、狭い道を暴走するヌーはまるで市街地を走り抜けるバイク集団のようで。
シートの揺れも縦方向だけじゃなく、横方向にも揺れて迫力満点でした。
あの中に入ったら、どうなってしまうんだろうという恐怖も同時に感じましたね。ヌーの恐怖は、もう筆舌に尽くしがたいかと。
ダンスシーンで奇跡の空気砲演出
一番衝撃的だったシーンがこちら!
ブンパァとティモンが出会い、歌うのが「The Lion Sleeps」。
「ウィイーィーーーイイイーーーイイイイイイイィイイー♪」
って高音で二人が歌うのが特徴的なんですよね。
Billy Eichner, Seth Rogen - The Lion Sleeps Tonight (From "The Lion King"/Audio Only)
この歌が流れる時に、シートに備えられてる空気砲(耳元と足元)が放たれるのですが、、、
なんと「プシュッ!プシュッ!プシュッ!」ってメロディに合わせて空気砲が出るんですよね!
これまで、「ボヘミアンラプソディ」などの音楽映画で、ベースに合わせてシートが振動するという経験をしておりましたが、まさか空気砲でリズムを合わせるなんて・・
こんな経験は初めてでした!
www.machinaka-movie-review.com
皆さんも是非、空気砲のパーカッション付きでライオンキングを鑑賞してください!
ただ、サークルオブライフとかハクナマタタではやらなかったんだよなぁ、、
空気砲を使うのは難しいところではあるんです。かなり音も大きいので。音楽を純粋に楽しみたい人は、空気砲がいらないかもしれないし。
アトラクション的には100億点ですけどね!
---------------
はい、動物映画ということで、乗り物も銃もなしという不安はありましたが、しっかり4DXの機能を破棄していたと思います!
是非とも4DXでご鑑賞ください!!